大きな体躯に似合わぬモジモジとした、いたいけな仕草に酷く嗜虐心を煽られて。
手首をピンクの可愛らしい手枷に拘束されて、横たわる不安そうな姿に嫣然と微笑み、耳元で囁く。
「えっちなこと、しようねえ」

感じやすい耳朶をねっとりと舐めて、いやらしい水音を注ぎ込めば真っ赤に染まる頸に、今度はふうと息をかける。
耳と首が弱くて、という自己申告のご褒美にたっぷりといじめ抜かれる性感帯に、まだ触れてもいなかった性器は既に勃ち上がって濡れそぼる。
硬くしこった乳首を揶揄されれば、恥ずかしげに腕に顔を隠すから、更にフェザータッチで這い回る指で煽られていく。
先端がぱくぱくと開閉する亀頭に、ぬるりとまとわりつくローション。
それが白濁してしまうくらい、10本の指でぬちゅぬちゅと撫でまわされしごかれれば、若い身体はあっという間に1度目の逐情を迎える。
荒い吐息を尻目に、足の間を陣取ればいやらしくM字開脚させると、指を伸ばしたのは。
「ふふふ、こっちもぱくぱくしとるねえ」
まだそこまで慣れぬ後孔を、じっくりと解して、まずは一本を馴染ませて。
じんわりと広がる熱を待って、奥のしこりを確認しながら二本。
同時進行で、双球を弄びながら再び亀頭や竿をぐちゅぐちゅとローションでこねくりまわす。
粘液が擦れる音と、後孔がずっぷり咥え込んだ指に震えながら絡みつく水音、嬌声だけがうすぼんやりとオレンジの光で照らす体躯に響く。
ガクガクと大きな身体を震わせ、脚をピンと伸ばし、内腿に力がぎゅううっと込められた、その瞬間に。

(ええよ…びゅーっていっぱい、えっちなお汁出してな)

猛毒のように囁かれた言葉に、背が弓のように反り返り、下腹部が痙攣する。
深い深い泥のような悦楽の縁に、沈み込む耳朶をまた女の嗤い声と熱い舌が嬲っていた。


☆☆☆
男らしい身体が素直に可愛らしくビクビクと震える姿が、とっても美味しかったです♡
ごちそうさまでした。