2005年10月29日

ワールドPCエキスポ

PCエキスポもこれほど閑散としているとは思いませんでした。
コンピューターが明日を開く時代は、終わったのですね。
80年代、90年代のあの熱気が懐かしいです。
確かに、特に見るべきものは、前回のCEATEC同様ありませんでした。
ただ、PHSのWillcomのブースだけが多くの人を集め、新機種を見るために30分以上の行列ができていたのは驚きでした。
低落傾向にあると見られていたPHSですが、流れが変わるのでしょうか。
新技術が、これだけの人々の注目を集めるのは、i-Pod以外では久しぶりのような気がします。
ここから新しい技術の方向が見えてくるような。
それと地上波放送局のネット放送の小さなブースが2つ。これが大きくなる日がくるのでしょうね。

WPC01WPC03







WPC04WPC05








サイテックプレスより  
Posted by sf001 at 20:47Comments(0)TrackBack(0)科学・技術

2005年10月14日

サオヤの月2

以前にお話した、サオヤの月というドキュメンタリーが下北沢の映画館で、いよいよ上映開始。今日、ようやく見にいくことができました。初期編集バージョンを見てはいたのですが、もう一度みても、人の家庭をのぞき見る感じで、なんとなく緊張してしまいます。
結婚、男と女、夫婦、家族、家庭、こうしたものが何なのか、いろいろ考えてしまう作品です。
上映スケジュールなどは、ホームページで。
写真は、上映後の対談風景。

対談  
Posted by sf001 at 01:39Comments(0)TrackBack(1)映画・ビデオ

2005年10月06日

CEATEC

CEATEC報告です。
CEATEC01







アジア最大というエレクトロニクス展ですが、とりたてて目新しい技術の登場はなかったように思います。
やはり、目立ったのはブルーレイとHD-DVD、両陣営の対決です。しかし、この戦いの帰趨がユーザーにとってどれほど意味があるのか。郵政民営化に関する国会論議と同じでしょうか。

ブルーレイHD−DVD






そうしたなかで、ソニーが液晶テレビやリアプロジェクションテレビなど、ブラウン管からの転換を目指しているのが印象的でした。
新技術としては、小さなものですが、太陽誘電の暗号化ソフトを組み込んだDVD-RとNTTドコモの水素電池システムが興味を引きました。DVD-Rに組み込まれた暗号化ソフトと暗号キーによって暗号化されたファイルは、同じ暗号キーを持ったDVD-Rに記録しない限り復号できません。したがって、暗号化したファイルをメールで送り、事前に相手に送っておいたDVD-Rに記録して復号化してもらうという方法をとれば、途中でコピーされても安全ということになるわけです。
水素電池システムは、小型の充電装置としては、ほぼ完成の域に近づいていて、パソコンや携帯は、水素電池の時代がくるということを実感させてくれました。

水素電池







STPブログより  
Posted by sf001 at 00:28Comments(0)TrackBack(0)

2005年10月04日

東京ゴッドファーザーズ

久々のビデオねたです。
以前から見たいと思っていた「東京ゴッドファーザーズ」みてしまいました。
面白い作品でした。
でも、なぜこれがアニメという感じもうけました。実写ならもっと豊かな表現ができたのではないかと思うのです。
日本のアニメは、まちがいなく世界の先端をいっているし、たぶんこうした作品を作れるのも日本アニメならでしょう。
でも。でもです。本来、このシナリオは、実写で作られるべきものなのではないでしょうか。それができないのは、前々から思っていることではあるのですが、そして日本アニメ隆盛の理由でもあるとも思っているのですが、実写映画が、封建的なシステムの中で、新しい感覚を持った映像製作者を受け入れることができないからではないでしょうか。そうした才能ある人たちがアニメや漫画というジャンルに流れているのでは。
勘違いでしょうか。
さて作品として、少々違和感を覚えるのは、キリスト教的世界観にもとづいたストーリー展開。「34丁目の奇跡」などとイメージが重なるのですが、アメリカでの上映を狙ってのことなのでしょうか。この感覚は、実写映画では受け入れられないですよね。違和感を覚えるということは、私も旧世代に属するということなのでしょうか。
ずいぶん遅れての感想になってしまったのですが、本来、日本にいる有能な人々が、もった多様な場所で活躍できればと思うのです。


