H23.11.11(金)〜12日(土)に中山吉成先生実践歯周病セミナーを行いました。
中山先生をお迎えするのは今回で4回目です。
中山先生は
2006年より『実践歯周病セミナー』、
2010年より『歯周外科およびインプラントオペ実践セミナー』を開催されていて
海外研修をはじめとしたセミナーで、多くの歯科医師、歯科衛生士を指導されている先生です。
今回のセミナーでは、ルートプレーニングのについて学びました。
また、器具の把持、フィンガーレスト、患者さんへの声かけ、ブラシやフロスの使い方の指導、歯石探知の要領、ポケット探針の使い方、キュレットの上手な使い方、器具研磨なども教えていただきました。
ルートプレーニングとは歯石、沈着物、バイオフルムを除去する事です。
ルートプレーニングは歯周病治療の初期段階の処置として必要な事ですが、
『メインテナンス』の治療術式としても重要である事が広く認められており、
歯周病の治療には欠かせないものです。
中山先生のセミナーは毎年とても楽しみです。
患者様の口腔の健康を守るための基礎から応用まで
幅広く学ぶことができます。
また、セミナーを受け、自分たちのスキルが上がるのも実感できますし、
もっと多くの方にメンテナンスを受けていただきたいと
いう思いでいっぱいになります。
私たちは1本でも多くの歯を残すため、これからも日々
学んでいきたいと思いました。
栃木県 栃木市 都賀町 予防 メインテナンス 小児歯科 インプラント の
早乙女歯科医院、早乙女雅彦です。
平成23年6月13日(月)から17日(金)まで、スウェーデン マルメ大学で開催された、
オーラルフィジィシャン海外セミナー「Advancing Dental Health」に参加させていただきました。
出発前に熊谷先生からいただいたメッセージの中に先生が
このマルメ大学でのセミナーを企画された意図はスウェーデンの
「歯科医療哲学」を理解できるセミナーにしてほしいということであり、
参加者はこのセミナーを通してどんな「哲学」をもって歯科医療に臨めば良いのか
その答えを考える機会にしてほしいとのコメントがありました。
セミナーは6月13日(月)から17日(金)まで綿密なカリキュラムが組まれており、
セミナーを主催されたマルメ大学D.Ericson先生をはじめ、
多くの講師の先生方のこのセミナーに対する熱意を感じました。



また、15日(水)の夕方からはマルメ市のシティーホールにおいて、
Kent Andersonマルメ市長の主催によるレセプションを開催していただきました。
このシティーホールは熊谷先生がマルメ大学の名誉博士号を取得された授与式にも
使用されたとのことで、改めて熊谷先生のご努力と偉大さ、
そしてこのオーラルフィジィシャンセミナーの重責について認識させていただきました。

セミナーは以下の様な内容で進められましたが、
そこには、Advance Dental Healthのために、最少の侵襲で口腔の健康を維持・回復し、
長く維持させることを目的として、スウェーデンの歯科医療が行われているとことがよく理解できるものでした。
そしてそのためにはまずリスクアセスメントを行い1本のう蝕に対しても
また広くは住民の口腔健康の向上のためにもリスクに焦点をしぼった対応をすることが
重要であるとこが示されていたのではないかと感じました。
6/13(月)
1.イントロダクション
2.イントロダクションとコースの焦点
3.歯科医療の本質―健康へのビジョンー
4.歯科衛生士教育におけるPBL
5.マルメ大学における歯科衛生士教育
6.カリエス・リスク・アセスメントーデータの収集―
7.データの収集 ―サリバテストー
8.カリエスの進行 −認知と放射線―
6/14(火)
1.カリエスの進行速度
・病変の進行を決めるファクターは何か?
・その結果は?
2.深いカリエスのマネジメント
3.修後の時期について Minimally invasive dentistry
4.薬剤と疾患の形態
6/15(水)
デンタルヘルスセンター、老人健康センター、幼稚園の見学
6/16(木)
1.メインテナンスとは? 歯周病 SPT カリエス
2.歯周病のメインテナンスケアにおける歯科衛生士の役割
3.メインテナンス –カリエス−
4.スウェーデンの歯科衛生士の日常業務 日常業務と経済状況 (患者の料金と給与)
5.カリエスリスク・アセスメント・リスクについてのディスカション
6.カリエスの遺伝的要因について
7.スモールグループディスカッション
6/17(金)
1.インプラント周囲疾患
2.歯周病のリスクファクター
3.Evolving methods
4.スウェーデンにおけるカリエスのためのナショナル・ガイドライン
5.キャピテーション・モデルについて
6.質問
6/18(土)
午前 オーラルケアAB社(訪問口腔ケア) の会社見学・講義
さらに私にとって最も大きな衝撃は歯学部における臨床研究と国の政策が直結していることでした。
パブリックデンタルヘルスセンターを見学させていただいた際にも、
また最終講義でも詳しく説明いただいたキャピテーション・モデルや歯科各分野における
ナショナルガイドライン、スコーネ県のパブリックデンタルヘルスサービスにおける
リスクアセスメントのためのクリニカルガイドラインなど歯学部や
パブリックデンタルヘルスセンターで行われた臨床研究が国や県の政策に反映されている、
逆に政策のために臨床研究が行われている、
歯科研究者と行政の相互の良好な関係が築かれていると感じました。
現在、パブリックデンタルヘルスセンターで行われているキャピテーション・モデルとは
治療費の料金設定を「出来高払い」ではなく「Capitation頭割り」にするシステムで
患者は3年契約で歯科診療を契約することになります。
まず患者のリスクアセスメントを行いリスクの程度によって3グループに分類し
それぞれのリスクに応じて、メインテナンス間隔や料金を決定したうえで、
メインテナンス中心の治療を受けることができるシステムであり
高リスク患者に集中した対応ができることや、経済的な効果もあるとのことで、
説明を受け大変理にかなった素晴らしいシステムであると感じました。
日本では導入できるか?とのEricson先生からの質問もありましたが、
日本で導入するにはクリアしなければならない問題がかなり多くあると思いました。
現在の保険制度の問題、大学における歯科医療者への教育の問題、
大学や公的機関における臨床研究とそれをどのように政策に反映させるか、
国民への予防医学教育等々、私の乏しい知識の中で考えても種々の問題があるように思えます。
このセミナーを通じて、なぜスウェーデンにおいては大学の臨床研究が政策に反映することができるのか
考えていましたが、明確な答えはみつかりませんでした。
私たちがオーラルフィジィシャン育成セミナーを受講してから取り組んできたメインテナンスを
中心とする予防歯科医療を、今回のセミナーで学んだことを糧にさらに進化させていくとともに
日本の歯科医療を少しでも変えられるような努力が必要なのではないかと強く感じたセミナーでした。
栃木県 栃木市 予防歯科 小児歯科 インプラントの早乙女歯科医院です。
5月24日(火) PM1:45 〜3:00
早乙女歯科医院セミナールームにて、
P&Gのプロフェッショナル オーラルヘルスの大河原様をお招きして
お口の健康と全身の健康について、と電動歯ブラシについてのセミナーを開いていただきました。


みなさんもご存じの通り、歯周病は様々な病気に関連します。
例えば、糖尿病・高血圧・妊娠トラブルなどがあります。
そうならないためにも、お口の中を清潔に保つことが病気予防においても重要ですが、そのためには歯医者さんで行うプロフェッショナルケアとお家で行うホームケアが大切ですよね。
今後も新しい情報も取り入れ、患者様により良いものが提供できるよう、日々精進していきたいと思いました。

















