儲かる名刺コンサルタントの古土です。
先日、名刺に記載するプロフィール欄での自己開示について、
「どの程度まで開示すれば良いのか?」というお問い合わせをいただきました。
人によっては自分を知ってもらうために、
次のような事を記載されている方もいらっしゃいます。
・○○大学卒業・・・・日本で一番の難関大学
・○○試験合格・・・・超難関な試験に合格
・クレジットカードは、A社ブラックカード・・・クレジットカードで最上位のグレード
■人は自分と共通しないことは興味がない!
自分の誕生日や出身地、出身校、持っている資格や趣味、ペットや家族のことなど、
自分を知ってもらうための情報をただ羅列しただけでは、
あまり効果は期待できません。
名刺を見た相手からすると「ふーん」程度です。
あなたの情報の中から、自分と共通の項目
例えば、
・同じ出身地だ!
・同じ趣味!
・犬好きなんだ! など
自分と共通部分があって初めて、相手に親近感を感じてもらえます。
親近感を感じてもらえれば、会話のきっかけとなり、
会話が続き、印象に残り、相手との距離が縮まる効果があります。
あくまで、相手との共通項を見つけてもらうのが目的ですね。
■人は知らず知らずのうちにねたみが生まれる
超難関大学である「○○大学卒業」とか、
クレジットカードは「A社のブラックカード」などと記載する場合は、
注意が必要です。
自分では、相手に「確かな人間なので信用して欲しい」という意味で記載していても、
残念ながら、多くの場合「わざわざ記載して、イヤミな感じ」という感情がおこります。
それは、人は知らず知らずのうちに「ねたみ」の感情が生まれ、
自慢されていると誤解を招くからです。
特に、「自分にとっての成功部分」だけを記載すると
「ねたみ」の感情が生まれやすいですね。(^^ゞ
■その経験、その資格が相手にとってどう役に立つのか?という視点で!
難関な「○○大学卒業」、「○○資格取得」などの経験や資格がある場合は、
その経験や資格があることで、「どんな役に立てるのか?」を記載すると
好印象を与え「自分の困り事や悩みが解決できるかもしれない」と
思ってもらえる可能性があります。
特に色々な資格を持っている場合、
資格の名称を羅列しても、
その道の素人である相手からすると、実際はよくわかりません。
その資格があることで、役に立てる事、解決できる事を具体的に記載すれば、
その役に立てる・解決できる理由として資格があることが信頼感となるのです。
さらに「ご利用いただいたお客様には、こうなって欲しい!」
という想いを記載することで、
その実現のための経験であり、資格なのだと理解してもらえます。
どこまで自己開示するか?というより、
どう開示すれば、
・相手に興味を持ってもらえるか?
・人柄が伝わるか?
・信頼してもらえるか?
という視点で考えることが大事です。
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