せりしゅんや的アマボク通信

中国が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。

カテゴリ:エジプト編『劣悪!オリエンタルバカンス』

(写真:むしろ励まされたい人たち)  試練の夏休みが終わって早3週間、すっかり「出稼ぎ母国ニッポン(造語)」に帰ってきた。しかし、自分にだけ、夕方になるとコーランが聞こえてくるのが悩みだ。実際は、焼きイモ屋なんだけど。その都度、ムスリムたちの礼拝の光景が ...

   上の階にあるホテル『サファリ』の前には、過去の宿泊客が残したありがたいお言葉が多く書かれている。魅惑的に思いながら見つめていると、下から同部屋の客から声をかけられた。 「そろそろ朝食を取りませんか?」  大学生、永井君は一流大の4年生で、父は官僚 ...

 まるで青天の霹靂、いやいや、まるで神のお告げのようだった。  エジプトボクシング連盟と連絡が取れず、ほとんどあきらめかけたホテルの部屋。自分は土産を渡す人のリストアップをしていた。  だが、午後八時半。こんな時間に、奇跡ともいえる電話が入ったのだ。 「 ...

 下痢が悪化してきた。本当なら、『ベニス細川家』では、トイレットペーパーは、使うときに受付に申し出ることになっている。  だが自分は、あまりに頻度が高いため、オーナーのサイードさんから、「持っていていいから」と許可をもらった。 「大丈夫?薬あるけど」   ...

 トルコに続いてエジプトまで、滞在最終日にひきこもっている。  仕事の道具を立て続けに失う現実があると、先のことすべてにも、マイナス志向になる。取材は、絶対に譲れない浪漫でもあるのだ。逆に、これさえうまくいっていれば、現在や未来にある苦難、それどころか ...

「チョト、待ッテ!」  夜の街を散策していると、カタコトの日本語を話すのっぽな男に呼び止められた。 「ワタシノ名前、エサム(仮名)!日本語、勉強シテイマス!」  そう声をかけて来た彼は、日本人の日用アイテムを、いくつか財布に入れていた。 「コレ、学生証。 ...

   午後六時半。コーランが響き渡り、イスラム教徒たちに断食の終わりを知らせた。  表情も一気に和らいだエジプト人たちに、断食は辛いかと聞くと、 「辛いけど、問題ない」  と答えた。  エジプトが今日まで、断食を徹底できた理由の一つに、エジプトの暑さも ...

 おはようございます。今朝は空虚な砂漠からズーム、インッ。 「って言うか、誰もいない!!」  置いてきぼりだ。  いつの間にか、他のメンバーがどこかへ行ってしまった。  と思ったら、背後を振り返ると、まだ皆、寝ていた。  よかった。そう思いなが ...

   午後四時。ジープは最初の目的地、黒砂漠へ到着した。  夕方にもかかわらず、勘弁して欲しいほどまばゆい日差しの下、確かに岩石が黒く染まっていた。  それを一つつまんで、イタリア人のマルコが、 「こいつはファンタスティックだ!」  と、写真を撮りまくる ...

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