今年の3月にキムチの容器を持ち上げようとして胸椎を
圧迫骨折した義理の父(シアボジ)。

数年前の脳梗塞後、バランス感覚が崩れ、思い通りに
歩けないと愚痴っていたシアボジでしたが、
それでも圧迫骨折のあの日までは
見た目は普通に歩くことができていました。

骨折後最初の2か月ほどは痛みもかなり強くて、
「こんな状態では希望もない。
死んだ方がまし。断食して命を絶つ!」
という話まででて、驚き、悲しみ、呆れるという、
思い出したくない経験もありました。

5か月経って今は痛みは治まりましたが、
半分くらいは寝たきりだったせいで、
足腰がすっかり弱り、家の中を移動するのも
しんどい様子です。

そのシアボジが先週、住民登録証を作り直しに
に住民センターに行ってきたというのです。
もちろん一人で遠出は無理なので、
一か月前から週1で来てもらっているヘルパーさんに
一緒に行ってもらったそうです。

シアボジ曰く
「トイレに一人で行けなくなったら、
療養院に行かないといけないだろう。
そのとき住民票がないといけないから。」

こんなとき「そんな心配はいらないです!」
と言ってあげられない自分がいます。
申し訳ない気持ち半分と、
その一方で(今もういっぱいいっぱい!)
という心の叫びもあって複雑な気持ちです。

高齢者との同居は、この複雑な気持ちの
やり場に困ることが一番の重荷なのかもしれません。

考えさせられることばかりの高齢者との暮らし。

そんな私ももうすぐ60歳、正真正銘のシニア?!

自分の老後が頭の中を横切って、
理由なくイライラしたり気分が重くなるのです。

が、それをなんとかしてくれているのが
去年からかなり本格的にがんばっているヨガ。

ということで、ヨガのお話はまた今度。