皆さんこんにちは。やーしゅんです。

もう3月も半ば。先週でフィリーズRが終わって、今週末にはスプリングS。春のGⅠシリーズもすぐそこですね。

自分が今のお仕事(競馬ライター)を始めてから、4月で丸2年。先日も以前勤めていた牧場の方から『元気か~』『今何しとるんや~』『もう2年も経ったんか~、早いな~』なんて電話が掛かってきて、時の流れが過ぎゆくのは本当に早いのう…と感じています。

今でもときどき乗馬に跨るんですけど「あ~、13-13くらい出したいな~」とか、「手綱おっぱなしたら飛んでいくような馬に乗りたいな」とか「手応えビンビン感じたい」と思う時もあります。軽い病気です。でもクルマに乗る時はスピード狂ではありません。こう見えてゴールド免許です。札幌から帰ってくる時に120キロ出した話してたって?いや、国道274号線は23時を過ぎると法定速度が120キロだから…(ちがいます)

どうでも良い話はさておき、まあすずき選手、こんな感じで牧場で働いてたわけです(今さらながら一応)
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恐らく「競馬の予想や馬券を参考にするために見ている」という読者さんが自分のブログでは多いと思いますが、今日は番外編として、牧場の仕事をちょっとお話出来ればなぁなんて思います。半分くらい独り言です。ご容赦下さい。

それだけじゃ何も面白くないので、ブログランキング内にスプリングSの穴馬も書いてあります。一番下から飛べますので、よろしくどうぞ。


牧場と一口に言っても職種は色々ある

んですよ。はい。
自分の場合は生産から育成、外厩施設まである『総合牧場』でしたが、生産、育成のいずれかのみ営んでいる牧場さんもいっぱいあります。

まず繁殖部門

繁殖牝馬に種付けをして、仔馬を生産します。仔馬が産まれた後、離乳までの期間(遅くても秋口くらいまで)をここで過ごすことになります。

僕は繁殖厩舎に居たことが無いので、見た聞いた話にはなりますが、年明けから5月くらいまでの繁殖シーズンでは出産→種付けの繰り返しになるため、むちゃくちゃ忙しくなります。

昼間に仕事をする人もいれば、お産のために夕方頃から翌朝まで仕事をする「ナイトマン」の人たちもいて、この時期の繁殖部門の人たちは大変そうでした。牧場によっては後述の中間育成部門(イヤリング)からナイトマン、お産当番を手伝うこともあるようです。というか自分のいた牧場がそうでした。

仔馬は可愛いし、お産は何回かしか見たこと無いですが、命が誕生するところに立ち会えるのは非常に感動的で、純粋に馬が好きな人には合っているのではないでしょうか。女性のスタッフも多いです(ここテスト出ます)

時には仔馬が流れてしまって残念なこともありますが、それも含めて繁殖部門のやりがいだと思います。

あ、あと牧場全般の業務として、力作業が多くなるんですよね。当たり前だけど。
トラック荷台分を一人で運んだりとか、そういうのも普通にやる。忘れないうちに書いとこう。

▼こんな感じでエサを運びます。
黄色いのがえん麦。白いのが切り草、
手前はなんだろう、大豆かすかな
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次に中間育成部門。通称イヤリング。自分が牧場に就職して、最初の3ヶ月ほどを過ごしたところです。恐らく競馬ファンにとって一番馴染みの薄い?部門ではないでしょうか。

離乳した当歳馬が移動する厩舎で、馴致(馬の背に鞍を置いたり、ハミを掛けて人が乗れるようにするための訓練)までの間を過ごすところです。なので、中間育成厩舎。

大体、馴致は早くても1歳の夏くらいに始まります。イヤリングのスタッフが馴致を行う場合もありますが、基本的には後述の調教育成スタッフが行う場合が多いです。乗れないと出来ないですからね。

当歳の秋冬~1歳の夏という半年余りの時期を過ごすことになるわけですが、基本的に馬の成長に合わせて飼い葉や運動量を調整してコンディションを整える…って感じです。
具体的な仕事内容で言うと、集牧と放牧、給餌、ウォーキングマシンでの運動、馬の手入れなど。
馬を産ませる繁殖、馬に乗る育成と比べると地味な印象があるかもしれません。

ですが、実はこのイヤリング期が結構重要で、大抵このくらいの時期にどのような扱われ方をしてきたかで、その馬の性格面が構築されていったりします。当然、人の手が掛かっているほうが後に調教厩舎に移動してから、スムーズに馴致に移行できます。馬を洗ったりして水に慣れさせるなど、普段何気なく馬に対して当たり前にやっていることを教えるのも、この時期です。

あとはクラブ馬が居る牧場ですと、カタログのための写真・ビデオ撮りや、セリ馬ならそれに向かって馬の見栄えを良くしていく、コンサイナー的な仕事もあります。ここら辺は牧場の規模によって違ってくると思います。

