新年最初はおめでたい話題。
【順位戦B級2組】野月浩貴八段が9戦全勝で昇級 畠山鎮七段1敗守り単独2位:2ch名人 
我らが野月先生が順位戦で8連勝を達成され、見事B1級昇級を果たされました!

思えば2年前も、野月先生は昇級まであと一歩と迫りながら、紙一重の差で逃すことに……
第74期順位戦B級2組最終節 - とりあえず 
勝負の世界の厳しさを感じさせてくれましたが、2年越しでその思いを結実と。
本当に素晴らしい話です。

私も毎月順位戦をチェックしていて「野月先生今期も調子いいな~。でも調子がいいだけにお声がけするのがはばかられる……」と思い、陰ながら念を送り続けましたが、決まったからには盛大にお祝いしたい!
またお会いする機会を頂けるよう頑張ります。



ところで。
B1級は、A級のひとつ下のクラスとなりますので、サッカーファン的には「J2ってことか」と考えがちですが。
実際はA級ってのは、その頂点に立つ名人=神を中心とした人外の集まりであり、「B1=2部リーグ」という認識はちょっと誤解があるところ。
B1級は別名「鬼の住処」とも呼ばれ、人が人の姿を保つか鬼になるかの瀬戸際と言えます。

実際、今期のB1級在籍者を見ると、
現役タイトルホルダーの菅井王位。
元タイトルホルダーの糸谷八段、谷川九段、郷田九段、丸山九段。
元A級の阿久津八段、山崎八段、橋本八段、木村九段、松尾八段。
そして若手有望株で将来タイトルが確実視されてる斉藤七段。
錚々たる顔ぶれが並びます。

テニスで言えば、フェデラー、ナダルらBIG4のような人外中の人外がA級。
そこに続く錦織、ワウリンカら、人間の頂点に立つような人らがB1級。
という印象ですね。

ですので、サッカーで当てはめるなら、むしろ下から考えまして、
「プロ入り直後のC2=J3」
「その上のC1=J2」
という感じで、B2級こそがJ1クラスの実力者が揃う世界と言えるのではないかと。
実際、B2にも中村太地王座や藤井九段などのタイトルホルダーに引けを取らない方が在籍しています。

ので、今回野月先生はB2からB1に上がられるということで、サッカー的には「海外トップリーグ挑戦」くらいの感覚が近いかと。
そしてその上のA級ってのは、UCLのベスト8くらいの世界でしょうか。
なんにせよ、押しも押されもせぬトップレベルということで間違いないというお話です。



それにしても、昨年は将棋界が異常に盛り上がった一年でした。
一昨年の三浦九段冤罪事件でどうなるかと思いましたが、藤井くんフィーバー、ひふみん、そして羽生竜王の偉業と、見事に明るい話題で塗り替えてくれまして、空前の将棋ブーム。
その中で、野月先生の昇級、そしてまた白鳥先生の『りゅうおうのおしごと!』アニメ化など、ご縁を頂いてる方の華々しいご活躍は刺激になります。
自分も何かしら発展のお役に立ちたいもの……です。

ということで、今年も地道に頑張っていきます。