2024年01月10日

 元日の夕方16時10分に能登半島でM7.6、最大震度7の大地震が起こりました。強振動で倒壊した家屋の下敷きになった多くの住民が犠牲になりました。地震による火災、崖崩れによる家屋の倒壊、津波による浸水などでも被害が大きくなりました。道路も広範囲で損壊して孤立する地域も多く、支援が遅れました。地震直後から停電、断水、食料・燃料・情報不足が起こり、寒さ、トイレ不足、感染症の増加など、さまざまな問題が生じています。

山中比叡平の地震環境

 山中比叡平で同様の地震が起こる可能性はあるのでしょうか?最も起こる可能性が高い地震は‘邀ぅ肇薀佞竜霏臙録未如2030年代に起こると想定されています。この地震では太平洋側の広い範囲で極めて大きな被害が生じますが、山中比叡平は震源から離れていることで、最大震度は安定地盤で震度5強、不安定地盤で震度6弱までとなり、能登半島のような震度6強・震度7にはなりません。したがって学区内の被害は限定的です。ただし、生産と物流が停滞することで物不足が長期間続き、ライフラインが止まり、地域の孤立の恐れもありますので、備蓄は大切です。近江神宮を通る琵琶湖西岸断層帯が動くと最も影響が大きいのですが、南部は1185年に動き周期が5000年程度とされていますので、あと数千年間動かないと考えられています。琵琶湖西岸断層帯の北部は動く可能性が高いとされていますが、少し離れていますので、大きな被害は生じません。銀閣寺の裏を通る2崟淬覗愨喘翔酩瑤動くと、この学区では震度6強になる可能性がありますので、強振動への備えが必要です。

 能登半島地震では旧耐震基準で重い瓦屋根の家が倒壊する例が多かったのですが、比叡平は築55年以上の家はなく、新耐震基準(1981年以降)の家が多いので、強振動でも輪島市や珠洲市のような被害にはなりません。山中町は旧耐震基準の家が多いので、震度6強以上の強振動(花折断層帯中南部)で家屋に被害が出る可能性があります。能登半島地震で一つ気になったのは金沢大学付近の大規模造成宅地(田上新町)で3軒の家が滑り落ちる被害が生じたことでした。今回の地震で金沢市内の震度は5強でしたので、その程度の揺れで家が滑り落ちたのは意外でした。国土地理院の古い航空写真を比較すると、被害を受けた3軒は1975年までに造成された土留がない特に弱い腹付け盛土上にあり、盛土ごと崩落したようです。比叡平も大規模造成宅地で、谷埋め盛土上の家屋がたくさんありますので、震度6弱以上では何らかの被害は生じます。山中町も比叡平も土砂災害警戒区域内の家屋が多いことから、土砂災害にも注意が必要です。

山中比叡平の備え

救出対策
 倒壊家屋に閉じ込められた人の救出は時間との戦いです。能登半島地震では大津波警報の影響もあって、倒壊家屋からの救出には時間がかかりました。山中比叡平には外部からの救助隊がすぐに駆けつけることはありませんので、消防分団や住民の力で救出しなければなりません。この地域は山作業に慣れていてチェーンソーを持って駆けつけられる人が多いのが特徴です。エンジンカッター、ジャッキ、チェーンブロック、ボルトクリッパー、かなてこ等もありますし、個人的に重機をお持ちの方もいらっしゃいます。救助隊を待つのではなく、地域の協力でできるだけ早く救出することが大切です。市民センターには大津市が輸液など応急処置用の薬剤の備蓄を行っていますが、この地域には医者は住んでいても外科医院はないので、救出後はヘリコプターで病院に搬送しなければなりません。

地震火災対策
 大地震で火災が発生しても山中比叡平に消防車は来ません。住宅密集地ではありませんので簡単には延焼しませんが、乾燥状態で強風の時には危険です。比叡平の全ての消火栓には消防ホースが備えられており、緊急遮断弁が作動しても450トンタンクの水は止まりませんので消火栓が使えます。地中のあちこちで漏水して水圧が下がっている場合には、消防分団のポンプ車や学区の消防ポンプを使用して加圧します。山中町の消防車は比叡平には来ることができないかもしれません。火を出さないことが最も大切です。

