2016年08月25日

 玄関前で青い蜂がヨウシュヤマゴボウとニシキギの間を飛び回っています。先日見た青い蜂よりも小さく、飛んでいる音も聞こえません。そばには黄色と黒模様の少し大きめの蜂も飛んでいます。見ていると、どちらもニシキギの後ろに回り込みます。とりあえず2匹の写真を撮って、ネットで名前を調べました。

玄関前1玄関前2

 青い蜂はオオセイボウ(大青蜂)、黄色と黒の蜂はスズバチでした。これらが一緒に観察されたのは偶然ではありませんでした。オオセイボウはスズバチの泥の巣に穴を開けて中に卵を産み、ふ化した幼虫がシャクトリムシを餌にして成長するスズバチの幼虫を食う寄生蜂でした。スズバチはオオセイボウの攻撃を必死に防いでいるところでした。まだスズバチの巣を確認していませんが、ニシキギの裏にあることは確かです。

オオセイボウ1オオセイボウ2

スズバチ1スズバチ2

スズバチの巣
  ニシキギの裏のコンクリートブロックの溝に巣がありました。


shagalshagal at 20:28│コメント(0)トラックバック(0)自然詩2016 │

2016年08月21日

今年の大津市防災訓練のお知らせが届きました。今年は真野北学区で行われます。

2016年9月18日(日) 8:30〜12:00
大津市立真野北小学校(主会場)およびその周辺

(1)災害対策本部設置・運営訓練
(2)応急復旧活動等訓練
(3)土砂災害への応急処置及び倒壊家屋からの救出訓練
(4)火災救助訓練
(5)住民避難・自助共助訓練
(6)避難所運営訓練
(7)地震体験・防災啓発展示等





shagalshagal at 15:55│コメント(0)トラックバック(0)お知らせ │

2016年08月19日

 地震調査研究推進本部は従来の活断層の長期評価方法をパーセント表示から4段階に変更することにしたそうです。これは熊本地震を起こした布田川断層帯の30年以内発生確率がほぼ0%から0.9%であったことが、数値が低くて「安全」と誤解された恐れがあったからということでした。

 新しい評価は「Sランク(高い)」「Aランク(やや高い)」「Zランク」「Xランク(不明)」の4段階だそうです。Sランクは30年以内の地震発生確率が3%以上、Aランクが0.1〜3%未満、Zランクが0.1%未満、そしてXランクが地震発生確率が不明なものです。

 関西に当てはめると、奈良盆地東縁断層帯、琵琶湖西岸断層帯北部、上町断層帯、中央構造線がSランクに、頓宮断層帯、山崎断層帯、六甲淡路島断層帯、三峠京都西山断層帯、三方花折断層帯中南部、鈴鹿西縁断層帯、生駒断層帯などがAランクに分類されます。

 言い方を変えただけで、何も変わりませんが、S、A、Z、Xが何の略なのかわからないので何とも気持ちの悪い思いをしています。


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2016年08月16日

 シロシキブの葉を食べながら次第に大きくなってくるスズメガの幼虫を毎日見ています。シモフリスズメという地味なスズメガの幼虫です。枝先まで移動して葉を順番に食べ、また他の枝先に移動します。鳥に食われないかと毎日心配しています。8月20日までは順調に育っていたので、蛹になるのを楽しみにしていましたが、21日朝には消えていました。鳥に食われたようです。残念。

シモフリスズメの幼虫シモフリスズメ幼虫の頭部

 ムラサキシキブでは毎年イチモンジカメノコハムシが繁殖しています。脱皮殻を背に背負った幼虫はほとんど動きません。

イチモンジカメノコハムシ幼虫イチモンジカメノコハムシ

 大きめのゾウムシは目立つので写真を撮りたくなります。マダラアシゾウムシはなかなか美しいです。

マダラアシゾウムシゾウムシの仲間

 庭ではジョウカイボンをよく見かけますが、今年は紫色のきれいなキンイロジョウカイが来ていました。ハムシの種類も多いのですが、アカクビホソハムシはいつも同じ枯れ枝の付近を飛び回っています。ムラサキツユクサを食べるそうですが、確かに柴のそばにはムラサキツユクサがありました。

キンイロジョウカイアカクビホソハムシ

 ハチの種類も多いのでこれから写真を増やそうと思います。とりあえずセイヨウミツバチです。8月21日に青くて大きい蜂が飛んでいました。止まらなかったので確認できませんでしたが、ルリモンハナバチのようです。

セイヨウミツバチ1セイヨウミツバチ2

 庭にはいろいろなカマキリとナナフシも住んでいます。

ハラビロカマキリの幼虫?エダナナフシ

 虫とは関係ありませんが、ハトの好物を二つ紹介します。庭には実サンショウが多数自生しており、よくハトが来て実を食べています。玄関の前にはヨウシュヤマゴボウが数年前から毎年決まった場所に生えてきます。玄関を開けると実を食べていたハトが驚いて逃げていきます。

サンショウの実ヨウシュヤマゴボウの実



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 昨年は8月9日(日)、今年は8月14日(日)に学区の四大行事の一つである夏まつりが比叡平小学校の校庭で行われました。学区自主防災会は昨年に引き続き、テントの照明とホットプレート等の電源の供給を担当しました。

小学校の校庭で夏まつり

夏祭り会場内部

 夏祭りは午前中にテント立てなどの準備を行い、模擬店は16時から20時まで、盆踊りは19時半から20時半の予定でした。今年は雨が降らずに猛暑続きでしたが、夏祭り当日は15時から16時まで7mmの雷雨がありました。会場のあちこちに水たまりができましたが、テントを立てた後でしたので大きな影響はありませんでした。体育振興会と中学生がぬかるみに砂を撒いていくれましたので、大きな問題はありませんでした。それでもテントはびしょ濡れで、当日のうちに片付けることができませんでしたので、翌日10時から片付けることになりました。

