気がつけば2か月以上放置。
そして復帰ネタが映画感想。
でも、7か月ぶりに半日オフが手に入って、その貴重な機会を費やして見に行った映画が当たりだったら、そら書きたくなるって!



さておき。
この作品はかなり前から注目していて、できることなら話題になる前に見て宣伝したかった!
とは言え、話題になったおかげで大手の劇場でも公開されるようになり、そうでなければ育児中の身では見に行くこともできませんでした。

で、何を書いてもネタバレなので、未見の方は読まないように。
ただ、何があっても見たほうがいい作品なので、騙されたと思って見に行って、その後で読んでください。

ということで30行ほど空けてから、一応非ネタバレの感想書いておきます。






























はい。
もう、開始3分で「あ、これ当たりだな」って思わせられたんですよ。
台詞がきっちり聞こえる!
邦画ってそこが一番アレじゃないですか。
それを演者がしっかり喋って、しかもロケーションが廃工場という設定なので、声が響くw
おかげでストレスなく入り込めました。

ただ、そこから進むに連れ「あれ?やっぱハズレ……?」という雰囲気が。。。
「やはり所詮日本映画だったか……」
って空気、間が出てきて、そのまま一旦終息……
と思わせておいてからの!

ということで、見事にやられました。
終了後、思わず拍手してしまいましたよ。
僕だけだったので恥ずかしかったけど。



で、いろいろ詳しい解説は詳しい方におまかせするとして、自分が感じたポイントは2つ。

一つは「ポスト三谷幸喜」という点。
これについては、実際監督もお認めのようですね。

脚本を二転三転させつつ、見事に伏線を回収していくという手法は、三谷さんの『ショウ・マスト・ゴー・オン』であったり『ラヂオの時間』であったり。
ショウ・マスト・ゴー・オン 幕を降ろすな [DVD]
西村雅彦
NHKエンタープライズ
2016-05-27


『カメラを止めるな!』ってタイトル自体『幕を降ろすな』のオマージュですね。



そしてまたワンカットで見せるというのも、三谷さんのお得意の手法。
特に、三谷作品では100分ワンカットというドラマもありまして。
こちらWOWOW制作ですが、アマプラでも見れます。


今作がお気に召した方はぜひ。



ただ、三谷さんはこれらの作品で世に出て、同時に三谷組の役者さんもスターダムに上がりました。
しかしそれゆえ、その後の作品において制約が厳しくなり、結果最近の三谷作品はゲフンゲフン……
三谷さん自身も忸怩たる思いはあるんでしょうが、そういうのをひっくるめて上田監督がぶち破ってくれたな!
という感じ。
上述の台詞の聞き取りやすさもそうですし、現場で起きる日本映画のダメなところアレコレを、確信犯的にぶっつぶしてくれてます。

ですから、三谷作品が好きな方、それでいて最近の作品には不満がある方には、間違いなくハマる作品です。
上田監督におかれましては、今後も色んなしがらみに囚われず、この作風を貫いてほしいものでございます。



そしてもう一つのポイントは「アフター・『シン・ゴジラ』」ということ。
あの作品も、日本映画のいろいろとクソな部分をぶち壊して傑作となったわけで。
あれがあったからこそ、こういう作品も作れた、また流行らせることができたのかなと。

幽遊白書的に言うと、魔界の穴が空いた結果、とんでもないA級妖怪がやってきたぞという感覚。
今後もこれに続く作品、監督の登場に期待してしまいますね。



ということで、現状ネタバレを一応避けて紹介するとこんな感じ。
とにかく見て!ポン!