新春のご挨拶

 新春の候、箱庭国際社会の首脳の皆様方におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。立春を目前にしていますとは言え、まだまだ寒さ厳しき折り柄、お風邪など召されませぬよう、お気をつけください。皆様のご健康と一層のご発展を祈念致しまして、新春のご挨拶とさせて頂きます。
                        国家行政委員会最高委員長 壬生正宣            

 さて、昨年は残念なことに、箱庭国際社会が一時休止となってしまいまして、愛すべき箱国民は散り散りになってしまいましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。個人的には、年末年始の多忙によりネットの閲覧が制限され、参加させて頂いておりました箱庭星団諸国の国家運営を怠ると言う事態になってしまいまして、関係の皆様方には多大なるご迷惑をおかけしてしまいました。ここに深謝致します。
 昨日から学校が始業となり、徐々に普段通りの生活を取り戻しつつありますが、今年は私、いよいよ受験生の身となってしまいます。ですので昨年同様、ネットに注力する訳にはいきませんが、箱国6(仮)には出来れば夏期休暇辺りまで参加できたらなぁ、なんて考えておりますので、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 それでは、皆さんお元気で。桜咲く春の箱国6(仮)でまたお会い出来たら良いですね。
 


settu123settu123  at 17:40  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 国家行政委員会・その他機関  

国行委、“漸進的な国政改革”指示 ■第百二十一号■

-今日の主な掲載内容-
[国内]・国行委、“漸進的な国政改革”指示 憲法改正目指す

[総合]・リルバーン共同防衛軍 戦力の移駐終える 
    ・第三次ユーク紛争 講和へ向け最終調整

[国際]・木村総統“電撃的”引退を表明 
    ・メトラ教の世界的布教―現実化する宗教対立への懸念


【国行委、“漸進的な国政改革”指示 憲法改正目指す】
 国家行政委員会は、立法権の独立、国行委最高委員長の完全任期制導入、軍部大臣現役武官制の撤廃、郷土防衛隊の創設と兵役制度改革等を盛り込んだ「漸進的な国政改革に向けた基本計画」を決議し、今月20日に発表した。今後は基本計画に基づき、ヴァレフォール暦16年中に三洲連合共和国憲法の改正を目指して国政評議会との調整に入る。壬生政権としては、「文治的で安定感がある」との評価が内外で固まりつつある中、吉祥寺政権下で整えられた急進的な国家主義化政策を修正。これによって国民からの支持を更に磐石にすると共に、対外的には、吉祥寺政権との違いを強調、「吉祥寺傀儡政権」との揶揄を払拭したい狙いがある様だ。

[立法権の完全独立、国政評議会権限拡大へ]
 これまで、我が国の行政権及び立法権は、合議体としての国家行政委員会が司り、国家行政委員会の決定事項を、翼賛機関としての国政評議会が承認。その有効性と正当性を保証、維持すると言う非民主的な政治的体裁をとってきた。今般の国政改革では、立法権を国政評議会に委譲し、西園寺政権下で確立した三権分立の構造を復活させる。

[国行委最高委員長は完全任期制]
 三権分立体制の復活にあわせて、国家行政委員会最高委員長に任期制(1期:5年)が適用される。事実上の「終身最高委員長」が容認されてきたこれまでの制度上の問題点が改められる。

[文官優位、国民参加の国防 郷土防衛隊創設へ]
 壬生政権成立直後に行われた閣僚人事で、事実上凍結されていた軍部大臣現役武官制が完全撤廃される。軍人の政治参加にこれまで否定的な立場を維持してきた壬生最高委員長の念願が叶う形だ。
 また、20歳を迎えた男女に課せられる兵役義務に関しては、国家防衛総軍への入隊と実戦配置と言う従来の制度を廃し、全員を新たに創設される郷土防衛隊に参加させ、同時に良心的兵役忌避を認める。この郷土防衛隊は各都県ごとに設置され、我が国の沿岸警備を担う海洋保安隊と同様に、国防統制省長官に直属。災害出動、騒擾鎮圧、国家防衛総軍への後方支援などを本来任務とする。生まれ育った故郷を護持する事によって、同時に祖国への貢献を果たすという理想的な徴兵制度が誕生すると言えるだろう。


