2023年06月02日
2023年6月3日 0:00
ロードネット滋賀によれば山中越大津側の通行規制は23:30までとなっていますが、まだ終了日未定の表示は変わっていません。土砂災害等の情報はありませんので、通れると思います。
17:40
ロードネット滋賀によれば山中越大津側の通行規制はまだ解除されていないようです(17:20分現在の山中測候所の累加雨量93mm)。
比叡平住宅地から田の谷峠(比叡山ドライブウェイ入口)に行ってみましたが、大津側への通行禁止の表示は見られませんでした。
2023年6月2日 11:40
降雨量が規定値に達したため、山中越の大津側は午後から通行止めになります。
京阪バスの大津比叡平線は11:45発の比叡平発は運行されますが、午後は運行休止になります。
ロードネット滋賀によれば山中越大津側の通行規制は23:30までとなっていますが、まだ終了日未定の表示は変わっていません。土砂災害等の情報はありませんので、通れると思います。
17:40
ロードネット滋賀によれば山中越大津側の通行規制はまだ解除されていないようです(17:20分現在の山中測候所の累加雨量93mm)。
比叡平住宅地から田の谷峠(比叡山ドライブウェイ入口)に行ってみましたが、大津側への通行禁止の表示は見られませんでした。
2023年6月2日 11:40
降雨量が規定値に達したため、山中越の大津側は午後から通行止めになります。
京阪バスの大津比叡平線は11:45発の比叡平発は運行されますが、午後は運行休止になります。
2023年05月29日
2023年5月28日(日)9:00〜12:00
2020年から2022年までの3年間は新型コロナ感染症のために学区全体で行う総合防災訓練を行うことができませんでした。2023年は新型コロナも何とか落ち着いて、安心して訓練ができるようになりました。
会場は比叡平小学校の校庭と体育館で、校庭では消火器・消火栓訓練、消防ポンプの扱い・放水訓練、体育館の中では心肺蘇生・AED訓練、避難所設営訓練を行いました。(体育館は全ての窓や扉を開いて風通しをよくしています。)
参加者を4つのグループ(比叡平の4自治会)に分け、以下のような順番で順繰りに4箇所を回って全ての訓練を体験しました。

1.消火器・消火栓訓練は中消防署が指導を担当しました。消火栓訓練では模擬消火栓を使用しました。消火器訓練では消防署に新たに配備された消火器のターゲット(プロパンガスを水中に放出して点火し、消火器で消火)も使用しました。
2.消防ポンプ・放水訓練の指導は山中比叡平消防分団が担当し、学区に配備されている消防ポンプを使って放水しました。ポンプに付属のバッテリーを満充電しておきましたので、リコイルスターターを引かなくてもセルモーターで起動できるようになっています。1丁目と2丁目は消火栓の水圧が低くて、家の2階まで水が届かないのではないかという心配をされる方がいましたが、今回の放水訓練では0.2MPaの水圧でも十分に届くことを確認しました。
3.心肺蘇生・AED訓練は中消防署が担当しました。心肺蘇生の訓練では人体模型に加えて、コンパクトな訓練用具を用いて全員が一度に体験できるようになっていました。
4.避難所設営訓練は学区自主防災会が担当しましたので、私はそれにかかりっきりで、他の訓練を見ることができませんでした。写真も撮れていません。
5.他に、滋賀県の起振車(地震体験車)が来ていましたので、訓練の交代時間等を利用して、多くの方が地振動を体験しました。
私が担当した避難所設営訓練は以下の3つの内容でした。
A.照明訓練:2.8kWのガソリンインバーター発電機と0.9kWのカセットガスインバーター発電機、および体育館に配備されている2kWhの蓄電池を電源とします。実際に参加者にカセットガス発電機のスターターを引いていただきました。照明はLED420W(消費電力481W)のバルーンライトを点灯しました。明るいので、体育館の中心に設置すれば全体を照明することができます。50WのLED投光器も点灯しました。これは小さい部屋用ですが、直射では眩しいのでビニール傘を被せて穏やかな光に転換しています。
B.避難所のトイレの展示:大津市が各学区に配備している仮設トイレ2基(小学校の校舎の裏の大津市防災倉庫に収納)の内の一つを体育館の中に展示しました。その隣には学区で作ったマンホールトイレ4基のうちの一つを展示しました。さらにトイレに行くことも困難な方のための簡易トイレも一つ展示しています。この学区では避難者は基本的にテント内で過ごしますから、テント内に簡易トイレを持ち込むことができます。大津市が配備したエアベッドも展示しました。モーターポンプで空気を入れることができますが、単一乾電池4個は付属していませんので、自宅の電池を持ち込みました。電池がない場合は、足踏みポンプが付属していますので、それを利用します。学区では別に51個のサマーベッド/GIコット等、多数のキャンピングマット等を備蓄しています。
C.テントの設置訓練:山中比叡平学区では10年以上前から、避難所テントの重要性を認識していましたので、学区で50張のテントを備蓄しています。一昨年に大津市が40張の六角テントを配備してくれましたので、合計90張となり、90世帯が使用することができます。今回は学区の5人用四角テントと大津市が配備した六角テントを用意し、何も説明せずにいきなりテントを立てる訓練を行いました。六角テントはワンタッチですので、2分以内に完成します。四角テントはグラスファイバーポールをX型に差し込まなければなりません。さらにアウターテントもある完全二重テントですから、5分程度はかかりました。四角テントの大きさは2.7×2.7m、高さは185cmありますので、十分な広さがあります。冬は完全二重のため暖かく、夏はインナーテントだけを用います。前後と上部にメッシュがありますので、風通しがよく熱がこもりません。
今年の訓練は不安の残るコロナ明けのためか、例年よりは参加者が約2/3と少なめでした。
2020年から2022年までの3年間は新型コロナ感染症のために学区全体で行う総合防災訓練を行うことができませんでした。2023年は新型コロナも何とか落ち着いて、安心して訓練ができるようになりました。
会場は比叡平小学校の校庭と体育館で、校庭では消火器・消火栓訓練、消防ポンプの扱い・放水訓練、体育館の中では心肺蘇生・AED訓練、避難所設営訓練を行いました。(体育館は全ての窓や扉を開いて風通しをよくしています。)
参加者を4つのグループ(比叡平の4自治会)に分け、以下のような順番で順繰りに4箇所を回って全ての訓練を体験しました。

1.消火器・消火栓訓練は中消防署が指導を担当しました。消火栓訓練では模擬消火栓を使用しました。消火器訓練では消防署に新たに配備された消火器のターゲット(プロパンガスを水中に放出して点火し、消火器で消火)も使用しました。
2.消防ポンプ・放水訓練の指導は山中比叡平消防分団が担当し、学区に配備されている消防ポンプを使って放水しました。ポンプに付属のバッテリーを満充電しておきましたので、リコイルスターターを引かなくてもセルモーターで起動できるようになっています。1丁目と2丁目は消火栓の水圧が低くて、家の2階まで水が届かないのではないかという心配をされる方がいましたが、今回の放水訓練では0.2MPaの水圧でも十分に届くことを確認しました。
3.心肺蘇生・AED訓練は中消防署が担当しました。心肺蘇生の訓練では人体模型に加えて、コンパクトな訓練用具を用いて全員が一度に体験できるようになっていました。
4.避難所設営訓練は学区自主防災会が担当しましたので、私はそれにかかりっきりで、他の訓練を見ることができませんでした。写真も撮れていません。
5.他に、滋賀県の起振車(地震体験車)が来ていましたので、訓練の交代時間等を利用して、多くの方が地振動を体験しました。
私が担当した避難所設営訓練は以下の3つの内容でした。
A.照明訓練:2.8kWのガソリンインバーター発電機と0.9kWのカセットガスインバーター発電機、および体育館に配備されている2kWhの蓄電池を電源とします。実際に参加者にカセットガス発電機のスターターを引いていただきました。照明はLED420W(消費電力481W)のバルーンライトを点灯しました。明るいので、体育館の中心に設置すれば全体を照明することができます。50WのLED投光器も点灯しました。これは小さい部屋用ですが、直射では眩しいのでビニール傘を被せて穏やかな光に転換しています。
B.避難所のトイレの展示:大津市が各学区に配備している仮設トイレ2基(小学校の校舎の裏の大津市防災倉庫に収納)の内の一つを体育館の中に展示しました。その隣には学区で作ったマンホールトイレ4基のうちの一つを展示しました。さらにトイレに行くことも困難な方のための簡易トイレも一つ展示しています。この学区では避難者は基本的にテント内で過ごしますから、テント内に簡易トイレを持ち込むことができます。大津市が配備したエアベッドも展示しました。モーターポンプで空気を入れることができますが、単一乾電池4個は付属していませんので、自宅の電池を持ち込みました。電池がない場合は、足踏みポンプが付属していますので、それを利用します。学区では別に51個のサマーベッド/GIコット等、多数のキャンピングマット等を備蓄しています。
C.テントの設置訓練:山中比叡平学区では10年以上前から、避難所テントの重要性を認識していましたので、学区で50張のテントを備蓄しています。一昨年に大津市が40張の六角テントを配備してくれましたので、合計90張となり、90世帯が使用することができます。今回は学区の5人用四角テントと大津市が配備した六角テントを用意し、何も説明せずにいきなりテントを立てる訓練を行いました。六角テントはワンタッチですので、2分以内に完成します。四角テントはグラスファイバーポールをX型に差し込まなければなりません。さらにアウターテントもある完全二重テントですから、5分程度はかかりました。四角テントの大きさは2.7×2.7m、高さは185cmありますので、十分な広さがあります。冬は完全二重のため暖かく、夏はインナーテントだけを用います。前後と上部にメッシュがありますので、風通しがよく熱がこもりません。
今年の訓練は不安の残るコロナ明けのためか、例年よりは参加者が約2/3と少なめでした。
2023年05月17日
明日(5月17日)は各地で30℃超えが予測されています。初夏の始まりとともに我が家の虫の種類も変わってきました。

