2017年09月

☆当ブログに初めてお越しになった方は考えるヒントブログとは?トリセツ記事(印の意味など予想の見方からブログの軌跡まで)からご覧下さい
☆馬名(ブログランキング)の見方が分からない方は
コチラのサイト様の説明をご参照下さい
お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

-------------------
【ブログ重賞OP予想】
阪神11Rシリウスステークス(勝負度D)
[印]
◎ピオネロ
紐推奨馬マスクゾロ

[見解]

この阪神ダ二千コースはかなり特殊な舞台条件で、単に距離二千を切り取ってダート長丁場向き馬が優位というワケでもなく、単に阪神コース向き馬が優位というワケでもなく、当コースならではの特殊なラップ構成[急→緩→急]への適性左右も小さくない。
というコトもあって、ザックリと言えば芝適性馬などの当地巧者の活躍目立つ場であり、ココも流石にダート重賞なので能力第一であるコトは言うまでもないがそれと共に適性面も重視したいトコロだ。

その観点から狙いを立てたいのは…当コースに良績集中という適性魅力馬もいるのだが、それよりも重宝したいのは真っ当に適性と相当上の能力が問われた昨年の当レース激走馬の方。
その同コース該当馬ならば今回も激走できる資質を持ち合わせていると考えられて、あとは1年経過後の劣化や直近状態面さえクリアすれば…それだけ昨年シリウスSはHレベル走破レースでしたので。

よって本命馬はピオネロとします。
前走は上位馬数頭が従来のレコードタイムを上回る好タイム走破の通りの時計破壊レース。だからと言って、それらが強い馬なのかと言えばそうではないというのは馬名を見ればお分かりの通りで、そもそも北海道ダ千七コースは必要以上に着差や時計差が付いてしまうコースで、特に超高速馬場での特殊バイアスも発生していた当時は尚更そうだったのでしょう…それだけの話。
逆に言えばそこで大差で負けた馬(多大な逆バイアスが作用した)は全て見限るべきではなくて、その一頭にピオネロがいました。そこで同じく大敗を喫したクリノスターオー同様の[盛岡→栗東→札幌]というハードスケジュールの影響あったかも知れないし、右回りも小回りも距離1700にも適性無い馬で強烈なバイアスに乗り損ねる形のマイナスは相当あったレースだけに…これはもうしょうがないと言える敗戦。

少し間隔空いた今回は立て直し状態良化という話で、ならば前々走以前の戦績や、そして何よりも1年前の当地での強烈なパフォーマンス…それを裏付ける[距離長め適性][芝適性]も持ち合わせている馬ですし、ココは一変一発を期待したいです。


対抗馬には昨年シリウスS覇者マスクゾロ
昨年シリウスS後に故障発生、前々走名鉄杯も故障不安回避と脚元爆弾と今でも隣合せのリスクはありますが…間隔詰めて攻め強化もハイリスクハイリターンに思えますが…でもそれさえ表に出さなければ相当に強い馬&当レース適性高い馬というのは昨年1着時のパフォーマンスが証明しています。

次ぐ人気のモルトベーネ・ミツバも(基本堅いダート重賞なので)3番手4番手評価しなければですが、前者は長欠明け初戦・後者は多頭数競馬で後手に回りそうな点を踏まえると重い評価まではしませんでした。

《馬連ワイド単勝(各1点)》

【twitter平場予想(平場ボツ推奨馬)※平場予想力鍛錬目的での期間限定


【完全版予想(その他重賞OP予想&平場厳選推奨馬)※1レース200~250円×予想提供数
21:22公開→21:32完売ありがとうございますm(__)m
価格は「1R当たり200〜250円×予想R数」の範囲内で、「1日の予想R数の多少・高勝負度予想の有無、重賞予想の有無」によって変動させて頂きます。



-------------------

☆シリウスSの◎本命馬の馬名は人気ブログランキングへココをクリックで開く人気ブログランキング(現在6位)で見られます!

