5月5日・6日の2日間にかけて、泉州らへんでオープンデータとGISを楽しむ会(仮称)主催で、
ウィキペディアタウンを開催しました。

今回はまちライブラリーブックフェスタ2018 in関西のイベントの1つとして
「久米田の道、未知を探れ!」というタイトルの名のもと、
岸和田市の久米田周辺の歴史・自然などをテーマにウィキペディアの編集を行いました。

イベントの特徴は2日間かけて開催するという点。
1日目は図書館にて資料収集、2日目にまちあるきとページ編集という計画です。
おそらくウィキペディアタウンとして新たな形式ではないでしょうか。

さらに言うと、泉州らへんでの会としても、主催としてイベントを開催するのは初めてのこと!
さてさてどうなることやら...と思いながらも、打ち合わせや下見を行い当日に備えました。



まず1日目は岸和田市立中央図書館にて、講師の行龍男先生から久米田の歴史を学びます。
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行先生の熱のこもった1時間の講義、豊富な知識にただただ感心するばかり...
資料から作っていただいたようで、誠に感謝です!

その後、司書さんが準備してくれた資料に目を通しながら、
各々が編集したいテーマを選んでいきます。
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膨大でかつ詳細な文献を目の前にして、思わず「う〜ん、こりゃ相当大変やな…」
上手く記事にまとめられるか、翌日に若干の不安が募ります(^^)


そして2日目、いよいよまちあるきです!
集合場所は久米田池の遊歩道。天気予報にやきもきしていましたが、何とか晴れてくれました!
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ところで、集合場所が地元民以外に分かりづらかったことはこの場を借りてお詫びいたします(^^)


まずは野鳥の会の方々から、久米田池で見られる野鳥について教えていただきました。
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写真だけでなく、模型まで持っていただきました!

久米田池は鳥の国際空港と呼ばれるほど、たくさんの種類の鳥が見られるそう。
その数、年間を通して125種類!
いずれは全種類ウィキペディアに掲載できたらいいですね♪


続いて池の遊歩道を歩き、池と川の接続部分を観察。
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皆さんが覗き込んでいる下に、川へとつながる樋があります。
池の水利も編集項目の一つです。

今度は遊歩道を引き返して池の北側に移動。
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こちらは地形的に下流側に当たるため、池を造る際に川をせき止めるための堤が築かれました。
堤は何度も改修され、現在の高さは約8mだそうです。
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取水塔から延びる渡り路と堤防の間に段差がありますが、これも堤防を嵩上げした証拠です。

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ここの高低差は堤の高さを実感できます。



お次は久米田寺へ。
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歩くデータベースこと、行先生。
「寺の案内板には◯◯って書いてますが、あれ間違ってます」とはっきり言っちゃいます笑

久米田寺とはいうものの、実際に「久米田寺」というお寺はないそうで、
大師堂や華厳院、五大院といった個々の寺院の集まりを総称して久米田寺というそうです。

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続いて古墳群へと向かいます。
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寺から古墳へは、岸和田市の「こころに残る景観資源発掘プロジェクト」にも選ばれた細い路地を歩きます。

ゆるやかなカーブに、背丈ほどの白い塀。確かに情緒ある空間ですね♪


まず第1の古墳は、光明塚古墳。
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実際は2つの古墳からできているそうで...

おっと、この先は編集したウィキペディアの記事をご覧ください笑
(作成記事は本ページ下にリンクを張ってます)

続いてこちらは古墳ではありませんが、行基の分骨が納められていると伝わる行基塚です。
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分骨が実在するかは定かではありませんが、塚が祀られてきたという歴史は大事にしていきたいですね。

いよいよ今回のまちあるきのハイライト、貝吹山古墳に向かいます!
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この古墳の魅力は何と言っても自由に入れるところ。
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まちあるきさながら登山です(^^)

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古墳の頂上にて。

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頂上には三角点がありました。しかも旧字体!


最後は貝吹山古墳を降りて、久米田公園へ。公園内にさらに2つ古墳があります。
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こちらがその名の通り(?)無名塚古墳。

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もう1つがこちらの風吹山古墳です。
両古墳とも平成の発掘調査で埴輪など副葬品が出土したそうで、
現在は公園の一部として整備・保存されています。

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午前のまちあるきはここまで。古墳バックに集合写真を撮りました!

ウィキペディアタウン
こちらがまちあるきの軌跡です。池の中にも点があるのはご愛敬...(^^)


各自昼食を済ませた後は八木市民センターに再集合。
いよいよ編集作業にかかります!
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編集に先立ち、オープンデータ京都実践会の坂ノ下さんより、
ウィキペディアの理念や、編集する際の注意点などをご教授いただきました。

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続いて、岸和田市立図書館の山田さんより、図書館のレファレンスサービスについて紹介してもらいました。
図書館は本を借りるだけの施設と誤解されがちですが、資料探しのお手伝いも立派なサービスの一つです♪


さて、編集作業は池・古墳・寺・写真の4班に分かれて行うことになりました。

しかし許された作業時間は2時間ちょっと。
記事をしっかり書き上げるにはかなり厳しい時間です...(^^)
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皆さんあーだこーだ言いながらも、真剣に作業に取りかかっております(^^)

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最後に成果発表です。一人ひとりに編集した部分を発表してもらい、全員で成果を共有します。

今回のイベントでは以下の記事に加筆・訂正を行いました。

久米田寺
久米田池
久米田古墳群貝吹山古墳光明塚・光明南塚古墳無名塚古墳

皆さまの尽力で随分記事が充実しましたね♪

僕はひたすら写真をアップロードするだけだったので、
限られた時間内に記事まとめられた皆さまには頭が下がります(^^)
お疲れさまでした~!


今回は2日間で30名を越える方々にご参加いただきました。
当初は初の主催ということで何かとドタバタしてましたが、
皆さまのおかげで無事にイベントとして完結することができました(^^)
携わって下さった皆さま全員にお礼申し上げます!

これをゴールではなく新たなきっかけとして、
今後もWikipediaやOpenStreetMapを通じた地域の魅力や情報発信を続けていきましょう!

これからも泉州らへんでオープンデータとGISを楽しむ会(仮称)をよろしくお願いいたします!
はよ正式名称決めないと...