前回のあらすじ
お姉ちゃんに心配かけたらダメ!





という訳で、今回はコチラ「かいだんめぐり」で修行をします。


IMG_20131108_161908

中に入り、入壇料100円を払うと、すぐこんな説明が。

IMG_20131108_162134

御説明

此の階段を下りてから九間四面三十六間の回廊を廻って頂きます。
二番目の角を曲がりますと格子がありまして御燈明が灯っております、
此の中には皆様方の生れ年の守本尊がお祭りしてありますからお詣りして頂きます。
次の角を曲りますと右側に赤格子がありますがここは此処は御燈明がなくて大きな鍵が掛っております。
此の中には今から800年前(大治元年丙午三月十九日)後年紀州根来寺を創建された
覚鑁上人が当山に篭られ修行された折如意宝珠を蔵められたものです。
此の宝珠は若し一度び手に触るゝ者は七珍満宝家に満ち信心賢固なる者は
福徳栄華累代に及ぶとの天王のお告げを受けられたものです。
そして此の錠前に触れば同じ功徳が興えられるのです。
願い事を心に念じつゝ此の戒壇を廻って是非この錠前に触れて下さい。



と、あります。

…つまり、真っ暗な回廊に、守本尊と、
覚鑁上人が信貴山に篭って修行した時の如意宝珠……と同じ功徳が得られる錠前があるのですね。


この看板の近くにある階段を下りると、すぐに真っ暗になります………。

IMG_20131108_162404

黒一色のJPG画像じゃないですよ…。

本当に真っ暗なので壁を手で探りながら進んでいく事になります。
天井も低く、一歩踏み出すごとにギシッ、ギシッと大きな足音が鳴ります。





IMG_20131108_162415

暫く進むと、遠くに弱々しい明かりが。




IMG_20131108_162451

ここには守本尊が祭られています。
真っ暗な通路で、ここだけは僅かに明るいので、少しお参り。



もう少し通路を進んだ所には錠前があるはず。
しかしこれは完全に真っ暗な場所になるので、手探りで探さねばなりません。
探し出すという事から、もしかしたらこの錠前はナズーリンの元ネタになった物では…?



錠前はフラッシュを炊いて撮影したら、申し訳ない程にハッキリと撮影出来てしまったので、
是非皆さんで見て触れてみてください!





次回、聖白蓮編、最終回。  お楽しみに!