☆次回は「日曜予想」を土曜16時と24時に更新します

お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

--------------------

※これ以下は完全版限定記事です/対象の方は「続きを読む」をクリック→「パスワード入力=ログイン」して本文をご覧下さい(ニックネームは何でも可です)

続きを読む

☆スプリンターズSの危険穴人気馬の馬名は人気ブログランキングへ(現在6位)で公開中!
☆当ブログに初めてお越しになった方は考えるヒントブログとは?トリセツ記事(印の意味など予想の見方からブログの軌跡まで)からご覧下さい
お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

--------------------
【スプリンターズSの有力馬診断(後篇)〜[モンドキャンノ]早期活躍キンシャサ産駒がそのまま成績を伸ばし活躍続けた例はゼロ(“必ず”ある時を境に成績急降下で後追い禁物)〜】
※印は[★激走候補〜△やや有力〜▽やや軽視〜―無印」を表します
▽ファインニードル 牡4 内田博 57 栗東 高橋忠
前走セントウルSではデムーロは同じ失敗は2度はしないという意思で、内枠出負けにも関わらず一気に前に取り付く競馬をして、直線でも邪魔になる外2馬が精神的に弱さあるラヴァーズポイントだった幸運もあって難なくパスしての横綱競馬勝利。
その鮮やかな勝ちっぷりを見る限りでは次走スプリンターズSでもと思わせられるが、やはり夏場から使い続けられた延長線上のデキも優位な立場だったし、前走北九州記念で相当仕上げたとの話での惰性2戦目となるスプリンターズSでのデキ維持は課題になるし、何よりも3戦連続騎乗で手の内に入れたデムーロによる集大成的な騎乗も大きく作用したはずで…。
それら全てを失うコトになるのが今回スプリンターズSで…それでも買う価値ある力量馬との評価は難しい今の戦績ですし、鞍上内田博Jも不振深刻で前走比マイナスが小さくないですし買い材料には乏しい一頭。


△〜▽メラグラーナ 牝5 戸崎 55 栗東 池添学
まずは前々走CBC賞時の有力馬診断見解を参照↓
『前走高松宮記念については、前哨戦馬体減後での軽い調教過程や裂蹄防止テープ付きで状態面維持の問題でもあったかも知れないし、そして世間でも言われている道悪敗因説もその通りだろうし。
ただ、その高松宮記念を度外視としても、まだコノ馬の真価については少し断定的に言えない部分もある。

前々走までは外枠を連続で引き当て続けたりしていて、前々走オーシャンSでも好枠中枠から外目スンナリとした競馬ができていた…近況の良さについてはそういう幸運による側面も小さくない。
外枠良績集中・内枠不振馬で、実際に連続好走する前までは他馬を気にする癖も指摘されていた馬で、その弱点が(外枠を引き続けた近走は隠されいただけで)今もあるという可能性は全然有り得る。

そろそろ内目の枠順を引いた暁にはそれが主因で全く動けないという結果になっても驚けない、仮にいつも通りの外枠幸運競馬でも前走ジーワン3人気級の馬だと認める論拠はないワケで…まだ過剰人気のタイミングに思える。』
・・・
そのCBC賞は待ちに待った極端内枠という場面で、案の定と言って良いのか内枠且つ1人気でマークされる立場でのタイトな競馬になって、精神的なモロさを露呈したという敗戦と言えるだろう。

前走セントウルSでは連続内枠競馬で耐性が付いたのか、極端内枠でも精神的なモロさは限定的で上がり最速の脚を見せて4着健闘。

とは言えども、本当にタイトな競馬になった時の懸念は払拭されていないし、不器用な大トビ走法だけに何れにしても内枠競馬は不歓迎なのは間違いない。
ココも内枠ならリスクの方が気になるし、中外枠でスムーズな競馬ならばソコソコ頑張れるはずだとも…それでもG1級程の破壊力は認められないし、馬体的にもまだ成長途上感はあるので激走まではどうか。


―モンドキャンノ 牡3 池添 55 栗東 安田隆
3走前スプリングS大敗後には『直線では完全に馬が気の悪さを見せて走る気を失くしているような追走で、それも距離の問題や掛かり追走になったからだけなのかは何とも言えない。そもそも、2歳活躍キンシャサノキセキ産駒は、スンナリと3歳以降も活躍してくれない例の方が多い(シュウジなんかは一悶着あって再上昇したが)。安易にワケ有り凡走だと処理=目を瞑るコトはできない負け方で過信禁物の一頭と見る。』と書きました。
(他の早期活躍のキンシャサ産駒と言えば、アドマイヤモラール(デビューから4連続好走→その後好走ナシ)・サフィロス(デビューから4連続好走→その後好走ナシ)etc.)