断水対策
 大津市が山中比叡平に備蓄している水はわずかしかありませんので、各家庭で一人当たり最少でも12リットルのペットボトル水(一箱2リットル6本)を備蓄してください。古くなった水も捨てずに置いておけば手を洗ったり歯を磨くために使えます。
 大地震時に頼りになるのは比叡平貯水池に設置してある緊急遮断弁です。比叡平貯水池には1500トンの円形タンクと450トンの方形タンクがありますが、この緊急遮断弁は1500トンタンクの下流にあります。震度6弱(250ガル)以上の揺れを検知し、30分以内に通常時の最大流量の120%の流量(120トン/時;2トン/分)を検知すると働くように設定してあります。震度6弱以上の揺れでは谷埋め盛土内の上水管があちこちで被害を受ける可能性がありますので、その場合には弁が作動して1500トンタンク内の水の流出を防ぎます。住民交流センター横にある緊急給水口は1500トンタンクと耐震配管で繋がっていますので、消火栓規格の立水栓に消防ホースで1インチ4連蛇口を接続して水を取り出せます。
 緊急遮断弁が働けば、避難所の飲食用の水は23リットルポリタンク30個で供給します。衛生用の水はそこから300リットルローリータンク3個で避難所に運び、1/2インチ4連蛇口で供給します。
 この緊急遮断弁が機能しない場合、仮に1000トンの水がタンク内に残っていたとしても漏水や100トン/時で水を使うと約10時間で水は無くなります。山中町には約半数の家に井戸がありますので、そこから供給を受けたら良いのですが、道が通れるかどうか分かりません。比叡平にも井戸が必要ですが、大津市の同意が得られません。

停電対策
 停電対策も各家庭での備えが必要です。車がある世帯では1500Wの車内AC100Vコンセントが使えます。車内コンセントが使えない場合には1000W程度のインバーター(DC12VをAC100Vに変換)を備えてバッテリーに直結すれば役立ちます。いずれの場合もエンジンを動かさないとバッテリーが空になりますので、ガソリンの残量によって発電量は変わります。電気自動車(EV)は強力なバッテリーを備えていますので、例えば40kWhの容量であれば節約すれば10日以上電気が使えます。避難所用にはガソリン発電機とカセットガス発電機を備えていますが、燃料のガソリンとカセットガスの備蓄には限りがありますので、1日程度の発電しかできません。支所の公用車をEVにしてもらえたら、避難所の電源として使えます。今後の課題です。

食料対策
 大津市が学区に250人の1回分(五目飯、クラッカー、えいようかん)の食料を備蓄していますが、基本的には各家庭で備える必要があります。最少でも家族の一週間分の食料の備蓄が推奨されています。能登半島地震では近所の人が食材を持ち寄って温かい食事を作っている例がありました。比叡平ではコンロや鍋等の機材は揃っており、燃料の薪はいくらでもあります。水さえ確保できたら、食材を持ち寄って作ることができます。

ガス対策
 比叡平のプロパンガスはガス貯蔵庫からの集中配管方式ですから、大地震では遮断されて復旧には時間がかかります。各家庭でカセットガスコンロを備えておきましょう。比叡平自治会館やまびこのプロパンガスは戸別ボンベ方式ですので、災害時でも短時間で復旧可能です。山中比叡平には薪や枯れ木がいくらでもあり、避難所にはかまどを備えていますのガスが止まっても困ることはありません。

情報対策
 大地震が起こった時には地域の災害対策本部を支所に設置します。全ての被災情報を対策本部に集めて、大津市の初動支所班と連携して大津市の災害対策本部と連携を図ります。大地震ではスマホの中継局が被害を受けなくても停電対策には限りがありますので、概ね1日程度でスマホが使えなくなります。能登半島地震では連絡がつかない地域が多数発生しました。スマホもIP電話も輻輳が発生し使用できない場合もあります。比叡平地域内では16台のトランシーバーにより、災害対策本部と各自治会等との間で相互連絡が可能です。山中町では全戸にデジタル簡易無線受信機が備えられていますので、山中町自治会からの連絡が可能になっています。比叡平と山中町間もこの簡易無線で相互連絡が可能です。
 大災害時には掲示板が大きな役割を果たします。能登半島地震では小中学生が新聞作りなどで活躍している例も報告されています。

