2016年11月17日

ドローンがあれば

 2016年9月19日の比叡平1丁目南端の斜面崩落では、崩落後1時間程度で駆けつけた時にはまだ道路までは崩壊していませんでした。今回の崩落の原因を探るためには早い段階で崩落箇所の調査を行うことが必要でしたが、道路の上からは危なくて崩壊箇所を詳細に記録することはできませんでした。谷の下から近づくことも危険ですからできません。こういう時に直ちにドローンで崩落箇所の詳細な映像を撮っておけば原因究明の重要な手がかりが得られたものと思われます。

 山中比叡平学区は土砂災害警戒区域に囲まれていますので、今後も同様の災害がおこることが想定されます。そこで、防災目的に使えそうなドローンの購入を検討しました。今日は姫路城にドローンがぶつかりました。首相官邸に侵入したり人ごみに墜落したりなど何かとお騒がせのドローンですが、この数年のドローンの進化は著しく安全性も高まり、個人で買える価格帯でも十分に高性能なものが市販されるようになりました。

 以下の図はビデオ画像から。

琵琶湖を望む

三丁目上部

三丁目中南部

三丁目南部

かみなり山

自治体ではドローンを活用

 一般用ドローンの開発では中国のDJI社が業界を牽引しています(シェアは70%)。大津市消防局はDJI社のファントム3プロフェッショナルを2016年1月から運用しており、今年の大津市夏期火災・防災訓練でも比叡平小学校の校庭で訓練飛行を行いました。今回の斜面崩落でも崩落の翌日と約1週間後にそのドローンを使って記録をとっていました。防災目的以外でも、自然保護、町おこし、遭難者の捜索、文化財の点検など、ドローンの利用は自治体でも広がりつつあります。

購入の対象となるドローン

 今年になってDJIはファントム3プロフェッショナルの上位機種であるファントム4と小型のMAVIC Proを発売しました。さらに昨日、新たにファントム4プロとファントム4プロ+(ディスプレイ付き)を発表しました。

 予備バッテリー2個を含む価格の比較(2016年11月16日)
  ファントム4プロディスプレイ付き 259,000円
  ファントム4プロ         229,000円
  ファントム4           170,532円
  ファントム3プロフェッショナル  154,082円
  MAVIC Pro(ケース付き)      155,800円

大人のおもちゃ

 学区の自主防災会に購入を提起することも考えましたが、高価であることやメンテナンスの責任を考えると適当ではありません。大津市消防局のように年に何度も使う需要があればそれなりにメンテナンスできますが、自主防災会で使う機会は非常に少ないので、バッテリーのメンテナンスがなされず放置されるおそれがあります。そこで、個人のおもちゃとして購入して、災害時には自主防災に活用することにします。メンテナンスのためにたまには使う事が大切ですから、防災以外の遊び目的でも利用したい人は声をかけて下さい。暇なら持って駆けつけます。

 ドローン規制法は人口集中地区での飛行を禁止していますので、都会ではドローンを持っていても飛ばすところは近くにありません。また自治体によっては公園等での飛行を禁止しているとところもありますので(大阪府は全公園)、持っていても飛ばせません。幸い、山中比叡平学区は人口集中地区に指定されておらず、滋賀県は特別の規制をしていませんので、航空法等の一般的な規制を守れば近くで飛ばす事ができます。

 その一般的規制とは、
  1)昼間の目視飛行に限る。:夜間は禁止、肉眼で機体が見えないところは飛行禁止(眼鏡はよいが、双眼鏡はだめ)
  2)第三者および第三者の家や車等から30m以内は飛行禁止(発着場所を含む):ドローン見学者やマイカーなど第三者でなければよい。
    屋根よりも30m以上の上空なら飛行可能。
  3)地表から150m以上の高度は飛行禁止:山の上でも同様。
  4)お祭りなどイベントの上空は飛行禁止:上空でなければよい。

ドローンの性能条件

 ドローンを地域防災に活かすためには以下の機能が必要です。
  1)飛行が安定しており(手を放せばその場でホバリング)、操縦が容易である。
  2)多少の風(風速5m/s程度)が吹いていても流されず問題なく飛ばせる(雨は無理)。
  3)機体の信頼性が高く暴走等の危険性が少ない(携帯電話の電波塔や高圧電線に注意)。
  4)動画と写真の映像が精彩で安定している(高性能ジンバル搭載)。
  5)緊急時(信号ロスやバッテリーロス)には自動的に出発点に戻ってくる。
  6)衝突回避の機構が備わっている。
  7)学区の広い範囲をカバーできる飛行距離。

地域防災の場での活用

 地域防災でどのような場面で役立つのでしょうか。
  1)今回のように土砂災害等で人が近づけない危険な現場の調査。
  2)建物や斜面等で地上からはわからない部分の調査。
  3)行方不明者の捜索
  4)災害時に火災発生を早期に発見する。
  5)大地震、大雨、台風などの災害が起こった後に、広範囲の被災状況を確認する。
 
ドローンの比較

 防災対策では緊急性が求められますので、複数の人が同時にリアルタイム映像を見ることができることも必要です。上記の3機種にはFacebook LiveやYouTubeでライブ中継する機能が備わっていますが、スマホでは画像が小さいのでテレビでリアルタイム画像を見る必要があります。
 ファントム4プロのプロポ(コントローラー)には標準でHDMI出力とUSB出力がついていますので、HDMIケーブルでテレビやプロジェクターに繋いで多人数でリアルタイム映像を確認できます。ファントム4とファントム3プロフェッショナルはプロポの部品(1.34万円)を付け替えることによりHDMI出力とUSB出力が同時に得られます。映像を無線でテレビに飛ばす方がエレガントですが、長距離になると不安定でお金もかかりそうです。

 MAVIC Proは小さくて軽いのでバッグに入れてどこにでも持って行けますが、軽い分強風の影響を受けやすくなります。また、小さいと離れた時にすぐに機体が見えなくなります。地域防災の目的のためには携行性はあまり重要ではありませんので、ファントムの方が有利です。

 ファントム4プロにはディスプレイ(タブレットPC)付きのものがありますが、その他の機種のプロポはDJI GOなどのソフトで制御しますから、タブレットPC(iPadなど)やスマホ(iPhoneなど)を接続して映像モニター兼コントローラーとするようになっています。

購入を検討

 ファントム4はバッテリー1個で最大28分(実質22分程度)飛行でき、前面の衝突回避機能が付加されています。ファントム4プロは約30分(実質不明)飛行でき、横や後ろにもセンサーが付いていますので、全周囲の衝突回避が可能です。ファントム4プロやファントム4ではGPS以外の位置決めに使っているビジョンポジショニング(カメラで位置を認識)の精度が高いので、室内でも飛ばせます。ドローンの技術は日進月歩ですから、待っていればもっと安くてよい機種がでてきますが、現状では一般用としてはファントム4プロが優れています。ファントム4プロのディスプレイ付きは、ディスプレイ約3万円相当、HDMI出力約1.3万円相当が付属していますから、それだけでファントム4よりも付加価値が高く、飛行時間、衝突回避センサーの増強、カメラの改善、写真のフォーカス調整など多くの改良がありますので、購入するならばファントム4プロのディスプレイ付きになります。カメラのズーム機能はまだついていませんので、いずれファントム5に付けられるでしょう。

購入

 ファントム4プロの発表があったのが昨日(11月16日)ですが、実は11月10日にファントム4が届いていました。値引きしているということは新製品が出ると考えるべきでした。購入したのは、ファントム4+iPad mini2+HDMI出力モジュールです。ポイント分を引くと、ファントム4バッテリー2個付きで16万円弱、iPad mini2とHDMI出力モジュールを含めて約20万円でした。ファントム4プロディスプレイ付き+バッテリー2個は約26万円ですから、微妙です。

