2006年04月14日

消えた市名

今回の「平成の合併」でたくさんの有名な市名が消えてしまった。
多くの周辺の市町村と合併するに際し、吸収合併と思われないよう、気を使った形である。
そのために貴重な市名が犠牲となった。
市名が消えたケースを見てみよう。

宮城県古川市+6町ー>大崎市。
熊本県本渡市、牛深市+8町ー>天草市。
福岡県山田市+3町ー>嘉麻市。
千葉県佐原市+3町ー>香取市。
鹿児島県名瀬市+1町1村ー>奄美市
福岡県甘木市+3町ー>朝倉市。
栃木県今市市、日光市+2町1村ー>日光市
岩手県水沢市、江刺市+2町1村ー>奥州市
千葉県八日市場市+1町ー>匝瑳市
茨城県水海道市+1町ー>常総市
福島県原町市+2町ー>南相馬市
鹿児島県加世田市+4町ー>南さつま市
鹿児島県国分市+6町ー>霧島市
山梨県塩山市+1町1村ー>甲州市
富山県新湊市+3町1村ー>射水市
沖縄県平良市+3町1村ー>宮古島市
埼玉県上福岡市+1町ー>ふじみ野市
高知県中村市+1村ー>四万十市
沖縄県石川市、具志川市+2町ー>うるま市
茨城県下館市+3町ー>筑西市
茨城県岩井市+1町ー>坂東市
秋田県大曲市+6町1村ー>大仙市
滋賀県八日市市+4町ー>東近江市
石川県松任市+2町5村ー>白山市
栃木県黒磯市+2町ー>那須塩原市
三重県上野市+3町2村ー>伊賀市
長崎県福江市+5町ー>五島市。

また一部残った市名もある。
鹿児島県串木野市+1町ー>いちき串木野市。
山口県小野田市+1町ー>山陽小野田市。
秋田県本荘市+7町ー>由利本荘市
鹿児島県川内市+4町4村ー>薩摩川内市

またひらがなになったケースもある。
兵庫県龍野市+3町ー>たつの市

確かに地域名として新市名が適当であるケースも多いと思われる。
かつて市が属していた郡名が使われたり、広域市町村組合の名称が使われているケースもある。
ただそれ以外に首をひねる市名も多い。
有名な市名はいままでその市以外の人もその名前を知り、親しんできた貴重な文化財産である。その市名が合併のために安易に使われなくなる。イメージが断ち切られてしまうのである。たとえば大曲市でなくて大仙市になったといわれ、イメージがわくだろうか。松任市と白山市では?水沢市と奥州市では?また住民も急になじめるものなのだろうか。
合併で中心部名称を使用するか、使用しないかはいつも重要な課題である。




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2006年04月02日

堺市の区名


大阪府堺市が2006年4月1日より政令指定都市に移行。
区制が施行され、新しい区が7つ誕生した。
新しい区名は以下のとおりである。

中区
東区
西区
北区
南区
堺区
美原区

東西南北の区、というのはよくある。
めずらしいのは中区。
最近の流れは中区より中央区である。
(札幌市、さいたま市、千葉市、東京都、大阪市、神戸市、福岡市)
特に大阪市、神戸市は都心の過疎により合区した際、いずれも名称が「中央区」となた。
中区は横浜市、名古屋市、広島市のみである。
これは1つは隣接する大阪市との混同を避けるためもあったと思われる。
しかしもう1つの要素は、堺市堺区であろう。
実際の市の中心は中区ではなく、堺区。
堺区には市役所もあり、堺区役所は堺市役所にある。
南海電鉄堺駅、堺東駅は堺区に、jR阪和線堺市駅は堺区と北区の境にある。
一方、中区は堺市の位置的な中心ではあるが、いわゆる市の中心ではない。
ちなみに他の市の中区はいずれも市の中心。
この堺区と中区、考えるだけで混同しそうである。
これは避けることができなかったのだろうか。
また美原区、これは昨年(2005年2月)に合併した旧南河内郡美原町。
この合併のおかげで堺市は政令指定都市になれたわけで、これは美原町に対する特別待遇のように思える。
これはかなり顕著な例であるが、合併された市町村が区で復活することはよくある。
最近では静岡県清水市ー>静岡市清水区、埼玉県岩槻市ー>さいたま市岩槻区。
愛知県守山市ー>名古屋市守山区。福岡県戸畑市ー>北九州市戸畑区、
福岡県若松市ー>北九州市若松区、福岡市門司市ー>北九州市門司区。
ただ以前の市町村名を捨て、新しい区名を名乗ることもある。
埼玉県与野市ー>さいたま市中央区、広島県佐伯郡五日市町ー>広島市佐伯区など。
ただ堺市の場合は、堺区をのぞいて東西南北中と位置名称であるだけに、堺区と美原区が目立つのである。
であればほかの東西南北中区も在来の生かした地名をつけても良かったのはないか。
見たところ、東区には日置荘、西区には浜寺や鳳、北区には百舌鳥、南区には泉北ニュータウンなど知られた地名もある。