【リルバーン共同防衛軍 戦力の移駐終える】
 三リ安全保障条約に基づく措置として、首都アルタリア近郊及びユークトバニアとの国境地帯に展開しているリルバーン共同防衛軍(在リ三洲軍)の報道官は23日、三洲本国からの戦力移駐を完了したと発表。一個機械化歩兵師団+強化型一個飛行隊を擁する精鋭が、遠いリルバーンの地で本格的な実戦配備に就く。

[“職を賭す覚悟”宰相、在リ三洲軍関連法成立へ熱意]
 野党連合が、在リ三洲軍の受け入れに否定的な立場を示した事から、皇帝陛下の緊急勅令と言う窮余の策によって、同軍の同国に於ける作戦行動を合法化したリルバーン政府。同国政府は、同軍に関する正式な法的根拠を固める為、議会に在リ三洲軍関連六法を提出したが、依然として野党連合の反発は根強い。キース・ウィルコックス宰相は、同法の成立に「職を賭して取り組む」と発言。法案が否決された場合に、内閣総辞職する可能性を示唆しており、同軍を巡る政治的な混乱は、政局にまで発展している。

ラースディナ飛行場を一般開放 国民に理解求める] 
 在リ三洲軍司令部は、同軍の航空部隊が展開するラースディナ飛行場を、今週末にリルバーン国民向けに一般開放する事を発表した。同軍司令部としては、こうした精力的な広報活動によって透明性を強調し、民間レベルでの理解と協力を獲得したい狙い。
 主力のIMF-28“バルバトス”多用途戦闘機、輸送用ヘリコプターを始め、飛行場防衛用の銃器類、装甲車輌、地対空誘導弾などが公開される。戦闘機の展示飛行、ヘリコプター、装甲車輌への試乗体験などの各種イベントも予定していると言う。

【第三次ユーク紛争 講和へ向け最終調整】 
 第三次ユークトバニア紛争の終結に向けた参戦国間の外交交渉は、雲龍起草のシーニグラード講和条約に関する議論へと移行し、最終段階に入っている。

【木村総統“電撃的”引退を表明】
 
日照の木村平八郎終身総統が21日、国家非常事態委員会を通じて引退を表明した。世界最長の在任記録を保持し、建国以来同国の牽引役を務めてきた人物だけあって、その反響は大きい。一方で、引退表明があまりにも電撃的であったことや、腹心の閣僚が同時に引退を表明したこと、また彼らがヤードへ移住すること、そして前後に敷かれた首都戒厳令と国境封鎖措置など踏まえ、この引退の背景について様々な憶測が飛び交っている。「木村総統独裁・個人崇拝体制の揺らぎ」を指摘する専門家の意見も一部で紹介されており、同国の国内情勢はきな臭くなってきているようだ。
 
外務省広報:「大日照民主共和国への渡航については、従来通り、厳しい制限が加えられます。同国周辺地域への渡航については、可能な限り回避するよう、おすすめします。」

【メトラ教の世界的布教―現実化する宗教対立への懸念
 
教義が伝承によって次代へと語り継がれると言う独特な性質を持ち合わせるメトラ教が、ウォルドローフ条約機構・ニモーディアナ通商連合加盟国を中心に流行している。これは、高等伝承師(メハターリム)の海外派遣制度を、同教発祥の地・エルテメルカーンが、各国政府からの強い要望に応える形で解禁した事を契機としており、以来同教の信徒は増加の一途を辿っているという。

[現実化する宗教対立への懸念]
 このような同教の世界的な布教が進んでいる一方で、同じく世界中に信徒を有し、ユークトバニアでの国教化に向けた動きも活発化している、パロンシュレイヒ教(聖地:シェイフェナリア)との衝突が懸念され始めている。現に、ヤードでの
パロンシュレイヒ教信徒によるメトラ教崇拝所襲撃事件と、直後に強行されたメトラ教信徒による報復と言う、血で血を洗う抗争の模様が各国メディアで報じられ、現実味を帯びる世界規模での宗教対立とそれに伴う惨事に、多くの人々が戦慄した。
 尚、この事件に関しては、シェイフェナリア政府が「パロンシュレイヒ契約者以外の可能性が極めて高い」との公式見解を示した。また、同国のアールフィルド枢機卿は世界規模での宗教対立と言う構造自体が、「仕組まれたシナリオ」と分析し、その上でメトラ教信徒の爆発的な拡大がアルベニックの同盟国と友好国に限定されている、と発言。同国とアルベニックとの深刻な関係悪化を如実に示すものとなった。