 ファントム4を2〜3回飛ばしてみた感想は、操縦が非常に簡単で安定しているということです。上空の風速5m程度で70mまで一気に上昇させ、その場で一回転して下ろすと、出発場所に正確に戻ってきます。着陸はピンポイント(5cm程度の誤差)で調整可能です。ただ、100mも離れたらほとんど見えなくなりますので、たとえ1km以上飛ばせる性能があったとしても500mも飛ばすことはできません。災害時には、あまり遠くにまで飛ばさずに100mくらいの上空から半径300m圏内を広く見ることになりそうです。映像は詳細ですからテレビでモニターすれば十分に被害状況を確認することができます。
災害時に市民センターの屋上から飛ばすと比叡平全域を見渡せるのですが、残念ながら市民センターには屋上がありません。


<追記>2016年11月22日

 大地震時には家屋の倒壊や火災、台風などでは屋根の破損や倒木などが典型的な被災ですが、ドローンでどれくらい把握できるのか、100m上空からビデオを撮りました。実際には、4Kやフルハイビジョンで撮れますが、ブログの写真の限界が横1280ドットですので、ここでは低解像度で示します。

100m上空から

 上空100mからは約30〜35世帯(2ブロック+α)が視野に入ります。プロジェクターで100インチスクリーンに投影すれば、倒壊、火災、屋根の破損、倒木などは十分に観察できそうです。でももう少し広く見える方がよいので、もう少し高く上げて50世帯以上を一度に見る方がよいかもしれません。

shagalshagal at 19:38│コメント(0)トラックバック(0)その他 │

2016年11月14日

 11月27日(日)に比叡平自治会館で3丁目自治会主催の紅葉まつりが行われます(雨天の場合は12月4日に順延)。その時に自治会館のコンセントでホットプレート、オーブントースター、綿菓子機、保温ポットなどを使用する予定です。そこで、自治会館の電気系統を調べました。

 自治会館のコンセントは、台所コンセント、コンセントNo3、コンセントNo5、コンセントNo7の4系統あります。

1)台所コンセントは冷蔵庫に使っているだけなので、あと18A程度使用可能です。
2)コンセントNo3は南東の屋外コンセントと会議室の4箇所のコンセントに繋がっています。ここでは常時自動販売機と
  玄関のセンサーライトに使われており、会議室での使用もありますので、余力はありません。
3)コンセントNo5は南西の屋外コンセントと和室および南北倉庫のコンセントに繋がっています。他になぜか北倉庫の
  電灯にも繋がっていました。ここはほとんど使われていないので、19A使えます。
4)コンセントNo7はどこに繋がっているのか確認できませんでした(トイレは別系統です)。

 そういうわけですので、紅葉まつりの時には南東の屋外コンセントは使わず、南西の屋外コンセント(雨水タンクの右)と台所内のコンセントをコードリールで外に引き出して使って下さい。


電灯についても調べました。
 
 電灯1は、南倉庫と台所換気扇、ロフト換気扇、会議室ファンに繋がっています。
 電灯2は、南北の倉庫以外の全ての電灯に繋がっています。


 配電盤に書いておきますので、コンセントの容量には十分に注意して使って下さい。基本的には南東のコンセントと会議室の4箇所のコンセントは同一系統(コンセントNo3)であることを覚えておいて下さい。南東の屋外コンセントは容量オーバーになる恐れがあるので使わないようにお願いします。

shagalshagal at 21:29│コメント(0)トラックバック(0)3丁目自主防災会2016 | お知らせ

2016年11月07日

 大学生が出品した木製ジャングルジムに取り付けられたカンナ屑が燃えて5歳の男児が死亡しました。火災の原因は投光器のレフ球の熱でカンナ屑が発火したものと見られています。大量のカンナ屑は瞬く間に燃え広がってしまいますので、救助が間に合わなかったようです。

 私たちの自主防災会でも、夏祭り、桜祭り、紅葉まつりでは、ライトアップのために提灯灯や投光器を使っていますので、他人事ではありません。今回の火災は強く発熱する投光器を強可燃物のそばに置くというケアレスミスから起こったものと思われますが、個人に責任を負わすことができない多くの問題を含んでいます。

安全性の多重チェック

 比叡平の夏祭りや文化祭では模擬店を出して火を使いますから、消防署が点検に入り消火器の設置を指導しています。今回のアート展のような大きなイベントでは消防署による点検も当然あったと思いますが、極めて燃えやすい構造物に対してちゃんと指導されていたのでしょうか。主催者によるチェックはできなかったようですが、大学や学生自身の安全意識はどうだったのでしょうか。また、見学者の中に危険性を指摘する人はいなかったのでしょうか。チョットしたミスが幼い子供の命を奪う事になりますので、十分なチェックを怠ることのないようにしなければなりません。

消費電力の管理

 今年の文化祭では体育館の中の照明等でブレーカーが落ちました。コンセントからは500Wのハロゲン投光器が5台と電気ストーブが同時に使われていましたので、かなりの電流オーバーでした。過大電力ではコードや接続部が発熱しますので火災の恐れもあります。イベントの時には電力の計算をきちんと行い、ブレーカーを落とさないように注意しなければなりません。

電気器具の安全な使い方と、もしもの準備

 以前の防災訓練ではコードリールを巻いたまま10Aの電流を流してコードリールが少し発熱しました。提灯灯(30灯)には15W(60W相当)の蛍光灯電球を付けてまわりに紙製の提灯を被せていますが、提灯は燃えやすいので注意が必要です。一応、15Wの蛍光灯電球の発熱は少なく、電球のまわりをワイヤーガードで覆っていますので大丈夫だと思います。しかし、ライトアップでは常に人がそばにいるわけではありませんので、強風によるショートでの発火には対応できません。燃えても回りに影響がない場所に取り付けたらよいのですが、桜祭りでは可能でも、夏祭りではテントに燃え移る可能性があり、紅葉祭りでは紅葉の葉に燃え移る可能性があります(今年は紅葉祭りを自治会館で行うために、ライトアップはしません)。機材の整備と常に近くに消火器を置いておくことを忘れないようにしなければと思います。

 大きなイベントや非常時には取り扱いになれていない人が機材を設置する事態も想定されます。日頃の訓練では危険性を周知することも大切です。


shagalshagal at 23:34│コメント(0)トラックバック(0)その他 │
 2016年11月6日(日)今年最後の水生昆虫調査にでかけました。9月25日に行った堅田の場所は水が減っていましたが、すぐそばでは水が残っていました。9月と比べると水生昆虫の種類も数も減っていましたが、ガムシ、タイコウチ、ヒメゲンゴロウ、コオイムシ、マツモムシなどが残っていました。

 琵琶湖大橋を渡り湖東に向かい琵琶湖東岸の水田の周囲を調べました。野洲市の池ではちょっと変わった色のヤゴがいましたので、写真に撮りました。しかし、水生昆虫はほとんどいません。このヤゴはギンヤンマの初令または2令幼虫のようです。初めは真っ黒ではないのですね。

堅田の水生昆虫ギンヤンマの2令幼虫


 そこで近江八幡市、竜王町、湖南市を通り、信楽に向かいました。9月11日に行った休耕田を再び訪れるためでしたが、途中で他にも有望な池があることがわかりました。その池は水生植物(オオヒルムシロ、ジュンサイなど)が豊富で、中には水生昆虫はほとんどいませんでしたが、ホトケドジョウ、ヤゴ、おたまじゃくし、タニシの仲間、カワニナの仲間等がいました。時期を変えたら水生昆虫も何かいそうです。

