Twitterで拾った興味深い動画。
オリンピックでのセルビアモンテネグロ対チュニジアの試合のようですから、いつのものか調べてみたら2004年のアテネ大会のものでした。
当然今とは競技規則も違うので、その点は念頭に置きつつ1本ずつチェック。

まず1本目。
1
キックは成功しますが、攻撃側の選手がペナルティアークにがっつり入ってるのでやり直し。
守備側も微妙ですので、止めててもやり直しになってた可能性は高いですかね。
まあこれ自体はよくある話です。

2本目。
2
キックは成功しますが、攻撃側の選手がちょろっとペナルティアークに入ってるのでやり直し。
なお、副審が旗を上げてますので、GKもキックの前にラインから出ているという判断でしょう。
よって止めてもやり直しでした。
しかしGKはまだライン上にいるような……
これで取られるのは厳しいなあ。

3本目。
3
2本目と全く同じ。
キックは成功しましたが、攻撃側の選手がペナルティアークに一歩入り、かつGKも先に前に出たとしてフラッグアップされています。
これを受けて、入った3番の選手に警告が出されていますが、理由はどれになるんでしょうか……

4本目。
4
ようやく攻撃側の選手が入るのをやめ、GKがキックをストップ!
しかし副審が旗を上げていまして、GKがキックの前に出ていたということでやり直しに……
これは確かに両足離れちゃってるように見えますので、仕方ないかなという気はします。
なお、現行のルールだとこれでGKに警告が出ますね。

5本目。
5
GKが再びセーブ。
しかし副審フラッグアップ。
2
キッカーはセーブされたボールを頭で押し込む。
という流れでしたが、フラッグアップの時点で笛が吹かれておりやり直し……
現行ルールならここでGKに2枚目が出て退場でしたね。
5
ただ写真見る限り、キックされてもしっかり片足残してるように見え、この副審の判断基準は「両足とも残してないとダメ」というものだったんでしょうか。
現行では「片足残してればOK」が基本だと思いますが、当時の解釈がどうだったのかは不明です。

そして6本目。
6
やけくそになったキッカー側はズドン。
GKは逆に動いて止められず。
ようやく得点が認められました。
しかしこちらもGKの片足は離れてますので、5本目の基準だったらフラッグアップしても良さそう。
でも副審はさっさと得点を認める動きをしています。
それまでのフラッグアップのタイミングを考えるに、「ゴールインしたから流す」という感じでもなさそう。
うーんこの。

ちなみにこの試合の主審はタヒチのカルロス・アリオティマさん。
この大会で、この後もう1試合吹いてますので、審判部的には問題なかったという判断です。
ただ、副審のフラッグアップの基準は厳しすぎるよな~という印象。
そしてまた個人的に、侵入違反はセーブ後に押し込む押し込まないのシチュエーションが生まれた場合だけ取ればええやんと思ってるので、キックの成否に影響してない侵入違反をここまで厳密に取る必要はあるのかな~というのが小声での感想。
取るなら取るで、1本目の時点でもう少し厳しく注意も与えて欲しいですわな。

ま、なんにせよ、 日本絡みでは見たくないシーンですので、選手の皆様には改めてお気をつけいただきたいところです。