大阪地名研究所

合併をめぐる市町村名や駅名、区名など、地名に関する話です。

日本地名研究所 会員(2018年より)
関心分野ー 市町村名(合併にともなう変遷、行政地名) 、消滅地名、駅名、ネーミング、韓国の地名など
関連論文ー 筑波研究学園都市の合併問題と新市名の選定過程(1987年)

2011年05月

銀ブラ、本ブラ

ソウルの忠武路(チュンムロ)は、昔、日本統治時代に本町通りと言った。
当時も繁華街、今も繁華街である。
日本の銀座をぶらぶらすることは、銀ブラ。
同じく本町通りをぶらぶらすることも当時、本ブラといったらしい。
忠武路は現在、明洞(ミョンドン)の一部となっている。
日本人は明洞をぶらぶらすることを明(ミョン)ブラと言ったりする。
ほかの外国の都市でも同じような例があるのだろうか。

駅名からみる韓国の固有語地名、その1

韓国の地名は、漢字語がほとんどである。
たとえばミョンドン=明洞、チュング=中区といったように、ほぼ漢字語に置き換えられる。
駅名も同じ。
ただその駅名でも漢字語ではない駅名がある。
たとえば
6号線ボティコゲ駅。
語感からして、韓国の地名ぽくない。
ほかにも見てみると、漢字語でない駅名がいくつかある。
(一部、漢字を含む地名を除く。)
2号線 トゥクソム駅
4号線 タンコゲ駅
5号線 クブンタリ駅
6号線 セジョル駅、トルコチ駅、トッパウィ駅
7号線 マドゥル駅、モッコル駅、ポラメ駅
7号線 チャンスンペギ駅
9号線 ノドゥル駅

その語源の由来と、採用理由を見てみることにする。

(つづく)
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