 模擬店等のテントは16個、本部テントから順に2つずつ紹介します。

本部救護テント1丁目+2丁目1区テント

2丁目2区+オサンポカフェテント3丁目+3丁目テント

スポ少+社協テント社協+PTAテント

青少年育成+山中町テント体振+子さる会テント

 雷雨で抜かるんでいたために、ビンゴ大会は体育館の中で行われました。

雷雨明けビンゴ大会

 子供達の人気は体育振興会のお菓子と子ざる会の射的でした。

綿菓子に並ぶ人気の射的

 盆踊りは毎年山中町が担当し、やぐら立てから江州音頭の盆踊りの指導まで全てを行います。

盆踊り1盆踊り2

 テントが雷雨で濡れていたので、片付けは翌日です。

夏まつり片付け


 テントの照明のために、防災備蓄品である20m10灯の提灯灯を3本(15w×30灯)と、傘付き蛍光灯クリップライト10灯+傘無し蛍光灯クリップライト2灯(32w×12灯)の合計834Wを使いました。これで16個のテントの全てに照明を設置しました。

 ホットプレート等の電源は4箇所から供給しました。
A1:ホットプレート(1.2W)
A2:舞台放送+かき氷機2台+テント照明(1.8kW)
B1:ホットプレート(1.2kW)
C1:綿菓子機+ハロゲン投光器(1.4kW)
D1:ホットプレート(1.2kW)


shagalshagal at 14:01│コメント(0)トラックバック(0)地域内の集会 | 学区自主防災会2016

2016年08月08日

比叡平1丁目南の斜面は山中比叡平里山倶楽部の活動拠点で、「青い鳥の谷」と名付けられています。この青い鳥は比叡平で見られるオオルリから名付けられたそうです。私はオオルリを見たことがなかったのですが、6月28日の夕方にかみなり山に行った時に初めて見ました。手持ちのズームレンズで撮影しましたが、遠かったのでぶれてしまいました。

オオルリ


 「風物詩」はこれで100回目となります。自然しか扱っていませんでしたので、101回目からは「自然詩」として続けることにします。



shagalshagal at 21:40│コメント(0)トラックバック(0)風物詩2016年 │
今年も庭にいろいろな蝶が飛来します。速すぎて撮影できないものが多く、運良く近くにとまると撮影できます。

キマダラルリツバメトラフシジミ

テングチョウ1テングチョウ2

アサマイチモンジヒカゲチョウの仲間

オナガアゲハ?セセリチョウの仲間

shagalshagal at 21:28│コメント(0)トラックバック(0)風物詩2016年 │
 今年は6月に庭でカミキリムシが多く見られました。高校生の時に生物研究部でカミキリムシ採集をしていましたので、ついついカミキリムシに目がいってしまいます。今年庭で撮影されたカミキリムシを紹介します。

 トガリシロオビサビカミキリとナガゴマフカミキリはフジの枯れ枝で6月から7月に毎日多数見られましたが、8月に入るといなくなりました。ラミーカミキリはムクゲの葉に飛んできます。

トガリシロオビサビカミキリナガゴマフカミキリ

ラミーカミキリキイロトラカミキリ

アトジロサビカミキリ?サビカミキリの仲間

リンゴカミキリの仲間ヤハズカミキリ

ゴマフカミキリビロウドカミキリ

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 2016年8月1日、庭の小さなカジノキ(クワ科)の葉に小さな穴をあけて食べ始めたキボシカミキリを見つけました。翌日もその翌日も同じ場所で葉を食べ続けています。8月7日にはついに体の大きい雌が来ました。雌が去った後も同じ場所で葉を食べ続けています。こんなに何日も同じ場所にとどまる虫に出会ったのは初めてです。

キボシカミキリ20160801キボシカミキリ0802
               8月1日                         8月2日

キボシカミキリ0803キボシカミキリ0807
               8月3日                         8月7日

キボシカミキリ0810キボシカミキリ0811
               8月10日                        8月11日

キボシカミキリ0813キボシカミキリ0815
               8月13日                        8月15日

観察は毎日行っていましたが、8月11日と13日の間に異なる個体に代わっていました。それでも最初の個体は少なくとも11日間同じ木のところから動きませんでした。





shagalshagal at 00:25│コメント(0)トラックバック(0)風物詩2016年 │

2016年07月14日

 2016年7月3日(日)9:00-11:30、山中比叡平学区で大津市夏期火災・防災訓練が行われました。梅雨の最中でしたが、蒸し暑いながらも雨は降らず曇り時々晴れの天気に恵まれました。

 今回の訓練は山中比叡平学区第12回総合防災訓練を兼ねていますが、大津市主催の訓練に住民が参加協力するという形式ですので、住民側は極力準備をせずに、住民は消防が設定したさまざまな課題に対応するという形で行われました。それにより、学区の問題点を明らかにします。

 今回の訓練は、災害発生直後の消火や救出、避難、情報伝達が中心となり、避難所の開設はもっと後のことなので含まれていません。

 いくつかの一時避難場所から学区の避難場所である小学校の校庭に向かう途中で、中消防署によりいくつかのブラインド訓練が設定実施されました。

 給食訓練は学区の社会福祉協議会が担当しました。社会福祉協議会は毎週住民交流センターで金曜カフェを運営しており、実際の災害時にも大人数の給食に対応できると考えているからです。鍋は学区備蓄の寸胴鍋を使用し、火力には薪用コンロを使い、日頃から防災コンテナに備蓄している薪や枝を用いました。

 私は、学区災害対策本部に詰めていなければなりませんので、あちこち見学に行くことも写真を撮ることもできませんでした。

 訓練は大津市消防局と中消防署の主催でした。参加者は、大津市長、大津市議会議員、大津市初動支所班、大津市消防団、建設業協会大津支部、大津市企業局(給水車)、滋賀県防災ヘリ、京滋ドクターヘリ、警察犬訓練所などで、山中比叡平学区では、学区自治連合会と学区自主防災会が主体となり、各自治会または各町自主防災会が実際に動くという形式になりました。