オオヒルムシロジュンサイ

ホトケドジョウ横ホトケドジョウ背

ホトケドジョウ頭ホトケドジョウ網

タニシの仲間カワニナの仲間

 信楽の休耕田でも、ガムシ、クロゲンゴロウなどは姿を消していましたが、オオコオイムシ、ハイイロゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウなどは残っていました。この前はいなかったクロズマメゲンゴロウが今回は網に入りました。池の近くではお茶の花が満開でした。

信楽オオコオイムシ捕まったハイイロゲンゴロウ

茶畑お茶の花




shagalshagal at 17:44│コメント(0)トラックバック(0)自然詩2016 │

2016年11月01日

 2016年10月30日(日)比叡平小学校で第32回文化祭が開催されました。今年は地域の方々のステージ、展示、模擬店に加えて、客演特別ステージが企画されました。出演していただいたのは山中町の方がメンバーに含まれる八坂神社祇園太鼓と以前に比叡平にお住まいの歌手の浦川友記さんでした。午前中に体育館で祇園太鼓の演奏が行われ、午後に浦川さんの歌唱が行われました。

 学区自主防災会は例年通り体育館入口付近で防災展示を行いました。今年は9月19日に比叡平1丁目南端の斜面崩壊が起こりましたので、その展示が中心になりました。

 この件に関する住民の関心は高く、多くの方が展示を見てくれました。毎年展示している日吉台の建築士冨永千弘さんが作成された比叡平の開発前の地形に現在の町並みを重ねた立体地図を今年も展示しました。こちらも多くの人に見ていただきました。しかし、例年のことですが、展示場所が演奏会場と同じ場所ですので、会話をすることができません。これは困ったことです。

文化祭2016展示

見学者立体地図

経緯崩落応急対策

被害と応急対策1被害と応急対策2

住民の対策通行規制

19日7時頃崩落直後19日7時頃崩落直後

19日7時頃:崩落した雨水溜19日午前中(影山)

20日午後2時頃20日午後4時半頃

25日125日2

25日3

客演特別ステージ

八坂神社祇園太鼓浦川友記さん

展示

樹下神社押し花サークル

やまのこひろばほおずきの会

華道写経の会

社会福祉協議会書道

展示墨彩画+陽だまり

木下美術館絵画教室篆刻

模擬店

模擬店

終了後、小学校にある大津市防災倉庫にある仮設トイレの確認を行いました。

仮設トイレ文化祭終了




shagalshagal at 21:22│コメント(0)トラックバック(0)地域内の集会 │

2016年10月21日

2016年10月21日(金)10:00〜12:00 支所小会議室

出席者:大津市危機・防災対策課3人、大津市教育委員会1人、大津市避難所担当員1人、大津市消防局1人、
    比叡平小学校長、山中比叡平支所長、学区自治連合会長、学区自主防災会長

 2015年7月の台風11号では大津市の4学区に避難所を開設したが、様々な問題点(*)が見つかった。そこで2015年11月から全学区(36学区37小学校)で避難所の開設について順に協議を始めた。大津市と学区の代表者でそれぞれの学区の実情に合った対策を協議しており、山中比叡平学区は29番目。

*問題点の例:
 避難所の責任者が明確になっていなかったので、だれに情報を提供し、誰に要望を伝えるのか混乱があった。
 対策本部となる市民センターと避難所の小学校の間で情報の共有ができなかった。
 避難所の受付の人数が足りなかった。
 テレビなどの情報機器がなく、避難者に情報が入らなかった。
 避難所となった学校の職員に経験がなく、指示もなかった。
 体育館への避難で体調を崩した人がいた。
 乳児を連れて避難した人のための授乳場所がなかった。

協議の内容:避難所の開設・運営について

●避難所の鍵の問題:
  比叡平小学校の体育館と校門の鍵は大津市の危機防災対策課と山中比叡平支所でも保管している。夜間や休日に大津市から避難所の開設の指示が出たら、大津市職員で比叡平在住の避難所担当員が避難所を解錠することになる。(ただし、避難所担当員は鍵がある支所の鍵を持っていない)
  福祉避難所であるやまのこひろば(幼保一体化施設)の鍵も誰も預かっていないという問題があるが、この問題は今後の問題。

●小学校の校舎の問題
  大きな災害が起こって避難者が多数発生した場合には小学校の校舎も避難所として使用することもありうるが、夜間や休日にはだれも小学校の校舎や教室の鍵を持っていない。
  校長の判断で必要箇所の鍵を支所等に預けることも今後は可能。

●小学校の体育館以外で使える部屋は?
  1階:会議室(憩いの部屋):長机40の一部、パイプ椅子110、エアコン、テレビアンテナ端子等があり、
                救護室や避難所本部として使用可能。
     家庭室:調理用具があり、給食活動に使用可能。
     理科室:大きな机は動かないので、支援物資の倉庫としてなら使用可能。
     図工室:机は大きいが移動可能。
  2階:教育相談室(だいらっこの部屋):大津市の非常食が備蓄されている。
     生活科室(児童会室):使用可能
     PC室:ノートパソコンがあり使用可能
     用務員室:ストーブが16台保管されている。
  3階:保健室:救護資材やベッドが使用可能。

  校舎の鍵と上記の必要な部屋の鍵は市民センターに預けるなど、学校関係者が誰も来られない状況でも使用できるようにしておく必要がある。

●避難所のトイレの問題
  トイレ:小学校のトイレは4年計画で洋式化する(教育委員会)。校舎には各階に4つのトイレがあるが、そのうちの3つを洋式化。体育館の内部トイレ2つと外向きトイレ2つも洋式化する必要がある。
  山中比叡平学区に簡易トイレを10個と袋を500枚備蓄した。
  山中比叡平学区に仮設トイレを2基、比叡平小学校の大津市防災倉庫に備蓄した。

●災害時の情報伝達
  大津市では各小学校避難所に大津市の避難所担当員を配置した(比叡平在住の大津市職員の住民)
  避難所の情報は避難所担当員がまとめて初動支所班に伝え、大津市には初動支所班が連絡する。逆もこの経路。
  避難所住民(学区避難所担当者)←→大津市避難所担当員←→大津市初動支所班員(+学区災害対策本部)←→大津市災害対策本部

●災害時の役割:
  大津市災害対策本部、山中比叡平初動支所班、比叡平小学校避難所担当員、施設管理者(小学校長)、
  地域(学区自治連合会、学区自主防災会)
  災害の各段階での5者の役割について表で示したので、それを含んだ形で各学区の避難所(開設・運営)マニュアルを作る。

●役割の具体例:
 平日の昼間に大津市が避難所開設を指示したら、支所、小学校、やまのこひろば、児童クラブ等の職員が避難所を開設する。
 夜間や休日に大津市が避難所の開設を指示すると、警報が出ている場合には市民センターに人が詰めているので、避難所担当員は鍵を受け取り避難所の鍵を開ける。  
 夜間や休日の地震等で支所に人がいない場合には、初動支所班員が支所の鍵を開け、避難所担当員が鍵を受け取り避難所の鍵を開ける。
  
