☆有馬記念の◎候補馬の馬名は人気ブログランキングへ(現在6位)で公開中!
☆当ブログに初めてお越しになった方は考えるヒントブログとは?トリセツ記事(印の意味など予想の見方からブログの軌跡まで)からご覧下さい
お気に入りのブログの更新通知をLINEで受け取れるようになりました

☆完全版《1週500円台で予想[その他重賞OP予想&平場厳選推奨馬]・展望[第二重賞の有力馬診断]・回顧[重賞回顧&平場次走チェック馬]を週5長文配信》のご案内はコチラから
--------------------
☆馬場考察
[先週の芝の伸び所&馬場差の傾向 (※馬場差は[S超高速〜C並〜F超低速]の7段階表記) ]

中山…土日共にイーブン/B
阪神…土は内有利、日はやや内有利/B
中京…土はやや外有利、日は外有利/B

[今週の芝の伸び所&馬場差の予想]
中山…4週目/Aコース/伸び所はイーブン付近/馬場差はB〜雨量次第
阪神…4週目/Bコース替わり/伸び所はやや内有利〜イーブン/馬場差はB〜雨量次第

[今開催の芝の伸び所&馬場差の一覧表]
12/1 A中山イ(A)    A阪神2=2~イ(S)  A中京2~イ(A)
12/8 A中山2~イ=イ(B=A) A阪神2~イ(A)  A中京イ(B)
12/15A中山イ(B)     A阪神2(B)  A中京イ~3=3(B)

[昨年同開催の芝の伸び所&馬場差の一覧表(※馬場推移を推察する上でご参考下さい)]
12/2 A中山2=イ(A)  A阪神イ(A)  A中京イ~3=イ(B)
12/9 A中山イ(B)     A阪神イ~2=イ(A)  A中京イ(B)
12/16A中山2イ(B)   A阪神イ(B)  A中京イ=イ~3(B)
12/23A中山イ(B)  B阪神イ(A=B)
12/28A中山イ(B)    B阪神イ(B)
※表の見方&過去4年分データベース(完全版限定)はコチラの記事をご参照下さい

☆先週のレースレベル(暫定値)(ブログでは土曜分のみ)
(※C以上[高水準以上]-CD[水準超]/D[水準(以下)]/DE[低水準]-E[最低水準])
i0@op

【有馬記念の有力馬診断(中篇)~重賞級では外国人Jでしか走らぬハーツ産駒…その典型的な歩み(日本人J凡走⇔外国人J激走)を見せるシュヴァルG~】
※印は[★激走候補〜△やや有力〜▽やや軽視〜―無印」を表します

▽クリンチャー牡4福永57宮本(栗東)
同凱旋門賞遠征惨敗馬サトノダイヤモンド・マカヒキとは対照的に、凱旋門賞適性の面でも期待されながらも全く勝負できなかったクリンチャー。
凱旋門賞17着は他にも敗因がありそうですが、フォワ賞は欧州舞台で欧州馬に混じっても脚の遅さを露呈する負け方だった様に思えます。
その前の日本競馬での4連続好走も全て鈍足振りを生かせた競馬での好結果でした。
クリンチャーに対してもマカヒキ・サトノダイヤモンドの様な凱旋門賞遠征影響が及ぶのかは分かりませんがその不確定要素がある上に、そうでなくとも日本王道G1では中々日の目を見ないだろう鈍足馬ですので…。
また、掛かる所もある馬ですので、テン乗り福永Jでどこまで攻めた騎乗ができるのか…?


△シュヴァルグラン牡6ボウマン57友道(栗東)
まずはジャパンC時の有力馬診断抜粋を参照↓
-------------------------------------------------
●近2年のハーツクライ産駒の古馬混合重賞勝利馬
リスグラシュー(モレイラで初G1勝利)
ロジクライ(ルメールで復活重賞勝利)
スワーヴリチャード(デムーロで初G1勝利)
フェイムゲーム(ルメールで一変重賞勝利)
サトノクロニクル(デムーロで初重賞勝利)
マジックタイム(シュタルケで初重賞勝利)
シュヴァルグラン(ボウマンで初G1勝利)
---------------------------------

●芝重賞でのハーツクライ産駒の騎手国籍別成績
18:外国人騎手[5-3-2-6](複勝率62.5%)
18:日本人騎手[2-7-5-65](17.8%)

17:外国人騎手[6-3-4-6](68.4%)
17:日本人騎手[2-7-4-81](13.8%)

参考:同ディープ産駒成績
17~18外国人騎手[12-12-10-45](43.0%)
17~18日本人騎手[31-30-34-290](24.7%)
---------------------------------

ディープ産駒の場合にはそこまで顕著な傾向はありませんが、ハーツクライ産駒の場合には外国人騎手か日本人騎手か否かで競走パフォーマンスに顕著な変化が認められるというコトです。

単純にハーツクライ産駒の全出走例という範囲でもそうですし、もっと精度を高めるならば芝重賞のハーツクライ産駒の出走例という範囲ならば更に…共に外国人騎手騎乗時の好走率と回収率までも相当に優秀なのです。

ディープ産駒のキレ味を繰り出すのは日本人騎手にできても、ハーツクライ産駒を動かせるのは双方で大きな差があるのではないでしょうか(ティータンJなどごく一部の例外はあるかも知れませんが、外国人騎手(←来日資格が与えられる時点でイコール一流騎手)のほぼ全てに適用できる話であると考えてます…見た目の騎乗スタイルも勿論含みますが、単純に馬を動かす技術レベルの差が大きいという見解です)。