前々走NHKマイルCも如何にも気の悪さを出したような敗戦で、レースを見る限りでは最内枠で包まれるポジショニングでの追走がそれをの引き金を引いたという感もある。
それの反省を踏まえられたのか前走キーンランドCでは外を回る騎乗でしたが、そんな摩擦小さい競馬をしながらも同様に精神面由来のモタれが敗因として提示されたとなると結構深刻だと見る必要がありそう。

上記の通り、キンシャサ産駒らしい沈没と見れば修復は容易ではないと見るべきですし、前走時よりも厳しい競馬が濃厚なG1激戦では余計に難しくなるはずですし、そもそもスプリンターでもないでしょうから・・・。


▽ラインミーティア 牡7 西田 57 美南 水野
前走セントウルSでは内枠を生かしての直線で狭い所を突いての差し競馬で、それはいつもの直千コースでの馬が密集する外(ラチ沿い)差し競馬に重なるモノであった。
前が壁になった分で差し届かなかったとの見方もできるが、コノ馬の場合には直千時代から開けた所を差してくるとラストに一気に脚が鈍って届かずに、密集地点で詰まりつつ差して来る形でこそ本領発揮できて好結果を残してきた馬だった。仮にスムーズに捌けていたとしたらその時にはもっと差が詰まっていた可能性は低くて、寧ろ丁度良い塩梅に脚が持続するギリギリの競馬が叶っていたとの見方をした方が良いかも知れない。
直千なら外枠巧者、周回コースなら内枠巧者の嵌まり待ち馬…そんな競馬がフルゲート激戦スプリンターズSで嵌まるというシーンはほぼ見ませんし…前走再現はほぼほぼ無いはずだと思います。


▽ダイアナヘイロー 牝4 武豊 55 栗東 福島信
500万下から4連勝で一気に重賞制覇まで上り詰めたコノ馬。
そんな上がり馬が簡単に即通用するのが今の地盤沈下スプリント重賞〜OP路線というコトであるのと、それまでの武豊Jの手による3連勝は何れも着差は僅かでも実は余裕残しパフォーマンスで昇級クラスに耐え得る地力が養成されていたのも確かだったか。

能力的には決して無下にできない上がり馬だと見るが、やはり5月から稼働しての連戦で前走北九州記念を集大成とする的な扱われ方だった地点からの、惰性でのG1出走というのは勢いで乗り切れるモノなのかの不安も先立つ。
実際に、北九州記念レース後の週中になっていきなりスプリンターズS参戦が発表されたが、それまで(レース前〜週明けまで)は一貫して北九州記念目標でその後は放牧という話が表に出されていたので。
G1手前の重賞レースを勝てば予定を覆してG1挑戦というのはよくある話なので驚くコトでもないが、その場合には状態面・余力面でより注意深く見なければならない。


危○○○○○○(←スプリンターズSの危険穴人気馬)の馬名は
人気ブログランキングへランキングで公開中!
本年の当コース(雨馬場&未勝利除く)はほぼほぼ逃げ先行馬しか勝っていない。
唯一の例外はやや外有利馬場での施行だったオーシャンS(メラグラーナ)のみで、渋化馬場での差し追い込み馬勝利2つも同様に外差し馬場でのモノだった。
恐らく後者馬場にならない今回は、そして昨今のスローペース傾向且つオーバーペース見込めないメンバー構成的にも基本的には内前重視の姿勢で捉えたい。
その中で特に不利に考えられるのが、スプリンターでもなく、尚且つ次走以降のマイル路線の方を重視しているというコノ馬。
もしもココが本番という意気込みならば話は少し変わるのだが(←スプリント戦での先行歴もあるので)、マイル路線本番という以上は距離スプリントでは流れに乗せる競馬はさせ辛いはずで、恐らく後方展開待ちの競馬をするはずで…(現にそういう調教内容ですし、会見での鞍上コメントも上がり勝負を示唆)。
前々走はそれが嵌まりましたが、上記展開のココでそれが嵌まる確率は低いですし、そもそも仕上がりレベルも事実上叩き台として参戦なので結構見劣りますので。

--------------------
☆スプリンターズSの危険穴人気馬の馬名は人気ブログランキングへココをクリックで開く人気ブログランキング(現在6位)で見られます!

次回は「土曜予想」を金曜夕方に更新します!

お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

--------------------


☆スプリンターズSの大穴◎候補馬の馬名は人気ブログランキングへ(6位)で公開中!
☆当ブログに初めてお越しになった方は考えるヒントブログとは?トリセツ記事(印の意味など予想の見方からブログの軌跡まで)からご覧下さい
お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

--------------------
☆馬場考察
[先週の芝の伸び所&馬場差の傾向 (※馬場差は[S超高速〜C並〜F超低速]の7段階表記) ]

