BARAKAN BEAT
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Peter Barakan's Live Magic!
Opening Theme

Good evening, and happy new year. It's 6 O'Clock on Sunday evening, and time for another edition the Barakan Beat, with me, Peter Barakan. 

まずメイルからいきましょう。これは昨日もらったEメイルだからその前の日かな。

「昨日の衆院予算委員会での〈戦力を持たないことを宣言している憲法9条2項の見直しを視野に入れる〉との日本の首相の発言は、昨年の安保法案の件から、その方向が見え見えだったからか話題になったようなならなかったような感じでした。

しかし、改めてその発言を耳にすると〈まだ続けるのか〉という気持ちです。彼の発言を借りれば、〈今のこの条項は占領時代に作られ、時代にそぐわないもの〉とのことですが、自衛隊の存在という矛盾はありながらも、わたしは日本が世界に誇れる立派な条項だと思っています。

また、〈国会は発議するだけで、決めるのは国民だ〉と言っていますので、去年とは違って、今度こそはわれわれにその決定権を委ねるということでしょうか。

そうはいっても安心はしてられません。別に世間をたきつけるつもりもあおるつもりもありませんが、あまり国民を愚弄(ぐろう)し続けると、〈今後の対抗策のひとつとしてこうゆうのもあるのでは??〉とふと頭に思い浮かんだこの曲をリクエストします」。

Sharon Jones & The Dap-Kings "What If We All Stopped Paying Taxes?"。


Sharon Jones & The Dap-Kings、〈みんなで税金を払うのをやめたらどうだろう〉。確かに言えてますね。Bernie Sandersなんかはそこまでは言わないけど、似たような勢いを持ってる政治家ですね。どうなることやら。

Sharon Jonesはここまで2回癌を患って2回克服して、今また元気になって、今月はニュー・ヨークとフロリダと2回ツアーの予定が入ってて、4月にワシントン州とオレゴン州と、4月22日にNew Orleans Jazz & Heritage Festivalにも出ることになってます。ぜひライヴで1度観たい人ですね。Sharon Jones & The Dap-Kings。

さてさて、昨日がBob Marleyの71歳の誕生日でした。

「2月6日Bob Marleyの誕生日でしたね。彼の音楽にはいつも慰められたり励まされたり、喝を入れられたりしています。Peterさんの選曲でBob Marleyの隠れた名曲と思われる曲をかけてもらえたら嬉しいです」。

ありがとうございます。それからもうひとかたから。

「2月6日はBob Marleyの誕生日です。生きていれば71歳ということになります。昨年も相変わらず世界各地でテロや争いは絶えません。今年は少しでもそういったことが減ることを祈りつつこの歌を聴きたいと思います。"War"をリクエストします」。

18:07
"WAR" BOB MARLEY & THE WAILERS

このベイス・ラインのかっこいいこと。Bob Marley & The Wailers "War"。『Rastaman Vibration』に入ってた曲なんです。今のは『Natural Mystic』というベスト盤からかけてますけど。

これはもともとHaile Selassieというエチオピアの皇帝の演説の言葉をそのまま曲にしたものなんですね。とても不思議な感じが最初はしました。演説ですから当然歌の歌詞とはまるっきり違うものですけど、何度も聴いてるうちに非常にもっともらしく聞こえてくるという不思議なものですね。

Bob Marleyの昨日の71歳の誕生日だったはずの日に、なんとMarley印のマリワナが発売されました。今アメリカのいくつかの州で合法的になっているということがもちろん大きいんですけど、4種類あるそうです。ジャマイカの国旗とラスタ・カラーと合わせて4種類、緑とゴウルドと赤と黒。

緑は初心者向けらしいんですけれど、だんだん濃さが増していくというもので、もうすでにMarleyブランドのものがアメリカのそうゆう店で販売されてるはずです。

さて、Tedeschi Trucks Bandの『Let Me Get By』という新しいアルバムのDeluxe Editionが出ました。このアルバムは基本的に10曲入りのもので、日本国内盤はそれ+ライヴ・トラックがボウナス・トラックとして3曲入っています。

アメリカ版のDeluxe Editionとなると10曲入りのもともとのアルバム+もう1枚8曲入りのボウナス・トラック入りのCDがあります。これはアルバムの中の曲の別ミックスが3曲、それから未発表のインストのものが1曲。日本とダブル・ライヴ・トラックがふたつと別のものがひとつと、あと今日かけるもうひとつの曲があります。