寒さ・感染症・プライバシー対策
 山中比叡平学区は冬季の冷え込みが激しい地域ですから、冬季の災害では寒さ対策が重要です。ダンボールベッドが役立つと言われていますが、もともと地域に保管するものではありませんので、能登半島地震では発災から一週間経っても設置されている避難所はほとんどありません。厳冬期に体育館の冷たい床の上で眠ることは不可能ですから、山中比叡平学区では10年以上前から対策をしてきました。最も役に立つのは屋内テントです。現在、学区には90張のテント(5人用63、3人用17、2人用10)が備蓄されていますので、90の避難世帯約200人に対応できます(学区:1300世帯、2700人)。狭いテントの中では熱の放散が防止され、風の影響もありません。感染症の予防やプライバシーの確保にも役立ちます。床からの冷気を防ぐためにはベッド51台やマット類多数も備蓄しています。寝袋、毛布などの備蓄もありますが、冬季には不足します。家から持ち出せる人は持ってきてください。夏であれば、文化祭用の衝立(1800×1200)が多数(約40枚)ありますので、これらもすぐに間仕切りや掲示板として使用することができます。感染症予防のために、各避難所の受付用具の中にアルコールやマスク、ビニール手袋、体温計等を備蓄しています。

トイレ対策
 能登半島地震でもトイレ不足の問題が指摘されています。大津市がこの学区に仮設トイレ2基を備蓄しています。学区では簡易マンホールトイレを4基備蓄しています。断水でも水洗トイレが使える場合には、汚物を流すための水は小学校のプールの水が使えます。しかし、体育館や校舎からは100m前後離れていますので、少ない人員でのバケツリレーはできません。学区の可搬式消防ポンプを使えば、短時間で消防用水槽1トンに蓄えることができます。1トンの水槽の補給ならば、2人いれば5分程度で満水にすることができます。自治会館やまびこには600リットルの雨水タンクを設置してトイレの水対策としています。能登半島地震では屋外トイレは暗くて寒いので使わないという声も聞かれます。学区には照明機材とコードがたくさん備蓄されていますので、発電機の燃料さえ確保できれば対策は可能です。トイレまで行けない人のために大津市は簡易トイレを10個備蓄していますので、これをテント内に持ち込むことになります。
 各家庭ではトイレにゴミ袋を二重にかけて、中に紙オムツ、ペットシートや新聞紙を入れることで、何とか使えます。溜まったら内側のゴミ袋を取り替えることで対応可能です。

福祉避難所
 能登半島地震で二次避難所といえば地域外のホテルなど設備の整った場所のことを指しますが、山中比叡平ではやまのこひろばと児童クラブが福祉避難所(二次避難所)に指定されています。おまけに二次避難所は発災直後には使用禁止とされており、数日後に大津市の職員が来てから開設されることになっています。大地震では雨漏りを繰り返している老朽化した体育館は使えない可能性が高いので、やまのこひろばが使えないと大勢の避難者が避難する場所が確保できません。やまのこひろばは本来の二次避難所の機能を持っていませんので、発災直後から福祉避難所として使えるようにしておかなければなりません。山中比叡平は大地震では孤立が想定される地域ですから、休日や夜間の災害に備えて何年も前から小学校の教室の鍵とやまのこひろばの鍵を支所に置き、大津市の初動支所班員が大津市災害対策本部の指示で開錠できるようにお願いしてきました。小学校の教室の鍵は備えていただきましたが、やまのこひろばの鍵についてはまだ解決していません。防災会館として建てられた比叡平自治会館やまびこは、戸別プロパンで使えるガスストーブがあり、外部に発電機を置けば屋内の照明やコンセントが使えるようになっていますので、災害関連死を防ぐために特別なケアが必要な避難者に利用していただけます。

<追記>

TKB48

 能登半島地震でも避難所の劣悪な環境が問題になっています。従来の「体育館での雑魚寝状態」は改善されておらず、それに起因すると思われる関連死も報告されています。そこで「TKB48」が話題になっています。トイレ、キッチン、ベッドの頭文字をとったものがTKBで、TKB48はその環境を48時間以内に整備することを意味しています。

 TKB48はいつ作られた言葉かを調べてみると、2019年6月のNHKの記事がありました。避難所・避難生活学会が災害関連死を防ぐためにはTKBが重要であると提言していたようです。イタリア中部の大地震2016ではTKB が48時間以内に整備されたそうです。日本では?

