せりしゅんや的アマボク通信

中国が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。

カテゴリ:トルコ編『劣悪!オリエンタルバカンス』

(写真:トルコの猫はかわいかった)  日が昇りかけた早朝。着いたときとほとんど同じ時刻に、お世話になったホテルをチェックアウトした。  同部屋にいた大学生の客が全員、わざわざ起きて見送ってくれた。 「わざわざありがとう!」 「いえいえ!今度、格闘技のチ ...

 ボスポラス海峡を連絡船で渡り、ヨーロッパ側の陸からアジア側の陸へ移動した。  住宅地がメインのアジア側は、これといった見どころがなく、観光客も少なかった。しかしかながら、サッカークラブ『フェネルバフチェ』の競技場は、その少ない例外の一つだろう。2002 ...

「それじゃ、またな!」  木村さんは予告通り、今朝からギリシャへ旅立つ。  大きなリュックを背負い、再び『メリフ・イキ』に現れた木村さん。今日はTシャツではなく、灰色のポロシャツを着ていた。  あれだけ急激に深まった友情だが、最後にバーで大損を食ら ...

 ムラットとハッサンで日本円で約8万円ずつ。ひとまず、ムラットがまとめて払った。土下座の木村さんは、日本円で4万円。あの状況で、半額まで値切れただけでも、十分ファインプレーだろう。  タクシードライバーは、行きと同様、過激なドリフト走行だった。だが、今度 ...

 戦場から一時待避するように、トイレに入った。室内の音楽と残った3人の、「うっほほーい」という絶叫が、2、3度聞こえた。  さて、どうするのが最善策か。自分に問いかけるように、鏡を見ながら、深呼吸をした。  ムラットもハッサンも、この街の夜を知らない ...

 スピード狂のタクシーは、トルコ人と日本人を二人ずつ乗せ、ようやく歩道に寄った。 「俺たちは日本とトルコの新しい代表だ!ワールドカップをやり直そうぜ!」  ノリノリのトルコ代表はハッサン。  エンジンを停めたそこには、ネオンを黄色く輝かせるひとつのナイト ...

     翌日も木村さんと遊んだ。出会いは、自分が声をかけたことからだったが、今度は向こうから、ホテルにやって来た。  朝の日差しをまぶしそうにかざす木村さんは、手ぶらだった。そしてジーパンにTシャツ。巨大なリュックを背負った昨日よりも、はるかに身軽 ...

   来る時の飛行機で、おばさんからもらった睡眠薬を、昨夜はヤケ気味に使った。  理由は、異国の滞在に興奮していたわけでも、じゅうたん屋のいざこざが気になってわけでもなかった。蚊がうっとうしかったのだ。  朝から身体中が、かなりかゆい。  昨夜の自分 ...

トルコアイス屋  気がつけば午後6時。早朝から散々動き回ったが、イスタンブールの空が、夕暮れにさしかかったところで、少し休息を取りたくなった。  街を歩くと、すれ違うトルコ人たちが時々、「コンニチワ!」と手を振ったり、肩を組んだり、ツーショット写真を ...

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