とりあえず

サッカーのレフェリング雑感ブログ。 の予定。。。

3日連続更新。

ということで明日からJ1再開となります。
で。
明日からの再開に当たって、J1、J2ともに2017/2018年度版競技規則の適用となります。
2017/2018競技規則改正(通達概要) - とりあえず 
変更点については以前ざっとまとめましたが、Jリーグで大きく影響を受けそうなのが「PA内での警告の扱い」について。
「PKになるファウルでチャンス潰しをしても、ボールに行っている場合は警告を出さない」
と、一昨年の三重罰軽減に合わせて警告の方も基準が変更されました。
ただ、これを「軽減」と捉えると誤解がうまれます。

実際、中断前のJ1、川崎F対浦和において遠藤選手が退場したシーン。
あそこで「得点機会阻止のPKは警告になったんじゃないか!」と怒ってる方が多かったかと……
しかしあれは、「ボールに行っていないファウル(背中からのファウルチャージ)」ですので、軽減の恩恵は受けられません。
(そもそもファウルがPA内かどうかという問題もありますが、PA外ならボールに行ってようが行っていまいが退場です)

同様に、PA内でのチャンス潰しのファウルにおいても、「ボールに行っていない」とみなされればこれまで通り警告が出ます。
残念ながら、日本人DFが犯すファウルの多くは、ホールディングなどの「ボールに行っていない」ものでありますので、今回の変更も「軽減」とは受け止めず、一つの考え方くらいに捉えておく方が良いかと思います。

で、その辺をまとめた図がこちら。
無題
これ、各会場は試合前のビジョンで流したりしたらいいと思うんだけどなー(チラッ

また、これの完全版ということで以下のものも作りました。
無題
ただ、こちら作った後に気がついたのですが、ちょっと問題があって、「PA内での得点機会阻止となるボールに行っていないファウルが、無謀に行われた」場合、フローチャート的に「警告」で止まってしまいます。。。
実際そういう場合は、より重い「得点機会阻止」による「退場」が示されますね。
ま、その辺の「より重い方が適用される」という基本を理解している方は、こちらを使ってくれたらよいかと思います。

ということで。
C大阪はPO昇格からの優勝を成し遂げるのか!?
ポドルスキーは活躍できるのか!?
清水は無事に残留できるのか!?
ルールのこともちょっと頭においておいて、J1後半戦を楽しみましょう。

なお、私はこの後0時よりドラクエガチ勢と化しますので、何が起きてもしばらく更新はありません。

昨日の改革案に蛇足で2点ほど追記。
ルヴァン杯大改革案 - とりあえず 

1つ目は、「J2の7位までルヴァン杯に出られるようにするなら、いっそ昇格プレーオフやめね?」ってもの。
昇格POについては、その意義は終盤まで順位争いを面白くすることにあります。
ルヴァン杯出場権に各クラブがメリットを感じてくれるようになれば、充分その目的を果たしてくれるのではないか。
その分、もともとの「1位2位が昇格、3位は入れ替え戦」という形にした方がすっきりしますし、何より2節分日程に余裕が出る。
ルヴァン杯できつくなる分、この2週間の余裕は大きな意味を持ちます。

ということで、意義的には説得力十分なプランですけど、実際はJ2クラブが反発するだろなあ。。。
やはり「3位に入ったけどPOで負ける」可能性より、「6位以内でPOに出られる」メリットの方が大きいでしょうから。
プレーオフ開催による収入ってのも捨て置けませんしね。

ということで、これは否定されることを前提にしたプラン。



そして2つ目は、「J2下位にもルヴァン杯に出場権を与えよう」というもの。
昨日書いたとおり、J2の7位まではルヴァン杯GSに出場し、J1クラブとのリーグ戦に参戦します。
これを「ルヴァン杯1部」と呼びましょう。

それ以外の8位~22位の15クラブ(ACLPOによっては7位も含めた16クラブ)。
こちらを「ルヴァン杯2部」として、1部のGSの裏でトーナメントやりませんかね。
試合数としては、最大16チームのトーナメントですから、H&Aでやるとして2試合×4ラウンド。
決勝を一発勝負にしてしまえば7試合となりますので、ルヴァン杯1部のGSの裏でちょうど回せます。

そんで、優勝した1クラブのみが、ルヴァン杯のノックアウトステージに進出できると。
その分1部のGS突破クラブは1つ減らして、グループ2位以内×3+3位の最上位の7つとなります。
昨日のシミュレーションで言うと、大宮が落ちて、その代わりにJ2の8位以下から1クラブが入ってくる形。

これはこれで夢がありますよねー。
例えば、2部トーナメントを突破した水戸ちゃんが、ルヴァン杯オープンドローに出席するんですよ。
前田大然が、「お前誰やねん」というフジテレビスタッフの視線の中でクジを引いて、G大阪のようなビッグクラブと対戦権を得る。
なかなか胸熱であります。
もちろん昇格を最優先に考えるクラブは捨てるとこもあるでしょうが、それはそれでサブメンバーの経験の場になりますし、どこも損はしないはず。

うーむ。
こちらも完璧なプランですが、流石にYBCさんがなんというかな……
熱さを感じてくれれば実現の可能性はあるかもしれませんが……

さて久しぶりに妄想。
ルヴァン杯、来季からJ2降格チーム参加し16チームで開催…Jリーグ理事会 (スポーツ報知) 
前年J1で16、17位となりJ2に降格したチームが参加。現在は14チームを2組に分けて実施しているが、来季は16チームを4組に分ける。ACLに出場するチームは、従来通り準々決勝から登場。ACL出場が3チームとなった場合は、前年J1の16位のみが参加する。
ということで、こうなりました。