 欧米の基準では避難所の一人当たりのスペースは4m2、トイレは20人に1基以上、テント、簡易ベッド、シャワーを備蓄し、すぐに温かい食事を提供する準備をしています。これらが遅れると、寒さや疲弊による体力の消耗、感染症の拡大、埃の吸引による呼吸器系疾患、エコノミークラス症候群による循環器疾患などが増え、災害関連死の増加につながります。

 その災害関連死につながる様々な原因を関西大学の奥村教授がフローチャートでわかりやすく示しています。これを災害関連死対策に活かすことが大切です。

 山中比叡平学区でのTKBの現状と改善の方法を検討します。TKBの整備は国や自治体に主たる責任がありますが、それが不十分な場合には地域でも準備しておかなければなりません。

 災害の想定はその地域で起こりうる最大のものを対象とすることが原則です。台風では、洪水、崖崩れ、土石流、強風などが想定されます。この地域では洪水の危険性はありませんが、山中町では土石流の被害を被った歴史があります。学区内では土砂災害(特別)警戒区域が広い範囲に指定されていますので、崖崩れの危険性もあります。しかし、気象災害では地域全体が壊滅的な被害を受ける恐れは低く、避難者数も限られます。

 この地域で想定される最も大きな災害はやはり直下型の大地震(花折断層帯中南部地震:震度6強)です。それによる被害は大きく、地域は孤立し、強振動や崖崩れによる家屋倒壊も一定数起こります。大規模造成宅地に特有の谷埋め盛土の変動による家屋への被害も想定されます。この地域の1300世帯2650人のうちのどれくらいが避難所に来ることになるのか、想定は難しいです。1割に当たる130世帯265人までであれば、現状の避難所を使用することで計画が立てられますが、2割の260世帯530人が入れるスペースはこの地域にはありません。大きな地震で老朽化した小学校の体育館が使えないとなると、さらに厳しくなります。避難者数が学区の避難所のキャパシティーを超える場合には、車中泊の利用や避難所への詰め込みなど、どうしても環境は悪くなります。

 家が危険でなければできるだけ自宅避難とするなど、大災害では住民の協力が大切です。そのためには、支援なしに自宅で一週間以上暮らせるだけの、水、食料、燃料等の備蓄を各家庭でしておかなければなりません。

T:トイレ対策

 欧米の基準では20人に1基のトイレが必要とされています。ここでは住民の1割の130世帯265人を想定するならば、14基のトイレが必要とされます。体育館内外のトイレ、小学校の1階のトイレ、やまのこひろばの1階のトイレなどが壊れていなければ、プールの水を使って流せますので14基は確保できます。プールの水が流失していたら雨水の利用に切り替えなければなりません。体育館、小学校校舎、やまのこひろばのトイレを使うためには、大型の貯水槽の備蓄も必要になります。下水配管が被災しこれらのトイレが使えない場合には、備蓄してある仮設トイレ2基とマンホールトイレ4基が使えます。しかし、それでは44人に1基のトイレにしかなりません。どこにでも運べる簡易トイレの備蓄もこの学区には12個あります。山中町は山中会館避難所の横を流れる川の水が使えますし、半数の家に井戸がありますので、トイレ対策は比叡平よりも容易です。

K:キッチン対策

 学区の社会福祉協議会が金曜カフェで毎週100人以上の調理をしていましたので、鍋や釜などは揃っています。燃料は薪がありますから、水と食材さえ確保できれば265人分の調理は可能です。比叡平に昔は小さなスーパー、米穀店、ガソリンスタンドがあり災害時の食料とエネルギーの確保がしやすかったのですが、どれもすでに撤退していますので地域内での調達は難しくなっています。孤立が解消するまでは、外部からの支援はヘリコプターに頼らざるを得ません。冷蔵庫が止まって食品が腐る前に自宅で使いきれない食品を避難所に持ち寄れば暖かい食事を作ることができます。

