仙台にパンダはいらない!まとめブログ

仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会のブログです。

秋葉けんやVS鎌田さゆり!衆院選2021の死闘!!

2021年の衆議院選挙(10月31日投開票)。宮城2区(若林区、宮城野区、泉区)は全国でも注目の壮絶なデッドヒートを繰り広げています。

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秋葉けんや さん(自民公認・公明推薦)
VS
kamatasayuri
鎌田さゆり さん(立憲公認・共産・社民推薦)

です。

この選挙は、秋葉けんやさんが2017年の再選から4年間の実績を知った上で、再選すべきか、もしくは、秋葉を全否定し鎌田さゆりさんを選ぶかの選挙となります。



秋葉けんやさんの実績
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秋葉さんは6期目にあたる4年間だけでも、下記の実績があります。

1. 外国から日本を守れ! 重要土地利用規制法

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(写真:北海道稚内の自衛隊レーダー基地に隣接する中国資本の風力発電所)
日本全国で、原発や自衛隊基地などの重要施設に隣接する土地が、中国をはじめとする諸外国に次々と売却されている大問題がありました。
そうした土地・建物の利用を規制する法律。秋葉さんは自民党外交部会長としての検討組織立ち上げから法案作成まで主導しています。

2.ネコやイヌへの虐待は許さない! 動物愛護法改正
動物愛護法改正
ネコや犬などへの動物虐待を防止するための責務と罰則を明確化・厳格化しました。特に虐待としての殺傷の場合は懲役5年、罰金も500万円と厳罰化しているのが特筆的です。

3.転売ヤーを許すな! チケット不正転売禁止法
楽天生命パーク宮城
有償譲渡を禁じる旨が禁止された座席指定のあるチケットなどの不正転売を禁止。
違反者は1年以下の懲役、100万円以下の罰金またはその両方が課せられるようになりました。

4. 切れ目なき子育て支援を! 生育基本法
生育家庭にある子ども、その保護者、そして妊産婦に必要な医療助成を切れ目なく提供するための施策を総合的に推進する法律です。

また、秋葉さんは、子育て世代の助成制度は現状だと親がその存在を自分で知って助成対象だと知り、自分で役所に行って申請しないともらえない「知らないことの不利益」を解消するため、デジタル庁の発足でもそうした助成が誰一人取り残さずに受けられるよう努力を続けています。

他にも、病院船推進法、食品ロス削減法、ギャンブル等依存症対策基本法、子ども貧困対策推進法改正、マンション建替円滑法改正などを実現させています。

これらを官僚に依存することなく、秋葉さん自らが立法化している。
立法を司る国会議員の中でも、特筆した実績があるのが秋葉けんやさんです。

鎌田さゆりさんの実績
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(鎌田さゆりさんtwitterより引用)
https://twitter.com/sayu4018/status/1198082498657312769/

鎌田さゆりさんは今期の衆院選のためにこの四年間、立憲・共産・社民が一体となった政治活動に力を注いできました。特に、参議院議員の石垣のり子さんと共に、女川原発の再稼働反対や宮城県の水道民営化反対などに力を注いでいます。

安保法制反対
(中嶋廉前宮城県議のブログより引用)
https://blog.canpan.info/renn/archive/199
鎌田さゆりさんが政界にカムバックした契機も、2015年の安保関連法案の反対運動からでした。

今回の宮城2区のデッドヒートは、4年かけて立憲・共産・社民、れいわといった政党との連携を強化し、新たな市議や県議の輩出に力を注いだ結果ともいえます。
しかし、秋葉さんもこの4年間で、鎌田さゆりさんに負けない強い結束力を育み、今回の選挙で戦っています。

鎌田さゆりさんが当選した場合、国政の舞台で石垣のり子さんが二人になる。
そのように説明すると、全国的にも伝わりやすいかと思います。


秋葉けんやさんを選ぶのか?
鎌田さゆりさんを選ぶのか?
宮城二区は今、国政の命運を左右する選挙区の一つになっています。

参照Web:
秋葉賢也Web
https://www.akiba21.net/index.html

鎌田さゆりWeb

2020年 年末のご挨拶

当会は今年は基本的に静観に徹し、あえて記事の更新を行わずに状況の推移を見守ってきました。

仙台パンダをめぐる世界はあまりにもそのひどさを増しています。

senkaku
中国が仙台パンダの交渉を一方的に中止したのは、当時の仙台市長が尖閣諸島は日本固有の領土と仙台市議会で答弁してからのことです。今年、中国はほぼ毎日というほど尖閣諸島沖の領海内・接続水域内・排他的経済水域内への侵入を行っており、機関砲を搭載した公船が日本の漁船を追尾することまでもが常態化している異常な事態になっています。

