2008年10月13日

SBB -Ses Bot Blog-様主催の、
RMT業者との対談イベントにお邪魔してきました。
参加された皆様方、お疲れ様でございました。
RMT業者対談 in Ses








まず最初に率直な感想を述べますとー…。
言うほど目新しい情報は特に無く、
とにもかくにも平行線、
相容れる余地はどうにも見当たらず、
というのが正直なところです。

そう言った事を再確認できたと言う意味においては、
この対談イベントは成功と言える、とLydia@Gマスは考えます。
この対談の存在によるモノかどうかは不明ですが、
ガンホーさんの「おとり捜査」によって
このRMT業者がROから一時撤退を決め込んだそうですし。


RMT業者側の言う事を1から10までホイホイ信じるような
お人好しなLydia@Gマスでも無いのですけども、
考え方の根幹等からして歩み寄りは不可能なのだ、
と言う事だけは改めてハッキリと理解する事ができました。

そりゃぁ…。


現状のRMT業界はいわゆる中華系に牛耳られている、彼らは日本のRMT業者よりもタチが悪い、日本のRMT業者が存在するからこそ山積しているRMT問題は今の程度で済んでいるのだーとか、

山積したRMT問題を助長したのは我々RMT業者であることは間違いない、だからこそ我々RMT業者が率先して問題に取り組まねばならないのだーとか、

RMTがほとんどのゲームの規約で禁止されている事は理解しているが、その規約自体疑問が残るものである、つまり確信的に規約違反を行っている訳ではあるが、規約の同意や合理性については今議論しても仕方ないことだーとか、

ガンホーに「おとり捜査」でキャラを特定されBANされた、規約違反者を取り締まるためとは言え「おとり捜査」をするのはどうなのか? 確かにゲームの規約ではRMTは禁止されてるが、運営会社側も「運営やそれに関係する人物の利用の禁止」と言うRMT業者側の規約を破っている、これが有りだというなら「殴られても殴り返しても良いのか」と言う話になるーとか、

ガンホーは「おとり捜査」をするが他社は積極的ではない、それは「殴られたから殴り返しても良いのか」と言う問題に明確な見解が出ていないからだ、つまり「おとり捜査」もグレーゾーンなのだーとか、

弊社では中華系の生産する通貨は扱わないと言っているのに「仕事の日課は、中華系業者らに今日の在庫と価格を教えてくれと連絡しまくることですw」ーとか、

ゲーム内資産の所有権はゲーム会社にあるけども、一生懸命育てたキャラや資産を引退時に消去するのは勿体ない、通貨を不要とする人・通貨を欲している人の架け橋になればいいと思うし、ある程度のルールの元に行われるRMTならば問題無いはずだーとか、

RMT事業を始めた頃は何故RMTが禁止なのか等認識が甘かったが、今は問題は問題として認識し、RMT業者側の立場から改善していけたらーとか、

引退時に資産を消すのはゲーム内通貨の流通バランスから見ればマイナスである、存在するものはある程度流動性を持たせるべきと言うのがほとんどのRMT業者の考え方だーとか、

そもそもゲームとしてRMTを想定していない作りと言うのは体の良い言い訳だ、RMTを認めたくないなら、最初からRMTが存在していてもゲーム内に大きく影響が出ないようにゲームを作る事も出来るはずだーとか…。


こんな「どの口が言うのか」的な事を淡々と言われたら、
心を許して歩み寄るとか無理です、正直。
や、最初から歩み寄るつもりがあったかと言われたら
別にありませんがとしか言えないのですけども。


中でも一番Lydia@Gマスがイラっときたのは、
「殴られたからと言って殴り返しても良いのか?」
という言い分。
(ガンホーさんが行った「おとり捜査」に対する言い分)

殴られる覚悟が無いんだったら、最初から殴らなければ良い話です。
それでもこのRMT業者は利益を優先・追求し、殴りにかかった。

しかして先に殴っておきながら、殴られた途端に
「殴られたからと言って殴り返しても良いのか?」

…ちゃんちゃらおかしいにも程があります。
何らかの深謀遠慮があっての言動だったとしても、
ハッキリ申しまして相容れる余地は欠片も生まれず、
変わらずの絶無、としか言いようがございません。


とまぁRMT業者の言い分はさておき、
「おとり捜査」を行ったとするガンホーさんに対しては
(RMT業者の「おとり捜査があった」とする発言が真実ならば)
Lydia@Gマスとしては十分評価に値するのではと考えます。
そこに運営リソースを割く余裕があるのならば、
今後も引き続き実施していって欲しいところ。

…ただ、「おとり捜査」はゲーム内で完結する手段ではございませんゆえ、
RMT業者側が「おとり捜査」に対し強固な態度に出る可能性も少々…。
そう言った意味でも、ガンホーさんには頑張って頂きたいところです。

(23:51)

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