●避難所開設・運営に必要な物品(大津市が例を示した)
   それぞれの学区の実情に合わせて備蓄する。石油ストーブ、タオル等。

●学区で地域の実情に合わせた「地区防災計画」を文書化すること(ボトムアップ)。
   地域の実情に合わせた「学区避難所マニュアル」も文書化すること。



<追記>鳥取県の地震

 2016年10月21日14時07分、鳥取県中部でM6.6の地震があり倉吉市周辺で震度6弱の揺れとなりました。私は家にいましたので、体感で震度2程度の揺れを感じました。揺れ始めて近くではないと感じ、2〜3秒後にもう一度ゆっくりと揺れましたので、遠くで少し大きな地震が発生と思いました。すぐにテレビをつけたところ、すでに速報で震度を伝えていました。

 すぐに学区自主防災会の事務局長から連絡が入り、二人で1丁目の崩落現場を見に行きましたが、現場にいた警備員と作業員は揺れを感じなかったそうです。実際に地震の影響は何もありませんでした。



<付録>学区自主防災資機材20161021

学区自主防災資機材1学区防災資機材2


shagalshagal at 22:50│コメント(0)トラックバック(0)学区自主防災会2016 | 地域内の集会

2016年10月20日

 警察庁はハイビーム走行を推進するために教則を改訂し、自動車教習所での教習も強化するという方針を示しました。私自身はハイビームを使うことはほとんどありませんし、その必要性も感じていません。自動車で走行中に対向車にハイビームを浴びせられると危険ですし、道路を歩いていてハイビームで照らし続けられたら歩行者も目がくらんで返って危険です(腹も立つ)。

 私の車は35Wのディスチャージヘッドライト(HID)が標準装備されていますので、ロービームでも十分に遠くまで見通すことができます。普通のスピードで走っていれば、人を見つけて止まるまでに十分な時間がありますので、ハイビームの必要性を感じたことはありません。沖縄に仕事で出かけた時にレンタカーを借りましたが、その車のハロゲンヘッドライトは確かに照らす距離が短く、多少不安に感じたことはありました。したがって、ハイビームを推奨するよりは装着するヘッドライトの性能を高めることを義務づける方がよいと考えています。

 山中越えでチャカチャカとライトを切り替えているけど、センターラインを踏み越えて前を走っている車を見ることがあります。ライトに気を取られるよりは、前方をよく見て車線を維持する方が大切なのでは?

 警察庁はハイビームを推奨する根拠として、交通量の比較的少ない郊外で夜間に発生した車と歩行者の死亡事故で164件のうち96%の157件がロービームだったことをあげています。しかし、このデータはロービームだから事故を起こしたという根拠にはなりません。事故の有無に関わらずハイビームで走行している車は極めて稀なのですから。逆にハイビームに目が眩んで事故となった例はどれくらいあるのでしょう。


shagalshagal at 21:37│コメント(0)トラックバック(0)その他 │

2016年10月14日

 6月に亡くなった母の遺産は東京都府中市の土地だけです。昨年相続税の基礎控除額が縮小されて3000万円+相続人数×600万円になりましたので、土地の評価額の高い東京では一つの土地だけでも相続税がかかってしまいます。その相続手続きのために、母が生まれてから死ぬまでの戸籍が必要になります。相続の手続きは死亡から10ヶ月以内と決められていますので、そろそろ準備しなければなりません。

母方のルーツ

 母は戦前としては珍しく一人っ子の一人娘ですが、結婚して一旦父方の姓に変わりました。そして私を含む3人の子供が生まれた後、祖父の希望で(父方の祖母の反対が解けた)私が小学校4年生の時に父が祖父母の養子となり、私を含む家族5人の姓も母方の姓に変わりました。母方の祖母は二人姉妹の妹で、祖母(分家)もその姉(本家)も養子をとって我が家の姓を継いでいました。娘二人とも養子をとるとは曾祖父は欲張りのように見えますが、戦前は子供が多く養子縁組はごく普通のことでした。そういうわけで、我が家の姓は2代続く養子で維持されてきました。

 結婚とともに養子となった祖父は司法省で指紋を担当する責任者でした。説教泥棒の指紋を照合し逮捕のきっかけを作ったという新聞記事が残っています。母は大正15年に司法省近くの東京府東京市芝区三田で生まれましたが、戸籍は祖母の故郷である新潟縣高田市本町(上越市)にありました。戸籍は郵送で取り寄せることができますが、せっかくですので我が家のルーツを探るために上越市に出かけました(退職者の特権ですね)。上越市役所で、分家した祖母が結婚した時の戸籍(祖父が戸主、母の出生も記載)、祖母が分家する前の戸籍(祖母の姉の夫が戸主)、そして曾祖父の戸籍を取得しました。祖母は明治18年生まれで、私が生まれる前(昭和19年)に亡くなっています。曾祖父は天保13年生まれで、その父親(高祖父)の名前までわかりましたが、そこまででそれ以前は江戸時代なので市役所ではわかりません。

 上越市総合博物館、上越市高田図書館、上越市公文書センターなどを訪ねて、曾祖父と高祖父の名前と住所を頼りに、郷土史(上越市史、高田市史など)を中心に調べてみましたが、残念ながら二人の名前を見つけることはできませんでした。歴史に名を刻む人ではなかったので、結局何をしていた人なのかわかりません。なかなかNHKの「ファミリーヒストリー」のようにはいかないものです。

父方のルーツ

 母は父と結婚した後12年間は父方の故郷(廣島縣安藝郡矢野町)に戸籍がありました。私の出生もこの戸籍に記載されているはずです。母の遺産相続の手続きのためにはこの戸籍も取得しなければなりません。父は刑務所の幹部職員でしたので平均3年に一度は転勤していました。転勤が多い時に、妹は中学の3つの学年は全て異なる中学校に通いました(横浜、中野、福井)。高校も2校(福井、松本)でした。妹の高校転入試験になぜか大学生だった私が両親の代わりに保護者としてついて行ったことがありました。父方の祖父は帝国陸軍大尉で大正6年に大分県の日出生台(ひじゅうだい:現在も陸上自衛隊の演習場)で演習を指揮している時に盲腸炎に罹り死亡しました(42歳)。末っ子の父が2歳の時でした。小倉で行われた2000人が参列したと言われる軍隊葬の写真が残っています。

 数年前に従姉妹から伯母が結婚した時に取り寄せたという父方の古い戸籍をいただいたので曾祖父の名前はわかっていますが、何をしていた人かわかりません。幸い矢野町には「広島県矢野町史 上・下」(矢野町町史編纂委員会1958〜1961)と「新修矢野町誌」(広島市役所1980)がありますので、広島に行きこれらを調べたら何かわかるかもしれません。

 このように、母の戸籍は出生時に新潟縣高田市本町、結婚して廣島懸安藝郡矢野町、養子縁組で東京都府中市、この3通が必要になります。私の場合には、出生時の戸籍は廣島縣安藝郡矢野町、父の養子縁組で東京都府中市に、結婚して東京都府中市で編製、そして昨年から現在の比叡平に転籍、この4通になります。

 ついでに父方の祖母についても興味があります。祖母は山口県佐波郡牟礼の出身で、我が家には父がこの祖母から受け継いだ刀剣(備州長船祐定作)が伝わっており、士族出身だと聞いています。しかし、インターネットで長州藩(萩藩)の家臣団を調べてもその姓は出てきません。祖母の言っていたこともあまり信用できないようです。牟礼には牟礼郷土誌同好会がありますので、そこで直接話を聞いたら何かわかるかもしれません。広島に行くついでに山口県防府市まで足をのばすことにします。