東京ゴッドファーザーズエンジェルブック
  
Posted by sf001 at 22:59Comments(1)TrackBack(0)映画・ビデオ

2005年10月02日

これはなに

もう一つ、ストックホルムねたで。
市内観光もままならなかったのですが、撮影の途中で見かけた、川に浮かぶオブジェ。巨大なのですが、波にゆられて動くので生きてるみたいで不気味でした。
地元の人は、まったく無関心。コケの付着具合から、かなり古い物のようですが、なんなのでしょうか。芸術、ギャグ?
ご存知の方がいたら教えてください。ストックホルム  
Posted by sf001 at 22:56Comments(0)TrackBack(0)社会

カロリンスカ

今週は、ストックホルムにあるカロリンスカ研究所へ取材に行ってきました。
カロリンスカ研究所は、名前と異なり、ヨーロッパでも最大級の医学系総合大学です。ノーベル医学生理学賞の選考を行う機関であり、最近では電磁波に関する研究などが話題になったようです。
今回訪ねたのは、細胞内のカルシウムイオンチャンネルなどをコントロールするたんぱく質について日本と共同研究を進めるAnita Aperia先生です。数年前にはノーベル賞の選考委員長も務めたという先生は、年齢を感じさせないエネルギッシュな女性でした。インタービューに加え、研究室を総動員しての研究風景の撮影にも快く協力してくれ、1日で撮影を終了。
明るく、整理された研究室をみると、なぜ日本の研究室はあんなに薄暗いのだろうと思ってしまいます。
もっとも前日の打ち合わせと市内撮影を含めて2日間のロケで、スウェーデンやストックホルムがどんなところかは、ほとんどわからずじまいで、これがすべてではないのでしょうが。
それにしても、片道、乗り継ぎ待ちを含めて片道17時間近い旅は、ちょっと疲れました。こんな福岡や札幌日帰りロケみたいな取材が増えてくるんでしょうかね。
小児病院





カロリンスカ小児女性病院

市庁舎





ノーベル賞晩餐会が行われる市庁舎  
Posted by sf001 at 01:06Comments(0)TrackBack(0)科学・技術

2005年09月24日

インターネット時代の著作権 白田秀彰

最近、東大先端研が主催する科学ジャーナリズムに関するセミナーに参加している。
今回は、ネットワークに関するテーマで、著作権と暗号化技術に関する話題だった。
とくに法政大学助教授・白田秀彰さんの著作権に関する話は、ネット時代の著作権のあり方にとどまらずコンピューターとネットワークが媒介する、新しい社会システムにまで広がり、とても興深いものだった。
白田さんは、著作権に関して、かなり有名な方らしいが、不勉強な私は存じ上げなかった。
著作権に関しては、今、強まろうとしている知的所有権の流れは、レコード会社や出版社などの従来の既得権益の保護であること。それは、中央集権的な官僚システムに私たちを管理させることによって成り立つということであった。
一方、ネット社会では、情報は多くの人によって共有されることによって意味を持つこと。人々のネットワークまたは情報リテラシーの向上を通して、自動的、機械的に調和が行われ、市民活動を活動を活性化するような機構が発達するということであった。その好例としてリナックスやmixi、ネットオークションなどがあげられた。
私自身、ネットやコンピューターを通して、より分散的、小規模でありながら広がりをもったコミュニケーションの可能性を模索しているところで、参考になる話だった。