ベランダの灯火の下でからまっている虫がいました。右側の個体が後脚でもう一方の個体を引っ掛ける様子はまさにガガンボモドキの行動で、暴れても外れません。後脚の先端も引っ掛けるのにふさわしい形態です。ガガンボモドキと思って写真を撮りましたが、翅は一対しかありませんのでガガンボモドキの仲間ではなく、双翅目のガガンボ のようです。これはどういうことでしょう?ガガンボもオスが交尾する時にはメスを後脚で捕まえるということなのか?


例年、庭の外の斜面に生えたネジキに、ある日突然大量のトサカグンバイが発生します。今年も毎日葉の裏側を観察していましたが、前日まで0匹だったのに5月16日になって大量のトサカグンバイが葉の裏に現れました。前日まではどこにいたのだろう?幼虫から成虫に脱皮する時に黒い液滴を残すそうです。


昨年7月にキモンカギバラバチが来ましたが、今年は庭にキスジセアカカギバラバチがいました。変わった寄生をするようです。ムシヒキアブはマガリケムシヒキ、クロスジイシアブ、ツマグロヒゲボソムシヒキばかりでしたが、5月16日になり複数のカワムラヒゲボソムシヒキが現れました。オオイシアブ、シオヤアブ、コムライシアブはまだです。


トビケラの仲間は同定が難しいものが多い。5月16日に灯火に来たものも不明。
→左は、ニッポンウスバキトビケラに似ている。たぶん合っている。
→右は、ケシヤマトビケラ属の一種。タカネケシヤマトビケラ(3mm)よりは大きい(4.3mm)。

オオイシアブも現れました。捕まえていたのは何とヨコヤマトラカミキリ。オオイシアブは京都府の要注目種、ヨコヤマトラカミキリは滋賀県の要注目種です。


マダラメバエは毎日見ます。昨日の個体は10mmありましたが、本日の個体は8mm程度。キボシアシナガバチがギボウシの葉の下に巣を作り始めました。もう少し様子を見ることにします。


左のオオトゲアワフキバチは泡の中にいるアワフキムシの幼虫を狩るそうです。翅が青く光っています(干渉色)。右はウスグロクチバ。


ナミガタガガンボは我が家ではあまり見ない種です。右のガガンボ は前翅の白黒白の模様に特徴があります。ネット上ではユウレイガガンボとされたりオオユウレイガガンボとされていますが、一方でオオユウレイガガンボを検索すると全く異なるガガンボ が表示されます。よくわかりませんが、ユウレイガガンボの仲間ではあるようです。我が家では毎年庭の暗い部分でたくさん飛んでいます。


庭でゆっくりと飛ぶこのズイムシクロバラコマユバチはよく見かけます。クロバラではなくシロバラに見えますが、なんでクロバラなのでしょう?ズイムシ(髄虫)とはイネ科の害虫のニカメイガの幼虫のことだそうですので、このハチは益虫になります。右のオオホシオナガバチは毎年見られます。長い産卵管で木の中にいるカミキリムシの幼虫に卵を生みつけます。こちらも木材の害虫であるカミキリムシを減らしますので、益虫です。


クロホシテントウゴミムシダマシはフジの木の切り切り株で見られます。右のセマダラカレキゾウムシはベランダの灯火に飛来しました。他のカレキゾウムシの仲間はやはりフジの木の切り株や枯れ枝で数多く見られます。


モチツツジメムシガは小さい蛾ですが、拡大すると綺麗な蛾です。右はマキオマイコガです。我が家では時々見られます。クロコマイコガに似たニセマイコガの一種です。


10頭前後のアカハバビロオオキノコムシで1本のキノコを食い尽くしていました。右はアカスジオオカスミカメです。我が家ではベランダの灯火で時々見られます。


朽ちた枝に開いた小穴からチビドロバチが盛んに出入りしていました。ニッポンヒゲナガハナバチはシロスジヒゲナガハナバチとよく似ていますが、前翅の肘室の数が3つであることで区別できるようです。この写真ではそれがよく見えています。


今年4種目のコンボウハバチ科のハチが庭にいました。黄色の美しいヨウロウヒラクチハバチです。


クロヒメジョウカイ Rhagonycha の仲間は非常に種類が多く、写真では同定できません。右のニセマイコガの一種もネット上には似た写真がなく、同定できません。


2021年にツタキオビヒメハマキ、ウツギヒメハマキ、ニセウツギヒメハマキについてこのブログに掲載しましたが、その時に「キオビヒメハマキもいるらしい」と書きました。そのキオビヒメハマキらしきものが来ました。横帯が他の3種よりも細く、前翅の前縁に黄色の鱗粉の列があります。右はクロモンベニマルハキバガ。


ユウレイガガンボの一種は日陰でクモの糸にぶら下がっています。本当にクモの糸なのだろうか?クモに襲われないのだろうか?脚が長いので逃げられるからよいのかも。右はハネカクシの一種ですが、大きなキバを持っています。


アサマキシタバは1週間前から毎日来ています。カトカラの中では最も早く現れます。トビケラは分かりにくい。ヒゲナガトビケラの仲間であることは良いとして、種名はよくわかりません。


家の壁をきれいなハネカクシが歩いていました。ハネカクシは分かりにくい種が多いのですが、これは特徴があるので調べることができます。キンボシマルズオオハネカクシでした。


左はホソアカクチキムシの一種、体長は約6.5mmと小型です。右はフトヒゲナガキアブモドキ。ミツボシキアブモドキも時々見かけます。


スリムなヒメコスカシバが葉に止まっていました。右はマドヒラタアブの一種。普通のマドヒラタアブよりも紋が小さいように思います。


ホソルリミズアブの仲間の二種です。左はキアシホソルリミズアブ、右はエゾホソルリミズアブ。


庭には多種多様なハエやアブがいますが、写真を撮っても分からない種が多く、同定は難しい。上記の二種は小型ではないのに何の仲間かも分かりません。


ちょっと変わったヒゲナガゾウムシが歩いていました。エグリバネヒゲナガゾウムシに似ていますが、違うような気もします。右はカオジロヒゲナガゾウムシと思われますが、胸の紋が薄く、肩の紋が通常は赤っぽいのですが、これは白です。今のところ、二種とも不明です。


左のオオハッカヒメゾウムシは以前にも写真を撮っています。右はヒラタカメムシの一種。アカヒラタカメムシに似ています。


左はウスグロメバエ。今年はマダラメバエ、チュンチョンマダラメバエに加えてウスグロメバエも庭を飛んでいます。右は玄関の扉を開けたら右の壁に付いていたサンジョウダケシギアブ。


コガネムシかと思ったら大きいツチカメムシでした。日本最大のツチカメムシはヨコヅナツチカメムシです。右はトウヨウクサツミトビケラ。


ハイイロモクメヨトウとコキマエヤガ。

ベランダの灯火の下でからまっている虫がいました。右側の個体が後脚でもう一方の個体を引っ掛ける様子はまさにガガンボモドキの行動で、暴れても外れません。後脚の先端も引っ掛けるのにふさわしい形態です。ガガンボモドキと思って写真を撮りましたが、翅は一対しかありませんのでガガンボモドキの仲間ではなく、双翅目のガガンボ のようです。これはどういうことでしょう?ガガンボもオスが交尾する時にはメスを後脚で捕まえるということなのか?