これがなんとDavid Bowieの"Oh! You Pretty Things"という有名な曲なんですね。これが入ってることを知っていたリスナーのかたから、「これはBowieが亡くなったことを知って録音したのか」というメイルがあったんですね。そんなことはまず絶対にありえないですね。数ヵ月前からアルバムのマスターが全部できてるはずなんです。

このDeluxe Editionのブックレットを見ると、今バックヴォウカルをやってる、もともとDerek Trucks BandのヴォウカリストだったMike Mattisonがちょっとこのボウナス・トラックについての文章を書いてるんですけど、

この"Oh! You Pretty Thing"に関しては、ある日の深夜、午前3時、ひとつのコンサートから次のコンサートの開催地までのバスの中でドラムズのJ.J.がBowieのこの"Oh! You Pretty Things"をかけて、リピートにして何度も何度も繰り返し聴いていた。

6ヶ月ごぐらいになってTimが戻ってきたことがきっかけだったかもしれないけど、みんなの記憶が呼び起こされて、それで録音してこうゆう風に収めたという話です。

Tim Lefebvreというベイシストなんですけど、David Bowieの『★(Blackstar)』のクレジットを見ると、あれは黒い紙に黒いインクで印刷されてるものだからすごく見にくいんですけど、よく見るとほとんどの曲にTim Lefebvreがベイスで入ってるんですね。

だからDavid Bowieのレコーディングにニュー・ヨークに行ってて、帰ってきたらそうゆう関係でBowieのことを思い出していたということのようです。

すごくかっこよくできてるんで今日聴いて下さい。Tedeschi Trucks Band "Oh! You Pretty Things"。

18:15
"OH! YOU PRETTY THINGS" TEDESCHI TRUCKS BAND
Let Me Get By (deluxe)
テデスキ・トラックス・バンド
ユニバーサルミュージック合同会社
2016-02-12


Tedeschi Trucks Band "Oh! You Pretty Things"。アメリカ盤の『Let Me Get By』のボウナス・トラック入りのDeluxe Editionに入っています。

もう好きなかたはみんなおわかりだと思うんですけど、3月の終わりに、
3月30日は名古屋、
31日は大阪、
そして4月1日は武道館。
Tedeschi Trucks Band、ちょっと待ちきれてない感じです。

では、まだちょっと早いけど。

-mysound presents Sound Library-
※mysound

※ナイレイション(稲葉智美)
「ここからはヤマハミュージックメディアが運営するスマートフォウン向けの音楽ダウンロードサービスmysoundで配信している楽曲から、Peter Barakanとリスナーのみなさまがセレクトした楽曲をお届けするコーナーSound Library。

Sound Libraryでオン・エアした楽曲はmysound内のInterFMコラボページに掲載されているので、ぜひご覧下さい。また、mysoundへのご意見・ご感想もお待ちしております。Barakan Beatの番組メイル・アドレスbarakan @ interfm.jpまで送って下さい」。

さて、今日のmysoundのSound Libratyは2曲用意しています。両方ともリクエストです。

まず、このリクエスト。Fontella Bass "Rescue Me"。

18:19
"RESCUE ME" FONTELLA BASS
チェス・ヒッツ!!!~ピーター
オムニバス
MCAビクター
1997-10-22


これもまたベイス・ラインがいい曲ですね。"Rescue Me" Fontella Bass。

1997年の10月に出た『My Chess Box』という、わたくしが選曲したコンピレイションにこの曲が入ってるんですけど、あの時点では多分CDでFontella Bassのこの曲を日本で手に入れることはできなかったんじゃないかな。

27曲入りの、ぼくはすごく力作だと思ってたコンピレイションなんですけど、残念ながら今は多分手に入れるのは難しいと思います。再発してほしいねぇ。

さて、実はこのコンピレイションに入ってるもう1曲のリクエストなんですけど、今のFontella Bassとおなじレイベルであるということ以外にひとつの共通点があります。なんでしょう。The Ramsey Lewis Trio "The "In" Crowd"。

18:23
"THE "IN" CROWD" RAMSEY LEWIS TRIO

Ramsey Lewis Trio "The "In" Crowd"。

さっきの曲との共通点、ちょっとずっこけてしまったんですけど、ホントはドラマーが同じだと思っていたんですけど、今ジャケットを見たらEldee Young、Ramsey Lewis、Redd Holtというメンバーが記されています。

