仙台にパンダはいらない!まとめブログ

仙台にパンダはいらない仙台市民と宮城県民の会のブログです。

広瀬通のイチョウ伐採決定。そのとき仙台市民は

先月2016年10月27日と29日の二度にわたり、仙台市青葉区は、かねてからテレビ報道やネットで話題になっていた広瀬通の愛宕上杉通り・駅前通り間の中央分離帯のイチョウ伐採についての最終説明会を行いました。
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説明会は「市民」による「早くイチョウを伐れ」の大合唱でした。

正確に言えば、両日共に説明会の出席人数は10名から20名と少なく、女性は1~2名。両日共に伐採を主張した方々は質疑応答の時間に一斉に挙手し、伐採を求める声を挙げました。
「葉がぬめる」「銀杏が臭い」「木陰で街が暗い」「渋滞をなくせ」「街の発展のために伐採を」「移植も税金の無駄だから全部伐れ」などなど、活発な「市民」の声が寄せられました。

私からは「これまでに市に寄せられた意見は伐採に賛成・反対それぞれ何件あったか」と質問させていただきました。
市の回答は、件数が伏せられたものの、「伐採を見送るか、ないしは少しでも残せないか、という意見が多く寄せられた」とのことでした。

春に行われた説明会では伐採反対の市民が大多数だったことと比べると、かなり不自然な光景でした。

しかし、仙台市による日程の告知が不十分だったとは、私は考えていません。
仙台市の公式Web、河北新報をはじめとする各新聞、各局のテレビニュースで事前に告知していました。

ほとんどの市民が説明会に参加しなかった。
伐採を主張する「市民」ばかりが大きな声を挙げた。

このことは、仙台市の仙台市民の現実として、当事者意識をもって率直に受け止めるべきと思います。

また、イチョウ伐採の最終決定は、奥山恵美子仙台市長が行ったということも、青葉区より御回答いただきました。
来年夏の仙台市長選挙で奥山恵美子が三選したら、杜の都は更なる消滅へと向かうでしょう。
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伐採が決定した中央分離帯のイチョウ。2016年11月23日。
来月には、ほぼ根こそぎなくなります。
この素晴らしいイチョウの紅葉も、今日明日で終わります。

私はイチョウ伐採の問題を耳にし、議員陳情をはじめ各所に働きかけ、伐採の中止かないしは一本でも多く残置あるいは移植する方向性を必死に模索しました。
説明会の前にも青葉区道路課に要望書を提出させていただきました。

仙台市青葉区の説明は、要望書のほぼすべてを反映くださる内容となりました。

・当初14本を伐採する予定だったのを、3本残置、1本移植、新たに若木を1本植樹する形になりました。
・伐採後のイチョウも歴史的な敬意をもって扱い、用途を公募する予定となりました。
・元寺小路福室線の中央分離帯について、大部分がコンクリートで覆われているのを、新たに低木で緑化する方針が発表されました。
・愛宕上杉通りより西の広瀬通の中央分離帯については、イチョウの撤去を今後も行わない(行う必要がない)という回答をいただきました。
・これまでの市民への説明不足の反省と、今後の「緑の基本計画」「緑化重点地区」「杜の都の環境をつくる審議会」の重視をご言及いただきました。


奥山仙台市長からイチョウ伐採を指示された青葉区としては、最大限の努力を行ったのではないかと思います。
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私から最も強く要望しているのは、アエルビル(写真奥)北側歩道植栽(工事中)に移植予定のイチョウとして、最も大きく樹勢が良く枝ぶりも素晴らしい、このイチョウを選ぶことです。
青葉区副区長からも、この1本のイチョウについて「横綱のようなイチョウがあることは承知している」と、前向きなご返答をいただきました。
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仙台空襲からの一面の焼け野原から、杜の都の復活を目指し植樹された広瀬通のイチョウ。
昭和35年からの歴史への敬意。
この1本の大イチョウの移植をもって、仙台の誇りを示して欲しいのです。


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東京都千代田区の日比谷公園には、誇りをもって移植した「首かけイチョウ」があります。
「首かけイチョウ」は推定樹齢350年で、移植不可能と言われていたのを、「首をかけてでも移植する」と誇りを示し移植したイチョウです。

東京が樹齢350年の首かけイチョウを移植したのに、仙台が広瀬通りの樹齢60年の大イチョウを移植せずに伐採したら、それは仙台の名折れです。

来年2017年は、仙台藩祖伊達政宗公の生誕450周年にあたり、その意味でも全力を持って取り組んでいただきたいと思います。
それは、間違いなく「杜の都」を大切にする、仙台の生きたレガシー(遺産)となるでしょう。


最後に、イチョウの残置と移植に粘り強い姿勢で取り組んできたのは、わたなべ拓市議(太白区)で、国会質疑でもイチョウを取り上げた和田政宗参議院議員は最終説明会(27日)にもご出席いただいたことを、ここに敬意をもって付記いたします。

広瀬通中央分離帯のイチョウの最後の紅葉。
一人でも多くの市民に観ていただきたいと思います。

山田裕一さん、白石市長選挙に当選!白石と仙南と宮城の再起動開始!