例年、庭の外の斜面に生えたネジキに、ある日突然大量のトサカグンバイが発生します。今年も毎日葉の裏側を観察していましたが、前日まで0匹だったのに5月16日になって大量のトサカグンバイが葉の裏に現れました。前日まではどこにいたのだろう?幼虫から成虫に脱皮する時に黒い液滴を残すそうです。


昨年7月にキモンカギバラバチが来ましたが、今年は庭にキスジセアカカギバラバチがいました。変わった寄生をするようです。ムシヒキアブはマガリケムシヒキ、クロスジイシアブ、ツマグロヒゲボソムシヒキばかりでしたが、5月16日になり複数のカワムラヒゲボソムシヒキが現れました。オオイシアブ、シオヤアブ、コムライシアブはまだです。


トビケラの仲間は同定が難しいものが多い。5月16日に灯火に来たものも不明。
→左は、ニッポンウスバキトビケラに似ている。たぶん合っている。
→右は、ケシヤマトビケラ属の一種。タカネケシヤマトビケラ(3mm)よりは大きい(4.3mm)。

オオイシアブも現れました。捕まえていたのは何とヨコヤマトラカミキリ。オオイシアブは京都府の要注目種、ヨコヤマトラカミキリは滋賀県の要注目種です。


マダラメバエは毎日見ます。昨日の個体は10mmありましたが、本日の個体は8mm程度。キボシアシナガバチがギボウシの葉の下に巣を作り始めました。もう少し様子を見ることにします。


左のオオトゲアワフキバチは泡の中にいるアワフキムシの幼虫を狩るそうです。翅が青く光っています(干渉色)。右はウスグロクチバ。


ナミガタガガンボは我が家ではあまり見ない種です。右のガガンボ は前翅の白黒白の模様に特徴があります。ネット上ではユウレイガガンボとされたりオオユウレイガガンボとされていますが、一方でオオユウレイガガンボを検索すると全く異なるガガンボ が表示されます。よくわかりませんが、ユウレイガガンボの仲間ではあるようです。我が家では毎年庭の暗い部分でたくさん飛んでいます。


庭でゆっくりと飛ぶこのズイムシクロバラコマユバチはよく見かけます。クロバラではなくシロバラに見えますが、なんでクロバラなのでしょう?ズイムシ(髄虫)とはイネ科の害虫のニカメイガの幼虫のことだそうですので、このハチは益虫になります。右のオオホシオナガバチは毎年見られます。長い産卵管で木の中にいるカミキリムシの幼虫に卵を生みつけます。こちらも木材の害虫であるカミキリムシを減らしますので、益虫です。


クロホシテントウゴミムシダマシはフジの木の切り切り株で見られます。右のセマダラカレキゾウムシはベランダの灯火に飛来しました。他のカレキゾウムシの仲間はやはりフジの木の切り株や枯れ枝で数多く見られます。


モチツツジメムシガは小さい蛾ですが、拡大すると綺麗な蛾です。右はマキオマイコガです。我が家では時々見られます。クロコマイコガに似たニセマイコガの一種です。


10頭前後のアカハバビロオオキノコムシで1本のキノコを食い尽くしていました。右はアカスジオオカスミカメです。我が家ではベランダの灯火で時々見られます。


朽ちた枝に開いた小穴からチビドロバチが盛んに出入りしていました。ニッポンヒゲナガハナバチはシロスジヒゲナガハナバチとよく似ていますが、前翅の肘室の数が3つであることで区別できるようです。この写真ではそれがよく見えています。


今年4種目のコンボウハバチ科のハチが庭にいました。黄色の美しいヨウロウヒラクチハバチです。


クロヒメジョウカイ Rhagonycha の仲間は非常に種類が多く、写真では同定できません。右のニセマイコガの一種もネット上には似た写真がなく、同定できません。


2021年にツタキオビヒメハマキ、ウツギヒメハマキ、ニセウツギヒメハマキについてこのブログに掲載しましたが、その時に「キオビヒメハマキもいるらしい」と書きました。そのキオビヒメハマキらしきものが来ました。横帯が他の3種よりも細く、前翅の前縁に黄色の鱗粉の列があります。右はクロモンベニマルハキバガ。


ユウレイガガンボの一種は日陰でクモの糸にぶら下がっています。本当にクモの糸なのだろうか?クモに襲われないのだろうか?脚が長いので逃げられるからよいのかも。右はハネカクシの一種ですが、大きなキバを持っています。


アサマキシタバは1週間前から毎日来ています。カトカラの中では最も早く現れます。トビケラは分かりにくい。ヒゲナガトビケラの仲間であることは良いとして、種名はよくわかりません。


家の壁をきれいなハネカクシが歩いていました。ハネカクシは分かりにくい種が多いのですが、これは特徴があるので調べることができます。キンボシマルズオオハネカクシでした。


左はホソアカクチキムシの一種、体長は約6.5mmと小型です。右はフトヒゲナガキアブモドキ。ミツボシキアブモドキも時々見かけます。


スリムなヒメコスカシバが葉に止まっていました。右はマドヒラタアブの一種。普通のマドヒラタアブよりも紋が小さいように思います。


ホソルリミズアブの仲間の二種です。左はキアシホソルリミズアブ、右はエゾホソルリミズアブ。


庭には多種多様なハエやアブがいますが、写真を撮っても分からない種が多く、同定は難しい。上記の二種は小型ではないのに何の仲間かも分かりません。


ちょっと変わったヒゲナガゾウムシが歩いていました。エグリバネヒゲナガゾウムシに似ていますが、違うような気もします。右はカオジロヒゲナガゾウムシと思われますが、胸の紋が薄く、肩の紋が通常は赤っぽいのですが、これは白です。今のところ、二種とも不明です。


左のオオハッカヒメゾウムシは以前にも写真を撮っています。右はヒラタカメムシの一種。アカヒラタカメムシに似ています。


左はウスグロメバエ。今年はマダラメバエ、チュンチョンマダラメバエに加えてウスグロメバエも庭を飛んでいます。右は玄関の扉を開けたら右の壁に付いていたサンジョウダケシギアブ。


コガネムシかと思ったら大きいツチカメムシでした。日本最大のツチカメムシはヨコヅナツチカメムシです。右はトウヨウクサツミトビケラ。


ハイイロモクメヨトウとコキマエヤガ。
2023年05月07日
11時30分
京阪バスは、比叡平京都線も比叡平大津線もともに正常運行中です。
(京阪バス山科営業所から市民センター経由での情報)
10時20分
昨夜から通行止めになっていました山中越の大津側は10時30分から通行止めが解除されて正式に
通行可能になります。京阪バスの比叡平大津線の再開の情報はありませんが、これに伴い再開さ
れるものと思われます。
(大津市から市民センター経由の情報)
9時15分
皇子山カントリークラブ経由で比叡平の南へつながる道は、皇子山カントリークラブ付近での
土砂崩れでただいま通行止めです。明日には復旧できるように作業中だそうです。
(大津市から市民センター経由の情報)
7時40分
山中越大津側は、一般車は通行できたとコメントをいただきました。
山中越京都側も、バイパス経由で通行可能です。
7時30分
山中町内で土砂崩れのため、京阪バス京都側、7:50比叡平発はバイパス経由で運行します。
京阪バス大津側は運休中。
(山中比叡平まちづくり協議会のホームページより)
5月8日7時15分
山中越の道路で土砂崩れがあり、京阪バスは現在大津側も京都側も運休中。
(山中比叡平まちづくり協議会のホームページより)
5月7日21時30分、山中比叡平支所から通行止めのお知らせが入りました。
設定降雨量を超えたため、22時から山中越の大津側(山中町ー南志賀)を通行止めにします。
京阪バスは、比叡平京都線も比叡平大津線もともに正常運行中です。
(京阪バス山科営業所から市民センター経由での情報)
10時20分
昨夜から通行止めになっていました山中越の大津側は10時30分から通行止めが解除されて正式に
通行可能になります。京阪バスの比叡平大津線の再開の情報はありませんが、これに伴い再開さ
れるものと思われます。
(大津市から市民センター経由の情報)
9時15分
皇子山カントリークラブ経由で比叡平の南へつながる道は、皇子山カントリークラブ付近での
土砂崩れでただいま通行止めです。明日には復旧できるように作業中だそうです。
(大津市から市民センター経由の情報)
7時40分
山中越大津側は、一般車は通行できたとコメントをいただきました。
山中越京都側も、バイパス経由で通行可能です。
7時30分
山中町内で土砂崩れのため、京阪バス京都側、7:50比叡平発はバイパス経由で運行します。
京阪バス大津側は運休中。
(山中比叡平まちづくり協議会のホームページより)
5月8日7時15分
山中越の道路で土砂崩れがあり、京阪バスは現在大津側も京都側も運休中。
(山中比叡平まちづくり協議会のホームページより)
5月7日21時30分、山中比叡平支所から通行止めのお知らせが入りました。
設定降雨量を超えたため、22時から山中越の大津側(山中町ー南志賀)を通行止めにします。
2023年04月29日
大型連休前の4月28日は暖かく、庭は虫だらけでした。カメラを持って何度も庭に出ていましたので、手の甲が日焼けしてしまいました。

高いところの虫を撮影するために低い脚立を庭に置いてあります。そのステップの上に潰れたハエのような虫がいました。生きているのか死んでいるのか疑問に思いながら二枚だけ写真を撮りましたが、後で調べてみるとミドロミズアブ Odontomyia filipjewi (Pleske, 1928) でした。京都府のレッドデータブックで要注目種に指定されています。もっとたくさん写真を撮っておけばよかった。