[一刻も早い事態の沈静化を―三洲神教総本山]
 三洲神教総本山・泰平護國院の笙麓昇雲第五十七世別当は23日、事態の沈静化を求める声明を発表した。同時に、その旨の書簡をパロンシュレイヒ、メトラ両教の首脳部に宛てて送付した事も明らかにした。
 野崎正久・国家行政委員会報道官は、ヤードでの流血の惨事について「心より哀悼の意を示す」との談話を発表するに留まり、事態への直接の明言は回避した。


ヴァレフォール暦16年7月夏季掲載・国民協和党機関紙「興国」電子版

≪政府広報・企業宣伝≫
護国の務め、進め躍進大三洲    -国防統制省-
兵は前線 我等は国債       -財 務 省-
防共防諜 揺るがぬ三洲      -国家保安省-
悠久の歴史と文化 華の古都城久へ -三洲国営鉄道-




settu123settu123  at 20:05  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 国民協和党機関紙「興国」  

国防総軍リルバーン駐留 政府間合意成る ■第百二十号■

-今日の主な掲載内容-
[総合]・国防総軍リルバーン駐留 政府間合意成る
[国際]・ユーク革命政権、自発的解体を発表 事態収束に向かう
[国内]・護国の務め、自主国防を徹底貫徹 16年度国防大綱発表 

【国防総軍リルバーン駐留 政府合意成る】
リルバーン共同防衛軍の装甲車輌 三リ安保条約(三洲連合共和国とリルバーン帝国との局地的で片務型の安全保障条約)に定められている国家防衛総軍部隊のリルバーン駐留について、三リ両国は、部隊の具体的規模やリルバーン国内での法的位置付け等を取り決める政府間の交渉が、無事に終了し、双方で合意に至ったと発表した。

[一個機械化師団+一個飛行隊の統合軍“リルバーン共同防衛軍”]
 三リ安保条約第四条に基づく措置として行われる、国家防衛総軍部隊のリルバーン派遣だが、政府間交渉では第四条に記載されている「比較的少数の陸上・航空部隊」と言う文言や、部隊の同国国内での法的位置づけ・地位等に関して、忌憚の無い議論が交わされた。
 先ず、この部隊に関しては、軍中央たる中央参謀本部に直属し、9,500名からなる特別編成の一個機械化歩兵師団と、30機程度の一個飛行隊を統合運用する“リルバーン共同防衛軍”とし、これを「現今の情勢下」での、「比較的少数の陸上・航空部隊」と定めた。部隊の拡大、縮小について、その時々の情勢判断によって柔軟に対処出来るよう、ある程度含みを残した格好となった。共同防衛軍の本来任務については、条約文章中に記載されている通りで、「有事にはリルバーン帝国軍による防衛活動を三洲本国軍到着の間補助し、平時にはリルバーン帝国周辺の脅威を監視する」となる。

 また、共同防衛軍の治外法権については、同国の国民感情等を考慮した結果認められず、あくまでも同国国内での共同防衛軍将兵に対する刑事裁判権は、同国司法当局が所管する事となった。

[国防総軍、初の海外駐留] 
 因みに、軍事組織の海外への一定駐留、と言う事で括れば、我が国は西京独立国家連合軍・SISAF艦隊の旧東州派兵や、大使館護衛と在留邦人保護を名目としたシェイフェナリア政経監督庁附属独立防衛任務軍派遣等を経験している。然しながら、前者は国家防衛総軍単独での任務遂行ではな無いし、後者についても、あくまでも国家防衛総軍とは別の指揮系統にある組織として送られた。従って、今回のリルバーン派兵によって、我が軍は創立以来初めて、部隊を長期的に海外駐留させる事となる。異境たるディルタニアの地で輝洲旗を掲げ、祖国三洲に忠誠を誓い、リルバーン臣民の為に奮励努力を厭わない、全ての国家防衛総軍将兵を賛美し、そして彼らの武運を祈ろう。

