すずきひとみのblog

鈴木ひとみ(すずきひとみ)/アスリート,エッセイスト


  •  1982年度ミス・インターナショナル準日本代表に選出され、ファッションモデルとして活躍中の84年、交通事故で頚椎を骨折。著書が「車椅子の花嫁」と題してドラマ化される。
     現在は、講演活動や企業のユニバーサルデザイン商品の開発を行う。ストーク・マンデビル大会では車イス陸上で出場し金メダルを獲得。2004年アテネパラリンピックに射撃で出場。
     講演のテーマは「命を学ぶ」「車椅子からの出発」「パラリンピックが私にくれたもの」「悩みながら前を向く」「人に優しい地域づくり、街づくり」「人間の価値と生き方」他→鈴木ひとみ ホームページへ


Atom Feed

義足あれこれ

義足でも、生まれついての人は、その状態で
普通なので、その欠損部分が弱いわけではない。
だから、家では、その欠損の短い足で、タタタタっと歩いている。
中途で足を切った人など、そんなことをしたら、断面が
傷になって大変。ありえない。

心臓から足先まで血液が流れて心臓に戻る。
もちろん、動かない私の足でも同じなのですが、
中途で切断した人は、特に切ったところが上の方だと、
本来、足先まで行く血液が、そこまで行かないので、早く心臓に
戻ってくる。だから心臓に負担が高いとのこと。
生まれついての人は、それは無い。

昔、電車の連結を取り外す際に、怪我をすることがあった。
今は全くないですが。
それで足を失った、仲良しのおじちゃんが
「心臓に早く血液が戻ってくるので、負担がかかる。もっともっと
元気に活動したいから、心臓の手術をするんだ」と。
じゃあ、退院したら遊ぼう!と言い合って別れ、その手術中に亡くなった。

義足といえば、ドイツの走り幅跳びの選手がパラリンピックではなく
オリンピックに出るために裁判していましたね。
色々なデータを出したけれど、決着つかず、現状のまま。
これについては、何とも答えようがない。誰も答えられないかも。

義足の彼女、その3

ダンナのバイクの後ろに座っていて転倒で片足切断になった。
その後、お子さんが2人生まれ、イケメンのダンナの仕事も
羽振り良かった。が、別の事業に手を出し失敗し、
彼女の保険金も黙って使われ、子供のためにと貯めていた
通帳だけは止めて!と通帳を抱きしめていたものを
なぐって持って行った。その後、離婚し、今は、
お店を出して、たくましく生きています。

車いすになると、こんな話がいっぱいあるのですが、
お金の有る、無しに関わらず、たくましい人は多い。
男性より女性のほうが、よりたくましくて強い気がします。
たくましい友達が寄ってくる。類は友を呼ぶ?
いいえ、私など、弱い、小さい、まだまだ・・・。ホホホ。

義足の友人、その2

障害を持つと、その親、特に母親がそれを
受け入れられないというケースがある。
義足の友人の母親は、実家に彼女が戻ってきたときに
近所の人が遊びに来ても、義足と悟られないように
座った椅子から動くな、と言われていた。
動くと、ぎこちないので「何?」ということになるから、と。
けっこう、それが辛かったと。トイレにも行けないと。

動けないこともしんどいだろうが、親が受け入れないというのは
今の状態を半人前、価値が落ちたという価値観でいることが
きっと、彼女を苦しめたと思う。
どんな状態でもありのままを受け入れてくれると
いうのは、簡単ではない、ということでしょうか。

親として無念であったということは理解できるが
当事者が一番つらいのだから、その足を
引っ張る、彼女の場合、実際に足を引っ張っている?キャッ。
のは、無いよな、と思います。
QRコード
QRコード
Sponsor
  • ライブドアブログ