毛皮

2009年04月27日

ロシアンマーケットへ行く

「インドの家具が見たいなら、ついでがあるのでロシアンマーケット行きませんか。毛皮とか宝石も売ってるし。ひとりじゃこわいけどふたりならなんとかなるとおもうので。」

ロシアンマーケット(゚∀゚)!

ロシアという言葉から連想できるのは、北方なにがしのニュースとか、マトリョーシュカとか、ポーレシュカポーレの歌をバックにどこまでも続く広大な雪景色ぐらいで、
ふだんのわたしの生活には縁のない世界。
ましてや「ロシア人の毛皮商」などというものには、この先もお目にかかれないでしょう。
もちろん二つ返事でいくことにしました。

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マーケットといっても露天の市場ではなく、二階建てのビルの中にお店がずらっと並んでいるものですが、通路がせまくて暗くて、アメ横の地下とか、古いホテルのアーケードみたい。

ショウウインドーにはいろいろな種類の毛皮がぶらさがっています。
もうお昼近いのに、まだシャッターが閉まってるところも目立ちます。
どのお店も照明がやたら薄暗く、なんとなく胡散臭い雰囲気がただよってます。

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家具やさんであれこれ見てるうちに、お店がだいぶ開きはじめたので、毛皮やさんの呼び込みを振り切り、友達にくっついて宝石屋さんをのぞくことにしました。
どこもかしこもキラキラッ、ジャラジャラッ。ロシア人どころか宝石とも無縁の生活を送っている私は、なにをどう見たらよいのかさっぱりです。

三軒目ぐらいに入ったお店では、おじさんが大粒のトルマリンをせっせと磨いています。まるで缶から出したドロップのように、あまりに無造作におかれているのですが、まあなんてきれいなんでしょう。ひとつひとつ微妙に色あいがちがっていて感動ものです。
ショーケースの前では、ヨーロッパから来たのでしょうか、バイヤーらしきひとがカタログをみながら交渉してます。
宝石にはぜんぜん興味ないといってたわたしも、結局ブローチを買ってしまい、おまけに友達にもあれこれすすめていました。

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映画にでてくるようなこわいひとはひとりもいなくて、いいものが買えたし、ほんとに楽しい体験ができでよかったです。そういえば ロシアンルーレット などどいうおそろしい単語もありましたね。


それにしても、このくそ暑いときに毛皮のコートや革ジャンなんていったい誰が買うのでしょう。

senshikyoushitu at 14:00|PermalinkComments(0)