今年一番の朗報です。
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2016年10月23日投票の宮城県白石市長選挙は、当会が応援した山田裕一候補者(自公推薦)が激戦を制し、見事初当選されました。

白石市は宮城県南部の歴史・文化・農産業の要衝であり、仙南地域の要でもあります。

仙南の各自治体との連携。
宮城県との連携。
政府との連携。

それを即実行できる候補者を白石市民の皆様が選出された。
このことは、白石市の、仙南の、宮城県全体の大きな大きな一歩です。


当会は今回の白石市長選挙で、ブログはもちろん、twitterでの各応援者との連携を重視したPR活動に、微力ながら注力いたしました。その目的は、大手地方新聞が報じる「有権者の選挙への低い関心」の打破でした。

結果、対立候補者はネット選挙から事実上撤退。当会のアカウントの「白石市長選挙」や「山田裕一」のキーワードでヒットし、各トピックごとに分かりやすい公約や支援者の紹介を心がけてきました。

そうした作業が、わずかでも今回の市長選のご参考にお役立ていただけたなら、幸いです。

注目の投票率は、下記の通りです。
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投票率59.06%
女性の投票率60.26%

白石市民の有権者の皆様、特に女性の皆様は、白石市長選挙から決して逃げずに、白石の未来をたくせる候補者に投票されました。

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対立候補者との票差 わずか2,005票差
接戦であればあるほど、インターネット選挙の力が物を言います。


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山田裕一さん。支持者の皆さん。本当におめでとう御座います。
白石市の、仙南の、宮城の進撃は、ここから始まります。

参照Web:
白石市長選挙は山田裕一さんを応援します!
http://blog.livedoor.jp/sendaipanda/archives/48685784.html

みずばしょうTwitter
https://twitter.com/mizubasyo


広瀬通りイチョウ伐採説明会は10月27日と29日!

今年2016年2月末に仙台市が3月中に伐採するとした広瀬通り中央分離帯のイチョウ12本の伐採日程に関する説明会が、今月の10月27日と29日に行われます。
下記、仙台市の公式Webからの引用です。
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広瀬通のイチョウの取り扱いに関する説明会を開催します
https://www.city.sendai.jp/aoba-doro/hirosedoori.html

広瀬通1号線の愛宕上杉通から駅前通までの区間において、宮城野橋の供用に伴い、中央分離帯を撤去し、車線の増設と右折レーンの整備を行うため、道路改良工事を実施します。
この中央分離帯にあるイチョウについて方針を取りまとめましたので、市民の皆さまへの説明会を開催します。

説明会日程
【1回目】
  1.日時  10月27日(木曜日)19時30分~21時00分 
  2.会場  仙台市シルバーセンター 7階第一研修室(青葉区花京院1-3-2)
【2回目】
  1.日時  10月29日(土曜日)10時00分~11時30分 
  2.会場  エル・パーク仙台 5階セミナーホール1・2(青葉区一番町4-11-1)
内容
 (1)工事の概要とイチョウの取り扱いについて
 (2)工事のスケジュールについて
定員
 各回120名(直接会場にお越しください

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引用終わり。

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伐採予定のイチョウに立てられた看板。今年度内の深夜の伐採を告示しています。

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伐採対象となるイチョウ(中央分離帯の12本)

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4月6日の説明会の後の、仙台市青葉区の対応。
「次に説明会をすることは現状では考えていない」とメディアに強気で答えました(・・・)

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7月27日 杜の都の環境をつくる審議会の後の奥山恵美子仙台市長会見

奥山恵美子仙台市政は、イチョウの伐採は決定した、12月中に必ず伐採するとしています。

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仙台市が何が何でも伐採を強行しようとしているのは、単なる街路樹ではありません。

終戦後、一面の焼け野原となった仙台市を「杜の都」として再生しようと、終戦後初の仙台市長である岡崎栄松の市政のもとで植樹が開始された時期のイチョウです。

「杜の都仙台」の中心の玄関口の重要な景観拠点のイチョウです。

このイチョウの伐採に明確に反対の異を唱えた、二人の議員がいます。
宮城県の参議院議員の和田政宗さんと、仙台市議会のわたなべ拓さんです。


和田政宗参議院議員_仙台広瀬通中央分離帯イチョウ伐採問題
2016年4月17日 参議院予算委員会
https://www.youtube.com/watch?v=11XhetWmJg8

和田政宗さんは国会で、仙台市が伐採しようとしているイチョウの景観としての重要性を説き、それが国際的な観光資源としても今後有用であることを国が指導すべきであると主張。市民説明会にも細かく足を運び、ネットを通して有権者や有識者に働きかけ、その後7月と9月に開催された「杜の都の環境をつくる審議会」の実現につなげました。