左はギボウシの葉の上にいたツマグロヒゲボソムシヒキです。これは何度か庭で撮影しています。これも京都府のレッドデータブックで要注目種に指定されています。右は我が家では毎年大量に現れるクビアカモモブトホソカミキリです。コデマリの花が咲き始めると同時に、このカミキリムシも3頭ほど来ていました。コデマリの花が満開になるころには100頭くらいが集まります。関西以西で見られ、雌ばかりで単為生殖で殖える珍しいカミキリムシです。これは滋賀県のレッドデータブックで要注目種に分類されています。


庭のハコネウツギにルリコンボウハバチがいました。昨日も同じ個体を撮影しています。フジを植えた植木鉢にはえた草の葉先にクロナガカメムシが付いていました。我が家では多いので、毎年この時期にどこかで見られます。


一昨日のルリコンボウハバチに続き、今日はアカガネコンボウハバチが飛んでいました。大きいので目立ちます。黄色の帯が目立つマエグロコシホソハバチもやや大型です。


キアシルリミズアブは暗いところのシャガの葉の上にいました。マダラメバエは時々見ます。チュンチョンマダラメバエとはかなり感じが違います。


春先の庭では、たくさんの種類のハチ、ハエ、アブ、ガガンボの仲間が飛んでいます。種名のわからないものばかりですが、特徴のあるメスアカケバエとクロアシホソケバエは何とかわかりました。


庭を触角を大きく広げて優雅に飛ぶヒゲナガガがいました。止まったところを写真に撮ると、クロハネシロヒゲナガでした。小さな甲虫はミツボシチビオオキノコのようです。上翅の真ん中付近にある1対の黒斑が後方の黒い部分と融合して大きな黒い領域になっています。


昨日(1日)、千葉県にお住まいの方からイワタセイボウを見たいというメールが入りました。確実に見るなら天気の良い日の10時から14時までの間に我が家の庭に来ればよいとお伝えしたところ、今朝には我が家に来られました。午前中はまだ気温が低く、11時半まで粘りましたが寄主であるマイマイツツハナバチはいたもののイワタセイボウは現れませんでした。千葉県から来られたのに空振りでは申し訳ないと思いましたが、昼食後に庭に戻るとすぐにイワタセイボウを見つけることができました。よい写真が撮れたと喜んでいらしたので、一安心です。写真はお客さんが帰られた後に私が撮影したものです。


お客さんが来られた時に撮影したネグロクシヒゲガガンボとタマアシトビハムシです。足に玉がついてるのが見えます。


庭の暗いところにハナダカハナアブがいました。腹の模様が少し違うような気がしますが、他の候補がありません。フジの切り株に小さい赤茶色の虫が2匹ついていました。拡大すると、マルトビムシの一種でした。


今日も天気がよくて暖かいのでイワタセイボウが歩いていました。コデマリの花が開くにつれてクビアカモモブトホソカミキリの数も増えてきました。今日は約20頭が見られました。


今日(4日)はマドガがあちこちで飛んでいました。滋賀県の要注目種です。右は昨夜見た蛾ですが、何だかわかりません。


コデマリの花が増えてきました。それに伴いクビアカモモブトホソカミキリ(滋賀県要注目種)も増えてきました。すぐ横にはやはり滋賀県要注目種のホソコハナムグリがいます。


フジの切り株で小さい虫が動いています。ハネカクシかと思ったらホソデオネスイでした。枝を積んだ場所では小さなコメツキムシのような虫があるいていますが、写真を撮るとコメツキムシではないようです。不明です。


キボシテントウダマシとアカハラケシキスイは時々見ます。


ツバキハマダラミバエとヒゲタケカの一種です。


クロセセリは毎年来ています。ツマキエダシャクらしき蛾は普通のツマキエダシャクとはかなり違うので別種かもしれません。


マガリケムシヒキは首の毛が頭の方に曲がっています。細いハチはズイムシクロバラコマユバチです。


クビアカモモブトホソカミキリはさらに数が増えてきました。小さいゾウムシは不明です。


ちょっと分かりにくい小さめのコンボウハバチが来ましたので採集しました。翅を広げてみるとフトオビコンボウハバチと分かりました。検索してみると、大阪市立自然誌博物館の「戸沢信義ハチ類コレクション」のフトオビコンボウハバチ(1931年の標本、滋賀産)の写真がありました。約100年前の写真の個体と特徴が一致しています。


左はスギモトコモンハチモドキバエ。我が家のデガシラバエ科のハエでは、春一番にミツモドキハチモドキバエが出現し、それが終わるとスギモトハチモドキバエに変わってきます。コマダラハチモドキバエ、オオハチモドキバエ、フトハチモドキバエは遅れて出てきます。右はデガシラバエの仲間に少し似ていますが、ミバエ科のミスジハマダラミバエです。


ちょっと暗めのハエはシギアブの仲間の Rhagio miyonis に似ています。右はヤマカガシで、2日連続で捕獲しました。今年は二つの池と五つのコンテナ水槽を撤去したので、産卵に適した場所は庭にはありませんが、モリアオガエルとシュレーゲルアオガエルがたくさん産卵に来ています。モリアオガエルの卵塊はすでに50個を超えていますが、全て取り外して青い鳥の谷のトンボ池や新カエル池に移しています。カエルの鳴き声で近所迷惑にならないように、来たカエルも捕獲してすでに50匹以上を移動させています。水がなくても雨が降ればまだまだ産卵が続きます。そのカエルを狙って庭には多数のヤマカガシが住みついています。


トリバガの一種ですがあまり見ない種です。ウスベニヒゲナガはヒゲナガガの一種です。


春の庭には多種多様なハチ、ハエ、アブ、カ、ガガンボが飛び回っています。左は比較的大きめのイヨヒメバチ、右はたぶんヤマガタヒメバチです。似た種が多く同定は難しい。


甲虫もたくさん来ています。左はシロコブゾウムシ、右はクビナガムシです。


左はクモバチの一種で、大きなクモを狩っています。右はヒゲナガハバチ。


体長約5mmの小さいハチがベランダに来ました。ハチ、ハエ、カ、ガガンボの小さい種非常に多く、写真を撮っていると切りがないのであまり撮らないのですが、今回は青緑で綺麗でしたので撮影しました。オナガコバチの一種のようです。

高いところの虫を撮影するために低い脚立を庭に置いてあります。そのステップの上に潰れたハエのような虫がいました。生きているのか死んでいるのか疑問に思いながら二枚だけ写真を撮りましたが、後で調べてみるとミドロミズアブ Odontomyia filipjewi (Pleske, 1928) でした。京都府のレッドデータブックで要注目種に指定されています。もっとたくさん写真を撮っておけばよかった。


左はギボウシの葉の上にいたツマグロヒゲボソムシヒキです。これは何度か庭で撮影しています。これも京都府のレッドデータブックで要注目種に指定されています。右は我が家では毎年大量に現れるクビアカモモブトホソカミキリです。コデマリの花が咲き始めると同時に、このカミキリムシも3頭ほど来ていました。コデマリの花が満開になるころには100頭くらいが集まります。関西以西で見られ、雌ばかりで単為生殖で殖える珍しいカミキリムシです。これは滋賀県のレッドデータブックで要注目種に分類されています。


庭のハコネウツギにルリコンボウハバチがいました。昨日も同じ個体を撮影しています。フジを植えた植木鉢にはえた草の葉先にクロナガカメムシが付いていました。我が家では多いので、毎年この時期にどこかで見られます。


一昨日のルリコンボウハバチに続き、今日はアカガネコンボウハバチが飛んでいました。大きいので目立ちます。黄色の帯が目立つマエグロコシホソハバチもやや大型です。


キアシルリミズアブは暗いところのシャガの葉の上にいました。マダラメバエは時々見ます。チュンチョンマダラメバエとはかなり感じが違います。


春先の庭では、たくさんの種類のハチ、ハエ、アブ、ガガンボの仲間が飛んでいます。種名のわからないものばかりですが、特徴のあるメスアカケバエとクロアシホソケバエは何とかわかりました。


庭を触角を大きく広げて優雅に飛ぶヒゲナガガがいました。止まったところを写真に撮ると、クロハネシロヒゲナガでした。小さな甲虫はミツボシチビオオキノコのようです。上翅の真ん中付近にある1対の黒斑が後方の黒い部分と融合して大きな黒い領域になっています。


昨日(1日)、千葉県にお住まいの方からイワタセイボウを見たいというメールが入りました。確実に見るなら天気の良い日の10時から14時までの間に我が家の庭に来ればよいとお伝えしたところ、今朝には我が家に来られました。午前中はまだ気温が低く、11時半まで粘りましたが寄主であるマイマイツツハナバチはいたもののイワタセイボウは現れませんでした。千葉県から来られたのに空振りでは申し訳ないと思いましたが、昼食後に庭に戻るとすぐにイワタセイボウを見つけることができました。よい写真が撮れたと喜んでいらしたので、一安心です。写真はお客さんが帰られた後に私が撮影したものです。