中山…土はやや内有利、日はイーブン/土はB、日はA
阪神…土日共にイーブン/A

[今週の芝の伸び所&馬場差の予想]
中山…4週目/Bコース/伸び所はイーブン付近/馬場差はA
阪神…4週目/Cコース/伸び所はイーブン付近/馬場差はA

☆先週のレースレベル(暫定値)(ブログでは土曜分のみ)
(※以上=Hレベ以上 CD=水準上レベル =水準下レベル DE=低レベル =超低レベル)
無題uyyi

☆先週のレースからの次走[激走]要チェック馬リスト(抜粋)
[日曜阪神10R(1600万下)] 7着ジャズファンク
コノ馬の二大特徴としては[高速馬場得意]と[イン競馬得意]がある。
ハービンジャー産駒のイメージとは違ってこれまでの良績は高速馬場に集中しており、前々走なんかが典型だが内枠を引いてイン立ち回り競馬で浮上してくるタイプ。
前走は雨馬場の外差し馬場でその長所が完全に消された場面で、今回はインを捌けずに直線で包まれて完全に差し遅れてしまう悪い時の武豊Jらしい差し不発。
良馬場内枠条件で、できれば人気薄の立場で思い切ったイン競馬を試みるコトができそうな場面で穴の魅力増す一頭。
(ちなみに、芝での差し追い込み馬での騎乗振りにこそ武豊Jの調子が表れる(バロメーターになっている)と思っています…レース映像をよーく見ていれば当分野でのムラは一目瞭然ですよね・・・?。実際に、逃げ先行馬の成績は毎年ほぼ一定ですが、差し追い込み馬での成績はジェットコースターなんですよ。)

【スプリンターズSの有力馬診断(中篇)】
▽レッツゴードンキ 牝5 岩田 55 栗東 梅田智
今春は本来はヴィクトリアマイルを目標にしたローテの予定だったが、スプリント路線地盤沈下で高松宮記念のレベルが低いと見るや急遽出走を表明した経緯だった。

昨年高松宮記念後には『コノ馬は世間からは半ば暴走タイプのイメージもあったと思うが、そんな馬が前走高松宮記念では14番手追走になっていた。何故そうなっていたかと言えば、単純に短距離戦に使ったからなのだが、もう少し突き詰めればコレ(14番手追走)がコノ馬の走力(スピードの無さ)であり、やはり短距離馬ではないというコトだろう…(略)…』と書いた。
その後はスプリント重賞(函館SS・キーンランドC)での連続3着にしても共に非スプリンターでもこなせる程度の軽いペースだった。そして本年高松宮記念2着(スプリント戦では自己最高着順)はこれまでの中で最も時計の掛かる決着(スプリント性能問われぬ決着)が大きかったはずで、そもそもこういう馬場は得意であるし、G1レースでは初めてイン突きながらも不利なく脚を伸ばし続けられる理想の競馬が叶った末の好結果…逆に言えばこれだけ全て上手くコトが運べても2着止まりで限界を示す内容だったとも。

昨年スプリンターズSは7人気9着だった馬…そこから劇的に馬が変わっているワケでもないだろうし、高松宮記念よりも適性低いスプリンターズSに於いて決して安パイ評価できる馬ではない。

―ノボバカラ 牡5 蛯名 57 美北 天間
初芝だった前々走函館SSでの出遅れ上がり最速7着が少し評価される向きがありましたが、あんなのは超Hペースで出遅れて勝負圏外からの自分のペースでロス無く走れたから良い脚を使えたというだけの話で…価値はゼロに近い様なモノ。
その後のキーンランドCを見る限りでも、やはり芝スプリントで通用するスピードは持ち合わせていない模様。


△セイウンコウセイ 牡4 幸 57 美北 上原
高松宮記念激走については、ダートレースでの良績や芝道悪での良績からも当時の渋化急坂のタフな条件への適性面での勝利という側面もありそう。その上で、同じく4歳馬で当路線頂点を窺おうとしていたシュウジ・ソルヴェイグが自滅且つ他には非スプリンターや古い馬ばかりが上位入線という、言わば地盤沈下路線での消去法的な勝利であるとも。

前走函館SSについては、シュウジが刻んだ前半3F32.2は仮に超高速馬場だとしても文句無しに速いラップであるし、そもそも函館1200コースは前半時計が出ないコース設計なのでやはり相当速いラップだったと言って良い。その逃げ馬マークで早めの競馬をしてしまった分の4着だったコノ馬は強い競馬をしていたのは間違いない。また、ローテの狭間での惰性の出走で本気度も無かった一戦であるし、敗戦でも評価は下げられない。

