Radio & Music - There Will Be Magic

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近況




遅れたぶんは取り戻せそうにありませんが、更新作業は順調に進んでます。

2017年9月16日(土)

2017年9月2日(土)のほぼWeekend Sunshine Part. 1


Weekend Sunshine ホウム・ペイジ
Peter Barakan's Live Magic
Opening Theme

Disc Review
  • Garland Jeffreys『14 Steps To Harlem』
  • Stanton Moore『With You In Mind』
  • 以莉.高露『A Beautiful Moment (美好時刻)』
Concert Information
  • Garland Jeffreys

おはようございます。Peter Barakanです。9月2日の〈Weekend Sunshine〉です。

今週のいちばん大きなニューズで言うとヒューストンの大洪水ですね。でも今年に入ってからもうずっとTrump大統領の次々とがっくりくるような話題が続くもので、それがちょっと止まっただけでもホッとする気持ちです。こんなメールをいただきました。

「今アメリカに住んでいる人たちに「Are you glad to be in America??」と質問すると答えはさまざまでしょうが、「I don't know」という返事も少なからず返ってくるよな気がします」。

この「アメリカにいて幸せですか」ってゆうのは80年代にあった、James Blood Ulmerというギタリストのアルバムのタイトルでもあり、曲のタイトルでもあったものなんですね。ちょっとそれを引っかけたものなんです。

もともとかなり皮肉なタイトルだったんですけど、ストレイトにその質問をぶつけても「う~ん、どうかな??」という答えは確かに返ってくることはかなりあるでしょうね。

なんか今年になってますますアメリカという国を見てて、誰が大統領になっても統治できない国なんじゃないかなという気がしてきましたね。この番組は報道番組でもないし、ぼくが政治の専門家でもないからあんまり深い話はしませんけれど、そんな印象は少なくともあります。

リクエストがこのメールについてて、Defunktというグループの"In America"という曲で、アルバム・タイトルでもあるんですね。Defunktというグループは80年代の初頭ぐらいにデビューしてきた人たちで、ちょっとジャズ寄りのファンク・グループ。

そのリーダーはJoe Bowieという人で、そのお兄さんはArt Ensemble Of Chicagoというグループのトランペット奏者のLester Bowieなのでデビューした途端にすぐに注目されました。なかなかいいグループで、この『In America』というのは何作目ぐらいになるのかな。80年代後半の作品だとおもいます。

久しく聴いてなかったんですけど、引っ張り出してきたらなかなかかっこいいもんなんで、今日の1曲目にこれを聴いていただきましょう。Defunkt "In America"。

01. In America / Defunkt
Album // In America

「〈長い悪夢が終わった〉そうおもいたいものですが・・・」Defunkt "In America"。1988年の作品だったんですね。

いろいろな、かなり皮肉めいたコメントが入ってて、Richard Nixonの言葉をストレイトに引用したり、Kennedy大統領の言葉をちょっと曲げて使ったり、なかなか複雑な曲なんですけど、おなじタイトルのアルバム『In America』から聴いていただきました。

さぁ、続いてお送りするのはGarland Jeffreysという70年代からやってるシンガー・ソングライターなんですけど非常に好きなミュージシャンで、ちょっと久しぶりに聴きました。リクエストを神奈川県にお住まいのかたからいただきました。

「10月に来日して3回公演を予定しているGarland Jeffreysの最新盤『14 Steps To Harlem』から、一応試聴してこの曲を選びました」。〈この曲〉ってゆうのは"Schoolyard Blues"ってゆう曲。「Beatlesの"Help"のカヴァーでもほかの曲でも結構です」。

ありがとうございました。Garland Jeffreysという人は確か片方の親がアフリカン・アメリカンで、もう片方がプエルト・リーコの人という、おぼろげな記憶ですけど。

70年代の前半ぐらいからデビューして、そうゆう黒人のシンガー・ソングライターという存在がまだあまり一般的ではない時代からすごく印象に残るような作品を作ってきた人なんですね。

最近は小さなレーベル、多分自分のレーベルではないかとおもうんですけど、2年ごとにアルバム出したりはしています。来日はこれまでにしてたかどうか、ちょっと定かではありませんけど、今回はすごく観たいなとおもっていて。来日の日程に関しては曲を聴いてからにしましょうか。