お客さんが来られた時に撮影したネグロクシヒゲガガンボとタマアシトビハムシです。足に玉がついてるのが見えます。


庭の暗いところにハナダカハナアブがいました。腹の模様が少し違うような気がしますが、他の候補がありません。フジの切り株に小さい赤茶色の虫が2匹ついていました。拡大すると、マルトビムシの一種でした。


今日も天気がよくて暖かいのでイワタセイボウが歩いていました。コデマリの花が開くにつれてクビアカモモブトホソカミキリの数も増えてきました。今日は約20頭が見られました。


今日(4日)はマドガがあちこちで飛んでいました。滋賀県の要注目種です。右は昨夜見た蛾ですが、何だかわかりません。


コデマリの花が増えてきました。それに伴いクビアカモモブトホソカミキリ(滋賀県要注目種)も増えてきました。すぐ横にはやはり滋賀県要注目種のホソコハナムグリがいます。


フジの切り株で小さい虫が動いています。ハネカクシかと思ったらホソデオネスイでした。枝を積んだ場所では小さなコメツキムシのような虫があるいていますが、写真を撮るとコメツキムシではないようです。不明です。


キボシテントウダマシとアカハラケシキスイは時々見ます。


ツバキハマダラミバエとヒゲタケカの一種です。


クロセセリは毎年来ています。ツマキエダシャクらしき蛾は普通のツマキエダシャクとはかなり違うので別種かもしれません。


マガリケムシヒキは首の毛が頭の方に曲がっています。細いハチはズイムシクロバラコマユバチです。


クビアカモモブトホソカミキリはさらに数が増えてきました。小さいゾウムシは不明です。


ちょっと分かりにくい小さめのコンボウハバチが来ましたので採集しました。翅を広げてみるとフトオビコンボウハバチと分かりました。検索してみると、大阪市立自然誌博物館の「戸沢信義ハチ類コレクション」のフトオビコンボウハバチ(1931年の標本、滋賀産)の写真がありました。約100年前の写真の個体と特徴が一致しています。


左はスギモトコモンハチモドキバエ。我が家のデガシラバエ科のハエでは、春一番にミツモドキハチモドキバエが出現し、それが終わるとスギモトハチモドキバエに変わってきます。コマダラハチモドキバエ、オオハチモドキバエ、フトハチモドキバエは遅れて出てきます。右はデガシラバエの仲間に少し似ていますが、ミバエ科のミスジハマダラミバエです。


ちょっと暗めのハエはシギアブの仲間の Rhagio miyonis に似ています。右はヤマカガシで、2日連続で捕獲しました。今年は二つの池と五つのコンテナ水槽を撤去したので、産卵に適した場所は庭にはありませんが、モリアオガエルとシュレーゲルアオガエルがたくさん産卵に来ています。モリアオガエルの卵塊はすでに50個を超えていますが、全て取り外して青い鳥の谷のトンボ池や新カエル池に移しています。カエルの鳴き声で近所迷惑にならないように、来たカエルも捕獲してすでに50匹以上を移動させています。水がなくても雨が降ればまだまだ産卵が続きます。そのカエルを狙って庭には多数のヤマカガシが住みついています。


トリバガの一種ですがあまり見ない種です。ウスベニヒゲナガはヒゲナガガの一種です。


春の庭には多種多様なハチ、ハエ、アブ、カ、ガガンボが飛び回っています。左は比較的大きめのイヨヒメバチ、右はたぶんヤマガタヒメバチです。似た種が多く同定は難しい。


甲虫もたくさん来ています。左はシロコブゾウムシ、右はクビナガムシです。


左はクモバチの一種で、大きなクモを狩っています。右はヒゲナガハバチ。


体長約5mmの小さいハチがベランダに来ました。ハチ、ハエ、カ、ガガンボの小さい種非常に多く、写真を撮っていると切りがないのであまり撮らないのですが、今回は青緑で綺麗でしたので撮影しました。オナガコバチの一種のようです。
2023年04月22日
2023年03月31日
かみなり山と三丁目中央公園の桜のライトアップが始まりました。4月3日までの4日間の予定です。
18時半頃から21時まで行います。


照明は防災備蓄機材を使用しています。今回使用している発電機は2.8kWのインバーター発電機HG SGE-3000BSi(ガソリン)です。2010年に赤い羽根共同募金の補助金で購入しました。
発電機(定格2800W)につないでいる照明機材は、合計1346W
LEDバルーンライト(日動工業LBA-420L04-60K)1台、LOWで246W
LED投光器50W 13台、650W
提灯灯(20m、10灯)×3本、合計450W
別に、15Wの蛍光灯クリップライト12本でかみなり山の入り口を照らしています。
三丁目中央公園はHONDAのカセットガス発電機エネポ(定格0.9kW)に50WのLED投光器3台をつないでいます。
こちらは1本の桜を3方向から照らしています。
桜まつり
まちづくり協議会の「桜まつり」は4月8日(土)の昼に行われます。1週間後ですが、まだ桜は残っていることに期待したいですね。
天気が心配されましたが、1日(土)の予報では8日(土)は晴れになっています。さまざまなイベントや食べ物が予定されていますので、名残の桜を楽しみに来てください。
ライトアップは3日で終わっていますが、提灯やのぼり旗など、学区自主防災会も協力します。
4月8日(土)桜まつりが行われました。
前日の夕方まで雨が降る中で、なんとか夜までにかみなり山に舞台を設置しました。当日は朝早くから多くの人が準備に携わり、10時の開始を無事迎えられました。
前日までの雨で桜の花びらは大半が散っていましたが、3年間コロナで動けなかった人々は名残の桜を楽しみに集まりました。
私は里山倶楽部が購入したジップラインの世話を三丁目自治会長とともに行っていましたので、舞台で何が行われていたのか見ることができませんでした。10時から雨が降り始めた正午頃まで子供達が途切れることなくジップライン を楽しんでいました。
参加者には若い子連れの方が目立ち、桜まつりは盛況でした。

提灯・のぼり旗干し
昨日は昼に一雨あったので、提灯とのぼり旗が濡れてしまいました。夕方まで片付けを待ちましたが、結局乾かなかったので、本日は提灯とのぼり旗をベランダで干しています。色あせないように乾いたら早めに取り込む予定です。
4月9日(日)、庭の水(池やコンテナ)は全て撤去していますが、本日モリアオガエルが庭で鳴いていました。姿は見えませんので捕獲はできませんでした。
18時半頃から21時まで行います。


照明は防災備蓄機材を使用しています。今回使用している発電機は2.8kWのインバーター発電機HG SGE-3000BSi(ガソリン)です。2010年に赤い羽根共同募金の補助金で購入しました。
発電機(定格2800W)につないでいる照明機材は、合計1346W
LEDバルーンライト(日動工業LBA-420L04-60K)1台、LOWで246W
LED投光器50W 13台、650W
提灯灯(20m、10灯)×3本、合計450W
別に、15Wの蛍光灯クリップライト12本でかみなり山の入り口を照らしています。
三丁目中央公園はHONDAのカセットガス発電機エネポ(定格0.9kW)に50WのLED投光器3台をつないでいます。
こちらは1本の桜を3方向から照らしています。
桜まつり
まちづくり協議会の「桜まつり」は4月8日(土)の昼に行われます。1週間後ですが、まだ桜は残っていることに期待したいですね。
天気が心配されましたが、1日(土)の予報では8日(土)は晴れになっています。さまざまなイベントや食べ物が予定されていますので、名残の桜を楽しみに来てください。
ライトアップは3日で終わっていますが、提灯やのぼり旗など、学区自主防災会も協力します。
4月8日(土)桜まつりが行われました。
前日の夕方まで雨が降る中で、なんとか夜までにかみなり山に舞台を設置しました。当日は朝早くから多くの人が準備に携わり、10時の開始を無事迎えられました。
前日までの雨で桜の花びらは大半が散っていましたが、3年間コロナで動けなかった人々は名残の桜を楽しみに集まりました。
私は里山倶楽部が購入したジップラインの世話を三丁目自治会長とともに行っていましたので、舞台で何が行われていたのか見ることができませんでした。10時から雨が降り始めた正午頃まで子供達が途切れることなくジップライン を楽しんでいました。
参加者には若い子連れの方が目立ち、桜まつりは盛況でした。

提灯・のぼり旗干し

4月9日(日)、庭の水(池やコンテナ)は全て撤去していますが、本日モリアオガエルが庭で鳴いていました。姿は見えませんので捕獲はできませんでした。
2023年03月30日