シュヴァルグランは正にその典型で、福永騎手時代には煮え切らなかったのが外国人騎手に乗り替わってG1制覇して、本年も日本人騎手で2凡走と外国人騎手で1好走という両極端結果が出ています。
-------------------------------------------------

その前走ジャパンCは京都大賞典からはパフォーマンスを上げて来ましたが、メイチ局面且つベストコース且つ外国人騎手起用を思えば物足りない4着止まりという結果に。
となると、もう6歳秋を迎えて全盛期からの多少の劣化は否めない、というのがコノ馬の現状なのかも知れません。

JC1着から臨んだ昨年有馬記念では不完全燃焼競馬もあって着順を落とす3着。
それは世間的にはジャパンCの積極競馬が求められていただろうが、ジャパンCはスローペースと大箱コースと最内枠によって成し得た先行策で、イーブンな条件ならば必ずしも積極策を打てるだけの馬だとは言えないというのが本質で。それに加えて右回り・小回りもベストではなくて、その分で後手の競馬を強いられたのが響いた敗戦でした。

本年有馬記念でも、ベストフィットの鞍上ボウマンの怖さはありますが、やはり例年通りJC以上の結果をココで見込めるのかと言えば…?


―スマートレイアー牝8戸崎55大久龍(栗東)
昨秋G1回顧では『気性的に行かせるか控えるかメリハリある競馬で爆発力に繋げていたコノ馬にとって、直前に乗り替わり、それもテン乗り騎手への乗り替わりというのは地味にダメージが大きかったか』と書きました通りで、逃げるか追い込むか極端な競馬時に反発している近況です。
それは最近の馬で言えば同じく母父ホワイトマズルのカツジと一緒ですし、もっと直近で言えばアルテミスSで初めての普通の競馬をして逆噴射をしたグレイシアと一緒です。
父ホワイトマズル&母父ホワイトマズルの代表産駒もそんな馬がゴロゴロいますので、暇がある人は調べて頂ければ…と。

実際にスマートレイアーの直近3勝はその戦法のどちらかになっていますし、本年も最後方から競馬を進めた春天でのみ格好を付けています。
今秋2走共に内枠ならば◎候補としましたが、引いたのは外枠でしたので軽視…前々走京都大賞典なんかはそこから外目で前に壁を作れなくて、道中で行かせてしまう競馬というはこの手の馬には一番マズいパターンでした。

改めて極端内枠を引いて思い切って溜める騎乗が叶いそうならば…高齢までしぶといホワイトマズル血統からも善戦くらいはできそうですが。


―ハッピーグリン牡3服部茂55田中淳(門別)
前走ジャパンC7着は大健闘かも知れませんが、コノ馬が下したのは外国馬やら態勢の整っていなかった馬やらキセキペースに突っ掛かって沈んだ馬など…やはり実力としてはG1で善戦できる馬でもないだろうと。


▽ブラストワンピース牡3池添55大竹(美浦)
ダービー時にも最後まで推奨候補だった一頭…結果的には5着止まりでしたが、世代頂点に限りなく近い評価もできるパフォーマンスだったと見ています。
大型ハービン産駒でしかも太目残りで俊敏な動きはできない段階…それは瞬発力が何よりも大事なダービーでは苦しい適性馬でしたから…その資質の分もあって脚を余す結果となりましたが、仮に脚を余さぬスパートができていれば3着以内は当然見込めた競馬をしていました。

また、近年ダービーでの[内枠][先行]での穴激走馬を全て挙げると、直近年から「マイスタイル・エアスピネル・サトノラーゼン・マイネルフロスト・アポロソニック・ペプチドアマゾン」…つまりはそのダービー激走はフロックだったと言いたくなる様な、その後の戦績案外馬ばかりという有り様です。
逆にダービーをキチンと差して好走した馬はその後も信頼が置けるというコトです。

その後の菊花賞もまたもダービー同様に瞬発戦になっての敗戦でした。

噛み合えばG1級でもやれそうな素材ですが、やはり超大型馬で右回りにも不安ある馬だけに初の中山小回りコースで良い立ち回りができるとは考え辛いだけに・・・。
菊花賞でも外回し競馬でしたが、それにしても不器用さ故にタイトに回って来られないシーンが目に付きましたので。

★○○○○○○(←有馬記念の◎候補馬)の馬名は
人気ブログランキングへランキングで公開中!
前走天皇賞秋は管理する△△厩舎にとっては十八番のレースで、そこでの好走を生み出すのは“お茶の子さいさい”なのです。
そして、過去の同厩舎天皇賞秋激走馬のその後は、ジャパンカップでパフォーマンスを落とすのがデフォで、また有馬記念でパフォーマンスを落とすのもデフォです…それを最後まで潜り抜けたのは名馬級の馬だけです。
(名馬級でなくとも、天皇賞秋は好走させられる厩舎という意味です。)

コノ馬がそのレベルであるのかと言えばですが…既に1年前の時点でジャパンカップ好走という大きな関門を突破していますので、同厩舎所属馬で天皇賞秋好走&ジャパンC好走して有馬記念に挑んだのは過去2頭のみで結果2例中2例共に成功(好走)させているとも言えます。
天皇賞秋専用馬よりも名馬に近いくらいの評価をしたいです…内枠さえ引けば堅い存在になるでしょう。

-------------------
☆有馬記念の◎候補馬の馬名は人気ブログランキングへココをクリックで開く人気ブログランキング(現在6位)で見られます!

次回は「有力馬診断の後篇」を水曜深夜24時に更新します!


--------------------