親孝行 したいときには親はなし

昔から子供が成長していくと、親を越えて行く時期がきます。越えていくときが、世代交代であり、親から見ると頼もしくあり寂しくもある、子から見ると絶大な親が急に小さくなったような気がする。強大な親がとても弱く見える。

親の介護になると、選択を迫られる。

近い子は、自分が介護するのが当たり前だと思いなんとかしようとする。そこで、壁にどんになりながらも、助けられ助けていこうともがく。

遠い子は、自分の役割ではないと施設を探して自分の生活を守り最初からひとに預ける、病院に入院させるように…。

どちらの選択も間違いではない。
親子の関係も変わらない、親の選択の余地はない。しかし、何か違った人生を歩み始めてしまう。お互いの気持ちは理解できず、線路のように平行線になる。