(蛇足)田舎の国道の燃費

 上越市からの帰りは時間があったので、高速料金を節約し景色を楽しむために上越市から魚津インターまで(約100km)国道8号線を走りました。上越市でガソリンを満タンにし、魚津までは96.8km、燃費は25.0km/ℓから25.5km/ℓで上下していました。高速道路での燃費はだいたい19km/ℓから20km/ℓですが、田舎の空いている国道を走ると燃費が非常に良くなります。やはり時速100kmで走るよりは時速60kmの方が燃費はかなり良いようです。フリードスパイクハイブリッドの公称燃費は21.8km/ℓですからかなりよい値です。行きも帰りも比叡平ー敦賀間は湖西道路を通りました。このコースは高速道路よりも距離が短いし、渋滞がなければ燃費も高速道路よりも良好です。

フリスパメーター
   魚津インター付近で撮影

shagalshagal at 00:27│コメント(0)トラックバック(0)私事 │

2016年10月06日

 10月6日、崩落斜面の応急対策がほぼ終わったところで、学区自治連合会長と学区自主防災会(3名)に対して現状と将来の見通しの説明がありました。10月5日に撮影された大津市消防局のドローンによる空撮写真数枚も資料として添付されていました。

崩落箇所ドローン

 応急対策は斜面崩落をくい止めることと雨水の排除が中心でした。現場を通る上水、公共下水、民有下水、雨水の処理についてまず説明を受けました。上水管は民地の庭を迂回させていち早く繋ぎ変えをしています。公共下水道は北部に迂回させていましたが、現在は崩壊した道路内をもとの経路で通しています。東南商事の下水管も同様に崩壊した道路内を通しています。その他、雨水はあちこちで流路を変えて現場の上流から3本(500mm×2本+350mm1本)のコルゲート管で谷に落としています。

 昨日の台風では10分あたり12mm(60分では72mmに相当)の雨が降りましたが、オーバーフローすることはなく、谷筋でも特に異常はありませんでした。これで基本的に応急処置は終了し、大津市職員の現場での24時間警戒体制は解かれることになりますが、現場での危険を避けるために警備員の24時間体制は続きます。

 今後の見通しですが、本復旧工事の方式を検討し図面を作り、国に補助金の申請をして、工事業者の入札を行う事になります。本復旧の見通しは現状では不明ですが、たぶん来年の今頃まではかかるのではないかと考えられています。それまでは人も車も通れません。先日お知らせしましたように、1丁目内部の車での通り抜けは危険ですので迂回して下さい。

 本復旧に当たっては重機を谷に下ろさなければなりませんので、青い鳥の谷の入口から続く谷筋を利用することになりそうです。

 学区自主防災会からは、古い東南商事の管理する下水管や雨水管が斜面崩壊やシンクホールの誘因となる恐れがあるので、できるだけ早く使用停止にするように下水道局に伝えてもらいました。今後も学区要望に入れます。この東南商事の管理する下水(浄化槽を通った下水)も雨水も斜面にそのまま開放されており谷を削っていますので、対策が必要です。

 今回の斜面崩落に対する大津市の迅速な対応に感謝します。



 
 大津市消防局は今年の1月からドローンの運用を始めました。今回は道路管理課が消防局のドローンで崩落現場の写真を撮りました。特に崩落の危険がある時には谷に入れませんので、ドローンは災害現場の確認のために役に立ちます。消防局のドローンはDJIのファントム3プロフェッショナル4Kカメラ(アマゾンで約13万円)です。高いおもちゃですが私も個人で欲しくなりました。比叡平は人口集中地ではありませんし、空港のそばでもありませんので、特別の規制はありません。高度150mまででしたら飛ばすことができますので、災害時に被害を確認することが容易になります。昼間の火災でも場所の特定が容易になります。野生動物などの自然観察にも使えるかもしれません。高性能の小型機(DJI MAVIC PRO)も発売されたようですので検討します。

shagalshagal at 22:57│コメント(0)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 │

2016年10月05日

 斜面崩壊の現場を雨水から守る応急工事はほぼ終了しました。今後は本復旧に向かうわけですが、どのような工事になるのかまだ不明です。

斜面には礫を積んで、崩壊現場に降る雨は礫の間を通って谷底に向かいます。崩壊斜面に流れ込んでいた雨水や下水の迂回工事は終了しました。崩壊斜面の周囲はブルーシートで養生して崩壊を防いでいます。これで一段落です。

 本復旧に向けて地盤調査のための貫入試験機が設置されていました。崩落現場とその周辺は谷を埋めた盛土ですが、旧地形では谷底ではないので地山までの盛土の厚さは10m以内と思われます。

貫入試験斜面養生

このブログの第1回で比叡平の旧地形について触れています。図を参照して下さい。


shagalshagal at 23:10│コメント(0)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 │

2016年10月01日

 引き続き崩落した斜面の応急対策が行われています。対策の中心は雨水の処理です。崩落現場には比叡平1丁目と2丁目の雨水が側溝を流れて集中し、崩落した斜面にあった枡で受けて斜面の表層から谷底に流していました。これまでにここに集る雨水の迂回の目処はついており、現場よりも上流側の側溝を流れる雨水は経路を変えて道路際の側溝に集め、崩落箇所の上から見て右側斜面(上流側)に300mmと500mmのヒューム管を並べて谷底に流しています。来週の台風に備えて500mmのヒューム管をもう一本追加する予定です。崩落現場近くの側溝の雨水については経路を変えて1丁目の東南端に向かう側溝に導いています。ただ、そこの排水能力にも限界がありますので、できるだけ上流側から来る雨水は3本のヒューム管に導くようにあちこちで工事中です。

ヒューム管2本ヒューム管入口
現在2本のヒューム管はすぐに3本に増設されます。左側が崩落斜面。    斜面際の側溝の水は斜面上のヒューム管に入ります。

雨水枡分流側溝経路変更
雨水枡に新たな管(右側)を設置し、東に向かう雨水(上側)を南に向かわせてヒューム管に導きます。道路の下に斜めに管を埋設。


 崩壊した道路を通っていた大津市の公共下水道(汚水)については、崩落後すぐに下水管を迂回させて対応したので、一部逆勾配になっているようですが問題ありません。柳が崎から供給され比叡平貯水池に向かう上水管の本管も壊れましたが、これも最優先工事で現場で迂回されており、断水は回避されました。

 最も問題なのは今回の崩落の原因となったと思われる比叡平の開発当初からある東南商事の古い下水管です。10年以上前に大津市の公共下水道が整備されるまでは、各家庭の汚水は浄化槽を通してこの下水管に流されており、雨水の一部も混ざっていました。公共下水道ができてからはそちらに繋ぎ変えるようになっていますが(汚水と雨水は分離)、いまだに比叡平で60〜80軒くらいがこの古い下水管を使っています。したがって撤去することもできずメンテナンスも行われないまま、あちこちで漏れ出しているようです。地中で漏れ出した雨水の混ざった下水は盛土中を流れることで土砂を流し去り(潜掘)、盛り土を不安定にさせます。そして耐えられなくなった盛土斜面がちょっとした雨で崩壊を起こしました。その後は大量の雨水が崩壊した斜面をさらに削って崩落箇所を拡大させました。

 現場に向かう東南商事の下水管のうち、北側から来るものは上流のマンホールからポンプでくみ出して側溝に導き、1丁目の南東隅に流しています。しかし、崩落した道路を通っている東南商事の下水管は経路が不明なためまだ対応ができていません。1丁目南東隅に集った雨水は道路や山の斜面上を何もなしで流れていますので、斜面は日々削られています。

 今後は崩落した斜面の本復旧とともに、古い東南商事の下水管や雨水の最終経路の対策も重要になります。老朽化して漏れている下水管を放置すると、いずれ他の場所でも崩落を起こし、山の斜面を無秩序に流れる雨水は斜面崩壊を導きます。今回の崩落は谷埋め盛土の問題というよりは、古い下水道管と雨水の末端処理の問題を提起しました。

