Weekend Sunshine ホウム・ペイジ
Opening Theme

追悼
  • Chris Squire (Yes)
Concert Information
  • Justin King
Disc Review
  • Justin King 「Live In Japan」
Feat. Mojo
  • The Who’s 50 Greatest Songs
  • The Roots Of Fleetwood Mac

おはようございます。Peter Barakanです。7月11日のWeekend Sunshineです。

今日はまずChris Squireを追悼しようと思います。ぼくはYesのファンとはそれほどいえない人間なんですけれど、ベイシストのChris Squireが67歳で亡くなって、死亡記事を見ていたら、この人だけが最初から最後までずっとYesのメンバーだったということが、初めてわかったというか、意識したことだったんですね。

45年以上このYesというバンドが続いて、68年の結成だったんですけど。ほかのメンバーはいろいろと早い段階でずいぶんメンバー・チェンジがあったんですけど、ここまでずっとChris Squireだけがメンバーだったんですね。

彼のベイスをフィーチャーしたリクエストを新潟市にお住まいのかたからいただいてますけど、「Fragile」というアルバム、ぼくも割と当時好きなレコードでしたね。よく聴いてました。

それ以降Yesを急速に聴かなくなったものですけれど、久しぶりにこのアルバムの中からChris Squireのベイス、ホントに独特の弾きかたなんですけど、これがよくわかる2曲、メドリーっていうわけじゃないけれど、アルバムの中で続いている曲ですね。

まず“Long Distance Runaround”、それに続いて“The Fish”聴いて下さい。

※Yes
https://www.facebook.com/yestheband


01. Long Distance Runaround / Yes
Album // Fragile/Elektra-Rhino

02. The Fish (Schindleria Praematurus) / Yes
Album // Fragile/Elektra-Rhino

Yesの「Fragile」から“Long Distance Runaround”、そして“The Fish”聴いていただきました。

ベイシストのChris Squireが6月27日に67歳で亡くなりました。死因はちょっと珍しいかたちの白血病なんですが、その病気のために活動休止して、そしてアメリカのアリゾナ州のフィーニックスに住んでいたんですけれど、亡くなりました。

Chris SquireはYesを結成した時に一緒だったのがJon Andersonだったんですけど、ふたりがずいぶん前に分かれたわけなんですけど、Jon Andersonは彼のことをいろいろ語っていて、

「とてもユーモアのある人で、いつも彼は「自分がDarth VaderだったらぼくがObi-Wan」という風に語っていたけれども、むしろぼく(Jon Anderson)がWinnie The Poohで彼がChristopher Robinのような存在だと思っていました。ずっと兄弟のようなものだ」と、そうゆう風に語っていたんですね。

さて、リクエストをとりあげます。那覇市にお住まいのかたからいただいたものなんですけど、この前、Rolling Stonesの「Sticky Fingers」のデラックス・エディションでライヴの“Honky Tonk Women”をかけたんですけど、そのあとメイルをいただいて、

「先ほどラジオで“Honky Tonk Women”が流れました。これはなぜか大好きで、聴く度にわくわくします。Mick JaggerとKeith Richardsの曲の中で躊躇(ちゅうちょ)せずにベスト・テンに入れたくなります。ラジオでこの曲を聴いた瞬間、もうひとつの“Honky Tonk Women”を聴きたくなりました。アルバム「17-11-70」の中にあるものです」。

これはElton Johnの1970年11月17日のライヴ・アルバムですね。

「どちらの“Honky Tonk Women”もロックのスピリットを充分に感じさせる演奏と歌です。Elton Johnのヴァージョンもぜひかかえてもらえれば幸いです。この傑作アルバムを知らない人には「あのElton Johnがこんな歌を!?」というかすかな驚きが多分生まれるはずです。」

ありがとうございました。この70年11月17日のElton Johnのライヴというのは大変恥ずかしい話ですけど、ぼくはこのメイルをもらうまでは聴いたことはなかったんです。アルバムの存在は知っていたけれども、なぜか聴くきっかけがなくて。

