じゃ~ん!
今日はベルサイユ宮殿です、と言っても外だけなんだけど・・
この光り輝く門
結論から言うと、この日は国民の休日で見学出来ませんでした。
休館日だったのです、これは失敗でした。
いつものようにホステルで明日は何処にいこうか・・、と娘と話していました。
で、建造物に興味が無い私もベルサイユは行きたいと思っていたのです。
でももしかしたら休館日かも知れないよと娘に言われ、
良いよ、外だけでも見ようよ・・と決行。
ベルサイユ宮殿に行くのはいくつか行き方があるみたいです。
私たちはSNCFと呼ばれるフランス国有鉄道で行くことにしました。
途中の駅です。
二階建ての車両もありましたけど日本人から見ると汚いです。
シートも落書きだらけ・・残念
せっかく二階のお席に座ったのに~、でも景色は良く見えましたよ。
電車から見たマンション? 形がおもしろ~い!
進むにつれて景色が郊外って感じになって行きます。
パリとは別の静かなフランス郊外の暮らしがありそう。
ベルサイユ宮殿はパリから南西に20km、
せっかく行ったけどお店もみんなお休みでした。
フランスでは国民の休日は休まないといけないという法律があるんですって。
駅から少し歩きます。
田舎なのにとても綺麗に整備されています、静かな町でした。
住宅街です、ここを抜けて行きます。
見えてきました!宮殿前はなんて広いんでしょう、まるで別世界。
広場はこ~んなに広い。
ルイ14世の騎馬像があります。
やっと門に辿り着いたよー
更に宮殿ははるか先の方にあるんです。
こちらは裏側かも・・庭園側から見た宮殿です、たぶん
色々な所に装飾が施されています。
休館で宮殿の中がみられないので・・
お庭、池もたくさんあるんです。
ずーっと先の方まで庭園ですよ。
ベルサイユ宮殿は辺りで一番の高台にあって四方が見渡せます。
最初はルイ13世が建てた小さな狩猟用の別荘だったのを、
ルイ14世が絶対王政の中心地にするべく、富と権力の象徴として宮廷にしたそうです。
実は見られないのに他にもたくさんの見学者が来ていました。
庭園を見て宮殿の入り口で写真を撮ったりしていましたよ。
入り口のフェンスはこんなにキンキラギン
どれほどの贅を尽くしているのか、内部の写真もガイドブックで見るとスゴイ
その頃の国民は重税を課せられて食べることもままならず・・
「国民が飢えています、パンが買えません」と言ったら、
「パンがないならケーキを食べれば良いじゃないの」と言ったと言われるアントワネット。
そりゃ、革命も起きるよ、
アントワネットが国民の不満の矛先になってしまっただけななんだけど。
14歳で政略結婚させられて世間知らずのままだったのでしょうね。
それはそれで可哀そうな運命だったと思います、人生お金だけじゃないもの・・
いくらお金があったって満たされないものがあったのでしょう。
今回の旅行で娘から「ママはどこに行きたい?」と何度も聞かれました。
答えはいつも、「スーパー、市場、路地」
でもここに来たらやっぱり宮殿の中が見たくなりました。
次の日は?明日見に来ようよと思ったら、今度は月曜日で休館日・・
日程が合わずもうベルサイユには来られないと分かり、かなり残念でした。
こんなことなら最初から綿密に予定を組むんだったなぁ・・・
せめて王妃の寝室だけでも見たかった・・
それだけは今も心残りです。
おまけ
ベルサイユ宮殿の外のトイレ
フランスではトイレに困りました。
あまり困ったのでその後トイレウオッチャーに・・その話はまたあとで。
このトイレ、便座がありません、つめたーい陶器の便器だけ
でもまだあるだけマシか?
フランスには元々トイレなんて無かったんですから、
ベルサイユも然り。
↑
書物により読んだのですけど・・
フランスもクリスマスは完全休業ですか。アメリカも昔の日本の元日のようにひっそりします。
でも、ベルサイユの庭園や外観がこんなに人が少なく見られたのは、珍しくて良かったのではないでしょうか。開園日の写真では、外もぞろぞろと人が歩いていたような。
香水が発達したのも、トイレ事情が悪かったからでしたっけ?お風呂に入らなかったからだったかしら。
あんなに豪華でキラキラでも相当くさかったのかと思うと面白いですね。