2015年04月18日

新入社員研修のルーツ

こんにちは


サクラは今年は 満開の時期と天候不順の時期が重なって、何かあっと言う間に終わったように思います。


如何お過ごしでしたか。


 私の方は 40年余と毎春進めています新入社員合宿研修会が 終わりホットしている。と申し上げたいところですが、その研修結果のフオロー資料作成でおおわらわと言ったところです。



その作成も 2〜3日前に整い 一部スタッフと手分けして派遣企業先にコンタクトをしながら 企業訪問を開始しています。



連休までに 遠方からの派遣企業様は宅配で送り 大阪近辺の企業様には お届けして 研修生の研修の様子を説明しまして、これからの指導育成の一助になればと思って 進めているところです。



今年は 会場の受け入れ人数もありますが 約350名余の新入社員のご派遣を頂きました。


今回はその新入社員の企画のルーツにつきまして 述べてみたいともいます。


我々の進めています新入社員研修は従前に何度かご報告させていただいていますように 日本の千年余と続いています「禅の精神」を取り入れての合宿研修です。



最近は 3月の下旬と4月上旬の2回の開催で 京都の宇治のお寺を当協会の専門道場として開催しています。



何故、禅寺研修を開催されるようになった経緯はと マスコミ関係者の取材とか 派遣会社様から質問を受けます。



それは私のルーツをさかのぼることになります。


私が5歳〜6歳の時のように思います。

押し入れで遊んでいた時でした。その時に何故か 押し入れの壁に貼ってあった古ぼけた新聞の記事が 目に留まりました。


その記事は水泳競技において (故)古橋広之進さんがロスアンジェルスで1500メートルにおける世界新記録の記事でした。


その記事が 何故か原因は不明ですが、私を日本という意識を強く持った時と思います。


その後 年月を経て 私が勤めていたコンサル会社から独立して 事業を始める時に「禅の精神」を取り入れた合宿研修を進める事になります。 



私は 幼少のルーツの思いからなのか 分かりませんが、20代の頃から30代の初めの血気盛んな年代に全世界といいますと大変語弊がありますが 何十回と海外へ行く機会がありました。

そこで幼少の頃の日本に対する思いとオーバーラップするようになります。


日本は 明治維新以来 急速に世界で活躍できるようになったのは 日本的な発想(人づくり等)が根本思想にあり、そしてその魂が 世界に伍しながら発展していったように思います。


つまり お茶における 守,破、離、の世界ではないかと思います。


戦後は 日本的な発想は 良くなく西洋の考え方が正しいと言ったような風潮が  世の中を謳歌したように思います。


しかし 私はその逆で 今こそ日本的な考え方を踏襲しながら 世界に貢献するといった日本のよさはよさで 確認しながら世界と協調していく。


そのことが日本の志のように思います。

日本的な思いである、常に他人を思いやり 他人の痛みを知り、自分だけがよかったら良いという発想から、 個人と他人との人間関係を重視し(江戸しぐさ) この人生を心豊かに歩んで行くという発想です。


そこには 根本思想である素直な心、 自省の心、謙虚な心、奉仕の心、感謝の心など禅的な心が 潤いのある家庭に 潤いのある職場に そして 潤いのある社会に人生に と 必要最低限の人生訓のように思います。


けして、きれいごとで 絵空事ではなく、新入社員には まず 人間的ふれあいの心を持つことが この人生を歩んで行く 生き方の基本姿勢であることを理解して 人生の門出になればと強く思い進めています。



春は 森羅万象のモノが動き出す季節です。


このような日本的発想を思い 今回は 我々ば進めている新入社員研修のルーツを確認し 述べさせていただきました。


今は 寒暖の差が大きい時期のようです。

お身体ご自愛下さい。



今回も最後までお付き合い頂きまして ありがとうございました。




senba206 at 16:26│Comments(0)TrackBack(0)

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