毎年この時期は庭で様々なハチとハエが飛び回ります。最も目立つのがビロードツリアブで百匹以上が飛び回っています。






次に目立つのがマイマイツツハナバチ(京都府準絶滅危惧種)です。今年はカタツムリの殻を数カ所にまとめて置いておいたら、たくさんのマイマイツツハナバチが集まっています。その幼虫を宿主としているのがイワタセイボウで、まだ数が少ないですがこれから数が増えていきます。右はコバネヒシバッタ。


ダイミョウキマダラハナバチとそれによく似ている種も目立ちます。


いろいろなハチがいっぱい。


家の壁にはハマダラハルカ(京都府要注目種)やムラサキナガカメムシがよく止まっています。


かみなり山の尾根でミヤマメダカゴミムシが歩いていました。オオセンチコガネも出ています。段切り斜面の側溝からはシマヘビが這い出していました。この側溝の落ち葉の下ではたくさんのシマヘビが冬眠していましたが、そろそろ動き出す時期です。


ちょっと目立つフタツメゴミムシがベランダの軒(のき)に付いていました。オオハイジロハマキはあまり見ないハマキガです。


春の三大蛾のイボタガとエゾヨツメは毎年来てくれますが、オオシモフリスズメは一度も来ていません。


エグリの名前のついた2種類の蛾。左はオオエグリシャチホコ、右はエグリキリガ。


ガガンボの一種とハエ目の一種(クサアブの一種?)。


外来種で日本に定着したタイワンタケクマバチ。右はヒラタハナムグリ。


デガシラバエの仲間のミツモンハチモドキバエは毎年春先に複数が飛来します。上下を逆にすると動物の顔のように見えるヒメコブガ。


庭を歩いていたニッポンヨツボシゴミムシとオオメナガカメムシ。


ムシヒキアブの仲間は餌をくわえていることが多い。これは背中に黒い筋があるのでクロスジイシアブ。マドヒラタブは似ている種が多いが、これは普通のマドヒラタアブらしい。


ハバチの仲間は種類が多く、よほど特徴がないかぎりなかなかネット上での絵合わせは難しい。


今年もユリクビナガハムシが出てきました。これから2ヶ月程度毎日庭のユリで見られます。家の壁には今年もクロナガカメムシが付いていました。特徴は上翅の膜質部が白いことです。


アオバナガクチキは動きが早く、撮影するのが大変です。家の壁にはちょっと変わったコメツキムシがいました。体表全体が毛のようなもので覆われています。



マダラメバエの一種は時々庭で見られますが、昨夜はベランダの灯火にも飛んできました。たぶんチュンチョンマダラメバエ。


トビケラの仲間はたくさん飛んできます。左はコカクツツトビケラかヒロオカクツツトビケラ。右はオオカクツツトビケラかな?。


オドリバエの仲間です。左はモモブトセスジオドリバエ。右は不明。


庭のオオデマリの葉にチャイログンバイが来ていました。我が家では何度か見ています。右はムシヒキアブの一種です。


ミツバチに似ているけどちょっと違うハチがいました。調べてみると、


庭の暗いところでマダラコシボソハナアブが飛んでいました。ヤマブキの葉の上にマツムラハラブトハナアブが止まっています。この種は色の変異が大きく、たくさんの種名がついていましたが、いずれも同じ種とされています。
2023年03月28日
2023年03月27日
かみなり山の桜は早い木では満開になっています。最新の天気予報では4月1日(土)と2日(日)が雨になっていますので、その前か後か迷っていましたが、雨で散るおそれがありますので、ライトアップは28日から31日までにいたします。
雨の心配は少ないのですが、夜は冷えますので暖かい装いでおいでください。
雨の心配は少ないのですが、夜は冷えますので暖かい装いでおいでください。
2023年03月26日
京都・滋賀の2週間天気予報が一晩で変わってしまいました。
昨日は4月1日から5日まで雨の予報でしたが、今日の予報では雨マークがとれて曇り時々晴に変わりました。
3月28日から31日までライトアップを予定していましたが、京都市の最低気温が5〜7℃の予報ですので、比叡平ではもっと冷え込みます。震えながらの夜桜は考えものですので、できれば10℃以上で実施したいところです。
京都市の最低気温は3月31日から4月5日まで11〜12℃となっていますので、雨が降らないならば3月31日から4月3日に変更も考えています。
昨日は4月1日から5日まで雨の予報でしたが、今日の予報では雨マークがとれて曇り時々晴に変わりました。
3月28日から31日までライトアップを予定していましたが、京都市の最低気温が5〜7℃の予報ですので、比叡平ではもっと冷え込みます。震えながらの夜桜は考えものですので、できれば10℃以上で実施したいところです。
京都市の最低気温は3月31日から4月5日まで11〜12℃となっていますので、雨が降らないならば3月31日から4月3日に変更も考えています。
2023年03月24日
本来であれば昨年中に池終いをしなければならなかったのですが、10月にヤマアカガエルがたくさん池に入っていましたので躊躇していました。ヤマアカガエルの鳴き声の騒音レベルは比較的低いので、産卵後(3月下旬)に池を撤去することにしました。
実際、今年はこれまでに約30個の卵塊が生まれ、本日も包接中のペアがいました。庭でおたまじゃくしを育てると、他のカエルが近づきますので、これらの卵塊は全てどこかに放流しなければなりません。
青い鳥の谷のトンボ池に10個、小学校のだいらっこの池に5個、残りは我が家に来てくれたカエル好きの方に放流をお願いしました。
本日、最後の3個の卵塊とともに、庭にいたヤマアカガエル約50匹を捕まえて青い鳥の谷のトンボ池に放しました。ついでに、池にいたヤゴとメダカも放しました。アカハライモリはそのまま庭に放しました。
プールライナー池は1ヶ月前に撤去していましたが、今回は瓢箪池と5つのコンテナを全て空にし、瓢箪池は埋めました。これでカエルの産卵場所は全てなくなりました。
ヤマアカガエル、モリアオガエル、ツチガエルが産卵し、シュレーゲルアオガエル、イモリ、トノサマガエル、ニホンアカガエル、タゴガエル、ヒキガエルが来ていたカエルの楽園は終焉を迎えました。
今後は間違えて庭に来たカエルは捕獲して、適当な場所に放します。静かな環境が復活します。


ヤマアカガエル アカハライモリ


ルリボシヤンマ(右)とヤブヤンマ(左)のヤゴ メダカ


瓢箪池跡 プールライナー池跡


黒コンテナ コンテナ3個

ヤマアカガエルの新たな生活場所:青い鳥の谷のトンボ池
実際、今年はこれまでに約30個の卵塊が生まれ、本日も包接中のペアがいました。庭でおたまじゃくしを育てると、他のカエルが近づきますので、これらの卵塊は全てどこかに放流しなければなりません。
青い鳥の谷のトンボ池に10個、小学校のだいらっこの池に5個、残りは我が家に来てくれたカエル好きの方に放流をお願いしました。
本日、最後の3個の卵塊とともに、庭にいたヤマアカガエル約50匹を捕まえて青い鳥の谷のトンボ池に放しました。ついでに、池にいたヤゴとメダカも放しました。アカハライモリはそのまま庭に放しました。
プールライナー池は1ヶ月前に撤去していましたが、今回は瓢箪池と5つのコンテナを全て空にし、瓢箪池は埋めました。これでカエルの産卵場所は全てなくなりました。
ヤマアカガエル、モリアオガエル、ツチガエルが産卵し、シュレーゲルアオガエル、イモリ、トノサマガエル、ニホンアカガエル、タゴガエル、ヒキガエルが来ていたカエルの楽園は終焉を迎えました。
今後は間違えて庭に来たカエルは捕獲して、適当な場所に放します。静かな環境が復活します。


