2014年11月15日

サクラ

こんにちは


朝晩はメッキリ寒さが厳しくなってきました。

お変わりはございませんか。


今年ももう11月 毎日は結構時間があるように思えるのですが、こうして振り返ってみますと 早いですね。

この間 新聞で出会い系サイトについてサクラという言葉が出ていました。

そういえば 私も何気なくサクラと言う言葉を使っています。

少し なぜサクラと言う語彙になったのか、疑問に思ったので調べてみました。

皆様方はサクラの言葉の由来をご存じでしたか。

本来の語源は 江戸時代の芝居小屋で歌舞伎をタダで見せるかわりに 公演中に見せ場で大声で役者に「待ってました」とか掛け声をかけたり、今にいうエールを送る事を又 それをする者をサクラといったそうです。


桜の花見もタダで見られ そしてパット散る そのような意味合いもあるとのこと。

何か うなずけますね。


明治時代になると露天商などで 客になりすまして 商品を買って他の一般客の購買を促すなどに サクラと言ったそうです。


私もむかしよく梅田近辺で 服とかネクタイなど道端で 道行く通行人に販売しているのを見かけた事があります。


その折 何名かの通行人を装って その商品に群がり買っている姿を 見ました。


見るともなく見ていますと その通行人(偽客)が 又戻ってきて商品を買う姿を見ました。

そのような方々見て サクラだなと思いました。


アメリカ等よくおとり捜査で 麻薬者になりすまし、麻薬犯罪者に近づくなどのニュースを見て 何かこのような おとりで犯罪者を捕まえる事に違和感を覚えた記憶があります。


私の経験でもう30数年前の事になりますが 
仕事で東京に4日間程滞在し 同僚3人と東京の最後の晩に 気晴らしに又仕事を終えての解放感で繁華街にでようとの話になり、場所が定かではないのですが繰り出しました。

一杯飲んだお酒の勢いもあったのか3人でフラフラと興味深く、夜のネオンの町を歩いていました。

暫くすると田舎者のカモと映ったのですね。

2〜3名の女性が近づいて来て 一緒に飲みに行きませんかと誘われました。 


もしよろしければ 私達の行きつけの安いスナックがあるのでどうですかとの 誘いです。

どうもどこかおかしいなと思いながらも その前に飲んでいたお酒の酔いもあって又 好奇心旺盛の年齢でもあるし こちらは3名だし その勧める店に行きました。



どうも 雰囲気も余りよくなく 我々3名は示し合わせて出ようということで精算をお願いしました。


僅か10分ぐらいでビール一杯で一桁間違いと思う0が付いていて 思わずクレームをつけますと事務所からそれとらしい兄さんが出てきて 何か計算に問題をありますかとの 凄みのある声で言われました。

おとなしい我々3人組は イイエ 別段問題ありませんと言って3人で財布をはたいて
ホウホウのていで店を出た 今から考えたら楽しい 甘酸っぱい青年時代の思い出があります。


その女性の方々が、俗にいうサクラだったのですね。

又 お店などでお客さんサクラ(偽客)になりすまし 店員のサービスなどのマーケティングによる顧客満足度調査なども行われているようです。


そういえば小泉内閣の時にタウンミーテングとして国民との対話集会で 自らの内閣の賛成派の方を集めて参加させて開催したのではないかと疑問の出た一件がありましたね。



サクラの意義の評価は諸般によって分かれるところのように思いますが この間の商法の問題が 一般紙にの大きくサクラと言う言葉で説明していました。


隠語の言葉と思っていましたが 正式の言葉なのかどうなのかと興味を持ち記させていただきました。


日増しに向寒に向かいます。

お身体ご自愛下さい。

では次回は師走ですね。

 
 
                  最後までおつきあい ありがとうございました。



senba206 at 13:30│Comments(0)TrackBack(0)

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