降格したクラブへの救済措置ではありますが、日程がきつくなるのが難点。
ただ、クラブ側がポジティブに受け止めてるとのことで、それならそれでと言う感じです。
ルヴァン杯、17年ぶりJ2クラブ参戦という一大改革。日程面の問題と競技上の公平性は? | フットボールチャンネル | 
しかし、やはりやり方がヘタだなあと思わざるを得ません。
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で、こういう形になった理由として、ルヴァン杯のレギュレーションに求められる要素を確認しておきましょう。
①J1クラブがホームゲーム3試合を確定で行う(そのため、ACLPOで敗退したクラブはルヴァン杯に回る)。
②ACL出場(GS突破)クラブはノックアウトステージから最大5試合行う。
よく「全部トーナメントにしたらええやん」という声も聞かれますが、それだとホームゲーム1試合しかできない所が半分出てきますので、収入的に痛いのです。
逆に日程的にこれ以上増やすのは難しくなります。

よって①の理由から、GSは現状の7チーム制(ホーム3試合+アウェイ3試合)にするか、来年度案の4チーム制(H&A3試合×2)しかとれません。
今回、J2降格したクラブへのセーフティネットとしてJ1クラブとの試合を捻出するため、来年度案が取られたわけですが、個人的には、
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こんな印象。

なにしろ、降格した2クラブだけ(ACLによっては1クラブだけ)しか「恩恵」は受けられません。
そうなると、恩恵と言うよりむしろ罰ゲームになりかねない。
昇格を争うライバルは日程に余裕があるのに、自分たちはない。
目先の小銭は欲しいけど、その結果最大の目標を逃すことにつながってしまっては本末転倒です。



ということで、罰ゲーム感をなくし、全クラブが少なからず恩恵を受けられるようにするには、「J2の2クラブ」だけではなく、もっと参加できるようにしましょう。
てなことを書いたのがこちら。
7クラブ×2グループでやってる現状のGSを7×3にして、J2の7位までが参戦できるようにします。
これで、J1クラブのホームゲーム数は確保できますし、降格クラブも救える。
また、昇格争いのライバルもまとめて出ることで、日程的な不利はない。
さらに、J1のリーグ戦とは異なり平日ナイターが前提のルヴァン杯ですから。
スタジアム規定も緩和してあげて、現状ではJ1ライセンスのないクラブも、J2の7位以内に入れば参加権を与える。
こうすることで、J1ライセンスが無いクラブも、終盤までモチベーションが続くというものでしょう。
「J1昇格はないけど、来年ルヴァンに出てJ1クラブと対戦できる!」
これ、結構な恩恵だと思います。
逆に、出場権をもらえなかったJ2クラブにも、「昇格争いの本命達は日程がきつい!ウチはチャンスや!」と思ってもらえるかと。

ただ、7×3でやると、これまで通りGS突破が4クラブだけでは厳しい。
そこで、ノックアウトステージは12クラブで行い、ACL出場クラブは2回戦からの登場としましょう。
こうすれば、3グループの上位2位+3位の2つがKOステージに上がれて、GSも最後までわからない。
ついでに言うと、ACLのGSで敗退しちゃったクラブには、KOステージのシード権は剥奪して、その代わりにルヴァンGSで一番成績の良かったクラブに代わりに与えても良いかと。



そんなことを、昨年の順位でシミュレーションしたのが以下の形です。
グループA グループB グループC
大宮 広島 神戸
横浜FM F東京
鳥栖 仙台 磐田
札幌 新潟 甲府
清水 C大阪 名古屋
松本 福岡 湘南
京都 岡山 町田(G大阪)
J1ライセンスの無い町田のホームにポドルスキーがやってきてたかもしれないわけです(GS時点ではいなかったけど)。
夢があるでしょ?
(ただし、G大阪がACLのPOで敗退していた場合は町田の代わりにそこに入る形。J2の7位はあくまでも次点枠ということで……)

で、ここに今年の成績を無理やり入れて、GS突破クラブを決めるとこう。
A 勝点 得失 B 勝点 得失 C 勝点 得失
札幌 10 2 C大阪 14 5 神戸 15 7
横浜FM 9 0 仙台 13 0 磐田 9 0
大宮 8 3 F東京 12 6 甲府 5 -1
鳥栖 5 -2 広島 10 -1 5 -2
清水 3 6 新潟 1 -8 名古屋
松本 福岡 湘南
京都 岡山 町田(G大阪)
各グループ上位2位となる6クラブに加えて、3位の中の上位2つ(F東京と大宮)の8クラブがKOステージに進みます。
そして、ACLのGSで敗退したG大阪の代わりに、最も成績の良かった神戸がシードされ2回戦から。
それ以外の7クラブ+G大阪で1回戦のH&Aを、現在POやってる日程で行い8強が決定。
以下例年通りのスケジュールで後半戦に組み込みます。



うーむ。
完璧すぎて惚れ惚れする。
これ、誰も損しないプランだと思うんですよねえ。
以前から不満の多かった「ACLで惨敗したとこが8強からなんておかしい!」って意見にも配慮できますし。
強いて言えば、YBC様が、「J2からそんなに入れるのはレベル的にちょっと……」と難色を示されるかもしれない。
ただ、これまでJ1との対戦がなかった土地に、ルヴァンの冠を持っていけるというメリットを訴えれば、納得していただける可能性もあるかと。

ということで、どうせやるならこちらのプランを是非とも検討していただき、再来年度に向けて議論してください!

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