●序
昨年8月に策定した基準買い目ですが、先の
2017年予想成績記事に詳細データを掲載の通り、やはり単複馬券よりも機械的流し馬券(基準買い目)の方で回収率10%程度の向上結果を得られました(それだけ人気薄馬の単複馬券購入が現代オッズ構造上不利というコトです)
それら過去データも踏まえてブラッシュアップすべき点が出たのと、当時の
基準買い目記事は導入の経緯から何から何まで全てを詰め込んだモノで読者様にも負担ある記事だったと思いますので…新たに要点に絞って“(新)基準買い目”をお伝えする記事を一から作成した次第です
(簡潔にまとめるつもりが例の如く長文記事となってしまいましたが…“急がば回れ”…正直これを読破して&心掛けた馬券購入をすれば(現状の回収率が控除率程度以下の方ならば)誰でも簡単に回収率底上げできると思いますよ…儲かる当たる勝てる等の表現を極力避ける私がそう言い放ってしまう位ですからね・・・。)

●なぜ基準買い目なのか?
タイトルの通り、下位人気馬の特に単複馬券は常に過剰人気(←好走確率とオッズの相関関係に於いて)しており、事実上の不利な馬券となっているからです。
現代の競馬ファンが作り出すオッズでは、常にそういう“歪み”が生まれているというコトです。
それは人気が下の方になる程に顕著であり、爆穴と呼ばれる層では“複勝オッズ”と“他券種オッズ”のオッズ差が1.5倍以上に至るコトも平常事例になっています(他券種で買うだけで配当期待値1.5倍以上になるなんて馬鹿げた話です)。
よって、今の時代に下位人気馬にベッドする時には、単複馬券を避けて他券種での購入をすべきなんです、絶対に。

●基準買い目とは何か?
単複馬券を他券種で買うとは…「単勝と同義な他券種は何ですか?」と聞かれれば、競馬中級者以上の方なら「馬単1着付け総流し」だと即答できると思います。同様に「複勝」ならば「ワイド1頭軸総流し」「三連複1頭軸総流し」です。
ただし、「単勝1点(複勝1点)」と「馬単1着付け総流し(ワイド1頭軸総流し)」とでは、意味は同じくでも最終回収率には少なからず差(単勝>馬単総流し)が生じます。
それも上記と同様の話で、総流しによって[超下位人気の過剰オッズ馬=オッズに対して好走率が過剰に低い馬(端的に言えば買うだけ無駄なほぼ来ない馬と言っても良いかも知れません)]が多数買い目に入るコトにより、結果的に有利な立場は得られなくなるというワケです。
タイトルに「ワイド5頭・馬連7頭流せば紐抜けは100R中1Rのみ」と書きました通り、残り1Rを獲る為に総流し=点数を数倍費やすのは無駄であり損な行為と見做して、正解は単純に一定以上の下位人気馬はバッサリ切り捨てれば良いのです。
そうすれば(まぐれ級の一発機会さえ除けば)回収率が「単勝1点>馬単総流し」だったのが「馬単〇人気馬まで流し>単勝1点>馬単総流し」と言った具合にできるのです。

(この記事は基準買い目の紹介の意図と共に、もっと紐馬予想は気楽に捉えてOKというコトもお伝えしたいのです…仮に初級者の方でもテキトーに上位人気馬重視の紐馬予想をすれば、それは“不利な単複馬券購入時の回収率”よりも、“少し上手い人の穴馬予想の回収率”よりも上回ってくる可能性が高いのです…下位人気馬は常に低期待値としましたが、逆に上位人気馬は常に高期待値なのです…基礎回収率(土台となる回収率)が高い後者の立場を生かした馬券購入をすれば少々下手だとしてもカバーできてくる可能性は大いにあります。)

●私自身の馬券購入について
買い目“指定”予想時にはそれのみ、買い目“非指定”予想時には基準買い目でのみの馬券購入を致します。
賭け金については「レースの格(重賞>OP>平場)」と「勝負度(★★★>★★>★)」に応じて強弱を付けます。


●2017年基準買い目回収率(当推奨馬からの機械的流し馬券の回収率)
※全パターンのデータ算出は、母数を確保する為に、twitter予想含む全提供予想合算[402レース(回収率114%・的中率30%)]としています[黒字桃字赤字]
設定している基準買い目の大本線箇所については、twitter予想含まない本予想[343レース(回収率105%・的中率30%)]での場合の数字を明記しています[青字]
→[黒字=他パターンの参考データ]・[桃字=基準買い目の幅部分のデータ]・[赤字=基準買い目の大本線箇所のデータ]・[青字=基準買い目の大本線箇所の本予想のみのデータ])