 学区自治連合会を中心に準備委員会が3回開かれましたが、第3回準備委員会については。私は母の通夜と重なったので出席できませんでした。


学区での準備は以下の通りです。

  学区自治連合会は3ヶ月前から月報で記載+特別ビラの配布
  各自治会/自主防災会での住民への呼びかけと当日の段取りの確認
  学区自治連合会の宣伝車で比叡平全域を回る
  小学校の屋上にスピーカーを設置して比叡平全域への呼びかけ
  大津市中消防署が作成したポスター(不足分は複製)の貼付け
  30枚のゼッケン付きベストの前後に必要事項をプリント

災害対策本部の準備
  住宅地図:ゼンリンのコンビニプリントサービスをそのまま利用(コピーも複製もできません)
       1200×800サイズのコルクボードに住宅地図を直接貼付けて、100均の透明テーブルクロスで覆う
  学区被災状況調査票:
       2015年の瀬田中学校で行われた大津市総合防災訓練時に見学した時に見た被災状況調査表を利用。
       得られた情報を付箋紙に記入し、調査表の当該箇所に貼付ける。

情報の流れ
 学区災害対策本部は体育館入口に設置、初動支所班、消防本部、分団本部は校庭のテント内に設置。 大津市の計画によれば、住民から学区災害対策本部に寄せられた情報を初動支所班に伝える。初動支所班から大津市災害対策本部に伝える。ただし、訓練では学区災害対策本部に張り付いている中消防署員から学区災害対策本部に順次指示書が示されるという形式になりました。(初動支所班には消防分団の副団長も詰めていました)

 実際の災害時に行おうとしていることは今回の訓練とは異なります。
  市民センター(支所、公民館)に学区災害対策本部を設置する。(同時に初動支所班も設置する)
  住民から学区災害対策本部に寄せられた情報を被災状況調査表に記載して、初動支所班員がMCA無線で大津市災害対策本部に連絡する。
 (初動支所班の設置が間に合わなければ、学区災害対策本部が直接MCA無線で大津市災害対策本部に伝える)
 (消防、医療機関、消防分団への連絡は大津市災害対策本部に任せる)
  学区災害対策本部には消防分団の副団長が詰めていることが必要。火災や倒壊等の情報がスムースに消防分団に伝わる。
  初期対応が終わった段階で災害対策の中心は避難所になるので、学区災害対策本部も小学校に移転する。

今回の訓練の内容

9:00 サイレンと放送で訓練開始を住民に伝える。住民は一時避難所に避難を開始
9:04 学区災害対策本部、初動支所班設置
9:07 消防指揮本部、消防団指揮本部設置
9:15 避難困難者救出
9:20 給食活動開始
9:25 滋賀県防災ヘリ上空偵察
9:30 応急救護所設置
9:35 滋賀県防災ヘリ救援物資投下
9:45 土砂災害発生(山中町)
9:50 倒壊家屋から救出(住民→分団)
9:55 重機と救助犬出動要請、ドローンによる現場覚知
10:10 倒壊家屋の中救助、重機と救助犬の活動
10:20 ドクターヘリによる負傷者搬送
10:30 土のう作成(防災士、地域防災指導員)
10:40 水害発生、釜段工法実施(中央・逢坂分団)
    水害発生、釜段工法実施(藤尾・平野分団)
    側溝越水、積み土のう工法(山中比叡平・滋賀分団)
10:55 新型はしご車の説明
11:05 火災発生 中継放水
11:23 火災鎮圧
11:25 訓練終了
11:30 閉会式 大津市長講評
        市議会議長あいさつ、学区自治連合会長あいさつ
        来賓紹介
        閉会

訓練参加者(比叡平地域319名、山中町68名:合計387名)

1丁目74/731(10.1%)
 1丁目三角公園 74

2丁目120/984(12.2%)
 2丁目1区バス転回場 35
 2丁目1区南自治会館 39
 2丁目2区市民センター 46

3丁目125/1030(12.1%)
 3丁目Aブロック中央公園 31
 3丁目Bブロック市民センター 46
 3丁目Cブロック第一公園 39
 3丁目DブロックY字路 9

山中町 68/147(46.3%)

他に、消防分団員、学区自主防災会役員、社会福祉協議会、直接会場に来た人等の合計50-60人を含めると、学区からの参加者は合計約440-450/2900(約15.3%)


大津市夏期火災・防災訓練で気づいたことのメモ

● 7箇所の一時避難場所に消防署員が詰めており指示を出していましたが、住民とスケジュールが合いませんでした。3丁目を例にとると、住民側のスケジュールでは9時ジャストに大地震発生で(安否確認等を省略して)直ちに一時避難場所に集合することになっていました。9時15分頃までに各組長が組の集合者の情報を集め、自治会のブロック長に組の情報を集め、消防から提供されるトランシーバーで学区災害対策本部に報告することになっていました。その後避難を開始の予定。ところが、消防署員は9時前から待機しており、住民が集りつつある時から様々な指示を出したために、住民には時間的余裕がなく、点呼をすることができませんでした。

●3丁目については今回から一時避難場所の組み分けが変更されて4ブロックそれぞれの副会長が各一時避難場所のとりまとめを行うことになりました。しかし、変更内容の説明が不徹底であり、従来の一時避難場所に間違って参集した人もいました。今後は自治会長が変わる度に変更されることがないように固定したい。

● 学区災害対策本部では次々と消防から情報が提示され、それを初動支所班に伝えますが、災害対策本部自身で対応しなければならない課題については、災害対策本部に余剰人員がおらず、人集めに時間がかかりました。
(避難者はただ校庭の端の方に集っていましたが、動ける人は災害対策本部に手伝いに来てもらう必要があります。トランシーバーをもっと有効に活用できたかも。)

● とまどったこと
 負傷者と気づかずに、リヤカーの移動を負傷者(役)にお願いしました。
 負傷者を救護所テントに運べと指示がでましたが、テントがまだ設置されていませんでした。
 負傷者を運ぶ人が回りにおらず、放置しました。

● 消防からの情報カードに聞き慣れない言葉がありました。
 「比叡平1丁目42地先において」:地先という言葉を普段住民は使わないので、地先という言葉を使えませんでした。
 「付近において」でよいのでは。

● 伝達で二つの伝達誤りをしました。
  「山中町1で」→「山中町1丁目で」
  「児童クラブで」→「児童公園で」

● 閉会式
   見学者からは消防分団員と消防署員の背中しか見えなかった、誰のための閉会式なのかよくわからない、という声が聞こえました。
   整列の仕方に工夫が必要か?
 