重賞レースでの好結果は高松宮記念1着のみというポッと出の馬だけに、同齢シュウジやソルヴェイグがそうであった様に一戦だけで過大な評価をしてしまうのは非常に危険とも言える、いつでも日替わり王者が誕生し得る群雄割拠な情勢だけに…普通なら4歳馬の高松宮記念馬には王者で居続ける様な期待をしてしまうのですが、あの高松宮記念だけでそうとも言い切れないのが・・・(全幅の信頼まではできませんが、でも相対的には不安要素小さい買わなければならない一頭と見ます)。

--------------------
☆スプリンターズSの大穴◎候補馬の馬名は
人気ブログランキングへ(現在6位)で公開中!
《→先週土曜メイン予想(中山芝千二)時にも同様のコトを書いたが、本年の当コース(良馬場・新馬未勝利除く)はほぼほぼ逃げ先行馬しか勝っていない。
唯一の例外はやや外有利馬場での施行だったオーシャンS(メラグラーナ)のみで、渋化馬場での差し追い込み馬勝利2つも同様に外差し馬場でのモノだった。
ちなみに、今開催の当コース(新馬未勝利除く)での穴好走馬は全て内枠(1~3枠)馬で、その内の1頭を除いて逃げ先行馬だった。
現時点では今週末にそういう馬場に傾く材料は無いので…そしてデータで語るのは好きではないですが、別にデータがなくとも主観的にも今の状況は逃げ先行馬に相当追い風が吹いていると思っています(本来的には上級路線=G1スプリンターズSとなればそれは覆る方向の風が吹きますが、そうとも言い切れない様な低レベルG1戦の様相なので)。
そこで注目したいのは…前走は精神的なモロさを出して凡走を喫した〇〇〇〇〇ですが、前々走Hペース横綱競馬好走を見ても決して弱い馬だとは思いませんし…コノ馬のスンナリ逃げ番手戦法は恵まれる可能性高いですし今回脅威になってもおかしくないと見ます。

この注目馬の馬名はココをクリックで開く人気ブログランキング で見られます!

次回は「有力馬診断の後篇」を水曜深夜24時に更新します!

お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

--------------------

☆スプリンターズSの大穴含む◎候補馬2頭の馬名は人気ブログランキングへ(現在6位)で公開中!
☆当ブログに初めてお越しになった方は考えるヒントブログとは?トリセツ記事(印の意味など予想の見方からブログの軌跡まで)からご覧下さい
お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

※先週馬券晒しについてはスペースを取るので記事最下部(PCからは続き画面)にて
--------------------
【スプリンターズSの有力馬診断(前篇)〜[シュウジ]前走モレイラでも逆噴射で証明→前々走暴走逃げ武豊無罪/騎手責任転嫁続けて根本的問題DDSP発見後手で今回出た所勝負に…〜】
※印は[★激走候補〜△やや有力〜▽やや軽視〜―無印」を表します
▽シュウジ 牡4 横山典 57 栗東 須貝尚
前々走函館SSで刻んだ前半3F32.2は仮に超高速馬場だとしても文句無しに速いラップであるし、そもそも函館1200コースは前半時計が出ないコース設計なのでやはり相当速いラップだったと言えて、そのペースで逃げて失速は完全に止む無しと言える敗戦だ。ただし、休み明けローテの分なのか滞在効果なのか、自滅した前2走(阪神カップ→高松宮記念)当時とは違って戦前イレ込み面では大きく改善していた。それでいながらも暴走逃げの手を武豊Jに選択させる辺りは今の精神状態が正常でないコトの裏返しと言えないか。
『(モレイラ起用について)ここまで来てしまった馬にはあまり関係ない様な』と書きましたが、そんな悪い予感が的中したのが前走キーンランドCで、モレイラマジックを期待する向きもあったが、結果的には彼も神ではないので終わった馬を劇的に変えるなんて不可能で、前々走の武豊Jの暴走逃げを一概に責められなくなった正攻法でも同じく駄目だったという結果に。
これまで川田J・武豊Jに責任転嫁する声も大きかったが、モレイラ騎乗でも同様となっていよいよ圧倒的に馬の方に本質的な大きな問題があるというコトが露呈したとも言えるか(そこからの短期間での劇的な変化を求めるのは無謀)。
(→今週になって発表された最新情報として近2走の敗因はDDSPで対処したから今回は大丈夫とのコト…仮に前走大敗がそれで説明付くとしても、それまでも全てDDSPで“今更”片付けるのはかなり乱暴だと思いますし、そもそも喉系の問題に対して対処したから即大丈夫と言われても安易には信じるべきではない話だと思うので…。)

