自己同一性
2010年03月22日
藤野もやむ作品における、ファンタジーというエッセンスと自己同一性拡散・統合の問題との連関についての考察
『ナイトメア☆チルドレン』『まいんどりーむ』『はこぶね白書』など、メルヘンティックな意匠を湛える藤野もやむの作品において、ファンタジーというガジェットがその物語の中核に据えられる場合、登場人物のアイデンティティにおける問題と密接に連関してくる。本稿では、その関係性について考察することにした。
※この記事では以下に挙げた作品について、
物語の核心部分に関する記述があります。
『まいんどりーむ』
『ナイトメア☆チルドレン』
『賢者の長き不在』
『はこぶね白書』
『忘却のクレイドル』
(原作は全て、藤野もやむ。
出版は『まいんどりーむ』がエニックス、
『ナイトメア☆チルドレン』がエニックスとマッグガーデン(新装版)、
それ以下は全てマッグガーデン)
このことをご承知頂けるのであれば、
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2009年11月08日
2009年10月25日
『ロゼッタからの招待状』における「距離」の表象(前編)
※この記事は以下の作品の核心部分についての記述があります。
マンガ 『ロゼッタからの招待状』(原作:麻里ねこ 作画:咲灯一)
このことをご承知頂けるのならば、
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