2006年06月11日

いろんなトラブル

些細なトラブルはほぼ毎日起こる。それが学校。
今日はこんな事もありましたよ。という話です。

給食の時間○子(女子)が一向に給食を食べない。
宿題をやってないからと宿題をやっている。
「先に食べなさい」と何度も言う。けれど食べない。
宿題が終わる頃、会食の時間が終わりになって後片付けの時間になった。
○子はまだ一口も食べていない。

「遅くなっても良いから食べなさいよ」と言うが食べない。
周りの子も「○ちゃん食べなさいよ」と言う。

すると、近くで「先生!」って呼ぶ声がする。振り返ると「◆君が△さんを蹴りました」って言っている。◆君はふだんからちょっと暴れん坊の男の子。気に入らないと反射的に相手を殴ったり蹴ったりすることが多い。△さんは他人の気持ちはあんまり気にしないけれど、自分のことはとっても気になる女の子。
まぁ、二人ともトラブルの常連さん(?)だけれど、泣いているし穏やかではない。

その、ちょっと目を離したスキに、○子が走り出した。教室を飛び出して階段を真っ直ぐ下りていく。去年はそのまま学校を飛び出して問題になった子だ。

「Aさん、Bさん、Cさん、追いかけて捕まえて!」と数名の女の子に○子を捕まえることを任せて、◆君と△さんのトラブルの様子を二人から聞く。
周りの子も一緒に考えさせたいと思っていたので休み時間だけれども全員残して話し合いに入った。
◆君の言い分、△さんの言い分を両方聞いた後、クラスの子の感想を言わせた。何がいけなかったのか。どうすれば良かったのか。

その後、○子の待つ場所へ行ってゆっくり話を聞いた。
朝、母親と口論した話。あんまり食べるとデブになるから「食べるな」と言われた話。テストの成績が悪かったらゲームを取り上げられるという話。
どうして食べなかったのか。何が不安だったのかが少しずつ見えてきた。

教室に戻って誰もいなくなった所で給食を食べさせた。
初めは「ごはんだけ食べればいいよ」と言っておいたけれど、結局自分から全部食べた。テストの話は「ちゃんとした大人になって欲しいから言ったんだよ」と母親の気持ちを伝えた。それでも、その日にもらったテストの点数が悪かったことが心配だと言うので、「後でおうちに電話してあげるね」と言ったことで安心したからだろうか?

学校では日常茶飯事に起こるトラブル。
家庭にはなかなか伝わらないことも多いけれど、学校にはトラブルが付き物なんですよ。

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つれづれ日記 

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コメント一欄

1. Posted by hirarin   2006年06月11日 06:32
わー、とんだ給食の時間でしたね。
でもこれが日常的となると・・・・お疲れ様です。

女の子の心理は読めないところがありますね。○子さんのようなタイプは特に苦手です(得意な方はいるのかな?)。
私なんかどうしてもほったらかしでいくような気がします。

給食指導・・・・・これって最近難しいと思います。つまり家庭での食生活がもろに反映されるからです。
「全部食べなさい!」なんてことは十年前は当然のように言っていましたが今はそれで不登校が出るような時代です。

