代表の山中です。
インドではドゥルガープジャの真っ最中で、
ニランジャナスクールもお休みに入り、
多くの子どもたちが実家や親戚の家に帰っています。
さて冬に、ネパールで震災があり、ビハール州でも怪我人が出るほどの揺れを観測しました。
ニランジャナスクールの校舎もひび割れするなど、被害が出ました。
そのことを期に、ニランジャナスクールでは、壁のペンキの塗りなおしのクリスマス基金を使って、
ひび割れの修復と、壁のペンキの塗りなおしを実施しました(2015年夏)。
壁の修復(クリスマス募金)にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
きれいになった校舎で、子どもたちは元気に勉強を続けることができます。
休みが終わるのは25日、26日からみんな学校に戻ります。
寒くなってくるので、ラケーシュ校長・サティース副校長より、
今年こそは、セーターを全校生徒にプレゼントしたい、という意見が出され、
その準備をしているところです。
貧しい子どもたちが上着を買うお金がなく、薄着を来て学校に通ってくるのを、
見ていられない!という意見が多いためです。
ニランジャナスクールは、現在支援者が足りていない状況で、経営が年々難しくなっています。
そのため、去年と今年は、学校側からの制服の支給はありませんでした。
そのため、多くの子どもたちがたった1セットの制服を購入し、毎日洗って着まわして着ました。
おととしに支給された小さい1セットの制服を、無理して来ている子どもたちもいます。
そんななか、頑張って学校に来る子どもたちに、
せめて冬の寒さをしのげるセーターがあれば、
とても助けになります。