2013年04月01日

ソウルの地下鉄駅名の改称ー城北駅ー>光云大駅

一番、新しいソウルの地下鉄の駅の改称。
地下鉄1号線の城北駅が、光云大駅となった。
また、「大学」の名前の駅名である。
韓国の地下鉄の駅名は大学が大好きである。
1つには、大学の宣伝がある。
駅名がついた名前はそれだけでメジャーである。
また、街のイメージがある。
大学、ついただけで駅のある街が文教地区に見える。
大学の名前がついた名前には、いくつかの傾向がある。

1.大学名がそのままついたもの。梨大 高麗大、教大など。 
2.前、がついたもの。成大前 漢大前
3.入口がついたもの。ソウル大入口 弘大入口 誠信女大入口
4,サブ駅名についているものオリンピック公園(韓国体育大学)

イメージとしては、大学名、または前がついたものは、駅のすぐ前に大学があり、入口は、やや離れている場合に使われるとおもわれる。
しかし、実際は当てはまらないこともある。
たとえば梨大駅は、大学とは300m弱離れているが、大学名である。
一方光云大駅は大学とは道沿いに400m以上離れている。
ところで、合併前の城北駅は、なぜ変えられてしまったのだろうか。
城北は、ソウル=市内=城の北を示す地名である。
実際、区名としても使われている。
この駅は以前、1911年に誕生したヨンチョン駅であった。
それが1963年に城北駅に改称された。この時、駅は確かに行政的にも城北区にあった。
しかしその後の行政区の変遷(分区)により、現在は蘆原区になっている。
実際、城北区役所の駅の最寄り駅はこちらではない。
このあたりに一般生活で誤解は生じることはあったと思われる。
この点では城北駅と名乗る根拠が揺らいでいたともいえる。
今回の改称も、この区の違いは要因の1つであったようである。
しかし、城北を区名ではなく、ソウルの北という意味で捉えれば、城北という駅名にそれほど違和感がない。
では、大学以外の他の駅名はどうであったのか。
区名の蘆原はすでに使用されている。
現在の住所的には月渓洞だが、。月渓駅もすでにある。
実は、駅の改称にあたって、住民の意見集約がおこなわれている。
http://blog.daum.net/syj5000/4181778
それによると・・・
1位 光云大 599
2位 光云大入口 325
3位 ヨンチョン 103
上記以外 127
城北 
ピョルマル
月渓聖堂
月光
であった。
この結果について、会議参加者の意見も、載せられている。
まず、地下鉄を運行し駅を保有する鉄道公社は改称に反対した。
特に「光云大」は固有名であり、規定上不可能と返答している。
たしかに、鉄道公社の路線の大学駅名はいずれも「前」がついている。
また、蘆原区長との協議でまだ改称する空気ではないとしている。
アンケート結果にも、聞いた範囲など根拠に疑問を呈している。
一方、区の方は、アンケート結果により改称の住民の希望が得られたとして、鉄道公社に改称の検討を要望を出した。
また光云大も、鉄道公社駅名委員会に1位の光云大駅の選定を希望、複数駅名の提案時は上位の3つを提案するように希望した。
結果、駅名委員会には上位3つが新しい駅名の候補として挙げられ、検討の結果、2012年12月、当初改称が不可能と言われた「光云大」への改称が決まったのである。
どうして公社側は従来の方針を変えたのだろうか。
この駅の改称は、かなり影響が大きかった。
なぜならこの駅始発、終電の地下鉄もかなりあるからである。
となると、すべての地下鉄駅、地下鉄車内の案内を、変えなくてはならない。
しかし実際は、改称から1ヶ月たっても、まだ旧駅名が使われている。
固有名を避けるには、元のヨンチョン駅という候補もあった。
しかも、城北駅に改称される前の駅名である。由来がないわけではない。
実際に、3位には入っている。
しかし、採用はされなかった。
地図を見る限り、現在、ヨンチョンという地名はこのあたりで使用されていない。
すでにあまり馴染みのない地名になっていたのだろうか。


seoulbouz at 21:32│Comments(0)TrackBack(0)

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