2019年06月21日

週末重賞展望

 春のG1戦の締めくくりはグランプリ宝塚記念。
 指数上は、過去10年のうち8年で連対する平均指数の上位馬が中心。ただ、前走、スローペースの長距離を使った馬も多く、指数上位馬だけで決着するわけではない。指数のランク外で勝った3頭は、牝馬が1頭、4歳馬が1頭。牝馬、4歳以外では、指数上のランク馬であることが勝利の要件といえそう。

 過去10年、1番人気は2勝、2着3回、3着2回。連対率は50パーセント。片や5番人気以下の馬たちが5勝しており、伏兵にも要注意だ。世代別では4歳馬3勝、5歳馬6勝、6歳馬1勝。勝ち馬は4、5歳が中心だ。

 今年は、レイデオロ、スワーヴリチャード、リスグラシュー、エタリオウ、キセキ、アルアインなどが指数の上位馬たちだ。

 なかでも海外を含むG1戦で(2203)の5歳馬レイデオロが実績最上位だ。ドバイでは昨年、今年と苦戦しているが、国内のG1では(2201)の成績を誇る。ホープフルSからぶっつけだった皐月賞5着を除けば、ダービー、天皇賞(秋)を制覇して、ジャパンカップ2着、有馬記念2着の実績は断然だ。距離は2000から2400前後が守備範囲で、阪神芝コースも神戸新聞杯を勝って1戦1勝。条件に課題は見当たらない。

 少し気になるのは、折り合い面。前走、3月のドバイシーマクラシックは道中かかって逃げ、最後はバテて6着。もともと中団からの堅実な差し脚が持ち味だけに、折り合いを欠いて逃げては勝負にならなかった。かかった原因はナイター照明にあったと陣営は考えているようで、原因がはっきりとしているなら、ルメール騎手が克服してくれるのではないか。今年はキセキの逃げで、スローペースはないはず。中団からの差し脚が生かせるレイデオロに向く流れになりそうで、ここは連軸の中心に推したい。

 レイデオロの相手の筆頭には、逃げる5歳馬キセキを取りたい。菊花賞を勝って、G1は(1213)。昨年のジャパンカップ2着、前走は大阪杯での2着が光る。たぐいまれな先行力が魅力で、近走の充実ぶりは大きな成長を感じさせる。宝塚記念当日は一時雨の予報もあるが、不良馬場の菊花賞を制しており、渋った馬場も苦にすることはないだろう。逆転候補の1番手に上げたい。

 他では、5歳牝馬のリスグラシュー。差し脚の鋭さは最上位で、前走は香港のQE競ップで3着に好走。引き続き状態は万全とか。牡馬と2キロの重量差を生かして、中団から一気に駆け上がる場面があるかもしれない。

 4歳馬で菊花賞2着のエタリオウも有力馬の1頭。前走、天皇賞(春)は勝ち馬には大きく離されたとはいえ4歳馬での4着は上々だ。

 前走、大阪杯を先行差し切り勝ちのアルアインにも勝利のチャンスはある。



selvas2 at 18:30コメント(0) 

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