● 夏期の訓練について
 熱中症の問題:当初は大津市が持って来た非常食とお茶を閉会式終了後に配布することにしていましたが、熱中症の恐れがありましたので、途中で全員配布に切り替えました。
 汗による汚れの問題:
  夏期の訓練ではヘルメットやベストは汗で汚れるので、洗浄して乾燥する必要があります。
  まだ手元に持っている人は洗っておくように。(ヘルメット7個とベスト14着は洗浄乾燥済み)

● スピーカーの問題:
 今回は体育館にある一つのスピーカーを小学校の屋上に取り付けた。
 今後のために最も高い場所に固定してはどうかと考えていますが、ラッパ形スピーカーでは400-500mしか音が届かない。

● 救出訓練と水防訓練について

 救出訓練では、比叡平小学校の校庭に土砂災害による倒壊家屋の模型が置かれており、最初は住民による救出、次に消防分団員による救出、最後に救出犬や消防と建設業協会(重機)による救出訓練を行いましたが、住民の関わりは中途半端であり何の役にも立たないので、住民は参加せず見学だけでよいという声がありました。水防訓練も住民の関わりは中途半端でした。

● 最後に、今回の設定は実際の想定とは異なります。
 学区の災害対策本部は当初は市民センターに設置する。
 平日の昼間以外には初動支所班は設置できないだろうから学区が兼ねる。
 緊急救護所も当初は市民センターに設置する。

 消防分団の副団長に学区災害対策本部(又は初動支所班)に詰めてもらい、分団への連絡がスムースに進むようにしてほしい(火災、救出等の緊急連絡のため)。


学区の連絡手段について

 今回は学区では携帯電話以外は準備していなかったので、中消防署の特定小電力トランシーバー(DEMITOS PRO)を8個借用しました。実際の災害時には携帯電話が使えなくなることを想定して、学区でなんらかの通信手段を備えておかなければなりません。学区の地形が山地であり、山中町も含めると標高差が100m以上もありますので、通常の特定小電力トランシーバーでは無理と考え、デジタル簡易無線の導入も考えていました。今回特定小電力トランシーバーのテストをすることができたので今後の方針を考える上で役立ちました。山中町は遠く離れた谷筋にあるので、トランシーバーでは無理であり、山中町の消防分団詰所にあるMCA無線と比叡平のMCA無線との間で交信する。比叡平内はトランシーバーを用いる。

 特定小電力トランシーバーの使用テストは訓練の2日前に行われました。テストした場所は、比叡平小学校体育館テラス(本部)と7箇所の一時避難場所[1丁目三角公園、南自治会館(2丁目1区)、2丁目バス転回場(2丁目1区)、市民センター駐車場(2丁目2区、3丁目)、3丁目南山前第一公園、3丁目中央公園、3丁目芽亜里付近Y字路]のうちから、本部から遠いバス転回場、中央公園、Y字路の4箇所でした。

 本部と3箇所の一時避難場所は雑音が入るものの何とか通信できました。3丁目中央公園と芽亜里付近Y路路は斜面をはさんで見通せないが近いので良好に交信できました。しかし、2丁目バス転回場から3丁目中央公園/Y字路は遠い上に斜面を挟んでいるので全く交信できませんでした。全体的に、小学校体育館をベースにして全域をカバーすることは不可能であることがわかりました。

 しかし、実際の災害時には比叡平の中心にある市民センターを災害対策本部にしますので、今回の通信結果から、市民センターを本部にすれば比叡平全域と交信できる可能性が高いことがわかりました。市民センターのトランシーバーを中継に使えば(あるいは市民センターに中継機を設置すれば)、2丁目バス転回場と3丁目中央公園/Y字路との間も更新可能かと思います。したがって、市民センターを利用すればデジタル簡易無線を用いなくとも特定小電力トランシーバーでよいと思います。

 今回は比叡平全域に聞こえるようなスピーカー放送も試してみました。小学校の体育館に備え付けのアンプ、体育館入口の上に備え付けのスピーカー、予備のスピーカーを利用しました。体育館の入口上のスピーカーは通常は東に向けて校庭専用にしていますが、南側に向けて1丁目をカバーするようにしました。予備のスピーカーを校舎の屋上の南東隅に取り付けて3丁目の方向に向けました。この2つのスピーカーで比叡平地区全体に放送できるのかを試しました。結果は3丁目中央公園ではほとんど聞こえないし、2丁目の南自治会館でも聞こえないということでした。ラッパ形のスピーカー50W?では最大400mの範囲しかカバーできないということなので、この有線システムで比叡平全域をカバーすることは無理とわかりました。

 山中町のサイレンは午前7時40分と正午に鳴らしていますが、これが3丁目下部では聞こえるそうなので、実際にサイレンを見てきました。モーターサイレンの3.8kWタイプのようですが、これは半径2kmくらいの範囲では聞こえるようです。これを市民センターの屋上に取り付けたら比叡平全域をカバーできそうですが、サイレンの音だけで音声による放送はできません。

 サイレンや防災放送については今後も検討が必要ですが、防災通信手段としての特定小電力トランシーバーの購入は進めたいと考えています。問題は普段どのように管理するかです。電池を取り外しておき7箇所の一時避難場所の倉庫に収納しておくのが一つの考え方です。もう一つはそれぞれの一時避難場所付近に住む自主防災会役員が各家庭内に備えるという方法です(例えば、以下のような置き方があります)。でも個人の家に置く場合には本人が留守にしていると使うことができません。

 市民センター(災害対策本部)