[既に半数の戦力 移送終える]
 同国首都アルタリアに最高司令部を設置した共同防衛軍のスポークスマンは、その戦力の約半数が、1935期までに同国へ移送されたと発表した。今般のユーク情勢に対する、ヤードを筆頭とした諸外国の軍事介入措置を受けて、派兵を早めたものと考えられる。航空部隊は、首都近郊のラースディナ飛行場を根拠地とした。陸上部隊に関しては、帝国領邦の一つであり、ユークトバニア地域に隣接するエミリュリーヌ社会共和国に駐屯する事となっている。
 また、
西芝電子FCS-24G射撃統制装置を運用し、砲塔側面に赤外線誘導の対戦車誘導弾を備える最新鋭の10式歩兵戦闘車(SE-ICV10)や、新たな爆発反応装甲、ミサイル警報装置を実装した06式改主力戦車(SE-T06改)が試験的に実戦投入される事も発表された。
【ユーク革命政権、自発的解体を発表 事態収束に向かう】 
 ユークトバニア地域に於ける国政の完全掌握を対外に発表した革命政権であるが、「ユーク独自型」を本位とした革命政権主導の国家運営に強く反対するヤードゴニエが、ユーク解放と称して情勢への軍事介入を表明。日照、雲龍、シェイフェナリアがこれに続いた。

[革命政権、自発的解体を発表]
 当初、革命政権はこの軍事介入に対して「無期限武力闘争」の姿勢で臨んだ。ユークトバニアは、過去にも共産圏連合軍による、弾圧的で苛烈な武断統治を経験しているからだ。革命政権が示した徹底抗戦と言う勇ましい主張に対して、神州政府は、ヤード主導の軍事介入措置を「極めて社会帝国主義的である」として強く非難したものの、大半の諸外国政府は事態を事実上静観。反応は軒並み冷ややかなものとなった。実戦投入可能な武力を何ら保有せず、外部からの物質的な支援も絶望的となった革命政権は、畢竟、ヤード側に完全に屈服し、政権の自発的解体を余儀なくされる事となる。

[“漁夫の利”得た雲龍] 
 一連の騒擾に、ヤード側に立って参戦した雲龍は、革命政権との講和交渉で、参戦諸国として唯一、戦争賠償金、原油の無償提供、領土割譲を要求。莫大な規模のそれに諸外国からの非難が高まり、「やり過ぎだ」との国内世論の強い反発もあって、雲龍は
賠償金10000億Phelの支払いと、ユーク南西部近辺の領土割譲で妥協した。
 何れにせよ、ユーク解放を掲げるヤード主導の軍事行動に、邦人救出を名目として加わった雲龍は、かねてより渇望していたユークに於ける雲龍人経済圏の確立に成功。“漁夫の利”を獲得した事に変わりはない様だ。

[ヤード 講和条件を提示]
 ヤードゴニエは、革命政権に対して降伏を勧告すると共に、参戦四カ国と革命政府間の講和条件を提示した。解放軍と称した参戦四カ国連合軍の現地駐留、参戦四カ国政府の代表者で構成される西ディルタニア民主化機構の設置等が定められており、第一次ユークトバニア紛争後の共産圏による指導体制に極めて近い統治構造が確立されようとしている。

【護国の務め、自主国防を徹底貫徹 16年度国防大綱発表】
 ヴァレフォール暦16年度国防力整備大綱が発表された。ディルタニアへの新たな軍事的関与とその方向性が模索され始めている本年度。我が国の従来の国防体制を改めて見つめなおす必要に迫られている。

[防空
鳳洋級防空巡洋艦巡洋艦再就役 二隻の運用を開始]
 燃料
事情の逼迫から実戦を退き、西京軍港に於いてモスボール状態で保管されていた、鳳洋級艦隊防空システム搭載巡洋艦=写真=の再就役が決定した。既に一番艦「鳳洋」と二番艦「清洋」の二隻が実戦投入されており、領海内で遊弋している。現状でも、石油資源を産出し得ない我が国の燃料事情はおよそ万全とは言えないが、先般の聖戦(シオン戦争)に於ける西京防空戦で得た教訓から防空体制の抜本的見直しが図られており、防空巡洋艦の再就役もその一環と見られる。