-------------------------------
単勝◎ 回収率134%・的中率11%
複勝◎ 回収率95%・的中率30%

ワイド◎-総流し 回収率80%・的中率30%
ワイド◎-上位人気8点流し(≒◎馬を除いた他上位人気8頭流し[以下同]) 回収率89%・的中率29%
ワイド◎-上位人気7点流し 回収率93%・的中率29%(回92%/的29%)
ワイド◎-上位人気6点流し 回収率96%・的中率29%

ワイド◎-上位人気5点流し 回収率100%・的中率29%
ワイド◎-上位人気4点流し 回収率97%・的中率27%
ワイド◎-上位人気3点流し 回収率99%・的中率25%
ワイド◎-上位人気2点流し 回収率111%・的中率22%(106%/22%)
ワイド◎-上位人気1点流し 回収率129%・的中率17%

(何故2段に分離させているのかについてですが、要は1〜3人気馬が信頼できる場合にはそれのみ(約2点)に絞るべきですし、そうではないと見る場合には手広く(約7点)拾いに行くべきですし…そういうメリハリが重要であるというコトです)

馬連◎-総流し 回収率79%・的中率20%
馬連◎-上位人気8点流し 回収率120%・的中率19%
馬連◎-上位人気7点流し 回収率129%・的中率19%(116%/18%)
馬連◎-上位人気6点流し 回収率123%・的中率18%(104%/16%)
馬連◎-上位人気5点流し 回収率139・的中率17%


馬単◎-総流し 回収率103%・的中率12%
馬単◎-上位人気10点流し 回収率143%・的中率12%
馬単◎-上位人気9点流し 回収率143%・的中率11%
馬単◎-上位人気8点流し 回収率161%・的中率11%
馬単◎-上位人気7点流し 回収率173%・的中率11%(164%/9%)
馬単◎-上位人気6点流し 回収率177%・的中率10%(162%/9%)

馬単◎-上位人気5点流し 回収率177%・的中率9%
馬単◎-上位人気4点流し 回収率154%・的中率8%

馬単◎-上位人気3点流し 回収率118%・的中率6%

三連複◎-総流し 回収率74%・的中率30%
三連複◎-上位人気8頭流し(◎馬が上位人気8頭に含まれる場合にはそれを除く他7頭流し[以下同])  回収率94%・的中率24%
三連複◎-上位人気7頭流し 回収率80%・的中率20%
三連複◎-上位人気6頭流し 回収率84%・的中率18%

三連複◎-上位人気5頭流し 回収率101%・的中率15%

三連複◎-上位人気4頭流し 回収率72%・的中率11%

※注意点
1.TARGETによるデータ集計では、[単勝〇番人気まで流し]は算出可能ですが、[本命馬を除く単勝上位人気〇頭まで流し]は算出不可能です。集計上では、単勝上位人気〇頭(流し)ではなく、券種毎の上位人気〇点(流し)になるコトをご了承下さい。ほぼ同義と扱って構わないと考えますので、表現上では「(他)上位人気馬〇頭流し」とさせて頂きます。
2.
これから先に中長期に渡る集計結果を公開する場合には、上記の表の通りのTARGETによるデータ集計になりますので、必然的に最終人気順に基づく集計になります。後述する例外・補足規定、購入時点人気と最終人気の不一致での予想結果変化など、全てを反映した集計は不可ですので予めご承知置き下さい。

-------------------------------

●ポイント
1.上記の[上位人気〇頭流し馬券]の大部分は[総流し]よりも[単or複馬券]よりも高回収が実現しています…それだけ後者馬券は不利であり、前者馬券は有利であり、つまりは仮に一般的な馬券レベルの人が上位人気馬重視の紐馬戦略を取ればまあ間違いある結果にはならないと言えるのではないでしょうか

2.的中率に注目して頂きたいのですが、総流しの半分未満の紐馬頭数でも漏れる(紐抜け)率は僅少になっています。ワイドなら上位人気5頭流せば、馬連馬単なら7頭流せばヒモ抜けでの悔しい思いは(あくまでもウチの的中-回収バランスの予想ケースでの話ですが)100R中1Rしかないのです…それを取りに行く為に倍以上の資金を費やすのは無駄であり損だと言えます。

●基準買い目の原則範囲
・上記表の赤字部分桃字部分で示した範囲の買い目を[基準買い目の範囲]と設定します
赤字部分を基準買い目のド真ん中=[基準買い目の大本線]と設定します
※頭数や条件やコースによって荒れるレースor荒れないレース等の状況差もありますので、桃字部分で敢えて少し幅を持たせています(丸乗り用に画一的な設定ではありませんので、回収率を数%でも上げようとするならばそういうケースバイケースでの臨機応変な対応に労を惜しむべきではないという啓蒙の意味合いも込みでそうしています)