B:ベッド対策

 TKBのベッドは単なるベッドではなく快適な住環境を意味しています。ダンボールベッドを推奨する報道がありますが、能登半島地震では三週間経ってもほとんど普及していません。ダンボールベッドは長期間の保管には不向きなため、基本的には災害が起こってから生産にかかりますので、大きな災害では48時間はおろか二週間でも全ての避難所に届けるのが難しいのが現状です。

 学区には90張のテントがありますので、90世帯が使うことができます。また、40枚の衝立(1800×1200)もありますので、10数世帯分の間仕切りを作ることも可能です。ベッドはGIコットが13台、サマーベッドが38台で合わせて51人分、エアベッドが10人分(大きいので2人でも使えます)、その他は、体育マットや合気道マットをテントの下に敷いたり、キャンピングマット30人分を使うなどで、現状では100世帯200人程度ならば何とか対応可能ですが、それ以上であれば学区として十分な対応はできません。

 毛布は大津市の備蓄が250枚、学区の寝袋は45個ありますので、暖かい季節ならば何とかなりますが、冬季には不足します。持ち出せる人は持ってくるとか、住民から寝具の提供を受けるなど協力が必要です。

 大災害で、避難者が想定を超えるような場合には、学区内の唯一の宿泊施設に、できる範囲の協力をお願いすることも必要になります。




shagalshagal at 13:54│コメント(0)災害情報 | 防災資料

2024年01月08日

三丁目消火器更新2023年度のコピー

*路上の消火器は道路上や空地などの火災に通行人が気づいたときに使うものです。消火器は各家庭に備えるのが原則です。火災警報器とともに、各家庭に一台備えておきましょう。

 比叡平3丁目の消火器30台は前回2011年に更新しており、本来はリサイクルシールの有効期限である2020年に交換しなければならなかったのですが、気づくのが遅れて2023年度の大津市が自治会に助成する「地域防火・防災資器材整備事業補助金」に助成を申請しました。
 この助成金は3割補助で最大3万円ですから、10万円以上の申請で3万円が交付されます。今回は消火器20台と格納箱3個の合計101,477円で申請しました。

 本年度も残り少なく設置期限が迫ってきましたので、購入と交換の作業に入りました。今回購入したのはモリタ宮田工業のアルミ製の10型蓄圧式ABC消火器アルテシモです。ネットだと税込4,600円で購入できますので、ホームセンターよりは安く買えます。上の写真は購入した消火器20台と格納箱3個です。全てに名前を入れる必要がありますので、油性ペンキで書き込み、テプラで作成したシールを貼りました。

 リサイクルシールの期限が切れていますので、廃棄の費用が心配でしたが、幸い無料で引き取ってもらえることになりました(消火器リサイクル推進センターの特定窓口となっている正式の業者です)。1月29日に30台のうちの20台を更新し、廃棄する消火器を業者に持っていきます。

 今回の消火器に貼ってあるリサイクルシールの期限を見ると、2037年になっていました。アルミ製はスチール製よりも長いのでしょうか?とりあえずあと13年間は交換しなくても大丈夫です。次回の交換は私たちではなく次世代の人に任せなければなりません。

比叡平三丁目消火器配置図

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<2024年1月29日>
 20箇所の消火器を更新しました。

<2024年2月2日>
 消火器格納箱の更新(本年度は3個)を終了しました。格納箱の足は古い格納箱から取り外して再利用です。8の場所については箱ごとなくなっていましたので、スチールアングルの端切れで作りました。どれも格納箱の脚取り付け穴に合わせて、新たに穴をあけました。

消火器格納箱1消火器格納箱8消火器格納箱16
       消火器2             消火器8             消火器16

<2月3日追記>
比叡平三丁目消防訓練を2月17日(土)に実施します。

 一昨年11月19日に、比叡平三丁目ミニ消防訓練を行いました。昨年5月28日には、総合防災訓練で消火器・消火栓訓練と消防ポンプによる放水訓練を行いました。消防訓練は繰り返さないと身につきませんので、今年も行います。