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2005年10月02日

2005年10月、新しい市町村名について


2005年10月1日、新しい市町がたくさん誕生した。
ざっと見てみる。

1.新しい郡名が誕生。

北海道二海郡は、山越郡八雲町と爾志郡熊石町により誕生。
ちなみにあたらしい町名は八雲町。
山越郡は長万部町、爾志郡は乙部町が残る。
北海道では郡名があまり重要でないように思えるが、やはり必要らしい。

2.ひらがな市名、ひらがな+漢字地名が続く。

ひらがな市名の人気はあいからわず。
しかしあまり多いのはどうだろうか。
今回は秋田県にかほ市、兵庫県たつの市、埼玉県ふじみ野市。群馬県利根郡みなかみ町。和歌山県伊都郡かつらぎ町は継続。
にかほも仁賀保、みなかみには水上、たつのも龍野という漢字表記がある。
その漢字を捨てなければならないほどの、合併に意味があるのだろうか。
またふじみ野市であるが、すぐ隣りが富士見市。
これで混乱しないのだろうか。

3.有名町村名が消える。

群馬県利根郡月夜野町
愛知県南設楽郡鳳来町
山口県吉敷郡小郡町
大分県大分郡湯布院町
沖縄県平良市

自分の中では有名な市町名であるが、すべて合併で消えた。

番外。北設楽郡津具村が設楽町と合併。設楽町となった。
実は母方の祖父の出身地である。
武田軍の落人伝説なぞ聞いたことがある。
やはり、ちょっと寂しい。




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2005年08月18日

政党名


国民新党?
思えばここ十数年、たくさんの政党名があらわれた。
思い出してみよう。

新生党
新党さきがけ
日本新党
新進党
新党友愛
太陽党
自由党
民政党
民主党
保守党−保守新党

ほかにもあった気がする。
国民の声?







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2005年08月07日

本名のシコ名


大相撲の話。
最近、本名のシコ名が増えている。
先場所の幕内力士でいえば

垣添
出島
片山
石出
十文字

5人もいるのである。
以前、本名といえば輪島ぐらい、であった。
あるいは元関取が幕下に落ちてシコ名を返上、ということはあった。
(覚えているのは金城−>栃光−>金城)

中には本名でもシコ名らしい、ということで使っているものもあるらしい。
たとえば出島や十文字。
しかし石出や片山はどうだろうか。
片山はまだ入幕して2場所、ということもある。
石出などは一度「駒光」というシコ名でも相撲をとっているのである。
入幕した際に元のシコ名に戻しても良かったのではないか。
また垣添もシコ名としては、やや苦しい。
いまさらシコ名、というのもあるのかもしれない。
ただシコ名も立派な相撲文化の1つと思うのである。

やっぱり田宮対加藤では盛り上がらない。
琴光喜対高見盛だからいいのである。



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2005年08月02日

さよなら「波崎町」

茨城県鹿島郡波崎町。
私が1975年から1978年まで暮らした町である。
その波崎町の名前が2005年8月1日、消滅した。
隣りの神栖町と合併し、「神栖市」となったのである。
2つの「町」が合併した場合、どちらかの名前を採ることは稀である。
しかも「波崎」と「神栖」。歴史的には「波崎」の方がずっと古い。
「神栖」とは昭和30年3月1日、「息栖村」と「軽野村」が合併して成立した名前である。
それに比べて「波崎」の方がずっと古い。昭和3年、町制時に東下村から改称された名前である。一方、神栖村が町となったのは昭和45年。40年も先輩である。
歴史的には波崎の方が適当と思われる。
それではなぜ「神栖」の名が残ったのか。
1つ考えられるのは、神栖町の方が人口でまさっていた、ということがある。
合併前の神栖町の人口が約5万人。
波崎町の人口が3.9万人。
それでも大きな差ではない。
それ以外の理由としては、神栖町が鹿島臨海工業地帯の地理的な中心にある、ということである。
かくして波崎町の名前は神栖市波崎という名前で住所に残ることになった。
この2町合併が名前のためにもめた、という話は伝わっていない。
波崎は実を取ったということだろうか。
しかし安易にひらがなにしなくてよかった。

神栖市
http://www.city.kamisu.ibaraki.jp/
波崎町
http://www.town-hasaki.jp/



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