―スノードラゴン 牡9 大野 57 美北 高木登
昨年は[高松宮記念7着→かきつばた記念5着→北海道スプリントC3着→CBC賞6着→セントウルS5着]からの臨戦で12人気5着。
本年は[高松宮記念7着→北海道スプリントC3着→CBC賞5着→セントウルS8着]からの臨戦。
それだけ見ると大きな衰えは読み取れないが、昨年の場合には高松宮記念は不得手とする超高速馬場での7着善戦だったのに対して、本年の場合には高松宮記念が得意とする渋化馬場になり総じて恵まれた中での7着止まり。それはCBC賞も同様で、本年の方がより鈍足差し決まるレース質だった恵まれた故の上回る着順。前哨戦セントウルSでも昨年はHペース2番手から5着踏み留まる負けて強しの内容だった。
つまりは、昨年比でのパフォーマンス劣化というのは着順に表れている以上に、少なからずあるという解釈をすべきだろう。
せめて得意道悪競馬ならまだしも、まともな良馬場見込みでは間に合わせるのは困難だろう。

―ネロ 牡6 勝浦 57 栗東 森
前々走アイビスSDは、本来ならば1番人気になって当然の馬であるはずが、状態不安説が広く広まった分で3人気止まり。確かに直千競馬での斤量58キロは鬼門ではあるのだが、それにしてもここまでの負け方というのはそもそも走れる状態ではなかったとの解釈が自然。
その次走キーンランドCでも見せ場無しの凡走で、果たして復調なるかが取捨の全てと言って良いだろう。

その点についてだが、単に短期的な不調というワケではなくて、不調の始まりは高松宮記念回避した所が発端でその後は常識外の長い期間の在厩調教を積み重ねながらもあのザマだったワケで…これまで時間については十二分にあったにも関わらずだった点で、そもそも復活が有り得るかすら厳しい状況だとも言えないだろうか。


★ソルヴェイグ 牝4 田辺 55 栗東 鮫島
最も◎を打ちたい馬なのですが…キーンランドC2着止まりで賞金満額上積みできずに完全に除外対象の“賞金”額で、頼みの綱だったレーティング順位も6位止まり(※5位レッツゴードンキと同値も僅かな差異で6位扱い)で…ゲートイン黄色信号。
(※何だかんだ約1頭はアクシデント回避馬が出るモノだと思っているので、週始時点で除外対象でも1〜2番手までの馬についてはココで取り扱う対象にしています。)

黄色信号なので長々とは書きませんが、本年序盤シルクロードS→高松宮記念では不甲斐ない結果に終わりましたが、その後のヴィクトリアマイル5着とキーンランドC2着で完全に調子を取り戻してきている様に思える。

前走2着については、(これまでも競り合いになって力を見せてきていた馬だけに)逃げ馬ナックビーナスは最内へ行ってしまい&その他の先行勢は即沈みの中で、タフな直線を1頭だけで粘り切る形というのは地味に苦しいはずで、それを後方嵌まり馬にしてやられた形は悲観するモノではないだろう。
昨年もキーンランド4着→スプリンターズS3着でしたし、激戦でこそ力発揮できるタイプだけにココは絶好の買い時と睨んでいましたが・・・。


▽ダンスディレクター 牡7 浜中 57 栗東 笹田
昨年も同様のセントウルS→スプリンターズSのローテで両レース共に結果を出せませんでしたが、当時は仕上がり云々よりも単に走れる態勢に持ち込めていなかったというのが正解なのだろう。
対して本年の場合には、前哨戦セントウルSの時点で昨年よりも外厩先での立ち上げが早く行えていた分だけ態勢は整っていたが、ただし意図的(戦略的)に次走本番スプリンターズSにお釣りを残したセーブした直前調整過程に見えた。1着馬2着馬は夏競馬の延長だったのに対して、明らかに次を見据えた始動戦で格好を付けたコチラの方がより本番を意識できる馬なのは間違いなくて。
昨年の態勢整わずの二の舞は避けられたが、かと言って7歳馬の休み明け初戦で中2週本番前にこの3着が走り過ぎになっていないかには注意が必要で…もしもセントウルSから上昇見込める調教過程ならば怖さ出てくるが…。

そんなデキで出走ならば押さえ印を回すかも知れませんが、ただしそもそもスプリンターズSで重視できる適性馬ではないとも見ています。
コノ馬は本質的なスプリンターではなさそうで、1200でも重賞2勝していますが共に京都での平均ペース以下での瞬発力勝負でのモノで、前走セントウルSにしても上がり32秒台計時での好走でした。
バリバリのスプリンターが引っ張るコトになる(本質的なスプリント適性が問われる)G1レースになるとこの決め手はスポイルされるはずで、スローペース化あるとは言えどもスプリンターズSでというタイプでは決して無い。