 大津市の「地域防火・防災資器材整備事業補助金」を受けるには条件があります。購入した物品を使った防災訓練が義務となっています。さらに、「防火・防災指導依頼書」を中消防署に提出して承認をえなければなりません。

 そこで、2月17日14時〜15時に比叡平3丁目第二公園(中央公園)で、三丁目住民を対象に消火器訓練と消防ポンプを用いた放水訓練を行います。ご参加ください。

 準備と指導は比叡平三丁目自主防災会が行います。



shagalshagal at 00:00│コメント(0)活動報告2023年 │

2024年01月01日

新型コロナ感染症の沈静化と地域活動の復活

 3年間続いた新型コロナ感染症が弱毒化するとともに感染者数も減少し、5月には2類感染症から5類感染症に引き下げられました。これにより地域の行事も復活し、桜祭り(4月)、餅つき(5月)、学区総合防災訓練(5月)、夏祭り(8月)、スポーツフェスティバル(10月)、文化祭(10月)などが行われました。

世界は戦争の年

 2023年も世界は戦争の年でした。ロシアによるウクライナ侵略は2年目も続き、終わりが見えない戦争となっています。それに加えて10月7日にはハマスがイスラエルを急襲し、イスラエルによる報復のハマス一掃戦争が続いています。ガザの市民は寒さの中で飢餓と空爆で苦しんでいます。国際社会はどちらの戦争も止められません。

日本社会の劣化

 国内では、企業・団体による犯罪が2023年の大きなニュースでした。政府自民党と結託してきた旧統一教会には解散命令請求が行われ、ようやく規制のスイッチが入りました。ジャニーによる性犯罪もようやく明るみに出されましたが、本人の死後のことでしたので裁くことはできませんでした。ビッグモーターやダイハツの不正、日本大学アメフト部や宝塚歌劇団の不祥事など、日本社会の劣化を示す事件が続きました。

政治の劣化

 マイナンバーの強制と迷走、政務次官3人の不祥事と辞任、経費上昇・準備遅れ・関心を惹かないIRのための関西万博、経済の停滞と円安による物価高、国の借金の拡大、止まらない少子化など、政治の劣化が続いています。年末になって、自民党の派閥によるパーティー券収入の裏金化が明るみにでて、岸田内閣の支持率は10%台まで下降しています。

明るいニュース

 2023年は明るいニュースもありました。WBCでの日本チームの優勝とエンゼルス大谷の活躍は心に残ります。将棋の藤井八冠獲得も大きな出来事でした。

夏の猛暑

 2023年は台風や地震など特別に大きな自然災害はありませんでした。しかし、夏の暑さは異常で、京都市では35℃以上の猛暑日が年間43日になり、東京では30℃以上の真夏日が連続で64日(年間日数は90日)も続きました。東北地方では雨が降らず、米などの生産に影響が出ました。

地域の安全化と住宅火災対策

 地域では、3丁目北部の急傾斜地崩壊危険区域の安全化工事がようやく始まりました。2年続いた山中町の浸水被害を受けて、調整池の浚渫工事が行われ、調整池の水位監視カメラも設置されました。
 一方で民有地の管理不全による災害の危険性が増大してきました。この住宅地を開発した会社が倒産状態にあり、所有する土地の管理が行われていません。そのため、3丁目の階段横の斜面で部分的な崩落が起こっても誰も修復工事に取り掛かれません。そのような民有地は多く、今後の大きな課題となっています。
 残念なことに、一昨年2月の三丁目での住宅火災に続き、昨年の9月には二丁目で住宅火災が起こりました。どちらも高齢者が一人でお住まいの世帯でした。火の取り扱いの再確認と住宅用火災警報器の設置の促進は重要です。9月の火災では地域の2−3人が消防活動に協力したことで表彰されました。2024年は一人暮らしの高齢者世帯を対象に学区自主防災会が購入と設置の手伝いをします。11件の申し込みがありましたので、1月に購入と取り付けを行います。