[IMF-28“バルバトス”改修へ]
IMF−28バルバトス IMF-28“バルバトス”多用途戦闘機の近代化改修が行われる。セントラルコンピュータとヘッドアップディスプレイがアップグレードされる他、ターボファンエンジンとフェイズドアレイレーダーが、それぞれ西芝航空宇宙製作所の最新型に換装され、対空戦闘能力の向上が図られる。

 対空戦闘能力向上仕様のバルバトス戦闘機は、1944期に実戦配備された新造30機に初めて施され、その後、全機体を対象に順次改修を実施する予定だ。この改修の背景には、ディルタニア連邦の最新鋭制空戦闘機Silev-94の登場がある。世界屈指の対空戦闘能力を誇ると言われている北武IMF-23改“ヴァルキリー”の量産計画は、運用コストの面から既に凍結されている為、バルバトスの改修によって
Silev-94の登場に対抗しようと言う狙いだ。

≪政府広報・企業宣伝≫
ディルタニアの防共戦線を断固死守しよう -国民協和党宣伝部-
護国の勇士 国家防衛総軍兵士募集    -国防統制省-
個人向け国庫債券購入の勧め       -財務省-
悠久の歴史と文化 華の古都城久へ    -三洲国営鉄道-









settu123settu123  at 19:11  | コメント(0)  |  この記事をクリップ! 国民協和党機関紙「興国」  

リベッカで政変、共産勢力が革命政権樹立を宣言 ■第百十九号■

-今日の主な掲載内容-
[総合]・リベッカで政変、共産勢力が革命政権樹立を宣言 ・リルバーンとの片務型安保成立 国防総軍初の海外駐兵へ ・壬生正宣最高委員長 諸外国歴訪の成果報告 

【リベッカで政変、共産勢力が革命政権樹立を宣言】
 九月以降、リベッカ=アルテミス二重帝国で活発化していた共産勢力に対する激しい弾圧の動きに関連して、同国で大きな政変が起こった。政府中枢での武装闘争と思われる、クーデターによって国政を掌握したとする一勢力が、四日になって社会民主主義を標榜する「ユークトバニア革命政権」の樹立を宣言した。革命政権は、既に同国国内の大部分を支配下に置いており、「ユークトバニア連邦社会主義共和国」を名乗っている。

[革命政権を否認 軍需工場を爆撃]
皇嘉空軍基地を離陸したIMF-28バルバトス戦闘機 一方で国家行政委員会は、ユーク革命政権を、二重帝国領土を治める合法政府として承認しない方針を直ちに発表したが、二重帝国政府が事実上、国内での実権を喪失した事を受け、同国国内にある二重帝国政府保有の軍用機とその主要な部品、各種武装を軍事的手段によって接収する方針を固めた。
 二重帝国政府が保有する軍用機とその主要な部品、各種武装は、先般、三リ国防相間の覚書に基づいて、我が国から提供されたものだ。その技術面での所有権は、我が国に帰属している。国家行政委員会としては、ディルタニア連邦がこのほど実戦配備した、最新鋭制空戦闘機「Silev-94」の開発過程で、アルベニックから流入した旧SISA圏の軍事技術が利用されたという苦い経験から、同国国内の軍需工場を爆撃することによって、我が国の先進的な軍事技術がユーク革命政権や、共産圏に流出する事を断固として阻止したい考えだ。
 国家防衛航空総軍参謀本部の発表によると、皇嘉空軍基地から離陸した、数十機からなるIMF-28“バルバトス”多用途戦闘機=写真=の編隊は、ディルタニア大陸西岸の公海上で空中給油を受けた後、第1916、1917期と連続して、二つの軍需工場に爆撃を加え、保管されていた兵器ごと完全に粉砕した。

[在留邦人には帰国を勧告]
 ユーク革命政権による国政掌握宣言に前後して、外務省は、在留邦人約8,000名に対して直ちに本国へ帰国するよう勧告した。外務省は、国防統制省に対して特別輸送機(国家行政委員会専用機)の派遣を要請すると共に、国営三洲国際航空に西京―カンディア間の臨時便を依頼するなどして対処している。