この『14 Steps To Harlem』という新作からまずリクエストがあった"Schoolyard Blues"聴いてください。

※Garland Jeffreys来日公演情報
http://amass.jp/92904/

02. Schoolyard Blues / Garland Jeffreys
Album // 14 Steps to Harlem
14 STEPS TO HARLEM
GARLAND JEFFREYS
LUNAP
2017-04-28


2017年のアルバムだとおもわないかもしれませんね。Garland Jeffreysの『14 Steps To Harlem』という新作から"Schoolyard Blues"聴いていただきました。

こうゆう完全にロックしてるような曲もあれば、この人は早くからレゲエをやったり、いろんなスタイルの曲があるんですけど、渋いいい音楽をずっと作ってる人ですね。

今回の来日は〈朝霧 Jam〉がまずあります。10月7日土曜日と8日日曜日の2日間のフェスティヴァルなんですけど、7日土曜日の日にGarland Jeffreysが出演します。富士山麓朝霧アリーナふもとっぱらというふうに書いてあります。

それからそのフェスティヴァル以外の単独公演は10月10日はMOTION BLUE YOKOHAMAですね。
それから10月11日は東京の六本木にあるBillboard Live Tokyo。
全部で3回公演となるわけです。

この『14 Steps To Harlem』の中にさっきのメールにあったBeatlesの"Help"のカヴァーもあって、これはなかなかよかったんで、続けてもう1曲聴いていただきましょう。

03. Help / Garland Jeffreys
Album // 14 Steps to Harlem

Garland Jeffreys『14 Steps To Harlem』というアルバムから"Help"聴いていただきました。

10月7日は〈朝霧 Jam〉、
10日は横浜MOTION BLUE、
11日は六本木のBillboard Live Tokyoです。

さて、次はまたリクエストです。京都にお住まいのかたからメールをいただきました。

「ニュー・オーリーンズ出身のStanton MooreがAllen Toussaint(アラン・トゥーサーント)に捧げるアルバム『With You In Mind:The  Songs Of Allen Toussaint』が出ました。

ニュー・オーリーンズゆかりのミュージシャンが多数参加し、とても滋味あふれるアルバムになっています。一聴して気に入りました。

Allen Toussaintが残した楽曲のすばらしさとニュー・オーリーンズのミュージシャンの底力を改めて痛感しました。そこでリクエストですが、"Here Come The Girls"をお願いします」。

ありがとうございます。このStanton Mooreってゆう人はGalacticというファンク・グループのリーダーでもあり、いろいろな企画をやってますけど、最近日本にもちょこちょこトリオで来ることがありますね。

彼がドラムズで、
キイボードがDavid Torkanowsky。
ベースがJames Singleton。
このアルバムでは確かおなじ3人でちょっと前に来日していたはずなんですけど。

今回は1曲ごとにいろんなゲストが入ってますね。Allen Toussaintの有名な曲がいろいろあるんですけど、その有名なものをそれほどとりあげてません。

どの曲をカヴァーしてるか順番に読み上げると、
この"Here Come The Girls"というのが1曲目で、
"Life"、
"Java"、
"All These Things"、
"Night People"、
"The Beat"、
"Riverboat"、
"Everything I Do Gone Be Funky"、
"With You In Mind"、
そして"Southern Nights"がいちばん最後に入ってて、これはもちろん最も有名な曲なんでしょうけど。

それ以外のものはやや渋い選曲っていうのかな、Allen Toussaintのファンだったらほとんどの曲を知ってるとおもいますけど。

なかなかこれはいいアルバムだったんですけど、このリクエストの曲はCyril Neville、もう今Neville Brothersは活動していませんけど、その4兄弟のいちばん末っ子ですね。と言ってもCyrilは今もう60超えてるとおもいます。

彼とTrombone Shorty、まだ若手ですね、がフィーチャーされてます。では"Here Come The Girls"聴いてください。

04. Here Come The Girls / Stanton Moore Feat. Cyril Neville & Trombone Shorty
Album // With You In Mind
WITH YOU IN MIND
STANTON MOORE
MASCO
2017-07-21