--------------------
☆スプリンターズSの大穴含む◎候補馬2頭の馬名は人気ブログランキングへ(現在6位)で公開中!
《→レーティング次点ソルヴェイグがこのまま除外となると…正直買いたい馬はほぼ居ません。
別にそれは悲観的な話ではなくて、より絞れるという点で有難くもある話なのですが。
というコトで、先に買いたい馬=週中△評価以上馬(たった2頭)を公開しておきます…1頭目は人気サイドですが前走負けて強しは明らかですし、(出涸らし馬と目標先馬と非順調馬が少なくないという中で)休み明け初戦とは言えどもココへの熱量・順調度も相対的に上です。2頭目は前走ワケ有りで人気急降下模様ですがそれを糧にできれば…現時点での妙味一番はコノ馬だと見ています。
この注目馬の馬名はココをクリックで開く人気ブログランキング で見られます!

回は「重賞展望・馬場考察・レースレベル・次走[激走]要チェック馬リスト」を火曜深夜24時に更新します

お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

--------------------

続きを読む

【シリウスSの有力馬診断】
△マスクゾロ 牡6 酒井学  栗東 岡田
まずは昨年シリウスS1着後の回顧文を参照↓
『1着マスクゾロは残念ながら脚部不安再発で休養入りは発表されたが、1度起こして以降は1戦使う毎に休養入り&今回もプール併用の軽めの調教に終始という綱渡りの状況には変わりなかった模様。
来年前半の復帰後についても、常に「無事に」という点での爆弾を抱えつつになるだろう点では注意が必要。
また、今回は直線で物見をしてピオネロに迷惑をかけたが、過去にも同様の癖を出したコトもある問題馬でもある。』
・・・
そこからの復帰初戦予定だった前々走名鉄杯では、レース直前に秋山Jの進言により競走除外。診断名は左前脚跛行だが、それはクロかシロかハッキリと言える類ではなくて、(横山典ヤラズ騎乗など擁護派の私は全くそうは思いませんが、敢えて悪い見方から言うなれば)秋山Jが怖気づいたからの出走取消だったとも言える。
その一件以降、岡田稲厩舎×秋山Jの長年の強力ライン(かつては厩舎主戦騎手起用)が断絶状態になっているのは、つまりはそういうコトなのだと…。

陣営としても脚元爆弾は百も承知で、だからと言っていつになるかも分からない完治まで待機というのも正解ではないでしょうし、その中でギリギリの所で出走というのは一般的な判断。

本来ならば一流騎手が手を挙げて当然のレベルの馬なのだが、今でも脚元爆弾持ち故に自分の身が大事な上位騎手は乗りたがらないだろうし、そして従順になれない元主戦秋山Jは降板となり、前走中谷J・今回酒井学Jという人選は如何にもだと言える(リスク背負って勇気出して勝負して来い指令に応える騎手)。

約2年半振りの連戦ローテ…酒井学Jにオファーを出さざるを得ない様な状況…地力上位という要素以外には嫌える面は結構多い。

--------------------
※これ以下は完全版限定記事です/対象の方は「続きを読む」をクリック→「パスワード入力=ログイン」をして本文をご覧下さい(ニックネームは何でも可です)
-------------------

続きを読む

☆当ブログに初めてお越しになった方は考えるヒントブログとは?トリセツ記事(印の意味など予想の見方からブログの軌跡まで)からご覧下さい
☆馬名(ブログランキング)の見方が分からない方は
コチラのサイト様の説明をご参照下さい
お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

--------------------
【ブログ重賞OP予想】
中山11Rオールカマー(勝負度D)
[印]
◎ショウナンバッハ
紐推奨馬14モンドインテロ、9タンタアレグリア、8ステファノス

[見解]

1人気ステファノスは一昨年秋は[毎日王冠7着→秋天2着]・昨年秋は[毎日王冠5着→秋天3着]・今春は[金鯱賞6着→大阪杯2着]と言った具合に、これまでG1レースを大目標に据えて前哨戦レースは半ば捨てレース的な使い方をさせてきた藤原英厩舎らしさ満載の馬。
前々走金鯱賞は上記でしか説明付かない凡走劇で、2週連続での芝調教というのも本気の試行錯誤というよりは非本番らしい調整過程に思えて…。

