物々しいタイトルですが、内容はチャチです。
私はひとりで街へ行くと、必ず両手一杯に袋を抱えて帰ってきます。
昨日などは、パン一斤を買うお金さえ残らないほど、ぎりぎりの買い物をしてしまいました。
(しかもそのうちの袋のひとつを、どこかに置き忘れてきてしまったという体たらく)
振る袖がなくなれば、ある意味向後の憂いがないはずなのに、来月もまたカードの決済がやってきます。
まるで綱渡りをしているような生活。
この間、たまたま教会へ行ったので、「物欲がなくなりますように」と、真剣に祈ってきてしまいました。
熱帯魚のほうはとにかく一段落つけるつもりです。
ドールも作るほうに専念することにして……。
“身の丈に合った生活”とは、母方の祖父の口癖だったそうですが、なかなか実践出来ない自分は、まだまだ本当の苦労を知らないのだなと、反省することしきりです。
話変わって。
今月は面白いマンガの新刊が何冊も出ていて、二日間で五冊も買ってしまいました。
共通テーマに掲げた《リボーン》もそのうちの一冊です。
「ウケ狙いのキャラが騒いでるだけじゃん」とは、アンチ《リボーン》派の意見ですが、近頃理屈っぽいマンガが多い中、このように何も考えずに読める作品というのは、結構貴重なような気がします。
(全然フォローになってないよ)
《ONE PIECE》と《アイシールド21》も、ギャグが多いですけれど、今月出た巻には、どどーんと感動してしまいました。
週刊のほうでも読んでいるので、二度目の感動。
丁度ストーリーを忘れかける頃にコミックを出すタイミングにも、ちょっと感心しました。
どこら辺に感動したのかと言いますと、《ワンピ》はトムさんがフランキーを殴る件。《アイシールド》は、ルイが蛭魔に食って掛かる件です。
アメフトのことでは、やることをちゃんとやっているというのが同じなのに、仲間に恵まれなかったのが可哀相で、ルイの涙にこっちも少しうるっとなってしまいました。
トムさんの台詞は、カレンダーの裏にでもでっかく書いて、親に見せたいと思わないでもなかったですけれど、流石にやめときました。
船(物)と人間を同列に扱うのはなんか違うし、自分がヘナチョコなのを親のせいにするのは卑怯だし。
むしろ「親がドンと胸を張れる人間になってやる!」と考えるのが正しいかと。(←いいこと言った)(C)尾田ッチ
さて、ヘナチョコといえばディーノさんです。
私はこの人の“究極のボス体質”が大好きなのですよ。
格好いいし可愛いしで、かなりメロメロ。
ご飯をこぼしている様子なんかもー。(>▽<)
(それを箸のせいにしているのがまた何とも)
鞭使いっていうのもいいですね。インディー=ジョーンズが好きな私。
そういえば叔父が渓流釣りのとき、木に鞭を絡めて沢に落ちないようにするのに使いたいから、アメリカへ行ったら買ってきてくれと無茶なことを言っていたなあ。
テキサスとか、西部に行くとあるのかも知れませんけれど。
話を元に戻して、ディーノさんの憂いを含んだ瞳も好きです。
手下たちに慕われつつ、からかわれたりするとこも。
あー、あと。
「ボス、俺たちきっと暇人だと思われてるぜ」
「俺はそう思われたいんだよ」
っていう会話が格好良かった。
先代が傾けたファミリーの財政も立て直したし、実は有能なのですよね。
次巻にはフウ太も出てくるし、今から楽しみだなあ。