聴いたら結構これはよかったですね。この時期のElton Johnだから驚くなかれということなんでしょうけど。とにかくElton Johnの“Honky Tonk Women”聴いて下さい。

※Elton John
https://www.facebook.com/EltonJohn


※Elton John来日公演情報
http://www.udo.jp/Artists/EltonJohn/index.html


03. Honky Tonk Women / Elton John
Album // 17-11-70
Elton John “Honky Tonk Women”。「17-11-70」というタイトルのライヴ・アルバムからです。Elton Johnは久しぶりの来日を、11月にすることが最近発表されましたね。

11月16日月曜日が大阪城ホール、
18日水曜日が横浜アリーナ。
2回だけの公演になります。

この横浜アリーナっていうのを見ると、武道館が小さい、東京ドームが大きいというような印象がするんですけど。とにかく2回公演だけになりますね。11月16日大阪、18日横浜。Elton Johnです。

ライヴ音源といえばみなさんもうおわかりだと思うんですけど、毎年恒例のSunshine Music Festival、今年はちょっと拡大版ということで8月15日の放送になりますけれど、いつもの7時20分から始まって、11時まであります。

3時間40分の放送になるんですけど、今回はふたりのゲストをお招きします。花房浩一さんと石田昌隆さん。ふたりとも世界中の色んなところで色んな音楽を聴いてるふたりなんですけれど、彼らのステイジも設けて、ぼくのステイジもあって、ぼくのステイジではもちろんみなさんのリクエストも受け付けます。

彼らのステイジでも結構なんですけれど、とにかくみなさんのリクエストを早めにぜひお送り下さい。お待ちしとります。

では、続いてこれもまたリクエストになります。

「イギリスの音楽雑誌が選出したThe WhoのTop 50の記事を見ました。このような記事を読む度に「なになにが入ってない。この曲は違うよ」というような気もちは全く起きず、「ふ~~ん」という気もちになります。

これは決して皮肉めいた感情を表してるのではなく、「これらの選出に対して文句など思うような子どもじゃないぞ」というような、自分に対するいましめを再確認する、毎度おなじみの儀式的笑みだと思っていただければ幸いです。なんだかいいわけじみてますね。以下、トップ・テン」。

この記事はちなみに、ぼくもいつも定期購読している雑誌ではあるんですけど、その前の号が届いたばかりで、まだこの記事を見られていません。このかたはオンラインで有料で見たのかな。とにかくトップ・テンはこの結果です。

10位は“Anyway, Anyhow, Anywhere”、これは1965年の2枚目のシングル盤ですね。
9位は“5.15(ファイヴ・フィフティーン)”、「Quadrophenia」の中に入ってた曲で、73年のシングル。
8位、“I Can See For Miles”、67年のシングル。
7位“The Real Me”、これもまた「Quadrophenia」の中の曲ですね。73年。
6位、“I Can't Explain”、デビュー曲です。65年のシングル。
5位、“Behind Blue Eyes”、「Who's Next」の中の曲。71年。
4位、“Substitute”、66年のシングル。
3位、“Won't Get Fooled Again”、71年の「Who's Next」の中の曲。これもシングルも出ましたよね。
2位、“My Generation”、65年、シングルの曲です。
1位は“Baba O'Riley”になってます。71年、「Who's Next」からの曲。

「ちなみにわたしのベストは“I Can See For Miles”です。夕ご飯に家族の目を気にしながら食卓でPlay it loudしたい曲です。ぜひ、ご都合がよろしければ番組でかけて下さい」。

夕ご飯の時間ではありませんけれど、今日かけましょうか。The Who “I Can See For Miles”。

※「ザ・フーのベスト・ソング TOP50」を英国の音楽誌MOJOが発表 (amass)
http://amass.jp/58897/

※The Who’s 50 Greatest Songs (Mojo)
http://www.mojo4music.com/20839/the-whos-50-greatest-songs/