白田さんの関連サイト
Hideaki’s Study:特に履歴書の仮装写真は傑作
もう一つの著作権の話
白田秀彰の「インターネットの法と慣習」

STPブログより


  
Posted by sf001 at 22:13Comments(0)TrackBack(0)科学・技術

2005年09月23日

科学・技術に関わるということ

科学・技術の方向決定に関わるということは、どういうことなのだろう。
今まで、そうしたことが問題になったのは、原子力発電所や脳死、体外受精などの問題だった。これらの技術や研究を進めることで、どのような危険が私たちの暮らしに及ぶか、専門家の間でも意見が分かれる問題を、一般の人が結論をだすのは難しい。しかも、その危険が自分にとって切実なものであるという実感はほとんどないといってよいだろう。だから、大騒ぎするのは、一部マスコミと関係者だけということになる。科学・技術に関わるということは、少し現実離れした作業なのだろうか。

では、地震はどうだろう。明日、吾身に降りかかるかもしれない災害に、多くの人が不安を抱えているだろう。こうした市民の不安を基盤に、多額の研究費が地震予知に投じられてきた。その結果、日本は、地震の基礎研究において世界でも最高水準のレベルを誇っている。
一方、予知研究に力を注ぐ結果、人や街を地震から守るための研究や技術開発は後回しにされてきたのではないだろうか。予知が、まだまだ先のことになる中で、近づく地震の被害を防ぐ有効な対策は、ほとんど確立されていない。
決して、予知を目指した基礎研究の重要性を否定するわけではないが、災害対策としての地震研究・技術開発にも力を注いでいれば、地震に対してもっと安全な街を作り出せていたかもしれない。
この分野に私たちが関心を持ち、口を出していくことが必要だったのではないだろうか。そうすることでバランスのとれた研究が進められるとすれば、それは私たちの明日のあるいは今日の生命を守ることにつながってくる。人まかせにしてすむことではない。
じつは、原発や脳死も、地震ほど切羽詰ってはいないが、やはり私たちの生活に関わってくることはまちがいない。急いで結論を出す必要はないが、関心を持ち、目を向けていくことが大事なのではないだろうか。
少々、荒っぽい議論になってしまったが、それが、科学・技術を良い方向に向けていく力になるのだと思う。

地震予知に関連するサイト
地震予知連絡会
地震予知情報センター
地震予知総合研究振興会

STPブログより
  
Posted by sf001 at 22:12Comments(0)TrackBack(0)科学・技術

2005年09月21日

変わる秋葉原

行ってきました。ヨドバシカメラAkiba。
聞くところによると、この3日間で80万人の人出とか。私もその中の一人になったわけです。
ヨドバシ01ヨドバシ02






それに煽られるように、周囲の店も呼び込みを強化。秋葉原全体が熱を帯びた状態となっていました。
秋葉原に入り浸りはじめて20年。
変化の激しい街ではあったけれど、今、何が起こっているのだろう。

アキバ01アキバ02






詳しくは、STPブログで。科学・技術に関することは、こちらに集中的に書いていこうと考えています。よろしくお願いします。

  
Posted by sf001 at 14:30Comments(0)TrackBack(0)

2005年09月04日

市民科学2

9月3日、高木基金などの主催による市民科学を考える会が催されました。
原子力資料情報室を率いてきた、高木仁三郎さんが亡くなって5年。その遺産を元に作られた高木基金は、市民科学という今までの国や大学による研究とは異なる、市民を中心とした研究への資金援助を行ってきました。
今回は、「市民科学のこれから」というテーマで、市民科学のあり方について講演やディスカッションが行われました。市民科学という言葉は定着してきたように思われますが、どのようなものかについては、科学・技術を受け入れる立場から、科学不信に立脚する立場まで、様々なものがあるようです。あえて共通点を見出すとすれば、市民科学とは、国や企業などが隠したがるような科学・技術情報を明らかにし、市民に伝えていく研究ということでしょうか。
こうした取り組みが、科学・技術への市民の参加を促し、新たな科学・技術の流れが出来上がっていくことに期待したいところです。


市民科学01市民科学02  
Posted by sf001 at 01:31Comments(0)TrackBack(0)科学・技術