東南商事マンホール崩落現場マンホール埋設中

shagalshagal at 13:49│コメント(0)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 │

2016年09月26日

 2016年9月26日(月)、礫の投入が一段落して道路の端近くまで埋まりました。土で埋め戻さないのは雨水対策のためだそうです。礫の間には広い隙間があり、雨水はその間を通り抜けるため、礫が流されることはありません。礫の間で小さな動きがあり少しずつ礫が詰まってきますが、大きく崩壊することはありません。現在は仮復旧作業の最中であり、法面の更なる崩壊を防ぐ作業が中心です。崩落現場に雨水排水を寄せ付けないことが肝要で、すでにその対策は行われていますが、今後も雨水排水の経路を変えたり新たな排水管を設置するなどの作業が続きます。

崩落現場20160926

崩落斜面20160926

 今後の本復旧の方法については現在検討中であり、どれくらいの時間がかかるかは現在未定です。安全のために車や人の通行は本復旧後になりますので、まだ数ヶ月から1年程度は通行止めが続きそうです。

 大津方面から主として2丁目に行き来する車が1丁目内の狭い道路を横切ることが多く、事故が起こる恐れがありますので、大津側からの車は大塚比叡山荘前の交差点で自治会館方面に曲がり、坂を下った後に市民センター前を通行する経路を通るように案内を出します。

通行規制



shagalshagal at 23:45│コメント(0)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 | お知らせ
 先日の信楽の水生昆虫調査に引き続き、今日(9月25日)も水生昆虫に詳しいO君と堅田方面に出かけました。最近はどこでも水路はコンクリートで固められており、また獣害防止のために水田や池がフェンスや電気柵で囲われているため、なかなかよい調査地点が見つかりません。一旦堅田をあきらめ、久多や高島方面にも足をのばしましたが、ナベブタムシを見たくらいでめぼしい調査ポイントは見つかりませんでした。

 帰りにもう一度堅田に寄り、ようやく定番のヒメガムシやコシマゲンゴロウに加えて、ガムシ、クロゲンゴロウ、タイコウチ、ヒメゲンゴロウなどを見ることができました(全て放流)。

タイコウチ

 さらにそのそばに、ガムシだらけの場所がありました。一網でガムシが3〜4頭入ります。どれくらいいるのか容器に入れてみましたが、多すぎて途中でやめてしまいました。一網で多数のヒメガムシやコシマゲンゴロウが入ります。タイコウチやコオイムシ、マツモムシも多い場所でした。堅田のクロゲンゴロウは珍しいそうですが、先の1頭に加えここでは4頭採れました。他にはシマゲンゴロウが1頭見られました。日没のため調査は切り上げて、クロゲンゴロウの1ペア以外は全て元の場所に戻しました。

ガムシ数十匹クロゲンゴロウ4匹

ヒメガムシ多数コシマゲンゴロウ多数

シマゲンゴロウ

shagalshagal at 00:17│コメント(0)トラックバック(0)自然詩2016 │

2016年09月24日

 毎日40〜50台のダンプカーで埋め戻しをしているので、道路のレベルに近づきました。今後も礫の投入が続くそうです。

埋め戻し1

 崩落した谷のどこまで埋めるのでしょうか。

崩落現場上から

 対岸から見たところです。落差があります。

対岸から

 少し回り込むと崩落した跡が見えます。谷底はもっと下です。

対岸から

shagalshagal at 14:21│コメント(0)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 │

2016年09月21日

 徹夜の工事のおかげで9月21日午後4時前に上水道の仮復旧工事が完了し、比叡平貯水池(上水タンク)への送水が開始されました。水道水は断水の恐れがなくなり普通に使えますが、下水の方はまだ不十分だそうです。水道水を使って下水を控えるということはできませんので、引き続き使いすぎないようにお願いします。(明日の朝頃までに下水道も仮復旧するようです。)

 LPガスの復旧も泊まり込みで行われ、ほとんどの家でガスが使えるようになっていますが、留守家庭も多く作業は今夜までかかるそうです。夜の段階でまだ60軒残っているそうです。明日の昼まで作業が続きます。

 ガスの復旧の拠点として大阪ガスが比叡平自治会館を使用しています。自治会館は毎日平均2団体が使用しており、今日も2団体が予約していました。自治会館は防災機能を最優先としていますので、行事の中止や場所の移動で対応していただきました。ご協力ありがとうございました。



<追記:9月22日13時> 上下水道仮復旧作業終了、LPガス復旧終了

 上水道は崩落箇所を迂回した配管で復旧しています。下水道も復旧しました。LPガスは一部の留守世帯を除き作業を終了しました。

 崩壊場所には昨日から大量の礫を投入していますので、崩落は止まっています。今日も礫の投入作業が続きます。現場の通行止めは続きますが、その他は普通の生活に戻っています。

礫投入

崩落箇所



shagalshagal at 16:52│コメント(0)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 | お知らせ

2016年09月20日

 昨日の朝崩落した斜面は規模が拡大しています。比叡平1丁目南端のこの道路の下には、柳が崎浄水場から比叡平貯水池にポンプアップしている上水管が通っています。崩落範囲が拡大することによりこの上水管を含めて、下水管やガス管も被害を受けています。

 大津市企業局が徹夜で復旧工事(迂回工事)をしてくれますが、とりあえず貯水池(上水タンク)への給水が止まっています。貯水タンクは1500トンと450トンがありますが、住民の皆さんには節水を呼びかけています。下水管も被災していますので、下水を流すのも最小限にして下さい。できれば今夜は風呂に水を張らず、シャワーのみで。

 9月20日15時頃に現地を見ましたが、見ている間にも崩落の範囲が広がっています。

比叡平斜面崩壊1

 見ている間に、地中のマンホールが落下しました。

比叡平斜面崩壊2

 雨水管の横に大きな空洞がありますので、長期間にわたる雨水排水の漏れ出しが斜面崩壊の原因となったようです。

比叡平斜面崩壊3


<追記:18:00>

 崩落はその後も拡大し、16時頃には道路の端まで崩落して民家の擁壁まで崩れ始めています。同時に土を積んだダンプカーが到着し、埋め戻しを開始しました。18時には台風16号の影響はほぼなくなっています。自治会館で避難所の準備をしましたが、いまのところ避難者はいないようです。

 比叡平地域全体でガスが止まっています。今から復旧作業にかかるそうです。留守宅を除いて、今日中の復旧を目指しています。
 (大阪ガスのから100名以上が来て深夜まで一軒一軒回って復旧活動を行っていますが、20日中に終了しませんでした。21日の午前中までかかるそうです。)

崩落核大

埋め戻し開始



shagalshagal at 15:39│コメント(2)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 │
 台風16号が近づいています。大津市南部にも午前6時42分に彦根地方気象台から大雨(土砂災害、浸水害)、洪水警報が発令されています。

 今後、大津市から避難準備情報、避難勧告、避難指示が出される可能性があります。斜面の上下に位置して土砂災害のおそれのある世帯、土石流や浸水のおそれのある世帯(主に山中町)にお住まいの方は早めに避難して下さい。

