適当、気分屋、刹那主義。

タイトルそのままに書きたいことを書いて自己完結します。 主に写真と及川光博な日々になるかと。

2017年の桜。

今年も行ってました。



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2回めの長谷寺。前は紅葉の時期に行ったけど、じっくり歩けてきれいなところなのでオススメです。
すっかり奈良めぐりが好きになってる自分がいる。


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前回も撮ったけど紅葉のときは人が多くてちゃんと撮れなかったのでリベンジ。



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こういうベンチにそこはかとないノスタルジー。あとカメヤマローソク。


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PENTAX Qのトイレンズ。花を撮るのが合ってるような気がする。


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山を降りたり登ったりで運動になる。


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ここの川、前回もけっこうな急流。



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長谷寺を後にして、適当に。



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去年の真田丸でも五人衆として登場した後藤又兵衛にゆかりある又兵衛桜。
ただし、大阪の陣のあと実は落ち延びたらしい又兵衛が住んでいたかも。というゆるふわ設定の場所なので、単純に石垣からせり出してる桜がすごいです。



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終始くもり空でなかなか難しい。
そもそも最近はカメラ触るのが年に数えるほどで、毎回使い方を思い出しては次回に忘れるという作業。



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最後は夜にライトアップするらしい郡山城跡へ。
しかしちょうどこの日の前の週で終わってた。残念。


帰りに大和地鶏の店に。

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左上…鶏刺し。うまい。
右上…もも炙り。うまい。
左下…名前忘れた、希少部位というが普通なら鶏ガラ用に使われるやつかも。食べるの面倒だがスナック感でうまい。
右下…親子丼と鶏団子スープ。うまい。


うまい。

というわけで今年の花見終わり。
しかし思いの外寒かったせいで風邪ひいた。

YELLOW VALENTINE

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YELLOW VALENTINE



去年ドハマりしたGRAND FAMILY ORCHESTRAの2ndアルバム。
去年の11月くらいにレコーディングしてたってツイート見てからずっとソワソワしてたんですよ、僕なんていうのは。

そんで公開されたリードトラック「リンディンドン」を聴いて、これまたどっくーんときてたんですよ、僕なんていうのは。



「リンディンドン」

ああもう良いやで終われない事は
少なくて良い 一つあれば良い そこからだけは逃げないで
いつも未来に期待していたい

前作「BACK TO THE ROCK’N ROLL」とはまたちょっと違う切り口で、でも期待を越えてくれる安心感。音楽的なことは知らんけど、音が絡まってぐちゃぐちゃしてないのが気持ちいい。特にサビのホイッスルがクセになる。そして声をあげずにはいられないシンガロングな構成。こういうのが大好き。

「黄金になる」

黄金になる一日を また生きたいと思える日を
忘れてしまいたい事を 少しだけ許せる一瞬を

さらにスケールが大きくなる2曲目。サビだけでかなりごちそう感がある。とにかく音が良いんだが、歌詞のフレーズもグリグリと僕の琴線を触れるどころがえぐってくる。
こういう曲すっごい歌いたい。歌えるかは別にして。

「TAXI」

もう死んでしまいたい夜に 君のことだけ考える
余白をくれるのは TAXI

ソウルフルなシャウトとグルーヴで殴りかかってくる3曲目。この曲はやたら歌詞がドラマチックで、そんなドラマを支える脇役が主役な感じ。

「七夕の虹」

夕立が 今日 虹を呼んだ
七色並んだ空が もうすぐ暮れていくよ
一度くらいは 君も振り返るだろうか

4曲目から一転してぐっと落ち着く。こういうときのドラムとベースの安定感が本当に気持ちよくて、そこにギターがそれぞれ色を添えていくから何度聴いても飽きない。
この曲もすっごい声に出して歌いたい。歌えるかどうかは別にして。

「大人の旅」

いつ死んだって良いように 諦めじゃなく納得したいな

上記の1フレーズがすごく重いけど優しい。終始漂う「自分の思い描いた大人には程遠いけど、自分はもう大人になってた」感。たいていの人は30前後くらいに実感すると思うんだ。子供のときに見ていた大人は、けっこう子供の前で大人を演っていたんだって。
5曲目にしてアルバムの最後を飾っても不思議じゃない、爽快感のある構成。でもここで終えないあたりにこだわりを感じる。本当に、ここで終わっても何一つ不満はない。

「ニコウエ」

あの時大人に見えた彼女へ
背伸びしながら見ていた景色へ
いくつか覚えた言葉を持って
タイムマシンに乗って行こう

さっきは大人への展望を気持ちよく歌っていたのに、次には10代のあの頃に後ろ髪を引かれている。
ゆらゆらと浸りたくなるミドルテンポに、左右から聞こえるギターがトリップを促す。特に右からサブリミナル的に仕込んでくるギターの「キーンコーンカーンコーン」のチャイム音。これがずるい。これにノスタルジーを感じるなというのは無理な話だ。

