2007年05月13日

選択科目免除

受験生によく聞かれる質問に選択科目の免除は狙うべきかというものがあります。
つまり、選択科目が免除になる資格を取得すべきかという質問です。

弁理士試験の結果を見ると、選択科目が免除の人の合格率が約9%であるのに対し、免除でない人の合格率は約4%と、2倍以上の差があります。

この結果を見る限り、選択科目の免除を受けた方がかなり有利であると考えられます。

しかし、選択免除者というのは、一定の学位を取得しており学力の高い人が多いことや、他の資格試験に合格していて資格試験の勉強に慣れている人が多いものと考えられます。

そうすると、免除者と非免除者の合格率の差は単純に選択科目があることのみが原因とは言えないことになります。

では、選択免除は狙うべきではないのでしょうか?

難しいところですが、私は基本的には選択免除は狙うべきではないと考えます。

選択科目が免除されるということは、その資格を取得する方が明らかに難しいから免除されるのです。
したがって、他の資格に合格するのと選択科目に合格するのとでは、勉強時間に相当の差があると考えられます。

しかし、これには例外があります。
他の資格についてある程度の素養があって、少ない勉強時間(例えば50時間程度)で合格できるというのであれば、他の資格の取得を目指すべきです。
これによって、他の資格と選択科目のいずれかに合格すれば、選択科目はパスできることになるからです。

よって、選択免除を狙うべきか否かは、選択科目が免除される試験の過去問を見て、どれくらいの勉強時間を要するかということを中心に検討していただければ良いと思います。

なお、今通常国会に提出されている弁理士法の改正法案が国会を通過すれば、来年の試験から選択科目については一度合格すればその後の試験では選択科目は免除されるということになります。この場合、他資格の取得による選択科目の免除は狙うべきでない方に傾くと思います。


senkosensei at 20:23│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by カラス   2007年05月14日 09:54
5 先生。
こんにちわ。
いよいよ今週末試験です。
土日は、ひたすら条文の読込みをしていました。
初めての試験なので、緊張しっぱなしです。
先生の入門講座ももうすぐ始めるんですよね。
僕は、入門講座受けていないので。
今は自分を信じて頑張りたいと思います。

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