小学生の自殺について調べたことは無いから、コメントする立場には無いかもしれない。
ただ、こんなに憤りを感じるのは何故だろう?
いい子があっけなく死を選んでしまう・・現実。

UemuraAkikoちゃん12歳が、お母さんのために編んだマフラーを首に巻いて自室で首をつってしまった。

 群馬県桐生市の小学6年生。
引っ越しで4年生で転校、5年生でいじめにあっていたという。
何故大した理由も無く意地悪をするのかさっぱり意味が分からない。
他人に意地悪をする子ども達に怒りを感じる。
それを防げなかった責任者達、そして私を含めた大人たちに言いようの無い「もどかしさ」を感じる。


AKIKOちゃんに比べて娘のは「意地悪」のレベルだったのかもしれないが、我が家の娘も同じタイミングの転校だ。末の娘は4年生で転校し、当初は問題なく過ごしていた。5年生になってから意地悪をされた。
転校生なのにのんきにしていたからだと思う。
男の子に石を投げられ頭から少し血が出ていたことがあった。
彼はすぐに謝ったらしい。

「一緒に帰りたかったらちゃんと言いなさいよ。」
一緒の方向に帰る女の子達にこういわれ無視された事のほうが、娘の心は傷ついたらしかった。
担任の先生が一緒に帰るように促すのが、ある女の子には気に入らなかったらしい。

在宅介護に時間を掛けなければならなくなり、母の住む西東京市に引っ越した時、子ども達は皆反対だった。子ども達には申し訳ないことをした。誰だって長いこと仲良くしていたお友達と別れ、新しく知らない人たちの仲間に入っていくのは難しい。
末娘の場合、すぐに次の転校生がやって来たのが救いだったのだろうか。



当時、夜中に精神不安定になる母から夕飯時過ぎに電話がかかる。夜遅く同居人が帰ってくるまでたった一人でベッドの中で過ごす母を放って置けない・・。私は子どもを寝かせつけた夜中、世田谷や狛江から母を看に西東京市までタウンエースを飛ばした。
朝のお弁当作りに間に合うように帰らなくてはならないからだ。

ちょうどオウム真理教事件も発生した頃。白いパジャマを着て必死の形相でシートベルトをつけず深夜にバンを走らせる私。シートベルトも義務化された頃だった。警察官が走る私の車の前に仁王立ちになり、びっくりして車を止めた。多分止まるように合図をしていたのだろう。室内で指紋をとられ尋問された。かなり凹んで、このままでは生活が崩壊すると思った。
そんな中、母の為の引越しだったから、「意地悪されて泣いている」との報告を担任の先生から受けても、どうする事も出来ない。私自身、ぎっくり腰になり、帯状疱疹や円形脱毛になっていた。放任。

もしも我が娘が自殺していたらと考えると本当に恐ろしい。いのちは人間にはよみがえらせることが出来ない。娘の命は幸運にも無事だったかもしれないが、心の傷が完全には癒される事は無いだろうと思うべきだ。ましてや、AKIKOちゃんの存在は親にとって自分より大切なものだっただろう。
何故死ななくてはならなかったか?と悔やまれる。これから、両親が背負わなくてはならない十字架を思うと、同情以上の感情が湧き上がってくる。
 



どうか、NewCommerに心を開いてください。
新しい人を受け入れてください。
自分の世界以外では誰もがStranger=見知らぬ人なんだから・・

隣の人が自殺する前にお友達になってあげよう
見知らぬ人の知人になってあげよう

虐められている子は絶対自殺しないでほしい。
いい子なんだから!
そんないじめっ子ばかりの世の中じゃないんだからね。

虐められている子を守れなかったからって凹まないでね!
どんなに上手くいかなくたってがんばって虐められている子を守ってあげようよ!

実際に実行しなくてもいい。
心で思っているだけで良い。
一人でも虐めはダメと思い続けている事が大事。
心の願い。
一人じゃないからね。