郡和子仙台市長も仙台パンダに関する市議会答弁で尖閣諸島は日本固有の領土と明言していますが、パンダ誘致については「状況の推移を見守る」という答弁にとどまるばかりか、今年予定されていた日中首脳会談を好機とする旨までも内外から語られる始末でした。


tibet
パンダの生息地でもあるチベット(アバ・チベット族チャン族自治州)を中心としたチベット人の中国の人権弾圧・宗教弾圧に抗議する焼身自殺も、少なくとも150名を超えています。
少なくともチベットの人権状況に改善の姿勢がなければ、ジャイアントパンダの新たな誘致を行うべきではありません。また、アメリカ合衆国は上下議員で12月21日、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ14世の後継者の選定に対して中国政府の介入があった際、独自の制裁検討を含めた「チベット政策支援法案」の制定を可決しました。

uyghur
ウイグル問題もますます深刻化しています。特に、中国政府が「職業訓練センター」と称する事実上のウイグル人の強制収容施設における100万人規模とも推定される大規模な収容人数と死者・行方不明者、宗教弾圧、人権弾圧は世界各国が注目するところとなり、日本でも日本ウイグル国会議員連盟が再発足し政府の対応を促しています。チベット、ウイグル、内モンゴル、台湾、香港といった各地での人権弾圧問題は、日本では与野党ともに問題解決に向けてそれぞれに努力しています。

それでも仙台は中国からのパンダ誘致をやめずにここまで来ました。
しかも、棚上げで何もせずに過ごしてきたのではなく、動物園関係者らが複数回中国を訪れ情報交換を行うなど、水面下で準備を進めた状態が今も続いているのです。

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また、宮城県では今年、女川原子力発電所の二号機の再稼働が決定しました。女川原発については福島第一原発事故と同様に、大震災や津波への対策、特に地盤と避難路の確保が今も議論になっています。また、一号機は震災後新たに設けられた安全基準の関係で廃炉が決定しています。

仙台パンダについて考えてほしいのは、福島第一原発事故の影響で宮城県産のすべての食品について中国は輸入禁止措置を継続している現実です。この状況が続いている中でどうして、繁殖保護研究、すなわちパンダに赤ちゃんを産ませる実験を、仙台が行おうとこれまで誘致活動を行ってきたのでしょうか?そこに、パンダを国宝(中国国家一級重点保護野生動)とする中国の皆様に、どのように公に説明できるのでしょうか?

仙台市の長年の逃げ口上であった「状況の推移を見守る」という答弁により、仙台パンダは他の自治体のパンダとは全く異なる、もっとも醜悪な「政治的な動物」のパンダと化しているのです。

来年2021年は東日本大震災から10年の記念の節目にあたります。
東日本大震災から10年の節目にパンダ誘致を成功させようとするなら、仙台は非理非道としか言えません。
反対に、パンダ誘致の中止を静かに決定すれば、仙台の面目躍如と日中間の理性的な交流につながる大英断となるでしょう。

「パンダのことなんて忘れた」「まだパンダのこと続けていたの?」と忘れたふりをして下を向く人ばかりが仙台市民でいた場合、仙台人の理性と矜持と良心は後世に示せません。

来年、当会は再び、静かに事に当たります。
今後とも応援をなにとぞお願い申し上げます。

仙台にパンダはいらないのです。


参照Web:
米議会 チベット支援法案可決 後継者選びに中国介入すれば制裁
NHK (2020.12.22)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201222/k10012778351000.html

尖閣周辺で海保巡視船が中国船の接近阻止 漁船「かつてない危機」
産経新聞WEB (2020.12.27)
https://www.sankei.com/politics/news/201227/plt2012270009-n1.html

女川原発再稼働の議論わずか1時間 市町村長会議 首長の発言、1人2分に満たず
河北新報オンライン (2020.11.08)

館中学校いじめ自殺事件公園の献花台撤去について

2020年7月8日、河北新報は館中学校に隣接する公園の献花台を撤去する方針であることを報道しました。下記、記事引用です。
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館中いじめ自殺 「公園機能回復したい」 仙台市長、献花場所撤去に理解求める
7/8(水) 9:46配信
河北新報