 1丁目三角公園(1丁目自主防災会長)
 2丁目1区南自治会館(2丁目自主防災会長)
 2丁目1区バス転回場(2丁目自治会長)
 2丁目2区・3丁目Bブロック市民センター駐車場(学区自主防災会長)
 3丁目Aブロック中央公園(3丁目自治会長)
 3丁目Cブロック南山前第一公園(3丁目自治会副会長)
 3丁目Dブロック芽亜里付近Y字路(学区自主防災会事務局長)
 

shagalshagal at 02:03│コメント(0)トラックバック(0)学区総合防災訓練 │

2016年06月19日

 ブログの更新がないままそろそろ1ヶ月になります。5月5日に96歳の義母が亡くなり、6月9日には90歳の母が亡くなりました。約1ヶ月のうちに二人の母が亡くなり両方の葬儀を取り仕切るという慌ただしい時間を過ごしていて、精神的なゆとりがありませんでした。

 6月10日の大津市夏期火災・防災訓練の第3回実行委員会は母の死で東京に行っており出席できませんでした。直前の8日夜に母危篤の知らせを受けて1丁目自主防災会長、2丁目自主防災会長、学区自主防災会事務局長(3丁目副会長)に引き継ぎをお願いしました。その夜の10時に車で東京に向かいましたが、間に合いませんでした。

 庭のモリアオガエルは現在75個目を産卵中です。2014年の6月19日は産卵数が150個、2015年は102個でしたから、今年は昨年よりもさらに産卵数が少なくなっています。その原因は不明ですが、この2−3年はおたまじゃくしの飼育数を減らしていることが原因かもしれませんし、カエルの分布が隣近所に広がって我が家への訪問が減ったせいかもしれません。山でのイノシシ、ヘビ、クマなどによるカエルの捕食が増えているのかもしれません。少し寂しいですね。

 今年はクマが人を襲う事故が続発してします。比叡平でも4月と5月に目撃されています。テレビ報道によれば、クマが頻繁に目撃されるのは暖冬で山の雪が少なく冬眠から早く目覚めたクマが山の草木を食べ尽くしたことが原因なのではないかとされていますが、私は少し異なる考えを持っています。増えすぎたシカがニッチの部分的に重なるクマの食料まで食い尽くしたことが原因の一つではないかと考えています。今夜も家の前の山の斜面では6個の目が光っています。シカの増え過ぎ問題は、森林破壊、生物多様性の破壊、土砂災害の誘発、マダニ等の有害生物のまき散らしなど、今後ますます大きな問題となってきそうです。より強いシカ対策が必要です。


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2016年05月20日

2016年大津市夏期火災・防災訓練の概要(予定)

 2016年7月3日(日) 午前9:00 〜 11:00

   9:00 発災 
      避難訓練:一時避難場所(7箇所)に集り会場に避難
      (いつまでに到着ということはなく場所によって異なる。避難途中でブラインド型訓練)
      救出救護訓練
      水防訓練
      給食訓練
      給水訓練
      情報収集伝達訓練
      その他同時並行(Drヘリ、防災ヘリ、救助犬、医療、他)
   10:45/10:50 講評および挨拶
      大津市長
      市議会議長
      山中比叡平学区自治連合会長
      来賓紹介:大津市会議員等
   11:00過ぎ 閉会
   
 会場は比叡平では市民グラウンドと小学校周辺、山中町は山中会館周辺 
 災害は大地震とその後の大雨による土砂災害を想定

 大津市消防局が中心となり(担当者:木村、吉村)、地域からは消防分団と住民が参加します。今回は陸上自衛隊は参加しません。滋賀県防災ヘリは着陸せずに上空訓練と投下訓練を行う予定です。市民病院が傷病者の手当訓練、関西広域連合の小型のドクターヘリは市民グラウンドに着陸して傷病者の搬送訓練を行います。甲賀市から災害救助犬が参加します。建設業協会は重機で救助の支援をします。初動支所班は学区災害対策本部を立ち上げます。企業局は給水を行います。市長や市議会議員も参加します。

 住民の参加形態は以下の5つの予定です。担当者を決めて中消防署と相談しながら準備する。

1)避難訓練:(各自治会が担当:イベントは消防局担当)
   各自治会の一時避難場所に集まり、自治会ごとにブラインド型訓練(予め参加者に内容を知らせない臨機応変訓練)
    応急救護(AEDや怪我の処置)、介護、火災の発生、町並み訓練?等
2)給食訓練:(社会福祉協議会が担当)
   非常食を用いる(五目飯350食の予定)
3)給水訓練:(2丁目2区森川さんが担当)
   緊急給水口から避難所に水を運ぶ(ローリタンク、ポリタンク)、避難所で4連蛇口をポリタンクに接続
   企業局の給水車も来て給水
4)情報収集伝達訓練:(比叡平各町自主防災会長が担当)
   初動支所班と協力して学区の災害対策本部の設置
   連携の輪を広げる(住民—学区災害対策本部—大津市災害対策本部—医師会、建設業etc)
5)水防訓練と救出救護訓練:(山中町と比叡平で、そこにその時いる人が行う)
   土のう作りと土のう積み(児童クラブ前の斜面では実際に水を流す)
   土砂災害による家屋倒壊現場で救助。
    まず住民が担当、次に消防分団に引き継ぎ、最後に消防局に引き継ぎ。

その他
 1)会場設営や交通整理は消防が行うので学区は関わらなくてよい。
 2)今回の大津市夏期火災・防災訓練は従来の学区総合防災訓練を上回る規模で行うので、多くの人に参加してもらうために従来とは異なることを行う。各自治会の組長会でできることを相談する(参加確認、ドアたたき等)。
 3)消防が回覧文書を作成する。回覧は停滞するので、できれば回覧ではなく6月15日にビラを全戸配布するために、12日までにビラを1500枚用意してもらう。
 4)ポスターも必要(久保田が作る?)
 5)当日の朝に広報車/青パトで宣伝(瀬川)
 6)Drヘリが着陸するため、市民グラウンドに面した家にはあらかじめ砂が飛ぶこともあることをお知らせしておく(1丁目自主防災会が担当して下さい)。
 7)消防分団は実行委員会には加わらず、消防の指揮に従う。
 8)サイレンを当日までに設置できないか?消防車のサイレンで代用?