ウェブで読んだところ、このライヴ・アルバムのドラマーがMaurice White(モリース・ワイト)となっていたんです。さっきのFontella Bassの"Rescue Me"も確か彼がドラマーだったはずなんですけど。そのMaurice White、多くのかたはご存知だと思うんですけど、Earth Wind & Fireのかつてのリーダーだった彼が74歳で亡くなりました。

メイルを読みますね。

「Maurice White追悼で、"The "In" Crowd" Ramsey Lewis Trioをリクエストします。Peterさんの選曲によるコンピレイション『My Chess Box』はわたしの音楽の興味を大きく広げてくれた1枚 です。その中でもこの"The "In" Crowd"は理屈抜きで体が動いてしまう大好きな曲です。

Earth Wind & FireのMaurice Whiteがこの曲でドラムズを叩いてるのを知るのはずいぶんあとになってからの話ですが、長いあいだパーキンソン病に苦しんでいたと聞きました。亡くなってしまうのはかなしいし、さびしいことですが、苦しみから解放されたのだと思えば見送るほうも少しは救いがあるのかもしれません」。

ありがとうございました。今のRamsey Lewisは彼だったかどうか今ちょっと微妙な感じになってきましたが、とりあえずそうゆうことで今回のmysoundをお送りしました。

(※mysoundのCM)

さて、そのMaurice WhiteのEarth Wind & Fireなんですけど、たくさんのかたから追悼のリクエストをいただいてます。

今日、前の番組のプレイリストを見たら、不思議と誰もかけていなかったんですけど、リクエストもなかったのかしら。この番組はとにかくミュージシャンの訃報にものすごく敏感なリスナーのかたが少なくないですね。

誰か亡くなるとすぐにメイルが入ってくるので毎回毎回慌てて選曲したりしてるんですけど、週に1回の2時間番組ということで、特集するというわけにはいかないので、Earth Wind & Fire関係は今度の土曜日にとりあげようと思うので、そちらのほうでもまたリクエストをいただければと思います。

今日はまずたくさんのかたからリクエストいただいて、

「Maurice Whiteが亡くなりました。このごろ訃報が続いて、〈人間いつかは死ぬ〉と思っても気が滅入ります」。

リクエストは別の曲だったんですけど、

「2月7日はアホなリクエストをし続けているわれわれ兄弟の弟のほうの誕生日です」。

弟さん、もし聴いてらっしゃれば、お誕生日おめでとうございます。では、ふたりのかたからこの曲のリクエストがありましたけど、1974年の"That's The Way Of The World"。

18:33
"THAT’S THE WAY OF THE WORLD" EARTH WIND & FIRE

Earth Wind & Fire "That's The Way Of The World"。

先ほどのRamsey Lewisはかなりたくさんのかたからメイルいただいてますけど違ってたみたいですね。そのちょっとあとからMaurice WhiteがRamsey Lewisのメンバーに入ったんですね。のちほどまたその時代の曲をかけます。

今日はここまでにしましょう。Earth Wind & FireのMaurice Whiteが亡くなりました。74歳でした。

-AUDIO NOTE presents Kagura Power-
※Audio Note

Audio Noteはアンプ、ターンテーブル、カートリッジ、ケイブルなどのオーディオ製品を製造、販売している会社です。主力商品はKaguraという名前のパワー・アンプということで、このコーナーをKagura Powerと名づけました。このコーナーではリスナーのみなさんからテーマを募集して、そのテーマに沿った 選曲でお送りしています。

最近になってAudio Noteの国内販売が始まっています。千駄木にあるSISというハイエンドのオーディオ・ショップで商品を聴くことができます。また、Barakan BeatのブログにあるバナーをクリックすればAudio Noteのサイトにつながりますので、そちらのほうから直接連絡することもできます。

ここのところ〈国〉ということでみなさんから提案していただいてるんですけど、今日はごめんなさい、またぼくが勝手に決めました。

リクエストはリクエストなんですけど、〈ルイズィアナ〉。「国なの??」という風にツッコまれそうな気がするんですけど、ぼくはルイズィアナは国だと思っています!! それで成立させます。

リクエストはまずこちらをご紹介しましょう。

「〈Live Magic! TV〉観ました。〈Tシャツ着てる!!〉と、夫婦ふたりで声を出して驚いてしましました。しかもそのあと、名前を呼ばれてさらにドキッとしました。今年も声をかけていただけるということで、喜びのあまり、みんなに動画を観るように薦めまくっています」。

ちなみに、〈Live Magic!〉でガンボを作っていただいてるのはこのかたですね。

「2月9日はマルディグラ(Mardi Gras)ですね。今まさにニュー・オーリーンズはもりあがってる最中だと思うのですが、マルディグラ関係のリクエストは来ていますか??