 2014年にいじめを苦に自殺した仙台市泉区館中1年の男子生徒を悼むため、学校隣の公園にある献花場所を市が撤去する方針を固めたことに関し、郡和子市長は7日の定例記者会見で「本来の公園機能を回復したい」と理解を求めた。

 郡市長は「自主的な献花が始まって5年がたち、地域住民から公園の日常性を回復したいと要望がある。3月には遺族が市などを訴えた訴訟で和解が成立し、これも一つの節目と判断した」と撤去理由を語った。

 献花を続けている住民には「取り組みに敬意を表したい」と感謝。「亡くなった生徒の冥福を祈る気持ちは変わらないし、いじめを防止していく強い決意も変わらない」と強調した。

 公園には15年9月、一時的に献花台が置かれた。撤去後も噴水施設前に、住民らが花や飲み物などを供えている。市は今年6月25日付で地元町内会に7月14日以降の撤去を通知した。
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引用終わり。

6年近く経とうとしている中でのことですが、今一度、広く知ってほしい内容があります。
それは、献花台が公園に設立された背景です。
・2014年9月、当時中学2年生だった男子生徒がいじめを苦に自殺。
・しかし学校は「彼は転校しました」と生徒たちに自殺があったことを隠しました。

・2015年になってはじめて、いじめ自殺があったことを仙台市が発表。
・しかし学校名が伏せられました。
・さらに、自殺した生徒の同級生をはじめとする当時の中学生たちに、ネットへの書き込み等を禁止するなどが学校集会で言い渡されました。
こうした余りにも理不尽すぎる展開を、河北新報をはじめとするメディアが報じました。
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このことで、館の地元住民の有志たちが立ち上がって設けられたのが、献花台なのです。
(写真は2015年当時の献花台)

全国的な世論が巻き起こり、また、自殺した生徒の父親もいじめを認めない生徒たちといじめが自殺の原因ではないとする仙台市に対して民事訴訟をはじめました。さらに、自身と同じくわが子をいじめ自殺で失った遺族を支える「東北いじめ総合支援センター」を設立しました。ご遺族の勇気と意志に心より敬意を表します。

仙台市は館中に続いて、南中山中学校、折立中学校、寺岡小学校と相次いでいじめ自殺事件が起こり、いずれもいじめを苦に自殺したことが分かっていても加害者生徒が謝罪しないまま卒業し現在に至っているという、あまりにも辛すぎる現実が続いています。

そうした中、献花台は幾度となく深夜に破壊され、生徒や遺族に寄せられたメッセージをばらばらに撒かれるなどされたことも、たびたびメディアに報じられました。

奥山恵美子前市長はこの問題も含めて実質責任を取る形で三選を辞し、いじめ問題に取り組むと公約した郡和子市長が新たに就任しましたが、仙台市民が納得する形でのいじめ防止が徹底しているかは、不断の監視と市民一人一人の当事者意識が不可欠なものになっています。

市と県がそれぞれいじめ防止条例を新たに施行し、教育者と保護者の新たな取り組みも始まっています。

そうした背景を知ると、郡市長の定例記者会見の説明だけでは不足に感じる方も多いのではないでしょうか。
一方的に「撤去しろ」「公園本来の機能を回復する」「和解したから節目はついた」と報じられても、これまで献花台の維持を通して懸命に学校や市のいじめ対策の改善を訴えてきた地元住民の皆様のご心情も、察するものがあるかと思います。

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一方で、現在の献花台は、切り花の献花ではなく造花とプランター、さらに天使と地蔵菩薩の石像が置かれ、公園の噴水のコンクリートの破損が深刻なレベルで進んでいることも確認できます。

ゆえに、市立公園の補修工事それ自体を止めようという人はいないでしょう。

私はあくまで一人の市民として、今回の工事にあたっての献花台撤去にあたっては「東北いじめ総合支援センター」の皆様からの地元住民の皆様あてのコメントが、できれば、和解の中で加害生徒からの謝罪や反省が一つでもあったのならば、その旨もあわせてお伝えされることが、「解決」に向けての糸口となるのではないかと思います。

7月14日以降の公園復旧工事がつつがなく行われ、生徒の命日である9月末までには終了すること。
それをもってこれから私たちが子どもたちを守るために何をなすべきか、静かに考え話し合えるのではないかと切に願います。

仙台の生徒たちを守るのは、私たち仙台市民、一人一人の責任です。
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