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7月に開催された「杜の都の環境をつくる審議会」で、仙台市は1本も残さず伐採すると強気の姿勢を見せ、9月の審議会では「1本だけ残す」としています。(・・・・・・)


わたなべ拓仙台市議、広瀬通大イチョウ伐採計画に反対の質疑
2016年3月3日 仙台市議会第一回定例会
https://www.youtube.com/watch?v=dbJh-TxGAmc


仙台広瀬通イチョウ並木伐採計画問題-わたなべ拓市議質疑(2)
2016年9月15日 仙台市議会第三回定例会
https://www.youtube.com/watch?v=wWTxF8y9hY4

わたなべ拓市議は伐採予定が発表された直後からこの問題に着手。仙台市の伐採計画には、杜の都仙台を築いた先人とイチョウへの敬意が全く感じられないことと、広瀬通が産業道路と化し道路交通量の増加を招き、さらなる街路樹の伐採につながる危惧を指摘されました。そして今も、たとえ伐採するにしても1本でも多く移植などの方法で残せないかを、必死の思いで仙台市に求めています。

和田政宗さん、わたなべ拓さん両議員の獅子奮迅のご努力には、心より敬意を表します。

仙台市のイチョウ伐採の説明会にあたって、こちらからは下記の問題を提起します。
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当該区域の渋滞の主要因のひとつは、長距離バスターミナルによるバス渋滞なのですが、中央分離帯のイチョウ伐採で解消されるのでしょうか?

現状、ほぼ朝から晩まで、県内・県外を往復する長距離バスが、ターミナル車線に入るために渋滞を引き起こしており、バスターミナルの問題の改善がなければ中央分離帯の撤去はあまり意味をなさない可能性があります。

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<仙台東道路>構想足踏み 県主導市は慎重
2016年09月25日 河北新報オンライン
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160925_11028.html

仙台市は、宮城県がすすめる仙台東道路構想について「中心部に乗り入れる車が増えるのは困る」としながら、なぜ当該の道路に直結する広瀬通りのイチョウ伐採は躊躇なく行うつもりなのでしょうか?

地図にある「仙台東道路」と「仙台西道路」の間が空白になっていますが、ここが、イチョウ伐採の予定地である広瀬通りであり、伐採理由が道路交通量の増加なのです。
仙台東道路を推進しているのが村井嘉浩宮城県知事で、それに難色を示しつつもイチョウだけは躊躇なく伐採しようrというのが、奥山恵美子仙台市長です。
このような市と県の足の引っ張り合いも絡みながらの地方行政の矛盾を、仙台市民がどのように納得すれば良いというのでしょうか?
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移植するとしてどのイチョウを移植するのでしょうか?
仙台市は、中央分離帯のイチョウの1本は移植によって残す案を進めています。(また、ほかに数本のイチョウを別の場所に移植する余地も残されています。)
ところがどのイチョウを移植するかについては、大きい木は困難であると、明らかに仙台駅側一番手前の、最も幹が太く樹勢も良好なイチョウ(写真手前)を、候補の対象外にしている感があります。
しかし、イチョウは元来生命力が強く移植が容易な樹種のため、移植による枯死のリスクの説明があっても納得が難しいです。
このイチョウが選ばれなかったときは、「このイチョウを俺の店のまな板にする」と、売却先まで決定しているような印象を与えかねません。

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仙台の戦後の60年を見守ってきたイチョウへの敬意を払うつもりがあるのでしょうか?
現在、東京都でも2020年のオリンピック開催を前に、樹齢100年のイチョウ並木を伐採する計画が浮上(すでに一部は伐採済み)、インターネット上で問題が指摘され、見直しを求める声が高まっています。しかしそんな中でも、少なくとも東京都はイチョウへの敬意を払う旨を表示していました。

止むを得ず伐採するにしても、伐採前にはイチョウへの感謝を伝える何らかの配慮が必要です。例としては神道の御霊抜きまたは魂抜きと呼ばれる儀礼などがあります。さすがに、伐採当日の業者に丸投げでは非常に後味の悪いものになるでしょう。

また、伐採後も単なる材木と一緒にすることなく、仙台の歴史と伝統と文化に活用するよう、丁重に扱う配慮が必要です。具体的には、イチョウは天板をはじめとする用材に用いられるため、文字通りの「適材適所」を、敬意をもって行うことを市民に約束していただくことが、必要かと思います。

こうした諸々のことを、説明会前に当会より、青葉区に要望書の形で提出できればと考えております。

大切なのは、仙台市民が10月の27日と29日の説明会に参加し、仙台市の説明を聴くことです。
質問があれば質問し、要望があれば要望を発信することです。


イチョウはジャイアントパンダと同じ絶滅危惧種でもあり、日本の大切な樹木でもあります。

杜の都仙台を大切にする仙台市民の皆様の説明会への積極的なご出席を、ここに強く希望します。
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