馬も400キロ近くなっているので、結構大きさを感じるんですよね。昼夜放牧しているとさすがにお疲れモードになっているので、基本的に大人しかったりします(勿論うるさいのも居るけど)。全くの未経験者で、後に乗り役になりたいという人は、ここで馬の扱いを覚えるのが良いかもしれません。

▼放牧地でお戯れになる1歳馬たち
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最後に調教厩舎。自分が大半を過ごしたのもこの調教厩舎です。

まあ平たく言えば、馬に乗って調教するところです(そらそうだ)

仕事内容的に大きく分けると、①馴致②育成馬の調教
流れ的には、前述の中間育成厩舎から1歳馬が移動してきて、馴致をして、調教を積んでいく…という感じ。馴致の中身とかはまた今度にでも説明しましょう(長いので)

馴致のシーズンである、1歳夏~晩秋くらいまでは忙しいことが多いです。そして、年が明けると2歳馬となるわけですが、調教の進度次第で、平均して早ければ4月くらいから外厩やトレセンへと移動し始めます。

何らかの不安がある馬は、いつまで経っても脱北することができません。その間に1歳馬が入ってきたりするので、肩身の狭い思いをすることになります(馬は理解していないと思いますが…。)
仕事的には馴致が始まるまでの夏の1ヶ月半くらいが楽かな~と言った感じで、馬乗りにとって暇な時期はあまり無かったりします。

あと冬は死ぬほど寒いです。自分のいたところは真冬になると朝の気温がマイナス20℃を下回ることもままあり、そうなると手の感覚が無くなって手綱を握れているか、スゴく心配になります。あと鐙が金属なのでつま先が死にます。鼻毛が凍って死にます。それが嫌でネックウォーマーを目の下まで上げると今度はまつ毛が凍って死にます。馬を洗った先からブーツが凍って死にます。遅かれ早かれ死にます。色々なキツい職業の中でも、真冬の馬乗りはかなりしんどい方に入ると思います。同じくらいのキツさの仕事にカニ漁船の漁師、真冬の真夜中に札幌で道路誘導などがあります。すずき調べです。

▼凍ってチャップスが変形します。カチンコチンです
この日で大体マイナス18℃~くらい
というか、真冬なのにジョッパーで乗るなよオレ
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寒いのもさることながら、当然僕もハナから馬に乗れるワケでは無かったので、こちらに配属されてから沢山練習しました。自分のところはクラブ馬が多かったので、あまりにもヘタな乗り役を乗せるわけにはいきませんからね。

始めて競走馬に跨ったのは、馬乗りを練習し始めてから半年ちょっとくらいでしょうか。それまではアエローザやニルヴァーナといった引退馬に乗って周回コースや坂路で走ってました。でも逆に言えばズブの素人でも、練習さえすれば乗れるようになります。運動神経が決して良くない僕が乗れるんですから、誰でも練習すればある程度のところまでは行けると思います。

調教厩舎のやりがいは何と言っても馬を勝たせた、という実感が得られるところで、特に新馬・未勝利戦は格別。1つ勝つことはオープンや重賞を勝つのと同じくらい、嬉しいことなんですよね。馬を勝ち上がらせた時の達成感は、数ある牧場仕事の中でも、代え難いモノがあります。

その一方で、馬が故障したり、リタイアしていくところを目の当たりにするのも調教厩舎が一番多いと思います。昨今は引退馬関連の団体が頑張って裾野を広げていってくれているようですが、競馬場へと辿り着けない馬も沢山いるという事実は、あまり表立って取り上げられていません。これは僕の個人的な感覚ではありますが、競馬場でデビューすることができた馬は結果がどうであれ、まだ幸せなほうなんじゃないかな~と。保険の都合で落とされていった馬を見ると、そういう風に思ったりすることもあります。

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話がわき道に逸れましたが、牧場はそれだけやりがいのある仕事に溢れているところです。繁殖も中間育成も調教も、一つ欠けても競馬場へとたどり着くことは出来ないんですよね。なので、もし「競馬に関わる仕事がしたい」「牧場で働きたい」って人がいたら、臆すること無く飛び込んでみてください。案外行けちゃいますから。ビビることは無いです。

あと今は馬の専門学校が沢山あるじゃないですか、あれにもし行くかどうか迷ってるなら、牧場行っちゃったほうが早いですよ。なぜならそこまで未経験者と変わらないから(ソースは僕)。もし行くならJBBAとかBTCをオススメします。

最終的に何が言いたかったのかわからなくなっちゃいましたが、とりあえず牧場ってそのくらいやりがいがあるんですよ(また適当なまとめ)。だからホースマンには輝いている人が多いですし、素敵な人も多いんでしょうね。そういった人たちをもっとクローズアップしていきたいなぁと思う、24の昼なのでした。ああ、たまには馬乗りてぇなぁ。

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