 台風の時には、市民センターが避難所になりますが、比叡平自治会館やまびこも避難所として使えます。

<追記:9月20日>

 避難所開設の準備をしていましたが、避難者はいませんでした。その代わりに、今夜は大阪ガスのガス復旧作業の拠点として使っています。



shagalshagal at 09:37│コメント(0)トラックバック(0)お知らせ │

2016年09月19日

 2016年9月19日早朝、犬の散歩をしていた方が比叡平1丁目南部の斜面崩壊に気付きました。昨日から今朝までの比叡平1丁目での降水量は134mmですから、24時間雨量としてはたいした雨ではありません。大津市南部は大雨警報も発令されませんでした。それにも関わらず、大きな斜面崩壊が発生し、さらに道路面の崩壊も危惧されるため通行止めになっています。この場所は京阪バスの経路になっていますので、バスも迂回を余儀なくされます。

1丁目斜面崩壊上部1丁目南道路1

 崩壊箇所は1丁目南端の盛土の東端で、ここには谷に向けて雨水の排水枡が埋まっています。崩壊部の幅は約15m、深さは30m以上あるものと思われます。詳しい原因はわかりませんが、雨で崩壊したのではなく長い間漏れていた下水(雨水)が地下にしみ込み、今回の雨が引き金となり斜面を崩壊させたようです。雨水排水の処理の問題が崩壊の原因と考えられます。

1丁目斜面崩壊11丁目斜面崩壊2

1丁目斜面崩壊31丁目斜面崩壊4

斜面崩壊箇所(国土地理院 航空写真閲覧サービスからの引用図)

1丁目斜面崩壊箇所


<追記>

 昼前のMBSテレビのニュースを見ると、崩壊範囲がその後も拡大しているようです。7時頃には電柱がわずかに傾いている程度でしたが、ニュース画面では電柱の足下が削られて傾きが大きくなっています。これから台風が来ますので心配です。

<追記:20日>

 電柱は足下の土砂が崩落し、2−4m程落ちているそうです。電線があるので崖下に落ちなかっただけのようです。昨日、関西電力が停電しないようにつなぎかえ工事をしていたそうです。

 昔の写真を見ると、道路際の斜面に雨水の排水枡があり、そこから下はどうなっていたのかわかりませんが、表面には谷に向かってコンクリートの溝がありました。土管も地中にあったのかもしれませんが、いままでに表面のコンクリートも土管も破壊されて谷の下に落ちていましたから、雨水は盛り土斜面の中にずっとしみ込んでいました。地中の水が斜面崩壊を引き起こしますので、崩落は時間の問題でした。たまたま今回の1日に100mm程度の雨で崩落したものと思われます。



shagalshagal at 08:42│コメント(0)トラックバック(0)比叡平の地形と地盤 │

2016年09月18日

今年は真野北学区

 今年の大津市総合防災訓練は真野北小学校をメイン会場にして行われました。
台風16号近づいており前線が刺激されて雨が降るという天気予報でしたが、幸い訓練期間中は曇りのままで雨の影響はありませんでした。しかし、早朝の雨で校庭はぬかるんでいました。真野北学区は人口6643人、世帯数2923世帯で、山中比叡平学区の人口2886人、世帯数1292世帯と比較すると、約2.3倍の規模です。校区内には真野北小学校と真野中学校があります。学区内はほとんどがローズタウンの一戸建てですが、校区の一番東側はびわこ美空団地となっています。

大津市総合防災訓練4大津市総合防災訓練2

大津市総合防災訓練3大津市総合防災訓練1

過去の大津市総合防災訓練

   2010年:打出中学校
   2011年:滋賀大学教育学部
   2012年:木戸小学校
   2013年:(日吉中学校)台風18号被害対策で中止
   2014年:皇子山総合運動公園、皇子山中学校(滋賀県総合防災訓練と合同)
   2015年:瀬田北小学校
   2016年:真野北小学校

避難テント設営と車中泊訓練

避難テント

 大津市総合防災訓練には毎年参加してますので、目新しい訓練を中心に見て回ることにしています。昨年瀬田北公民館で行われた学区災害対策本部と初動支所班の訓練を見学したことが、今年山中比叡平学区で行われた夏期火災・防災訓練では役立ちました。

 今年の目新しい訓練は、テントによる避難訓練と車中泊訓練でした。テントは実際に組み立てを行いました。学区で毎年小学生に指導していますので、テントは簡単に立てられますが、今回の3人用ドームテントは学区が持っているテントとは少し異なっていました。グラスファイバー製の2本の棒をクロスに差し込むのは同じですが、片方が袋になっているので一方からしか差し込めません。フライシートの固定は片側がコネクターになっており、もう片側はグラスファイバーに下から被せます。

 車中泊をする人は熊本地震でも多かったと聞いています。あれだけ頻繁に揺れると怖くて建物には入れない、ペットがいるので避難所には入れない、プライバシーがないので避難所には入れないという理由で車中泊をする人が多くなります。車中泊では肺塞栓症の危険があることがわかっていますので、どのような車中泊訓練を行うのか興味がありました。次々と「訓練」と表示されている車が集まりますが、軽自動車だったり普通乗用車だったりと、どう見ても車中泊には適さない車ばかりでした。この中でどのように寝床を確保するのか、他の訓練を見に行かずに車中泊訓練が始まるのをずっと待っていましたが、いっこうに始まりません。仕方がないのでいつ始まるのかを本部に聞きに行きました。すると、車が集合し健康の聞き取り調査を行うだけで終わるということでした。期待はずれでした。「車中泊訓練」の名はふさわしくないですね。狭い車中で快適な寝床を確保するにはどうするかという訓練を期待していました。ちなみに私は、荷物がたくさん積めて車中泊もできるホンダのフリードスパイクに乗っています。

体育館避難所設営

ダンボール間仕切り授乳室

更衣室医療ブース

 体育館の中では、いつもの通りの訓練が行われていました。今年の特徴は中学生が避難所の設営を担当したことでした。ダンボールの間仕切りには扉や表札を付けるなど、工夫が見られました。授乳室の必要性はずっと指摘されてきましたが、今回はボードとカーテンで作られていました。天井がないので体育館の2階の通路からは丸見えになります。また、カーテン1枚だとカーテンを明ける度に中が見えます。入口を壁側にするなどの工夫が必要です。隣には男性更衣室と女性更衣室がありました。これは坂茂建築士の考案した紙パイプと白布で作られています。授乳室と同様の配慮が必要です。

 例年通り歯科、薬、医療のブースもありました。こちらはパーティションで囲われ、一部はカーテン代わりのプラダンを屏風のように継ぎ合わせて立てていました。年により様々な組み立て方が見られます。

 山中比叡平では、ダンボールによる間仕切りの代わりに、3人用テント17張りと5人用テント13張りを体育館の中に並べるように準備しています。これは比叡平の冬が非常に厳しいので、保温とプライバシー確保のために役立つからです。真夏だと暑すぎますので、工夫が必要です。さらに、文化祭で使っている1800×1200mmのパーティションボードが40枚、一人用の着替えテントなどあります。これらをフルに活用して、避難所の設営を行います。

災害時のごみ処理

ごみ分類1ごみ分類2

ごみ分類3

 体育館の外では災害時の6種類のゴミの分類の展示がありました。その中でも可燃ゴミを生ゴミ・汚物とビニールを含んだ可燃ゴミに分けるとよいとされていました。山中比叡平ではドラム缶などを用いてゴミを燃やさないと処理が追いつかなくなりそうです。枯木や枯れ枝がいくらでもありますので、燃やすことはできそうです。

shagalshagal at 19:17│コメント(0)トラックバック(0)学区自主防災会2016 │

2016年09月17日

24年前のコンロ

 我が家のビルトインコンロ(リンナイRBG-30A2)は1992年に家が建った時のままなので、すでに24年が経過しています(1996年入居)。バーナーの鋳鉄が火力で劣化して表面から少しずつ崩壊しバーナーの内外に錆が積もるので時々掃除機で吸いながら使ってきました。2年前にバーナーキャップにも穴が開いたのでリンナイから同じ物をネットで取り寄せて交換しました(アフターサービスがよい)。おかげでこれだけ古いコンロでも今のところ問題なく使えています。私はバーナーに穴が開く前に更新したかったのですが、妻はまだ使えるのでもったいないと言うので、そのまま使い続けていました。

