まだ伊丹空港乗り継ぎがある
日本円はまったくもっていなかったので、米ドルを日本円に換金した。
京葉銀行の両替所。領収のサインを求められ、その控えと現金は銀行の封筒へ。
さすが、日本だ・・。ペルーでは銀行の封筒サービスはない。
時間つぶしに食事をした。
換金したばかりの日本円で支払った。
生姜焼きを食べた。
栄養価があって、安い食事というとこれくらいしか入れなかった・・。
本屋やいろいろなショップを回って再び国際ターミナルのインターネットへ。
10分間でいくらだったか金額は忘れた。
インターネットがあまりにも遅く、
これからお世話になることになる姉にメールを送りたかったが、かなわなかった。
気が付けば搭乗時間。
小走りで国内線ターミナルへ向かう。
伊丹行便へ乗り込み、離陸を確認したあと、着陸まで爆睡してしまった。
預け荷物を引き取って、JR三ノ宮駅行のリムジンバス乗り場に行くことに。
姉には神戸線の朝霧駅で待つように伝えていた。
バスチケットの自販機で気づいた。
日本円が入った封筒がない・・。
しまった。
万一アメリカ入国を拒否されたときのために、
航空券を買いなおせる程度の米ドル現金を持っていたが、全額は交換していない。
とはいえ、結構な金額だった。
伊丹空港にも両替所があったので、成田より両替率が悪かったが、両替をする。
無事にバスチケットを買いなおして三ノ宮へ向かう。
三ノ宮駅から姉に電話をかけ、朝霧の駅で落ち合った。
お金を成田空港に忘れた、と告げた
「どうするの?」
いや、きっと返ってくる。私は日本で財布を落としたことが何度もあるが、いつも無傷で戻ってきた。
ただ、今回は国際空港だ。外国人が多い・・。
清掃係が見つけてくれたら、返ってくるはずだが・・。
しかし今どきインターネットキャビン。使っていたのは私だけだった。人気がなかったので、空港の係員が見つけてくれば、問題はないはず。
姉の自宅に着いてから、インターネットで成田空港の連絡先を検索し、電話を掛けた。
届けられていた・・。
私は大体の金額と、封筒にある銀行名、控えに自分のサインがあることを告げた。
所持者本人の確認に問題がなかったため、
料金受取人払いで送ってくれることになった。
それが、土曜日の夜10時。
そして、月曜日、無事に私はその郵便を受け取った。
日本は素晴らしい。
帰国早々、実感したのであった。
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