※The Who
https://www.facebook.com/thewho


04. I Can See For Miles / The Who
Album // My Generation - The Very Best Of The Who

“I Can See For Miles” The Who。

ぼくも個人的にこの曲が大好きなんですけど、おそらくその特集記事を見るのにもう1ヵ月ぐらい経つのかな。おそらく50曲を選んでいるのはThe Whoの50周年だからじゃないかな。ちょうど今「最後のツアー」といってますけれど、The Whoの場合は「最後のツアー」は何回やってるのかわからないぐらいなんです。でも今度こそ多分最後になると思います。

この前ちょっとイギリスに行ってましたけど、ちょうどその時にGlastonbury Festivalがやってて、その大トリがThe Whoだったんですけど、BBCは毎年のようにGlastonburyの生中継をしていて、ちょうど夜遅くホテルに帰ってきたらテレビでやってました。もう大もりあがりでしたね。The Whoの“I Can See For Miles”。

その同じ雑誌の今月号が、イギリスから帰ってきたらちょうど届いていたんですけど、表紙にFleetwood Macが載ってて、この人たちも、まだ50年にはならないけど近いものがありますね、48年ぐらいになります。

The Whoとちょっと違うけれど、色んな時期のFleetwood Macがあって、メンバーが相当違ってるんですけど、そのFleetwood Macのかなり大きな記事が載ってて、また付録のCDがいつもついてますけど、このFleetwood Macが影響を受けた曲が15曲入っています。

中には「えっ、こんなものも??」という、Fabian(フェイビアン)というアイドル歌手の“Tiger”というのが入ってるんですけど、Fleetwood Macの70年のLive In Bostonでこの曲をとりあげていたらしいんですね。

あとEden Kane(イードゥン・ケイン)というイギリスの60年代初頭のポップ歌手の曲があって、Fleetwoodが若い時に好きだったらしいですね。こうゆう曲なんかも履いてるんですけど、ほとんどがブルーズの曲です。

初期のFleetwood Macはれっきとしたブルーズ・バンドで、当時のイギリスで多分いちばんいいブルーズ・バンドだったと思います。その中でこの曲を今日かけようと思います。Howlin' Wolf “No Place To Go”。

※Various ‎– The Roots Of Fleetwood Mac (Mojo Presents 15 Classic Tracks That Inspired The Mac)
http://www.discogs.com/Various-The-Roots-Of-Fleetwood-Mac-Mojo-Presents-15-Classic-Tracks-That-Inspired-The-Mac/release/7066019


05. No Place To Go / Howlin’ Wolf
Album // Mojo: The Roots Of Fleetwood Mac

Howlin' Wolf “No Place To Go”。1951年、彼がまだシカゴに行く前ですね、メンフィスでサン・レコード(Sun Records)を作る前のSma Phillipsが録音したものなんですけど、この曲をFleetwood Macがデビュー・アルバムでとりあげてます。Peter Greenが歌うとちょっとまた雰囲気が変わるんですけど、あの初期のFleetwood Macはホントにすばらしかったですね。あのへんの曲をもし聴きたいというかたがいたら喜んでまたかけましょう。

またリクエストです。宮城県名取市にお住まいのかたからいただきました。

「先週の放送で、映画「最高の魂(ソウル)を持つ男」を観たリスナーのメッセージがとりあげられていたので、「わたしも」と思ってメイルしました。

わたしもWeekend Sunshineでこの映画」、James Brownの映画ですね。「のことを知って、すぐ観に行きました。仙台では間もなく上映終了というタイミングでした。とにかく感動、感動でした。

“Say It Loud (I'm Black And I'm Proud)”があのように収録されたのは知らなかったし、Little Richardとの出会いがあったことも知らず、「なるほど!!」「なるほど!!」と、何度もうなづきながら観入っていました。

