2006年05月12日

借金

 長年引きこもりの生活を続けていたというのに、私はカードを4枚ほど持っていました。
 始めのうちはヤフオクで稼いだお金で支払いを支払いに当てていたのですが、体調不良などからネットに繋がなくなり、毎日のように支払いの催促の電話がかかってくるようになってしまいました。
 もちろん信用はがた落ちで、いままで使ってきたカードは使えなくなりましたし、たとえいまカードを作ろうとしてもどこも発行してくれないでしょう。
 とにかく神経過敏のきらいがある私には、催促電話は苦痛でしかなく、居留守を使い、あるいは保留にしたまま相手が電話を切るのを待つといったことを繰り返していました。
 しかし、それが長く続くはずもありません。
 そのときに出会ったのが、いまのビジネスなのです。
 溺れる者は藁をも掴むといいますが、メールボードというチェーンメイルに登録し、わけも分からないまま“イベント”なるものに参加し、ごく普通の──特に突出した才能があるわけではなく、人脈があるわけでもない──人たちの体験談を聞いて、ここで一念奮起しようと心に決め、その日には簡単な登録ページを作りました。(左フレームにある「やせてお小遣い」というのがリンク先です)
 さらにこのビジネスには、やせて健康になるという大きなおまけがついているのも魅力でした。
 コンビニでお弁当やおにぎりを買ってもくじがついているわけでなし、食べてしまえばそれっきりです。
 ですが、このビジネスを始めれば、ビジネスチャンスのついた食事をすることが出来ます。
 もしはずれたとしても、一食の食事代はコンビニのお弁当よりずっと安くてすみますから、それだけでも儲けものだとも思いました。
 ですが、はじめから上手く物事が運ぶはずもなく、「健康にやせられればいい」と自分を慰める日々が続いていたのが、二ヶ月目には五万円の収入があり、その次の月にはなんと十万円の収入を得ることが出来ました。
 正直、これは本当に追い詰められている人以外にはお勧めしません。
 仕事の内容が大変だからではなく、イベントに出る以前のどこかの時点で「うさんくささ」を感じ、ビジネスを始める前にやめてしまうからです。
 ですから、イベントに参加している人の多くは「うさんくささ」を感じながらも、私のように藁にもすがりたい境遇に陥っている方々なのです。
 やせたいだけならそれでもオーケーですし、効果が出なければ全額返金という、消費者にとって万全の体制も設けられています。
 同じ引きこもりの人に是非勧めたいビジネスだというわけは、ネットでビジネス展開が出来る上、収入が得られれば自分に自信がつき、少しずつでも外へ出られるようになるからです。
 実際私がそうでした。
 汚い話ですが、長い間お風呂に入らず、身体が汚いせいで外へ出るのをためらっていた時期が長かった私です。
 それが、自活出来るほどの収入を得られるようになっていくのと同時に、家族と変わらぬペースで身体を流すようになっていきました。

 正直な話、このビジネスを選ばなくてもいいと思います。
 引きこもりから脱出するには、何かの自信をつけなければなりません。
 ですから、怪しげなSOHOに手を出して失敗を続けてしまうより、身元の知れた(私が成功した)この仕事をお勧めしているだけです。
 メールボードはすぐにやめることが出来ますから、だまされたと思って登録してみてください。
 あなたと同じ不安を抱えている人たちがメールを書いています。

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