2人気モンドインテロは週中時点では評価していましたが、田辺Jの『ルメールJからギリギリまで溜める方が良いと聞いたから、慌てないでジックリ乗る』という騎乗方針は果たして…半分正解だと思いますがこのレースで上位人気馬で重心後方の競馬をする馬は基本的に飛びがちなので…。
それは人気薄で一発狙う戦略ならば期待懸けられると思うのですが、果たして上位人気に応えられるのかと言えば信頼は置けぬという評価になる。

3人気タンタアレグリアは胴長の馬体で大トビのバテない脚が身上のステイヤータイプで、距離2200では過去に距離不足・速い脚不足風の負け方を喫していたのだが、その本年AJCCは歓迎スタミナ要求展開と内を立ち回ってロスも不利も無い完璧な騎乗振りによって勝利を収めるコトができたモノで過信は禁物。
当時よりも上手くコトが運べる可能性は低いと思えば中心視まではどうかだが、とは言えどもココでは地力上位に数えられる一頭には違いないワケで。
当初は不安視された仕上がり面については、どうやら帳尻は合った模様。

4人気アルバートは中距離への適応力劣りそうな本質ステイヤーという距離適性不安と、今秋目標ハンデ戦メルボルンCへの壮行レースに(勝負度の低さの表れとも言える)鞍上石橋脩J起用というのは買い要素に乏しい場面(凡走も許されない状況ですが、かと言って本気で1着を欲しがっているとも読み取れない)。

5人気ルージュバックはかれこれ近4走連続で不得手とする馬群内の競馬を強いられたせいでのワケ有り敗戦になっているが、ココも内枠を割り当てられてフルゲート多頭数戦で戦況好転とは言えない。
マーク受ける戸崎Jから北村宏J乗り替わりは単純な鞍上弱化でもないが、ただし戸崎Jにも別の一流Jのフラれての起用という背景からは馬への期待度の下方修正であるとも。
距離延長二二となると折り合い不安もあって、テン乗り北村宏Jで、内枠で…それで上手く行く確率は高くなさそう。

(一応、カフジプリンス・ブラックバゴも含めた単勝一桁オッズ馬(上位人気馬)の中で評価上なのは、モンドインテロ・タンタアレグリア・ステファノスの3頭。)

・・・
ここまでの上位人気馬は後方で動かない馬だったり、動けない馬だったりが多数で、その他のメンバーを見渡しても先行勢手薄でスロー気味で進みそうで先行馬の残り目か一瞬の脚を持つ馬の決め手が穴を演出するのではないか。
その視点で白羽の矢を立てたいのが爆穴ショウナンバッハだ。
コノ馬は小回りコースでセコく立ち回って直線で一瞬の脚を活かしてこそ本領発揮というタイプで、中山コース内枠は理想的な条件。それも中山2200コースは内過ぎる枠順(1枠)は不利なのだが、そこを回避しての絶妙な内目枠を手に入れた。

3走前までは不得手雨馬場や不得手外回りコースでのワケ有り敗戦ばかりなのだが、その中でも僅か2度しかない好走歴&健闘歴は共に今回の中山2200コースで記録している(重賞3着&重賞不利有り6着)。

3走前(小回り条件)は直線詰まり3着まで0.1秒差で、前々走(小回り条件)は外有利馬場をイン差しで上がり最速3着まで0.0秒差で、前走(外回り条件)では不向き条件で完全前残り決着を後方追い込みなので凡走も着順も気にならない。

完璧に嵌まらずに僅かに及ばないという結果が多くなっているが、逆に言えばレース振り一つで3着ゲットが目の前というのは幾度となくあったというコト…それは言うは易く行うは難しというのは百も承知で、舞台条件整る今回にしても果たして上手くコトが運ぶ可能性については決して楽観的には言えませんが…西重賞は自力勝負に対してコチラはそんな幸運頼み予想でもアリかなと(そのリスクに見合う爆穴オッズですので)。

≪ワイド◎→紐>複勝◎>>馬連◎→紐≫

休載【twitter平場予想(平場ボツ推奨馬)】
【完全版予想(その他重賞OP予想&平場厳選推奨馬)
23時頃完売ありがとうございますm(__)m (提供予想…神戸新聞杯(CD))


-------------------

☆オールカマーの爆穴◎本命馬の馬名は人気ブログランキングへココをクリックで開く人気ブログランキング(現在6位)で見られます!

☆次回は「次週展望」を日曜深夜24時に更新します

お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

--------------------

※これ以下は完全版限定記事です/対象の方は「続きを読む」をクリック→「パスワード入力=ログイン」して本文をご覧下さい(ニックネームは何でも可です)

続きを読む

↑このページのトップヘ