[各国の反応]
 世界各国の、本事案への反応は早かった。特に、革命政権の樹立早々に、これを承認する旨を発表した神州に対して、ユーク系移民が組織した「自由ユークトバニア委員会」を後継政府として担ぎ出し、あくまでも革命政権を否認するヤードと言う、ディルタニア連邦構成各国の外交姿勢の差異には注目すべきものがある。また、エステルプラッテは神州と同様に革命政権を承認する方針でいるが、リルバーンや雲龍など、その他の主要なディルタニア主要国は革命政権に対して否定的であり、世界は必ずしもユークでの政変を歓迎していない様だ。

[二重帝国亡命政府受け入れを決定]
 国家行政委員会は、事実上実権を喪失した二重帝国政府の要人と、主だった公職関係者及び皇族の方々を、「リベッカ=アルテミス二重帝国亡命政府」として受け入れる方針を固め、同時にこの二重帝国亡命政府こそが、引き続きディルタニア西部地方「ユークトバニア」に於ける唯一合法的な政府・統治機構であるとの姿勢を改めて明示した。今後は、西京の二重帝国大使館を拠点に、ユークトバニアに於ける合法的政府として、自らの正当性を世界に遍く主張して行く事となる。

【リルバーンとの片務型安保成立 国防総軍初の海外駐兵へ】
 六日、リルバーンとの間で、我が国が同国を防衛する義務を負う、片務型の安全保障条約が成立した。ディルタニアに位置し、共産主義体制とは一線を画す、帝政国家としての同国は、東側で急激な政治的・軍事的拡大を遂げるディルタニア連邦を主導するヤードと、西側で今般の政変によって現れたユークトバニア革命政権と国境を接し、まさに二つの潜在的脅威を抱え込んでいる。一方で、我が国はユーク革命政権の登場によって、リベッカ=アルテミス二重帝国と言う「ディルタニアに於ける共産主義の防波堤」を失った。我が国と同国は、現今のディルタニアを巡る情勢について、利害が一致していると言えるだろう。今般の片務型安保の締結には、その様な背景が考えられる。
 また、この安全保障条約では、平時には同国周辺の脅威を監視し、我が国が同国防衛の為に軍事力を行使しなければならない有事に際しては、我が国からの主力部隊が到着するまでの間、同国軍の防衛活動を補助する為、国家防衛総軍の少数戦力を同国に駐兵させる事が認められている。これについて、野崎正久・国家行政委員会報道官は、あくまでも国家防衛総軍部隊の派遣は未定としながらも、「特にディルタニアでは、ユーク情勢が逼迫しており、抑止力として我が軍の部隊がリルバーンに駐兵する必要を感じている」と述べ、駐兵の実現に意欲を示した。

【壬生正宣最高委員長 諸外国歴訪の成果報告】
 壬生正宣・国家行政委員会最高委員長は、国政評議会(国会)の外交戦略委員会で、シオン戦争に於ける有志連合参加各国への歴訪の成果について報告。シェイフェナリア、ベルカ、ローゼンとの友好協力関係を維持し発展させ、同盟関係にある隣国レイリルとは、特にFCCのフェイルディラシアに於ける地位向上を目指して共同歩調をとり、経済などの多面的な分野での協力体制についても強化したいとする見解を示した。


ヴァレフォール暦16年1月冬季掲載・国民協和党機関紙「興国」電子版

≪政府広報・企業宣伝≫
革命政権断固膺懲 リベッカ亡命政府を支持しよう -退役軍人協会-
ユーク地域への渡航の禁止が勧告されました    -外務省-
深夜時間帯の電力供給規制が全面解除されました  -電気事業連合-
世界の軍事バランスを詳説   -
安武皇国観光局 はこ☆こく講座-




settu123settu123  at 02:05  | コメント(1)  |  この記事をクリップ! 国民協和党機関紙「興国」  

外交事務の一時休止に関するお知らせ

外交事務の一時休止に関するお知らせ

 我が国の外交事務及び大使館業務等を、特別の場合を除いて、西暦2007年9月18日〜西暦2007年10月1日の期間中、休止させて頂きます。あらかじめご了承下さい。

外務省総務局広報



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