映画の途中、何度も涙ぐみながら観ていましたが、ラスト・シーンの“Try Me”では涙がボロボロと止まりませんでした。今でも“Try Me”を聴くと映画のラスト・シーンを思い出して涙ぐんでしまいます。

最近はいろいろと精神的に辛いことがあって、感情的になっていたこともありますが、映画を観て感動して涙を流したのは久しぶりでした。この映画のことを教えていただいたPeterさんにはホントに感謝しています」。

ありがとうございます。そこまでこの映画で反応が出るっていうのは、紹介したほうとしてもすごい嬉しいものなんですけど。このJames Brownのことをえがいたこの映画、「Get On Up」というタイトルだったっけな、「最高の魂を持つ男」、ぜひぜひみなさんに観ていただきたいものです。ホントにおもしろい映画です。

じゃあこの“Try Me”、このかたは我慢していただかなくちゃいけないんですけど、映画のサウンドトラックのほうから、これはライヴ・ヴァージョンになりますけれど、どうゆうシーンでこれが歌われるかっていうのは、いうとまたつまんないから、ぜひ映画で体験して下さい。とにかく“Try Me”聴いて下さいね。

※最高の魂を持つ男
http://jamesbrown-movie.jp/

※James Brown
https://www.facebook.com/JamesBrown


06. Try Me / James Brown
Album // Get On Up - The James Brown Story


James Brown “Try Me”聴いていただきました。

ガラリと変わって、今度はアクースティック・ギターの曲をお送りしますけど、Justin Kingというアメリカ人のミュージシャンです。間もなく来日公演があるんですけど、この人は4年前に日本に来てて、その時のツアーで録音したものが「Live In Japan」というCDとして出ています。

その中から1曲聴いていただきましょう。“Paris Morning”。

※Justin King
http://justinking.com/

※Justin King来日公演情報
http://www.aco-world.com/news/1505/150502.html

07. Paris Morning / Justin King
Album // Live In Japan
ライヴ・イン・ジャパン [Live in Japan]
ジャスティン・キング [Justin King]
Slice of Life
2015-06-10


Justin Kingの演奏です。“Paris Morning”という曲。「Live In Japan」という出たばかりのCDなんですけど、録音は4年前のジャパン・ツアーの時の録音になっています。

すべてアクースティック・ギター1本の演奏なんですけど、今の曲と違って、かなりアップ・テンポものもがあったり、ギターを叩いたり、打楽器的に使ったりする曲もあります。

もう間もなく彼のコンサートがまた始まります。4回公演になります。
7月17日金曜日は東京のBack In Townという小さなフォーク・クラブですね。曙橋にあります。これは7時半開演になります。
18日土曜日、これはコンサートではなくギター・ワークショップになりますが、大阪のMikiミュージックサロン西梅田ブリーゼブリーゼというところ。6時から始まります。先ほどのライヴ・アルバムも同じところの録音だったようです。
19日日曜日はソロ・コンサートになりますけど、同じく大阪です。5th-Streetというところです。6時開演ですね。
最後に7月20日月曜日祝日、こちらも普通の公演で、福岡のTiempo Hallで行われます。こちらは7時半開演となります。

Justin Kingのギターです。


(※光と闇の対比でおなじみの「Star Wars」。Darth Vaderは暗黒の存在、Obi-Wanは光の存在。「クマのプーさん」でおなじみのPooさんはのんびり屋。Christopher Robinは森の近くに住んでいて、Pooさんのことを気にかけて面倒を看る少年で、要するに気のいいやつ。お互いがお互いに謙遜して「あいつはいいやつだよ」っていってるわけですね。

Fabian “Tiger”
https://www.youtube.com/watch?v=4eoRPW79iSw
Eden Kane “Well I Ask You”
https://www.youtube.com/watch?v=Dh9zHzx9QE4
確かにブルーズからは遠い曲ですね)


※約5,100文字(注抜き)