ヤマアカガエル アカハライモリ


ルリボシヤンマ(右)とヤブヤンマ(左)のヤゴ メダカ


瓢箪池跡 プールライナー池跡


黒コンテナ コンテナ3個

ヤマアカガエルの新たな生活場所:青い鳥の谷のトンボ池
2023年03月06日
3月5日(日)、中ブロック防災圏(平野、中央、逢坂、滋賀、長等、藤尾、山中比叡平)の各学区自主防災会から二人ずつ、大津市消防団中部地区副団長、中消防所長と安全指導係長2名が参加して、意見交換会を行いました。元消防分団長が学区自主防災会長になっている学区がいくつかありました。
各学区自主防災会が2022年度活動報告と2023年度活動予定を順に報告し、その後フリー討論を行いました。
フリー討論では、子育て世帯、マンションの住人、要支援者名簿の問題などが話し合われました。
消防からは人と防災未来センターの研修会の出席者の変化について話がありました。研修対象者が防災関係者から消防、福祉、教育の関係者に広がっていることが話され、地域防災力充実強化に関しても自主防災会、防災士、消防分団、学校等の連携が重要であることが強調されました。
山中比叡平学区では学区自主防災会はまちづくり協議会の安心安全専門部会に所属し、まちづくり協議会の諸団体と連携した活動を行なっています。学区自主防災会は防災士が主たる構成員であり、消防分団長も自主防災会の会議にオブザーバーとして出席しています。大津市初動支所班員のうち地域内に在住する一人にも出席していただいています。小学校6年生の防災体験教育や避難所の問題で小学校とも連携が図られています。
住宅用火災警報器について
消防から住宅用火災警報器に関する問題提起がありました。住宅用火災警報器があっても逃げ遅れる例がある。既存住宅の住宅用火災警報器設置の義務化(2011年)から10年以上が経過し火災警報器の取り替えの時期になっているので、より安全性の高い無線連動型の火災警報器を推奨する。その使い方の一例として、連動型警報器の一台を戸外に設置したり、隣家等と共有して早期発見・通報に努めるのもよいという話でした。
無線連動型は一箇所で火災を検知すると、連動する複数の警報機が一斉に鳴るため、例えば深夜に1階のキッチンで火災が発生し、住民が2階の寝室で寝ていて二つ以上のドアで隔てられていたとしても、2階に煙が来るよりも早期に火災を検知できます。煙の段階での初期消火の可能性も大きくなるので、単独型よりははるかに安全性が高いと言えます。
この数年間、大津市の総合防災訓練や出初式等の折に、女性消防隊がこの無線連動型の住宅用火災警報器を広めています。インターネットで発注すれば一台あたり約6,000円で購入できます。
山中比叡平では10年以上前から無線連動型を推奨しています。12年前に一台5000円で斡旋して実際に何軒か取り付けに行きました。小学6年生の防災体験教育でも、「深夜の火災で一家6人が焼死」の新聞記事のタイトルを示して、こういうことを防ぐにはどうしたら良いかを考えさせます。住宅用火災警報器の有用性、特に無線連動型がよいことがわかるように、実際に自治会館内の離れた場所に無線連動型の住宅用火災警報器3台を置いてデモを行なっています。
私からは消防分団について問題提起しました。
山中比叡平学区は中消防署から遠く、119番通報から消防の現着まで20分以上かかる特別な学区です。消防車の到着まで20分も待っていたら延焼の危険性が高いので、一刻も早い消火活動が大切です。実際、2003年の空き地火災では枯れ草を焼き尽くして鎮火した後に消防車が到着しました。消防の到着に時間がかかるだけでなく、2003年と2022年の三丁目の火災では消防分団の現着も消防よりも遅れていました。住民としては緊急を要する時に消防分団がなかなか来ないのは不安です。そこで、消防分団の連絡体制はどどうなっているのか質問しました。
→電話の連絡網など分団によって連絡方法は異なるが、LINEを使っている分団もあり連絡は早く行くが、分団員がスマホを見なければ遅れる。トランシーバーや簡易無線機は使っていないということでした。
2003年は春分の日、2022年は20時頃の火災であったのでどちらも消防分団員の半数程度は地域内にいたはずです。それにもかかわらず消防よりも現着が遅れるのはなぜか、聞いてみました。
→分団は5人集まらないと出動できない。また消防車を運転する機関員が含まれていないと5人いても出動できないということでした。
3人いれば出動できるのでは?山中町の大きな消防車でなくても誰でも運転できる小型のポンプ車が比叡平にあるのだからとりあえず集まった人で先に出動できるのではないか?まさか、比叡平で火災が起こっているのに山中町の分団詰所にわざわざ集合するなどということはしていないと思いますが、延焼防止のためには1秒でも早く放水しなければならないので、もっと早く現着できるように改善して欲しい。
消防分団は命令で動く組織であることは理解できますが、消防や自衛隊とは異なり地域住民に密着した組織であるはずです。たとえば近所で火災が起こっていても隣の市なので命令がでないから見ているだけなどということはあってはなりません。
山中比叡平学区では全ての消火栓にホースを備えています。消防または分団長から学区自主防災会に連絡してもらえたら、16台のトランシーバーで瞬時に知らせることができ、3分で2人以上現地に集まれば、そこから3分で放水できます。遅くとも通報から10分あれば放水が可能です。消防分団が早く現着できないのならば、自主防災会にも連絡してほしい。
消防分団にはちょっと何かをお願いするということができません。消防団としての活動を要請するのであれば書類を出せと言われます。われわれ自主防災会は明日集まりましょう、今から何かをするので空いていたら来てくださいという感じで自由に活動できます。消防分団のように小回りが効かない組織で実際の災害時に迅速な行動ができるのでしょうか。命令で動く=命令がなければ動けないでは困ります。意見交換会では消防団員を増やすことが重要という声もありましたが、消防分団の活動形態の見直しが先のような気がします。
各学区自主防災会が2022年度活動報告と2023年度活動予定を順に報告し、その後フリー討論を行いました。
フリー討論では、子育て世帯、マンションの住人、要支援者名簿の問題などが話し合われました。
消防からは人と防災未来センターの研修会の出席者の変化について話がありました。研修対象者が防災関係者から消防、福祉、教育の関係者に広がっていることが話され、地域防災力充実強化に関しても自主防災会、防災士、消防分団、学校等の連携が重要であることが強調されました。
山中比叡平学区では学区自主防災会はまちづくり協議会の安心安全専門部会に所属し、まちづくり協議会の諸団体と連携した活動を行なっています。学区自主防災会は防災士が主たる構成員であり、消防分団長も自主防災会の会議にオブザーバーとして出席しています。大津市初動支所班員のうち地域内に在住する一人にも出席していただいています。小学校6年生の防災体験教育や避難所の問題で小学校とも連携が図られています。
住宅用火災警報器について
消防から住宅用火災警報器に関する問題提起がありました。住宅用火災警報器があっても逃げ遅れる例がある。既存住宅の住宅用火災警報器設置の義務化(2011年)から10年以上が経過し火災警報器の取り替えの時期になっているので、より安全性の高い無線連動型の火災警報器を推奨する。その使い方の一例として、連動型警報器の一台を戸外に設置したり、隣家等と共有して早期発見・通報に努めるのもよいという話でした。
無線連動型は一箇所で火災を検知すると、連動する複数の警報機が一斉に鳴るため、例えば深夜に1階のキッチンで火災が発生し、住民が2階の寝室で寝ていて二つ以上のドアで隔てられていたとしても、2階に煙が来るよりも早期に火災を検知できます。煙の段階での初期消火の可能性も大きくなるので、単独型よりははるかに安全性が高いと言えます。
この数年間、大津市の総合防災訓練や出初式等の折に、女性消防隊がこの無線連動型の住宅用火災警報器を広めています。インターネットで発注すれば一台あたり約6,000円で購入できます。
山中比叡平では10年以上前から無線連動型を推奨しています。12年前に一台5000円で斡旋して実際に何軒か取り付けに行きました。小学6年生の防災体験教育でも、「深夜の火災で一家6人が焼死」の新聞記事のタイトルを示して、こういうことを防ぐにはどうしたら良いかを考えさせます。住宅用火災警報器の有用性、特に無線連動型がよいことがわかるように、実際に自治会館内の離れた場所に無線連動型の住宅用火災警報器3台を置いてデモを行なっています。
私からは消防分団について問題提起しました。
山中比叡平学区は中消防署から遠く、119番通報から消防の現着まで20分以上かかる特別な学区です。消防車の到着まで20分も待っていたら延焼の危険性が高いので、一刻も早い消火活動が大切です。実際、2003年の空き地火災では枯れ草を焼き尽くして鎮火した後に消防車が到着しました。消防の到着に時間がかかるだけでなく、2003年と2022年の三丁目の火災では消防分団の現着も消防よりも遅れていました。住民としては緊急を要する時に消防分団がなかなか来ないのは不安です。そこで、消防分団の連絡体制はどどうなっているのか質問しました。
→電話の連絡網など分団によって連絡方法は異なるが、LINEを使っている分団もあり連絡は早く行くが、分団員がスマホを見なければ遅れる。トランシーバーや簡易無線機は使っていないということでした。
2003年は春分の日、2022年は20時頃の火災であったのでどちらも消防分団員の半数程度は地域内にいたはずです。それにもかかわらず消防よりも現着が遅れるのはなぜか、聞いてみました。
→分団は5人集まらないと出動できない。また消防車を運転する機関員が含まれていないと5人いても出動できないということでした。
3人いれば出動できるのでは?山中町の大きな消防車でなくても誰でも運転できる小型のポンプ車が比叡平にあるのだからとりあえず集まった人で先に出動できるのではないか?まさか、比叡平で火災が起こっているのに山中町の分団詰所にわざわざ集合するなどということはしていないと思いますが、延焼防止のためには1秒でも早く放水しなければならないので、もっと早く現着できるように改善して欲しい。
消防分団は命令で動く組織であることは理解できますが、消防や自衛隊とは異なり地域住民に密着した組織であるはずです。たとえば近所で火災が起こっていても隣の市なので命令がでないから見ているだけなどということはあってはなりません。
山中比叡平学区では全ての消火栓にホースを備えています。消防または分団長から学区自主防災会に連絡してもらえたら、16台のトランシーバーで瞬時に知らせることができ、3分で2人以上現地に集まれば、そこから3分で放水できます。遅くとも通報から10分あれば放水が可能です。消防分団が早く現着できないのならば、自主防災会にも連絡してほしい。
消防分団にはちょっと何かをお願いするということができません。消防団としての活動を要請するのであれば書類を出せと言われます。われわれ自主防災会は明日集まりましょう、今から何かをするので空いていたら来てくださいという感じで自由に活動できます。消防分団のように小回りが効かない組織で実際の災害時に迅速な行動ができるのでしょうか。命令で動く=命令がなければ動けないでは困ります。意見交換会では消防団員を増やすことが重要という声もありましたが、消防分団の活動形態の見直しが先のような気がします。
2023年03月05日