次回の第3回実行委員会は6月10日(金)19:00 市民センター


shagalshagal at 23:29│コメント(0)トラックバック(0)学区総合防災訓練 │

2016年05月04日

 5月2日にひょうたん池で今年5個目のモリアオガエルの産卵があり、3日の夕方までに藤棚で6個目が産まれました。3日夜から4日未明の雨で多数のモリアオガエルが産卵しました。朝にはひょうたん池の上のハコネウツギで4匹が産卵中でした。

 昼までにひょうたん池で7個、藤棚で1個、車庫上の水槽上で1個の合計9個で、今年の産卵数は15個になりました。

産卵中ひょうたん池の産卵2

ひょうたん池の産卵1藤棚産卵

 4日夕方現在、産卵前の雌が3匹いますので、今日中に少なくともあと3個産まれる予定です。今年も産卵は順調に行われています。今年はシマヘビに注意です。

これから産卵2これから産卵1

 今年最初の産卵は4月23日でした。寒い日には玄関の中に入れておいたかいがあり、おたまじゃくし直前まで育ちました。

孵化第一号2孵化第一号1



 久しぶりにハクビシンが庭に設置している箱わなに掛かりました。今日と明日は祝日ですので、6日(金)に大津市に持って行ってもらいます。

ハクビシン20160504

夜になって2匹がブルーシート池で産卵中。1個足りないと思ったら、植木鉢の上に18個目がありました。雨の夜は水の上でないところに産むことがよくあります。

産卵中4日夜18個目

shagalshagal at 19:13│コメント(0)トラックバック(0)風物詩2016年 │

2016年04月25日

 昨年、かみなり山のくぬぎ平で拾ったクヌギの実をプランターの土の上に半分埋めておきました。そのまま庭で冬を越すと、2月頃に「根」がでてきましたが芽はまだでした。「根」の付け根部分が裂けてその中から芽が出てきました。クヌギのまま山に置いておくとイノシシに食われ、発芽した幼木をかみなり山に戻すとシカに食われてしまいます。山で育てるためには厳重に囲うか2m以上に育ててから戻すかどちらかです。さてどうしよう?

クヌギの発芽1クヌギの発芽2

 今年は例年と比べると1週間ほど早くモリアオガエルが産卵しました。庭ではこれから200個ほどを産みますが、その多くはひょうたん池とブルーシート池の周辺で産まれます。ひょうたん池は2002年に設置し、ブルーシート池は2010年に設置しました。初めのうちは年に2回きれいに洗っていましたが、最近は小さな水生昆虫などのことを考えて、水だけを9割程度交換するだけにしています。そのため水は透明にはなりません。ブルーシートは2重にしてあり、オーバーフローのために水面になる部分にたくさん穴をあけてあります。丸6年経ちましたが、一度も漏水はありません。ブルーシート池のニシキギに産みつけられたモリアオガエルの卵塊(泡巣)は気温が低下したので取り外して家の中に入れています。

ひょうたん池ブルーシート池

モリアオガエル2匹目

 今夜(4月25日)は昨夜よりは暖かいので2016年度2匹目の雌がひょうたん池で吸水中です。産卵の前には泡巣を作るためにお腹の皮膚から大量の水を吸います。吸水に失敗すると、泡巣を作れません。23時10分、これからハコネウツギに登ります。もうすぐ産卵です。

モリアオ2匹目まもなく産卵

<追記:2016年4月27日>モリアオガエルの産卵ー3個目

 2016年4月27日21:00、雨の中ブルーシート池の上のニシキギで今年3個目の産卵が始まりました。
左は横から、右は裏から。

2016年3個目2016年3個目-2

<追記:4月29日>モリアオガエルの産卵ー4個目

 28日の朝に藤棚で4個目が生まれていました。今夜は寒くなりそうなので取り外す予定です。
 全て取り外して玄関内に収納しました。明日朝の最低気温予報は京都市で7℃ですから、比叡平では5℃以下になります。その温度ではモリアオガエルの胚は死んでしまいます。

3個目ニシキギ4個目藤棚


生活の知恵(お湯になるのが遅い)

 この数日、台所の混合水栓はなかなかお湯になりません。風呂のシャワーには変化がないので、給湯器の故障ではありません。流量不足により給湯器の反応が遅いことが想像されました。もともと台所の混合水栓はお湯側で最大流量にしても適当な量しか出ないようにシンクの下の補助水栓で流量をしぼっています。この水栓を触っていないのに流量が低下したのは水圧が低下したか、水栓に錆が溜まって流量が減ったかどちらかですが、理由はどうでもよいのでシンク下の水栓を回して流量を上げることにしました。長期間触っていなかったので、錆び付いてなかなか動きませんでしたが工具を使ってまわすことができました。赤錆が流れ出してきましたので、錆が増えて流量が下がった可能性があります。流量を少し増やしたことで、今まで通りの時間でお湯になりました。水道屋やガス屋を呼ぶ必要はありませんね。

shagalshagal at 18:56│コメント(0)トラックバック(0)風物詩2016年 │

2016年04月23日

 4月23日昼、庭でモリアオガエルの鳴き声が聞こえました。そっと近づいてみると、雌もすでに来ていました。早ければ今夜にでも産卵が始まります。ブルーシート池の周囲には適当な産卵場所がありませんでしたので、急遽ニシキギの鉢植えを池のそばに置いて産卵場所を作りました。20時現在、ニシキギの上にいます。今年は例年よりも早く産卵が始まります。

モリアオガエルモリアオ2016初雌

 かみなり山を歩くと、あちこちでウワミズザクラが咲いています。グミとマルバアオダモの花も満開を迎えています。

ウワミズザクラウワミズザクラと比叡山

グミアオダモ

 コシアブラの芽は出そろいました。シカの食害も相変わらずで、昨年までは食べなかったマンリョウをこの冬はよく食べたので、かなりの数が枯れています。サンショウの木の皮が食べられていました。ハコワナによる捕獲は進んでいますが、まだまだ食害を防止する程度までは減っていません。マムシグサも成長中です。越冬するホソミオツネントンボの雄が飛んでいました。