「salt as love」

暇つぶしにしては少し 愛しすぎた日めくりは
もういつの間にか 強い風に攫われた
おんおん鳴いた 結晶だ 愛はそんな 結晶だ

ラストはビターで「しょっぱい」ラブソング。この感じ、昔聴いてたなにかを思い出すんだけど、まったく思い出せない。実は聴いてなくてただのノスタルジーかもしれない。分からないけど、しっとりと幕を下ろす構成はアラサー世代を狙い撃ちしてるように思えてしょうがない。
最後は気持ちよくドーン! もいいんだけど、こうやってしみじみするのも良いんだ。



バンドとして1年の活動を終え、2年めに向けてのアルバム。公式サイトには5人のメンバーがそれぞれがこのアルバムとGRAND FAMILY ORCHESTRAというバンドに対する思いを綴っている。それを読むと、どうして彼らの曲と歌詞にやたらと惹かれるのかが分かる。

人間30歳を過ぎれば、後戻りできないところへ足を踏み込んだ感覚になる。もちろん人生はいつだってやり直せるというメッセージもあるだろうが、そこには莫大なエネルギーが伴うのだ。そんなやるせなさと、それでも日々は前に進んでいく理不尽さに、救いを求めたくなる気持ちが分からないといえば嘘になる。

このアルバムには無意識に空いた心の余白を埋めてくれる優しさで満ちている。好きなことに向き合って挫折して後悔して、それでもまだ諦められないからしがみつく。その姿が愛しくて美しい。

アラサーにこそ聴いて欲しいバンド。

大正義。

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大正義


福岡発のインディーズバンド、ポルカドットスティングレイの1stミニアルバム。
MVで着実に認知度を上げてのリリースで、僕としても4月の楽しみのひとつであった。



リードトラックの「エレクトリック・パブリック」
君は正義さ きっと顧みる暇もないや
こうなってしまった サヨナラさ 誰のせい?

リードだけあってポルカっぽさを全面に押し出していて、ここで掴む気が満々。でも「テレキャスター・ストライプ」から入ってると、ちょっと違う面を見たくなってくる。
もちろん持ち味の魅力的なギターサウンドと気持ちいいドラムとベースのリズム、そしてボーカル・雫の歌声が発揮されてて結局好きなんだけど。

きみなんかより幸せでいて
きみを苦しめたい

一聴して惹かれたのは2曲目の「ミドリ」のほうだった。
今まで以上にダウナーな歌詞とトリップできるうねうねサウンド。ベースの浮遊感にキリキリ鳴いてるギターが狂気の一端をにじませる。
愛憎の憎のほうに振り切った歌詞は、上記引用のような部分に表れている。相手がいて初めて成立するからこその愛憎。

溶け合ってしまえばいいさ
君だってそうなのさ 最初から

続いてアッパーな3曲目「シンクロニシカ」はギターが疾走してキレが良い。そのわりに歌ってることはやっぱりダウナーなんだけど。

今ここで世界が終わることにして抱きしめて
あなたが誰なのか知らないけれど結局 今日は愛おしい

再びじめっとダウナーな「ベニクラゲ」。たとえば自分が不老不死だったとして、誰か一人を愛し続けることはできるだろうか。愛の不滅を歌うことの悲劇が詰まっていて、その息苦しさが演奏にも歌詞にも歌い方にも表れている。こういう曲はアルバムじゃないと入れられない、だけど絶対に必要な1曲。

ああ、私の春であるあなたにとって、
可愛いだけで終わっていたかった

またもアッパーで爽快感すらある「本日未明」。普通なら笑顔で青空の下笑っていられるような曲でも、両手にはナイフをもって居なくなってしまったあなたへサヨナラを告げる、最後まで愛の狂気を歌いきっている。タイトルも意味が分かるとなんだかソワっとくる。

もしも僕が教祖になったなら
今日から君は盲目さ

CD版のボーナストラック「夜明けのオレンジ」は大正義Ver.で収録。「極彩」のときにくらべて音の厚みが増していて迫力が出ている。それにしても歌い出し(上記引用)からすでにパンチのあるこの曲も今回の「大正義」にちゃんと合った選曲だった。


ボーナスを抜くと全5曲でアッパー→ダウナーの曲調を繰り返し、総じて恋愛のネガティブな部分を強く押し出している。そんなアルバムの何が大正義なんだろうって思って気づいたのは、「恋愛=楽しい・美しい」に対する皮肉じゃないだろうかってことで。その正義の中で愛憎に苛まれ、踊らされるからこそ「#正義と踊れ」というキーワードを残したんだと解釈した。
サーカスティック(sarcastic)という歌詞を印象的に使うのも含めて、世の中の正しさに対する懐疑心を詰め込んだのかな、と。
そんな歌をボーカル・雫は実に上手く歌い演じている。特にズシッと二面性を表す低音や狂気的な笑い歌いが狂気や異常性を印象づけてくれる。

一方で演奏のほうもじっくり耳を傾けると気持ちよく乗れたり、ゆらゆらとトリップできたりしてずっと聴いていられる。ギターリフが魅力的でありつつドラムとベースだけでも満足できるくらいの安定感で、1stアルバムとして十分の出来だと思った。
(よくよく見たら「ベニクラゲ」「本日未明」以外はベースがゲスト奏者なんだけど、それはどうなんだろうかw)




全曲プレビューのトレーラー。
多才なだけあって自分のやりたいことの表現方法を色々知ってる。
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