うちの店でも14日にマルディグラをテーマにDJイヴェントをやります。そこでキング・ケーキやベニエなども出そうと考えているところなのですが、ふと思い出しました。Doug Legacy With The Zydeco Party Bandの"King Cake"をぜひ。もちろんスライドはRy Cooderです」。

ありがとうございました。このかたのお店はHello Old Timerという、これもまたRy Cooderのアルバムからとったタイトルなんですけど。江古田にあります。江古田の駅から歩いて5分ぐらいのところです。チラシの原稿をデータでいただいてるので、番組のブログにも載せておきましょう。

2月14日、今度の日曜日、オウプンは4時、クロウズは9時。DJは夜4時15分から8時までとなっています。入場料はありません。

DJは
小尾隆さんと
中林由武さん。
それからCount Dの3人になります。

いただいたリクエストはこれです。Doug Legacy With The Zydeco Party Band "King Cake"。

※Live Magic! TV
https://www.youtube.com/channel/UCBSvMUv21OrFdgsMtSX5XLg

※Hello Old Timer
https://www.facebook.com/hello.old.timer/?fref=nf

18:43
"KING CAKE" DOUG LEGACY WITH THE ZYDECO PARTY BAND

Doug Legacy With The Zydeco Party Band "King Cake"、『King Cake Party』というアルバムに入ってます。

ガトー・デ・ロワというのもフランスにあるものですけど、あれはお正月に食べるものなんですね。割と薄い感じのケーキの中に豆だったり飾りのものだったり、ケーキを切った時にそっちのほうが当たると特別なことがあるというものですけど、それとおなじなのかな。フランス系の場所ですからもしかして似てるかもしれません。

さて、もう1曲、こちらもルイズィアナ関係。やはりあさってがもうマルディグラになりますからね。リクエストいただいたものなんですけど、Professor Longhair、もう死んで30何年経ってますけど、未だにやはりマルディグラの時期になるとニュー・オーリーンズではProfessor Longhairの曲が色々とかかるようです。

彼が割とあとになって作った『Crawfish Fiesta』というシカゴのAlligatorレイベルから出したアルバムがあるんですけど、2年前ぐらいになるのかな、これが再発された時にボウナス・トラックとしてPercy Mayfieldの有名な曲、"River's Invitation"の、これはリハーサルだったようなんですけど、その演奏が入っています。聴いて下さい。

18:49
"RIVER'S INVITATION (BONUS REHEARSAL TRACK)" PROFESSOR LONGHAIR

Professor Longhair "River's Invitation"聴いていただきました。

このAudio Noteなんですけど、先週も告知したように、Gingaというすごいターンテーブルをお持ちいただいてて、7時過ぎにそのGingaを使って名盤片面をやります。もうすでにヒント出してますけど、みなさん大変楽しくボケてくれててありがとうございます。今日のKagura Powerでした。

(※Audio NoteのCM)

さて、ニュー・オーリーンズ関係でもう1曲お送りするんですけど、その前にぼくもマルディグラ関係のイヴェントに再来週、2月20日土曜日に松江でやります。ぼくのFacebookのペイジにリンクも貼ってあるので興味のあるかたはぜひいらして下さい。

それからその前の週、今度の土曜日、2月13日に沖縄の那覇の沖縄大学でもDJをやるんで、そちらのほうもぜひ来られるかたはお待ちしとります。

※Peter Barakan
https://www.facebook.com/Peter-Barakan-120983034651749/
Facebook

さて、もうひとつマルディグラ関係というのはリクエストいただいたものです。Dr. JohnがDonald Harrisonというニュー・オーリーンズのサックス奏者のバンドと一緒に作った『New Orleans Gumbo』、というかぼくが持ってるのはその数年前におなじ内容のアルバムが『Funky New Orleans』として出たものなんですけど、その中から聴いていただきます。

ちなみにDr. Johnはちょっと今体調を落としてて、コンサートの予定をキャンセルしてるようなんですけど、深刻ではないことを祈ります。Dr. John "Ja-Ki-Mo-Fi-Na-Hay"。

18:55
"JA-KI-MO-FI-NA-HAY" DR. JOHN

~~~CM~~~