2021年08月13日

メダリストの資質

今日は。

11日から盆休みで、いつもは孫達と、どこか一泊〜二泊で夏旅行をするのですが、今年も昨年に続きコロナで自宅で、休養です。


15日の日曜まで、全国的に雨で、今日も降り続いていますね。


さて、2020年東京オリンピックは、パラを残して終わりましたね。


皆様はテレビ中継は如何でしたか。


日本は史上最高の27個という金メダルを取りました。


初めて戦後の日本がオリンピックに参加することを許されたのは、昭和27年ヘルシンキ大会からとの事。

当然テレビはなく、子供心に、ラジオにしがみつきながら、海中ケーブルからの水泳競技の実況中継を聞いたセピヤ色の思い出があります。

当時の未熟な放送技術もあったと思います。


波の音が電波から聞こえ、又、実況中継も、時折、声が大きくなったり、小さくなったり、又、消えたりして、ラジオを叩きながら、本当に遠い遠い地球の果てからのアナウンサーの絶叫する声が、今も、懐かしく耳に残っています。


まだまだ、戦争の傷跡が残る時代でした。

日本人が異国の地で頑張っている様子に、子供心に 胸が熱くなった思い出が浮びます。

当時、水泳で世界の優勝候補の筆頭だった故古橋広之進選手が、400メートルで、8位に落ちるという予想すらできない惨敗でした。

得も言われぬ悲しみを覚えた記憶が、思い出されます。


事後、古橋選手は海外遠征で赤痢にかかって体調をくずしていたとの事。


ライバル関係にあった二番手の同僚の橋爪選手は、1500メートル競泳でアメリカのコンノとの決戦で、デッドヒートの末、2位の銀メダルにおわりました。

その折のアナウンサーの絶叫した放送が、波の音と共に脳裏に焼き付いています。



金メダリストは、コンノという日系二世の方でした。


幼い一途な心には、コンノは日本人ではないのかと、悔しい思いをしたことも懐かしく蘇ってきます。

日本という匡を考えた最初の出来事で、このヘルシンキ大会の中継が、私を海外に搔き立てた一因となりました。



さて、メダル獲得競争の有無についての評価が云々されていますが、それはそれとして、やはりメダル獲得は嬉しいですね。



ふた昔前になりますが、オリンピック精神の参加することに意義があるとの競技者のコメントに、
一部の人々から、我々の税金で参加して、メダルを取るという気持ちがなく、物見遊山ではと、ブーイングが、起こった事がありました。



今は、競技者全員がメダルを取るために参加しているというコメントです。


それも金メダルと。



銀メダルで悔しい思いをと、涙ぐみながら吐露するコメントに、何かふた昔前の事がだぶついて、隔世の感が否めませんでした。



メダルを取った選手のインタビューから、共通する思いがあったのが印象的でした。


日の丸を背負ってという思いは、当然あってしかりですが、一応に全員に共通した勝利者のコメントは
感謝というキーワードでした。


そして、涙の瞬間は、今まで、ここまで、励まして応援し続けた関係者の話になった時でした。

その思いが、波動となって、潜在能力を引きだし、無限の力になるのではとそんな気持ちにさせられた
コメントでした。


私は日本が史上最高のメダル数になった一番の出来事は、このような感謝の深い思いではなかったのではと、思った次第です。


我々が、長年研修の理念としている、人間として資質、人の上に立つ資質としての5つの心があります。


勝った、負けた等のうわべの問題ではなく、そのような心が、人間を浄化し、高め、身心共に強くするではないのかと、そんな思いも感じる勝利者のコメントでした。


純に、真摯に「素直」に、そして常に自分をチエックす
る「自省」を持ち、あくまでも「謙虚」な姿勢で、そして、自他の「奉仕」の精神で、最大のキーワードである「感謝」の気持ちに、勝者の大切な5つの資質を垣間見ました。


あるゴールドメダリストは、目に見えない畏敬のものに感謝しますという人間力溢れたコメントには 勝者足りうる資質として、大変心を打たれるものがありました。



やはり、どのような分野であれ、やさしくなければ、強くなれない、強い者は優しい、という共通の幸せの価値観も勝利者から学んだことも
,大変感動深い事でした。



50数年前のオリンピックが終わった時、次回のオリンピックの日本での開催は100年〜200年後という話でしたが。

まさか、この世で2回見れるとは。


次の日本開催は、あの世でのんびりと観戦することになるなあと、一抹の寂寥感を感じながら、一応、無事、成功裡に終わったことに安堵の気持ちと、勝負の世界の心の資質を私なりに、感じたことを述べてみました。

外は、梅雨の時期のように、雨が降り続いています。



政府もコロナの中で自宅で自粛をと、盛んに報道されています。

まだまだ、残暑は続くようです。

どうぞご自愛下さい。


最後までお付き合い有難うございました。







senba206 at 14:03│Comments(0)

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