Trombone Shortyのトロンボーンが最後に「ゥ~~ンッ」て消えていきました。Stanton Moore Feat. Cyril Neville & Trombone Shorty "Here Come The Girls"。

『With You In Mind』というのがアルバム・タイトルで、Stanton Mooreのアルバムは最近国内盤でちょこちょこ出てましたけど、このアルバムはまだそうゆう予定はまだ立っていないようですね。インターネットで簡単に入手できますけど。とてもいいアルバムでした。

では、"Here Comes The Girls"は「女の子がやってきますよ」という感じですけど、ここからふたり女性を続けて紹介します。

この前1967年の特集をやった時にゲストとして北中正和さんと室矢憲治さんのふたりが来たんですけど、北中さんがその時にCDを1枚ここのスタジオでぼくにくれたんですね。

そのちょっと前にどうやら来日していたそうなんですけど、台湾の女性でイリドゥ・カオロ、〈Ilid Kaolo〉と書いてあります。その漢字を説明すると時間がかかりそうなんで、とりあえずジャケットにそうゆうふにローマ字で書いてあります。

アルバム・タイトルは『A Beautiful Moment』というものですけど、これは非常に上品で、驚くほど洗練された感じのレコードだったんですけど、その1曲目に入っている"優雅的女士"って中国語で書いてあって、でもちゃんとブックレットでは日本語訳が、これそんなに訳すのは難しいことではりませんけど、〈優雅な女の人〉というタイトルがついてます。聴いてください。

05. 優雅的女士 / Ilid Kaolo (以莉.高露)
Album // A Beautiful Moment (美好時刻)

イーリー・カオルー、ブックレットの日本語の表示はそうゆうふうになってますね。"優雅な女の人"というタイトルの曲です。日本語訳も載ってるんで最初の歌詞をちょっと読みますね。

「山の上に小さな家がある / 優雅な女の人がひとりソファの上に座って待っている / 訪ねてくるはずのあの人はまだ来ない / 世界はとっくに忘れてしまたみたい / 彼女はもう気にしていない」

結構歌詞が続くんですけど、今の曲は編曲とギターは菊田俊介、日本のミュージシャンが関わっています。日本語訳が全部ついてるわけじゃないな。ほとんどが中国語だけで書いてあります。

以莉.高露、彼女はアミ族という台湾の先住民の人だそうです。とってもいいアルバムでしたねこれは。『A Beautiful Moment』というタイトルがついています。

よりによってもうひとりの台湾の先住民のかた、今度はタイヤル族の女性歌手なんですけど、エリ・リャオ・トリオ、こちらのほうはもう少しで国内盤も出ることになっています。

『紅い木のうた』というアルバムなんですけど、こちらのほうはもうちょっとジャズ寄りな感じで、洋楽の曲のカヴァーが半分ぐらい入っています。その中で「あっ、これが意外によかったな」とおもった曲です。

06. Close To You / Eri Liao Trio
Album // 紅い木のうた
紅い木のうた
Eri Liao Trio
エッキョーレコーズ
2017-09-17


"Close To You"、Eri Liao Trioの演奏で聴いていただきました。

ベースは小牧良平。
ギターはファルコンという、こちらも日本人のミュージシャンで、
録音も東京になっていますね。

カヴァーの曲で言うとStephen Fosterの"Jeanie With The Light Brown Hair"から始まって、
ほかにはAntonio Carlos Jobimの曲を英訳した"This Happy Madness"というのと、
Beatlesの初期の曲で"There's A Place"。
それから"Afro Blue"と。

とりあげてる曲がずいぶん幅がありますけど、その中でこの"Close To You"はぼくはいちばん気に入ったんですね。

あとはオリジナルというか中国語で書かれた曲が半分ぐらいあります。『紅い木のうた』というタイトルのアルバムで、日本の発売は今月半ばぐらいだとおもいます。


(※Ilid Kaoloを曲のあとに〈イーリー・ガオルー〉とBarakanさんは発音していましたが、検索してみたら〈ガオルー〉ではなくて〈カオルー〉だとおもわれたので勝手に直しました)

 
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