ゲストハウスに入る機会があったから、写真とってみた。
いきなり驚いた。
なんとセミナーハウスは城南信用金庫の寄付で建っていたのだ。
平成6年3月とある。何年だ。94年だ。
きっと誰にも気付かれずひっそり建ったのだろう。
洋室のある廊下。ガラス越しに撮ってみた。
ロビーっぽいとこ。夜だから暗かった。
とりあえず勝手に電気つけてみた。
明日はここに鍵を入れて出て行きやがれってことらしい。
ロビーはもちろん建物全体に人の気配がしない。
人の気配がしないから冷凍庫を漁ってみた。反省はしてない。
なんと木の子のパンが入っていた。これを勝手に食べてろってことらしい。
いちおキッチンもあるから料理が出来る。
もちろんする雰囲気ではないし、実際皿を洗うくらいだろう。
明日の朝はここで木の子のパンを食べる。知らないゲストと一緒に。。。
カオスな空間になるのだろうか。
自動販売機のコーナーなのに洗濯機と乾燥機が置いてある。
これは新型の自販機なのかもしれない。乾燥わかめでも売ってるのだろうか。
洗濯室は他にあって、乾燥機も同じく付いている。
まさかこっちが自販機なのだろうか。
風呂場は、家庭的な風呂場だった。期待してないけど普通すぎてがっかりだ。
しかし一つしかないとなると、他の人とかぶったらやだな。
全部で10室あるようだ。洋室8の和室が2。
奥の洋室は他より広いらしい。スイート的なあれか?
ゴッドファーザーに出てきそうな怪しい談話室。
ホラーの香りがする怪しい中庭。
そしてこれが現実。今日泊まる部屋。和室。
あるのは机と布団。のみ。オンリー。
テレビもない。ラジオもない。
幸い電気はある。
本当に何もない。電気ポットが申し訳なさそうに私を見つめていた。