1(写真:リオ五輪最優秀のハサンボイ)

 アジア・ボクシング界は2008年北京五輪前後で一つの全盛期を迎え、2012年ロンドン五輪や2016年リオ五輪、2年に1度の世界選手権でも安定的に好成績を収めてきた。中でも特に優秀な国はどこで、日本は何番目だろう?
 ASBCでは、先日、世界選手権で獲得したメダルの色と個数による国別ランキングを公開した。1位は中央アジアのカザフスタン。1991年のソ連解体後、1993年から参加して金11・銀12・銅17で計40個のメダルを獲得した。現在、プロボクシング界で人気を博すゲンナディ・ゴロフキンも世界選手権・金メダリストの1人だ。
 2位は同じく旧ソ連圏の隣国ウズベキスタン。金6・銀13・銅17の計36個で続いている。
 存在感を急速に高めたのは3位の中国も変わらない。1991年の参加から金3・銀1・銅9の計13個。ちなみに金と銀のメダルはすべてゾウ・シミンがライトフライ級で獲得したものだ。
 4位は1978年から参加した韓国で金2・銀3・銅8の計13個。この後にモンゴル、タイ、北朝鮮、フィリピンと続いて、日本は銀1、銅2で9位に位置している。なお、この上位10カ国で日本は、モンゴルと並んで1974年からの参加と特に早い。
 銀メダルはミドル級の村田諒太(東洋大・職)が2011年(バクー)、銅メダルは石井幸喜(自衛隊体育学校)が1978年(ベオグラード)、川内将嗣(専修大)が2007年(シカゴ)に獲得したものだった。