もう一昨日のことになってしまいました。



その観戦はひょんなことがきっかけだった。


地元の友達と飲んでての会話。

友:「いやー、明日会社の上司と野球見に行く約束しててさー、めんどくせーなー。」

小生:「いや、そんなことないぞー。野球生で見るの楽しいから。」

友:「でも上司とだよ?なんかなー」

小生:「なら俺も行くよ。どこ?」

友:「海浜幕張。なんか福岡出身の上司でさー、ソフトバンク戦らしいよ。」

小生:(…。…。千葉?めんどくせーなー。西武戦じゃねーしなー。でも野球ファンを増やすのも私の役目。見たい選手もいるし一肌脱ぐか…。)
「よし、俺も行くよ!!」

友:「は?マジで?」

小生:(ごもっとも。だがしかし…。)
「一緒なら楽しめるじゃん!いこーぜ!」

友:「んー、よし行くか…。」



とこのような流れで行ってきました、海浜幕張。
100円出して着くは千葉マリンスタジアム。初上陸。



今回見ようと思ったいきさつはどうあれ見たいポイントは山ほどありました。


まず大きなポイントは両チームの戦力分析。

今期ソフトバンクは交流戦完全Vと絶好調、特に打ちまくっている選手が見当たらないのどの点が強いのかと。
そしてロッテ、貯金を増やす上で下位のチームをしっかり叩くのもペナントでは重要ですよね。ロッテは潜在的な能力値が高い選手が多いのでチームとしての穴を探したいなー、と。


あとお目当ての選手もいました。

ソフトバンクの長谷川勇也、彼今季好調です。
しかしここに来て打率が下降気味、その理由を探りたいなーと思っていました。
あと守備に弱点を抱えている選手なのでそこら辺のボールへのアタッキングも要チェックです。

同じ理由がロッテの井口、今年アメリカからの出戻りです。
4月は絶好調、しかし交流戦を境に打率が落ちていたのです、打順も3番になっていました。
内角の捌きに弱点が、彼の今の状態も見たかったです。

あとはSBM。
自社の会社名が由来かわかりませんが、ソフトバンクのS(摂津)、B(ブライアン・ファルケンボーグ)、M(馬原)のうちの前二人が見れたらいいなと。



ちなみに応援席はソフトバンクの外野スタンド。

西武のことを考えるとソフトバンクに負けてほしいけど、チームとしての魅力やお目当ての選手のことを考えるとロッテは行き辛い。

まぁ友人もソフトバンク側だしね。

エセソフトバンクファンを演じきって見せます。





ってな感じでプレイボールから2分ほど遅れて外野スタンドに到着。



スコアは1−0。
唐川点取られるの早過ぎ。

オーティズのタイムリーっぽいね。
そこから四球なんかで満塁にしたもののなんとか最少失点。

しかしその後着々と追加点を上げるソフトバンク。



とりあえずエラーは1つだけど守備がひどすぎるよ、西岡君。

唐川と大場の両先発はコントロールが悪いっす。
ってかセットポジションになった瞬間、わかりやすいくらいに球威が落ちるんだもの。

長谷川は腰が引け過ぎ、内角攻めが嫌なのかな。
タイムリー打ったけど、彼本来のバッティングじゃないしねー。


そして小久保のホームラン。
ホームランアーチストらしく弾道の高い綺麗なホームランでした。

個人的には今日のMVPは彼ですね、二塁打も二本。
戦う姿勢に胸キュンっす。

井口は打つ匂いがしませんでした、なんか長引きそうな不調。



ってな感じで分析終わったらあとはただの応援団。

選手の応援歌もけっこう覚えた8回表には5−0。
外野席も笑顔が多かったですね、松田の負傷退場の時以外は。

大場もなんとか0で抑えてて、完封かなーなんて思った矢先に2ラン打たれちゃった。

んで交代、ファルケンボーグ。
きたー!!!

なんかお目当ての選手が見れてテンションMAX。
ソフトバンクファンもファルケンなら安心だ的な空気。

はい一人目、三球三振。  こりゃいいね。


と思ったらソロホームラン。
ん、と思ったら同点打打たれちゃった。

湧き上がるライト(ロッテ)スタンド、鎮まりかえるレフト(ソフトバンク)スタンド。

個人的には応援してるんで勝ってほしいけど、西武ファンとしては結果はどーでもいい。ってか早く攻撃になって選手の応援歌を歌いたい。

んで九回。

松中のホームラン、村松のタイムリースリーベース、長谷川のスクイズ。

これは勝ったか、と思いきや守護神馬原が1点取られなお1発出れば同点の場面。なんとか後続を三者三振に抑えてソフトバンクが勝ちました、めでたしめでたし。




という文章で終っていいのですが、ここからが実に楽しかったんです。

ダラダラと書いてたら長くなってしまったので、そのイベントは後編につなぎます。


どうぞご賞味あれ。