週末の試合で色々あったようですが例によって見てない私はスルー。
それよりも、その試合前に伝わった訃報について。

訃報 

大変ショックであり、ただただご冥福をお祈りするばかりです。
久米さんの業績については、いまさら語るまでもなく、Jリーグ創設はもとより、柏・清水・名古屋それぞれのクラブにおいて、うまくいかない時期もあれど、明確にプラスをもたらしてくれました。

その思考について、当ブログでは何度か取り上げており、過去記事をご紹介させていただきます。
『人を束ねる』 - とりあえず 
久米さん・西野さんトークショー - とりあえず 

この中で一番共感したのは、久米さんがGMの仕事を、
「選手を取ってくるだけではなく、監督に預ける前にきちんと教育すること」
と捉えていたこと。

日本人の若手であれば、素行や身だしなみなどの基本的なことから。
あるいは外国人であれば、文化の違いをフォローして日本に馴染みやすく。

GM、強化部の仕事といえば、選手獲得がクローズアップされますが、「獲った後」こそが重要だよという教えを度々仰っていました。

そしてまた、選手と監督という衝突しやすい両者の間で緩衝材となり、互いの不満がダイレクトにぶつかりあうことのないように。
そうした配慮を感じさせる人物でした。

その観点で見ると、上手く行っていないクラブではそうした部分で「GMは何しとんねん」と思わされることが多々。
「現場は監督にまかせている」と、若手監督に丸投げしてなんのフォローもしなかったり。
「外国人監督の言うまま」食事や規律に急激な変化をもたらし、選手の反発を買ったり。
選手も監督もそれぞれ良いものを持っているはずなのに、GMのバランスのとり方が悪く(そもそも取る気がなく)、崩壊しているチームというのが散見されます。

前回久米さんが去ってからの清水というのも、その点で大いに不満の残る数年間でした。
今回、久米さんは1年だけの復帰となってしまいましたが、その遺志を永遠に語り継ぎ、大切にしてもらいたいものです。

合掌。