昨年7月19日の豪雨で比叡平三丁目の階段横の斜面が崩落(幅5m、長さ5m)しました。放置すると次は約2m上の段切り面の側溝が崩落します。するとその場所から大量の雨水が漏れ出しますので。斜面崩壊が一気に進みます。そうなる前に修復工事が必要です。さらに崩壊が進むと、斜面上部の家に影響がでるのも心配です。
崩落の原因を調べていますが、段切りの側溝からの顕著な水漏れはありません。もしかすると、側溝がこの部分で低くなり水が溜まるようになっているのかもしれません。斜面の上部の家屋の庭から雨水が出ている可能性もあります。さらなる調査が必要です。
この斜面の所有者はこの地域の開発業者ですから、斜面の修復の責任はこの業者にあります。ところがこの業者が倒産状態ですので斜面を修復する能力がありません。この斜面の下は大津市の市道なので、大津市に修復工事をお願いしましたが、崩壊地が民地であるので工事は行わないということでした。
この時点で誰も責任を負わない状態になってしまいましたので、3丁目自主防災会と3丁目自治会で修復工事をせざるをえなくなりました。土木工事のプロがいませんし工事を業者に発注する資金もありませんので土嚢を積むことくらいしかできませんが、それで斜面が少しでも落ち着いてくれたらよいと思います。
計画は以下の通りです。年初に砂と土嚢を大津市から提供していただいていますので、その土嚢500袋に砂を詰めます。その前に滑り止めの簡易工事を行いました(3月4日)。単管を4段分固定して、さらにいくつかの段切りをして土嚢が滑るのを防止します。
3月12日に3丁目自治会員が協力して500袋の土嚢に砂を詰める予定です。それを斜面に運んで下から順に積んでいきます。その後、植生土嚢で全体を覆って草を生やし、根で斜面を安定化させる予定です。
2023年02月24日
2023年02月17日
2023年02月12日
ハエ目のガガンボの仲間は種類が多い上に似ている種が多く、写真ではほとんど区別がつかないそうです。したがって、以下の種名は参考程度と考えてください。間違えもあります。


ミカドガガンボ はその名の通りに世界最大のガガンボ だそうです。翅を広げると8cm以上になります。足を広げると11cmを超えます。大きくて不気味ですが、害はありません。右は不明種。


マドガガンボはキリウジガガンボと記載しているページも多い。右がキリウジガガンボと思われるが、ガガンボの同定は素人には無理とのことです。属名までにしておくのが無難かも。


ヤチガガンボ?は似ている種が多いので間違っているかもしれません。


ヤチノコギリガガンボ?




Nephrotoma(ホソガガンボ属)はさらに種類が多く、同定は困難です。


上の Tipula strix? については「廊下のむし探検」に詳しい解説があります。原図はないそうです。


上のマダラガガンボ?も同様に似ている種が多い。


キマダラヒメガガンボはオオキマダラヒメガガンボとよく似ています。間違っているかもしれません。




右のカンキツヒメガガンボは胸部が薄緑色の特徴があります。


ハマダラクロヒメガガンボは「一寸のハエにも五分の大和魂・改」のサイトで教えていただきました。ただし、断定はできず、ハマダラクロヒメガガンボまたは近縁の一種ということでした。


ミスジガガンボはこの写真の様に胸部の側面に白い縁取りがあるものとないものがあります。同じ種かどうかわかりません。右はミスジガガンボと思ったら、スジは4本でした。種名はわかりません。


まだまだたくさんいますが、ガガンボ には深入りしない方が賢明です。


ミカドガガンボ はその名の通りに世界最大のガガンボ だそうです。翅を広げると8cm以上になります。足を広げると11cmを超えます。大きくて不気味ですが、害はありません。右は不明種。


マドガガンボはキリウジガガンボと記載しているページも多い。右がキリウジガガンボと思われるが、ガガンボの同定は素人には無理とのことです。属名までにしておくのが無難かも。


ヤチガガンボ?は似ている種が多いので間違っているかもしれません。


ヤチノコギリガガンボ?




Nephrotoma(ホソガガンボ属)はさらに種類が多く、同定は困難です。


上の Tipula strix? については「廊下のむし探検」に詳しい解説があります。原図はないそうです。


上のマダラガガンボ?も同様に似ている種が多い。


キマダラヒメガガンボはオオキマダラヒメガガンボとよく似ています。間違っているかもしれません。




右のカンキツヒメガガンボは胸部が薄緑色の特徴があります。


ハマダラクロヒメガガンボは「一寸のハエにも五分の大和魂・改」のサイトで教えていただきました。ただし、断定はできず、ハマダラクロヒメガガンボまたは近縁の一種ということでした。


ミスジガガンボはこの写真の様に胸部の側面に白い縁取りがあるものとないものがあります。同じ種かどうかわかりません。右はミスジガガンボと思ったら、スジは4本でした。種名はわかりません。


まだまだたくさんいますが、ガガンボ には深入りしない方が賢明です。
2023年02月10日
日本産ガガンボは学名がついているだけでも約700種が記録されているそうです(みんなで作る双翅目図鑑)。自宅で撮影したガガンボ も数十種類いて、同定が困難な種も多いのですが、わかりやすいものもあります。今回はクシヒゲガガンボ亜科とユウレイガガンボ亜科の紹介です。


ベッコウ色のガガンボ で最もよく見かけるのがホリカワクシヒゲガガンボです。ベランダの灯火によく飛んできます。よく似た種であるベッコウガガンボは灯火には集まらず、昼間に庭でよく見られます。どちらもシリアゲムシに似ていますが、翅は4枚ではなく2枚ですので、ハエの仲間です。


ネグロクシヒゲガガンボとスネブトクシヒゲガガンボもベッコウ色で上記の2種とよく似ていますが、翅の模様で容易に区別がつきます。これらは上記の2種と比べると個体数は少ないようです。


ユウレイガガンボ亜科のユウレイガガンボの種名の根拠は知りませんが、庭の端の暗いところで集団で幽霊のようにヒラヒラと舞っています。アヤヘリガガンボはユウレイガガンボにはあまり似ていませんが、ユウレイガガンボ亜科に属します。翅の模様に特徴がありますので、同定は容易です。


ベッコウ色のガガンボ で最もよく見かけるのがホリカワクシヒゲガガンボです。ベランダの灯火によく飛んできます。よく似た種であるベッコウガガンボは灯火には集まらず、昼間に庭でよく見られます。どちらもシリアゲムシに似ていますが、翅は4枚ではなく2枚ですので、ハエの仲間です。


ネグロクシヒゲガガンボとスネブトクシヒゲガガンボもベッコウ色で上記の2種とよく似ていますが、翅の模様で容易に区別がつきます。これらは上記の2種と比べると個体数は少ないようです。


ユウレイガガンボ亜科のユウレイガガンボの種名の根拠は知りませんが、庭の端の暗いところで集団で幽霊のようにヒラヒラと舞っています。アヤヘリガガンボはユウレイガガンボにはあまり似ていませんが、ユウレイガガンボ亜科に属します。翅の模様に特徴がありますので、同定は容易です。
ガガンボモドキ科はハエ目のガガンボに似ていますが、翅は4枚ありシリアゲムシ目に属します。写真はトガリバガガンボモドキで、ベランダの灯火に2018年と2020年に来ました。文献によると、中部、関東、東北地方の高地に分布するとされていますが、2010年7月25日に比叡平で採集されたという記録があります(滋賀県産ガガンボモドキについて、宮田彬、2017、採集者:塚越章雄)。
自宅のベランダでの出現は6月21日から6月29日でしたので、自宅では2010年の記録よりは早く6月下旬に活動するようです。
灯火に飛来したトガリバガガンボモドキはしばしばそこで狩りを行い、蛾を後脚の先端で引っ掛けると蛾がいくら暴れても、また蛾とともに落下しても決して放すことはありません。





自宅のベランダでの出現は6月21日から6月29日でしたので、自宅では2010年の記録よりは早く6月下旬に活動するようです。
灯火に飛来したトガリバガガンボモドキはしばしばそこで狩りを行い、蛾を後脚の先端で引っ掛けると蛾がいくら暴れても、また蛾とともに落下しても決して放すことはありません。