コシアブラシカの食害サンショウ

テンナンショウ1テンナンショウ2

テンナンショウ3ホソミオツネントンボ


2016年4月23日午後10時、雨の中産卵を開始しました。24日0時、まだ産み続けています。

2016年度初産卵続き

shagalshagal at 19:59│コメント(0)トラックバック(0)風物詩2016年 │

2016年04月18日

 2016年4月14日21時26分、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生しました。この地震では熊本市の東にある益城町で震度7を記録し、家屋の倒壊による大きな被害が生じました。その後、震度5弱から6強の強い余震が続く中、16日1時25分にはマグニチュード7.3の本震がやや北側で発生しました。熊本市から南阿蘇村にかけて広い範囲で震度6強を記録し、多くの家屋が倒壊するとともに斜面崩壊が広い範囲で起こり家屋を押しつぶしました。これによりさらに大きな被害者が生じました。14日の前震は日奈久断層帯の北端部分の活動によるもので、16日の本震は布田川断層帯の布田川区間が動いたものでした。あちこちで地表断層も観測されました。

 今回の死者は現時点で43人ですが、さらに10人程度の行方不明者がいます。死者の多くは倒壊した家屋の下敷きになったことによる圧死や窒息死、または土砂災害による家屋の埋没によるものでした。

 熊本地震は二つの断層帯が連続して活動し、活動域が広がっているのが特徴です。それにより前震で弱っていた家屋が本震で倒壊したことによる被害が多数生じました。山地では大規模な斜面崩壊が多数発生し、下流の住宅が巻き込まれました。また斜面崩壊により広い範囲で道路が通れなくなり多くの集落が孤立しました。

 山中比叡平学区は山地にありますので、大きな地震が起これば間違いなく孤立します。山中町は谷筋に集落がありますので斜面崩壊や土石流が起これば大きな被害を受けることになります。学区内には土砂災害特別警戒区域(急斜面・土石流)が広い範囲に存在します。今回は問題になりませんでしたが、大規模造成宅地が大きな地震に教われると谷埋め盛土の変動も起こります。熊本地震のように家屋が損傷して家に入れなくなると避難者が増えて避難所の収容能力を越えるようになります。初日は多くの人が外で夜を過ごし、今でも車の中で過ごす人も大勢います。劣悪な環境で避難者が死亡しないように避難所を整備することが求められています。孤立した地域の水や食料の不足も目立ちました。孤立想定地域の防災対策も進めていかなければなりません。

 今年は7月3日(日)9:00〜11:00に山中比叡平学区で大津市の夏期火災・防災訓練が行われます。この訓練は大津市総合防災訓練に次ぐ規模のもので、もともとは消防団の訓練だったものが住民や自治体、企業、病院、自衛隊等を含めた総合防災訓練へと発展したものです。市長や議員、消防局、消防分団、初動支所斑、市民病院、滋賀県防災ヘリ、建設業協会の重機、陸上自衛隊、関西広域連合のドクターヘリ、自治連合会、自主防災会、住民等が参加する予定です。訓練の内容はこれから詰めていきますが、学区ではとりあえず4月22日の学区自治連合会の予算編成会議の終了後20時に実行委員会を組織する予定です。


shagalshagal at 22:35│コメント(0)トラックバック(0)最近発生した地震 │
 2015年11月3日に引き続き、2016年4月10日にもO君とT君とともに比叡平周辺の池巡りを行いました。水生昆虫と両生類の調査が主たる目的です。

 比叡平下流の湿地には先月にはヒキガエルのおたまじゃくしがいたということでしたが、今回は全滅していました。たぶん水生昆虫や鳥に食べられたのでしょう。池の中には様々なヤゴとともにマツモムシが多く見られました。前回はコオイムシの卵は見られませんでしたが、今回は背中にたくさんの卵を背負っていました。

 周辺の水路や水たまりにはイモリが多く、カメも見られます。イモリ池の中でガムシも見つかりました。写真を撮影した後、全て放しました。

比叡平湿地比叡平通路

コオイムシガムシとマツモムシ

 帰る途中で山中越え街道沿いのDEPO池にも立ち寄りました。池の上流にはイノシシの水浴び場所と見られる水たまりがあります。下流の水たまりにはヤマアカガエルが卵塊を4個産み、上流の水たまりではいつの間にかヒキガエルが産卵していたようです。近づいてみると、水たまりの周囲が黒く縁取られています。これは全て幾重にも重なったヒキガエルのおたまじゃくしです。推定で1万匹以上いますが、ヒキガエルは一匹で数千から2万個の卵を産むそうですから、1個の卵塊に由来するものかもしれません。直径が1mもない水たまりですからこれだけのおたまじゃくしは育ちません。そこで半分以上のおたまじゃくしを池に流れ込む水路に移しました。池に到着したおたまじゃくしは池でも流れの弱い場所に黒い塊を作っていました。ヤマアカガエルは水たまりの中で順調に育っていました。池の中でも大量のおたまじゃくしが成長していると思います。

イノシシ溜まりヒキガエルのオタマジャクシ

ヤマアカおたまヒキガエル救出

流れるヒキガエルおたま流れたヒキガエルおたま



shagalshagal at 21:44│コメント(0)トラックバック(0)風物詩2016年 │

2016年04月06日

 比叡平では4月1日に桜が開花し、5日に満開になりました。春本番です。かみなり山では桜の木の根元がイノシシに掘り起こされ、その影響が心配されましたが、今年もきれいに花が咲きました。3丁目自治会では4月10日(日)にかみなり山の下の三角公園でさくら祭りを行います。その前後に自主防災会がかみなり山をライトアップします。7日(木)は雨の予報ですから8日(金)から12日(火)までライトアップの予定です。

かみなり山入口かみなり山の桜1

かみなり山の桜2かみなり山の桜3

 桜満開のかみなり山公園からカイヅカイブキ並木を通りクヌギ平を過ぎると濃いピンクのミツバツツジが満開です。その奥ではクロモジも満開でした。地面を見ると切り倒した枯松に今年も多くのヒトクチダケが見られます。県境の尾根道を通ってかみなり山の上に戻り、尾根道を進むと見晴らしのよい三段広場に出ます。この周辺ではヒサカキとアセビの花が多く見られます。今冬はマンリョウの葉がシカに食われることも多くあちこちで枯れていました。