子どもに良い意味での「強さ」がもっと出てきてくれるとうれしいと思いつつ、未来を見つめた教育をしていきたいと思います。
2. Posted by 七星 来人   2006年06月11日 10:33
hirarinさん>
○子さんのタイプ苦手ですか?私、こういう子を受け持つこと多いんですけれど…。
休み時間に誰とどこで遊んでいるか?などこまめに観察していることもあって私は苦手意識はありませんよ。1対1で話をするとちゃんと答えてくれますから。
給食指導で気を付けているのは「マナー」です。これについてはまた、別にエントリーを書こうかなぁ?
3. Posted by くるみ   2006年06月11日 18:31
 日常的なトラブル、よくわかります。昨年度は、本当によく学校へ行きましたので^^;
 また、食べることって、子どもの心をよく反映するので、コワイほどです。
 うちに来て「お腹空いた」という子は決まってさみしそうに「帰ってもお母さんいないから」と言います。
 働いているお母さんたちも必死です。ちょっとだけお腹を満たしてあげるくらいしか私にはできませんが、少しでも支えになるようにと思ってます。
 給食からも親子関係が見えるのですね。先生方は本当にきりがないお仕事をなさているのですね。有難うございます。○子さん、お腹一杯になってよかったです。
4. Posted by 七星 来人   2006年06月11日 23:31
くるみさん>
子どもって食事の量とか、腹痛とかに心の状態が表れる事って多いですよね。
まぁ、給食の時間はその為のリサーチの時間だったりするわけですけれどね。
お代わりや減らすことにタッチしているので、その点は割と見えると思っています。
5. Posted by ぶにゅちゃん   2006年06月12日 13:26
腹痛…ホント、そうですね。
娘も、低学年の頃、登下校仲間からのいじめに悩んでいた時は、原因のわからない腹痛を訴えて夜間診療に連れて行ったことがあります。

それにしても、七星さんのような先生、いいですね。
こうやってじっくり話を聞いてくださる先生♪

親にも見えないこと、たくさんあると思うので、学校と家庭がいろいろなことを共有しあえるといいなと感じます。
6. Posted by 七星 来人   2006年06月13日 00:38
ぶにゅちゃんさん>
まぁ、時間をどこに使うかという問題もあると思います。私の場合「放っておいたら後で大変だなぁ」と思うものには時間を掛けますけれど、後は思い切りずさんだったりします。
下校時刻が近づいていたり、主張に遅れそうなときは特に…。
お褒めいただいて光栄ですけれど、そんな立派じゃないですよ。
でも、学校で気づくこと、家庭で気づくことってそれぞれだと思います。両方の情報交流が盛んだときっと良い方向に進むのでしょうね。
7. Posted by ぶにゅちゃん   2006年06月13日 08:16
ハハハハハ
そりゃそうですよね、七星さんも人間、当然時間には限りもありますもんねぇ。

情報交換といえば、用事があって連絡帳にお手紙を書くことがあるのですが、先生方お忙しい中、丁寧に、それも用件だけでなくその日の雰囲気なども伝わってくるようにお返事を書いてくださることが多いです。
本当に恐縮してしまうのですが、これがすごく助かっています。

周囲には、高学年になると連絡帳なんかめったと書かないしほとんど見ないと言われる方が多いのですが、私はもったいないように思うんです。

限られた時間で書ける程度とはいえ、大きな存在です…。
子どもの字の変化などで生活の様子も感じとれますしね。
(これをきっかけに話すことも多いデス。)

8. Posted by 七星 来人   2006年06月14日 00:37
ぶにゅちゃんさん>
連絡帳って高学年だと恐いです。(子どもも読みますからね)なので、学年が上がると「電話」にしています。最近なかなか連絡がつかない家庭が増えてきたので、「携帯メール」にしたいなぁと思うことがあります。でも、「メアド教えてください」って言いにくいんですよねぇ。
9. Posted by ぶにゅちゃん   2006年06月14日 08:13
確かに…(笑)
あ、でもウチの娘は低学年の頃からかなり漢字を読んでいたので、案外今の方が無関心かもしれません(汗)

うっ、わが家の固定電話もいろいろあって最近めったに留守電にしないので、きっと連絡がつかない電話ですね〜(汗)

メール出来れば保護者としてもすごく助かりますネ♪
でも、こちらも、先生にメールしてくださいって言いにくいというか言ってもいいものか…ためらいそう(汗)
いっそ、環境調査票に記入欄設けてもらうのがいいナ…なんて思ったり。。。
10. Posted by 七星 来人   2006年06月14日 19:42
ぶにゅちゃんさん>
自分が責められる(叱られるようなことだと見せないどころか、そのページを破り捨てたという子どももいましたので、私は電話にしています。誉める場合も同様に電話にしています。喜んでもらっている声を聞くと「良かったなぁ」って思って明日への活力になりますから。(あっ、これは「自分のために」やっていることですね。)

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