2005年11月24日

高橋尚子

強い人だ。2年前の悪夢を払うために、同じ場所を選び、そして勝負を賭けたのも同じ坂。

しかし、これはトラウマを消し去るには一番良いことなのかもしれない。
しかし、これは賭だ。失敗したら傷は更に広がり、深くなり、場合によっては「引退」ということにつながりかけない。

それでも、彼女はそれを選んだ。
決して万全の体調では無かった。右足に巻かれたテーピングがそれを雄弁に語っていた。担当していた医師は出場を止めた。チームQのスタッフも最初は止めたという。

けれども、高橋選手の決意の強さに最終的には出場を決め、「自分たちができる最高のこと」をやって高橋選手を支えた。

そして、走り終わった後のあのコメント。
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勇気づけられた人は多いのではないだろうか。夢を諦めない強さによって人間は変われるのだ。失敗に腐ることなく、夢を描けばよい。
そして夢に向かって目の前の一歩を踏み出せばよい。

「時間はあの時に止まった」2年前の高橋選手があの坂で絶望を見たときの表現としてよく使われていた。けれども、「時間は再び動き出した」
そして、それは正に高橋選手が周りの人たちと協力しながら動かしていったのだ。

私の時間は1年前に止まっている。今も止まったままだ。
けれど、もう一度動き出そう。時間をもう一度動かすのだ。
まず目の前の一歩から、そして周りを呼び込んで動きだそう。
高橋選手じゃないから、上手くいくかどうかは分からないけれど、坂の途中でうつむいたまま、時間が止まったままでいるのはもうたくさんだ。

歩きだそう、まず目の前の一歩から。自分の時間を取り戻すために。

いつかこの話を活かして道徳の授業をしたいなぁ。今はまだできないけれど。

sevenstarslight at 00:05コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!
つれづれ日記 

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