カイヅカイブキ並木クヌギ平とその奥

ミツバツツジ1ミツバツツジ2

ミツバツツジ3尾根道

クロモジヒトクチダケ

三段広場三丁目を望む

食われたマンリョウアセビ

ヒサカキ1ヒサカキ2

 三段広場から下の段切り道に下りて三丁目の階段斜面に向かうと大きなハクモクレンが満開を迎えています。この付近は昨年多くのマダニが出ましたので、長靴を確認するとマダニが10匹も付いていました。今年は出現が早いです。すでに危険な状態ですから階段斜面には立ち入らないようにしましょう。

ハクモクレンマダニ2匹


<追記:4月18日>

 今年のかみなり山の桜のライトアップは4月7日が雨だったので8日(金)から11日(月)までの4日間行いました。8日のライトアップを見物した人からかみなり山入口が暗いという意見が出ましたので、通路もライトアップすることにしました。使用したのは学区の防災備蓄品の蛍光灯クリップライトです。これは32W電球型蛍光灯のクリップ付きライトで、ソケットにはコンセントが付いていますので5mのコードを介して次々と繋ぐことができます。

桜ライトアップ通路のライトアップ



shagalshagal at 00:25│コメント(0)トラックバック(0)風物詩2016年 | 3丁目の環境を良くする会

2016年03月25日

 明後日(2016年3月27日)の比叡平3丁目自治会総会で報告するために、昨年度の比叡平3丁目自主防災会決算をまとめました(まだ監査を受けていません)。自主防災会は自治会からは独立した全住民を対象とした組織ですが、自治会からは自治会員の会費をまとめて納付してもらっていますので、自治会に対しての活動報告と会計報告が必要です。また自治会の防火・防災担当組長は自主防災会の役員でもあります。

 今回は過去4年分をまとめて掲載します。自主防災会の予算は主として消防器材の購入に充てられています。大津市から自治会に交付される防火・防災補助金は自主防災会の会計に繰り入れられています。2013年度は補助金を受けられませんでしたが、2012、2014、2015年度は補助金を受けて消防ホースなどの消防器材を購入しています。

三丁目自主防災会決算2012-20133丁目自主防災会決算2014-2015






shagalshagal at 16:30│コメント(0)トラックバック(0)予算と決算 │

2016年02月20日

 2016年2月19日(金)夜に大津市都市計画部開発調整課の職員が市民センターを訪れ、住民に対して「大津市における大規模盛土造成地対策」の説明会を行いました。この大規模盛土造成地対策は兵庫県南部地震や新潟県中越地震等で造成宅地が変動する被害が生じたことから、2006年の宅地造成等規制法の改正により危険性のある造成宅地を減らすための取り組みとして大津市が国の助成を受けて進めてきたものです。

 2010年から2011年にかけて行われた大津市の一次スクリーニングでは宅地造成前の地図と現在の地図の等高線を比較して大規模盛土造成地の分布を調べました。その結果、大津市では62地区、113箇所、346ブロックの大規模盛土造成地を特定したので、2016年3月にそのマップを公表するということでした。比叡平も大規模盛土造成宅地ですから、そのマップに含まれています。

 国の指針では、マップの公表後に大規模盛土造成地の詳細調査(二次スクリーニング)を経て滑動崩落等のおそれのある大規模盛土造成地を抽出して評価し、危険と判断されたブロックを「造成宅地防災区域」等に指定して予防的に工事を行うことになっています。それにより全国に1000箇所あるとされる危険な宅地を10年間で半減させようというものです。しかし、10年目となる今年の時点でも全国で危険と判断された造成宅地は一つもないのが現状です。これは宅地造成等規制法に基づく取り組みが実行不能で、法律が機能していないことを示しています。

 大津市からは詳細調査(二次スクリーニング)を実施したら対策工事をせざるを得なくなるが、それには住民の費用負担(工事費の1/2)が伴うため住民の合意を得ることが困難であるので、詳細調査には踏み込めないという説明がありました。

 住民からは調査もしないで終了するのはおかしいのではないかという意見が出されましたが、1箇所あたりの調査費を1000万円として346ブロックの詳細調査をすれば34.6億円になり、国の補助(1/3)があっても大津市には財政的余裕はないのでできないということでした。これに対して全ての箇所で行うのではなく、一次スクリーニングの段階で危険度の順位はある程度わかるはずなので、優先度の高いところから調査を始めることもできるはずという指摘がありました。大津市は、擁壁の変状や地盤のひび割れ等の変化があれば知らせてほしいということでしたが、比叡平ではすでにシンクホール(陥没穴)が生じているので、大きな予算をかけなくても盛り土の劣化を遅らせるための水みちの出口の拡大工事等、できることから始めるべきであるという意見が出されました。国や自治体には住民や専門家の意見を聞き、実効性のある対策を進めてもらいたいと思います。




 大津市の一次スクリーニングの結果は公表前ですが、私が2007年に調査した谷埋め盛土の分布図とほぼ一致しています。青く塗ったところが谷埋め盛土領域ですが、境界は数十メートル程度の誤差がありますので、おおまかな線引きと考えて下さい。

比叡平防災マップ



<追記:2016年4月2日> 大津市が大規模盛土造成地分布マップを公表

 2016年3月25日、大津市は大規模盛土造成地分布マップを市のホームページに公開しました。比叡平に関係する図はNo.5です。その一部を下に拡大しました。私が2007年に作成した上の図と比較すると、谷埋め盛土の領域はほぼ同じですが、微妙に異なっています。現在の地図と開発前の地図の標高差10mの等高線の位置の比較により作成しますので、正確な位置は出せません。詳細な地図を作るためには地面を掘るしか方法がありません。
 異なる領域は、(1)自治会館やまびこと市民グラウンド、(2)大塚比叡山荘、(3)1丁目南東のバス通り、(4)2丁目南部のバス通りの東側、(5)市民センターの西側、(6)3丁目下部調整池の南西の谷などです。

大津市盛土マップ比叡平

 
               

shagalshagal at 02:00│コメント(0)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 │