旧コンロ斜め旧コンロ燃焼

旧コンロ五徳なし旧コンロ内部

旧コンロ中バーナー

空焚き事故

 ところが、先日私が鍋を洗った後、コンロであぶって乾燥させていた時に、コンロの火を止め忘れてしまいました。1〜2分程してLDK内に鍋が焼ける臭いが広がったので気付き(煙は出ないので火災警報機は作動しません)、ステンレス鍋が少し変色した程度で特に被害はありませんでした。この古いコンロには温度センサーが付いていませんので、空焚きしても自動で消火する機能はありません。この空焚き事故で妻が不安に思ったのか、空焚き防止機能が付いている安全なコンロ(Siセンサー:今はみんな付いている)に買い替える許可を出したので、コンロを更新することになりました。

全面ゴトクが条件

 妻は今使っている古いコンロの全面ゴトクが毎日使っているやかんや鍋置きスペースとして便利なので、新しいコンロも全面ゴトクが必須であるとの条件をつけました。ところが最近のコンロは業務用を除き、なぜか全面ゴトク付きの機種は極めて少なく、リンナイのドロップインコンロかノーリツ(ハーマン)の S-Blink+doくらいしかありません。しかし、これらの機種は全面ゴトクであっても操作つまみが上面にあるのでゴトク面は広いとは言えません。全面ゴトクを備えた機種でなくても普通のコンロに全面補助ゴトクを取り付けることができます。そこで全面補助ゴトクが使えるということを前提にコンロを探すことにしました。

 リンナイなら全面補助ゴトクは 75cm幅タイプしかありません(60cm幅の全面補助ゴトクの設定がない)。ノーリツ(ハーマン)やパロマならば、 75cm幅と60cm幅用が存在します。しかしノーリツ(ハーマン)やパロマの全面補助ゴトクは切れ目の目立つ黒色の枠を被せるだけのもので、あまり格好の良いものではありません。掃除も大変そうです。逆にリンナイの全面補助ゴトクは、形はよいのですがステンレス製のものしかありません。しかも、全面補助ゴトクセットは大バーナー用の幅広ゴトク2個と小バーナーの左右に置く四角い2個の補助ゴトクからなるので、もともと付いている2つの大バーナーのゴトクは無駄になり、小バーナーのゴトクだけはそのまま使うことになります。リンナイのステンレス製の全面補助ゴトクは下位グレードのリッセやマイトーンの75cm幅コンロでも使えるようになっていますが、これらの機種の小バーナーゴトクはサイズが異なる黒いホーロー製しかないので、ステンレスの全面補助ゴトクをセットすると小バーナーゴトクのみが黒くなってしまい何とも受け入れがたい。リッセやマイトーンに別売でステンレス製の小バーナーゴトクがあればよいのですがありません(サービスが悪い)。したがってリンナイであれば全面補助ゴトクは最上級グレードのデリシア75cmでないと実質的には使えないようになっています。また、昔の全面ゴトクのようにグリルの排気口までカバーするような全面補助ゴトクであれば、広くてより使い勝手がよいのですが、グリルの排気口まで覆うような製品はありません。

リンナイのデリシア

 そのような訳で、やむを得ずステンレス全面補助ゴトクの使えるリンナイのデリシアから選ぶことにしました。コンロのみをネットで購入し自分で交換して、ガス管の接続のみを業者に依頼する人もいるようです。私にもできますが、取り付けだけをする業者を捜したり、取り付け穴をあけたり、古いコンロを捨てたりするのが面倒ですので、全て業者にまかせることにしました。

 本体、取付工事費、残材処理、消費税を含んだ最安値で探したところ、やはりネット販売業者が安かった。このネット業者ではデリシアの3V乾電池タイプ、75cm幅、コンロ単体設置タイプのLPG用新製品ココット付き(RHS72W22E:税込定価318,600円)が全て込みで148,000円、全面補助ゴトクの価格は税込14,000円(税込定価19,440円)なので、合計162,000円(リンナイの新製品キャンペーンで実質157,000円)となりました。ガラストップの色はアローズホワイトです(下右の写真)。

 デリシアには、鍋がないと点火できない機能、鍋をどけると小火になる機能、種々の自動消火装置、地震消火機能など様々な安全機能があります。年をとると安全に使えることは非常に重要です。今後たぶん死ぬまで使い続けることになりますので、当初の想定予算(オール込み11万円:本体8、工事費2、全面補助ゴトク1万円)から4.7万円の超過分は安全性と便利さへの投資と考えることにします。

取り付け完了

 先日、取り付けが終わりました。取り付け時間は1時間弱、作業員の説明もしっかりとしていました。安くても問題はありません。作業員が帰ってすぐに販売会社から確認の電話もあり、会社の対応もしっかりとしています。取り付け後1週間以内に代金を振り込みました(手数料は先方持ち)。

新コンロアローズホワイト

 我が家のシステムキッチンは間口が3600mmありますが、下の息子がいらなくなったというので引き取った食器乾燥器が大きくてじゃまになります。そこでこの食器乾燥機にスペーシアパイプで足を付けています。こうすると食器乾燥機の下も調理の補助スペースとして使えます。シンクの左側にはやはり20年以上前に購入した食器洗い機を置いてあります。毎日使うコンロも食器洗い機も我が家では長持ちします。

使ってみて

 定年退職後は私が毎日の昼食作りを担当しています。山の上の暮らしのため買い出しは月に4〜5回で、買物の日の夕食は外食、翌日の夕食は私が担当して好きな物を作ります。新しいコンロにはスマホでレシピをダウンロードしてコンロに送信し自動調理するという「デリシアアプリ」などあまり使いそうもない機能もついていますが、油温設定機能、湯沸かし機能やタイマー機能などは今まで使っていたコンロにはないものなので便利です。

 全面補助ゴトクはパーツを連結しているので(引っ掛けているだけなので片手で簡単に外れます)ガラストップの掃除にはやや不便ですが、いつもトップをピカピカにしておくわけでもないので、汚れたら外して拭き取ります。やや使いにくいのはメインスイッチ(電源スイッチ)です。スイッチの位置が高いため、少しかがまないとシステムキッチンの天板の影に入ってしまい上からは見えにくい。

全面補助ゴトクの便利な使い方

 我が家で全面補助ゴトクを採用したのは鍋ずらしが目的ではなく、コンロ上に毎日使うやかんや鍋置きスペースを確保するのが目的でしたから、後ろの補助ゴトクの置き方を変えてみました(写真右側)。新型の3V単体デリシアはグリルの排気口が小さくなり左右の奥が空いていますので、この置き方が可能です。四角い補助ゴトクは前側の1箇所で大ゴトクに引っかけ、後ろはゴムが付いているので滑ることはありません。こうすると広い75cmコンロの全面が隅々まで無駄なく使えるのでこちらの置き方の方が便利です。また、奥の左右に置いたやかんや鍋はグリルの排気口から離れますので、グリルの使用時に排熱に曝されることもなく、より安全です。

新コンロ正面補助ゴトク別置き
        全面補助ゴトクの正しい置き方                  全面補助ゴトクの便利な置き方

全面補助ゴトク利用新コンロ全面置き

shagalshagal at 22:45│コメント(0)トラックバック(0)その他 │