●基準買い目の変更点=三連複を赤字部分から削除します
・17年データでは三連複が足を引っ張る結果でした(三連複有の青文字(大本線買い目)4券種8項目平均回収率114%→三連複無の青文字(大本線買い目)3券種6項目平均回収率124%)
・上記表での的中率を見て頂きたいですが、他券種ではワイド5点〜馬連7点で紐抜け不的中率1%に対して、三連複では7頭=21点でも紐抜け不的中率10%にもなります。それでは安定結果は得られませんし、それを抑える為には点数が相当嵩んでしまいます。
→点数の面でも回収率の面でもメリットが見出せないワケですし、それならば(同様の意味合いである)ワイドオンリー戦略がベターだろうという結論です
→ただし、例えば京都2歳S(http://db.netkeiba.com/race/201708050711/)の様な少頭数戦などでガチガチ決着濃厚時には、つまりは相手が上位人気5頭程度で堅く収まるだろうと予想できる際には、逆に積極的に起用すべき券種となりますので桃字部分としては残します(そういうケースでは《基準買い目(三連複有)》等の言及を行うつもりです)

●基準買い目の例外・補足
・期待値を高める為に推奨馬が[単系]or[複系]or[それ以外(バランス系)]のケース別で券種の絞り込みを行います(単系・複系指定の場合には予想馬名横に明記にします⇔記述ナシは全てバランス系です)
→単系の場合には[ワイド]を削除します(=つまり単系推奨馬は1着&2着内馬券で購入します)
→複系の場合には[馬単]を削除します(=つまり複系推奨馬は2着内&3着内馬券で購入します)

・他上位人気馬内で危険人気馬を指定する予想の場合には、指定馬は買い目から外すor比重を下げた買い目構成をします
・紐馬を指定する(or押さえ馬に言及する)予想の場合には、指定馬は人気に関わらず買い目に含めた(尚且つ比重を上げた)買い目構成をします
・大荒れレース予想時には桃字部分よりも更に手広くの買い目構成をすべき場合、ガチガチレース予想時には桃字部分よりも更に絞り込んだ買い目構成をすべき場合も考えられます

●最後のひと手間
・上記表では[購入額均等買い(=1点あたり同金額で購入)]時の結果となっていますが、理論上はそれと[払戻額均等買い(=払戻額を同金額に揃えた、1点毎に異なる金額で購入)(=簡単に言えば低倍率買い目は厚め+高倍率買い目は薄めに購入するコトで、何が当たっても払戻額は同一額にする)]でも最終到達地は変わりありません。
ならば、短期的にも安定結果を得られる後者の方が無難な戦略かと思いますので、私は原則的には後者を選択しますし、皆様にも(各々の趣向次第かと思いますが)この基準買い目上に限らず全ての馬券購入時に於いてもソレを提案致します。


●結
これは馬券の組み立て方(馬券術)で回収率を向上させようとする代物ではありません。
まずは優れた予想(単複回収率90%級が基準買い目100%超実現へのボーダーライン)を前提として、それの優れた結果をストレートに・簡単(低労力)に・不利もなく(寧ろ有利)に、馬券結果に反映できる手法としての提示になります。

(初心者の方には手始めとしてオススメしますが、そうではないならば)既に自分なりの買い方をお持ちでしょう皆様にもこの通りに購入して下さいという趣旨では決してありませんが、(相手馬については)こんな上位人気馬に流すだけで間違いの無い回収率に至るという意外な事実を理解して土台にして頂ければ、あとはコレよりも更に上を目指せる策は幾らでもあるでしょう…「例1:上位人気馬にご自身の紐馬予想を組み込む」「例2:上位人気馬の中から序列を付けて強弱・取捨を行う」「例3:実は下位人気馬よりも上位人気馬の方が妙味がある…人気だからと言って上位人気馬を無暗に嫌わない」…何かしらお役立て頂けるモノはあるはずと思いますので、そうやって踏み台としてご自身の馬券戦略に繋げて頂ければ幸いです。
-------------------------------
☆完全版《1週500円台で予想[その他重賞OP予想&平場厳選推奨馬]・展望[第二重賞の有力馬診断]・回顧[重賞回顧&平場次走チェック馬]を週5長文配信》のご案内はコチラから
即案内送付登録(メアドのみ入力)https://sv6.mgzn.jp/sys/reg.php?cid=S410216
(※登録済などで新規登録不可時にはsguw125@gmail.comまでメールでご連絡下さいませ)