京阪バス比叡平路線は維持

 今年の4月からバスやトラックなどの運転手の時間外労働の上限が規制されることから、この地域のバスを運行する京阪バスの運転手不足も深刻になります。長期的には乗客数が減少して赤字も膨らんだことから、一昨年に京阪バスの大幅減便(約40%)が行われました。これにより赤字は縮小されたものの、そのままでは昨年に路線(京都比叡平線、大津比叡平線)が廃止される危機でした。しかし、地域の取り組み(アンケート、署名、自治体や国への働きかけ、バス利用促進のハイキング年間3回、地域大津市京阪バスによる三者協議会での検討など)や大津市の活動により、路線廃止は免れています。大津比叡平線については大津市による補助金の強化、京都比叡平線については、国や自治体(滋賀県、大津市、京都府、京都市)からの新規補助金による赤字補填の見通しが立ったことで、2024年も路線は維持されます。


元旦に能登半島で震度7の大地震 17:08分記載

 テレビを見ていたら緊急地震速報が出ました。16時6分の地震があったので、珠洲市役所屋上カメラの中継が入りましたが、その映像が写っている時に16時10分の本震(M7.6)がありました。あちこちで土煙が舞い上がっていましたので、家がいくつも倒壊したと考えられます。能登半島はずっと地震が続いていましたが、今回の地震が最大です。

(追記:1日23時10分)
 23時03分に再び震度7の地震がありました。16時10分の地震では比叡平でも確かに震度3の地震を感じましたが、23時03分の地震は全く揺れを感じませんでした。←気象庁による誤報でした。

(追記:2日1時30分)
 やはり倒壊家屋の下敷きによる被害が多いようです。少し気になったのは金沢大学付近の造成宅地(田上新町)の崩壊現場でした。斜面の崩壊によりその上に建つ2軒の家屋が基礎ごと大きく傾いています。1962年と1975年の航空写真(国土地理院)で崩壊部を見ると、造成地の端に腹付け盛り土をしたように見えます。

田上新町1962田上新町1975


shagalshagal at 00:16│コメント(0)新年の挨拶 │

2023年12月17日

 2023年も自宅で様々な虫との出会いがありました。

 コウチュウ目では7月6日にベランダの灯火に見たことがないゾウムシが来ました。写真を撮りすぐに種名を調べたところ、アリの巣の中で生活する好蟻性のアカオニミツギリゾウムシ(京都府要注目種)と分かりましたので、ベランダに戻って採集することにしました。しかしどこかに行っており見つかりません。23時頃にようやく出てきましたので採集することができました。京都府では伏見稲荷のトイレの灯りに来ていた1頭が知られています。琵琶湖博物館のゾウムシの専門家に連絡すると引き取ってくれるということでしたので、翌日に生きたまま寄贈しました。

 9月4日にはオオヨツアナアトキリゴミムシに似ているゴミムシがきましたが、写真ではヨツアナ(片側分)が確認できなかったので調べると、ミツアナ(片側分)のクロサヒラタアトキリゴミムシらしいことがわかりました。8日後に同じ個体かどうかはわかりませんが再び来ましたので採集しました。琵琶湖博物館でゴミムシの専門家に同定していただき、クロサヒラタアトキリゴミムシと分かりましたので寄贈しました。

 いずれも滋賀県では記録がありませんでしたので、アカオニミツギリゾウムシは「月刊むし」No632に寄稿し、クロサヒラタアトキリゴミムシは「Came虫」No214に寄稿しました。

 今年はその他に、ヒゲブトナガクチキ(京都府絶滅寸前種)、ニセマダラカレキゾウムシ、オオハッカヒメゾウムシ、ホソデオネスイなど、様々な甲虫を庭で撮影しました。

 ハエ目でもいくつか変わった虫を撮影しました。4月28日に脚立のステップに止まっていた虫はミドロミズアブ(京都府要注目種)に似ていました。大阪市立自然史博物館のハエの専門家に写真の同定をお願いしたところ、ミドロミズアブで間違いないということでした。京都府では種名の深泥池の1例のみが知られていましたが、最近では京都府の北部でいくつかの採集例があるそうです。
 7月16日には、変わった形で気になるハエがいましたので採集しておきました。上記の専門家に同定をお願いしたところ、カノカメノコショウジョウバエの一種ということでした。「進化する昆虫図鑑」の川上教授も岐阜市で撮影していますが、上翅の白斑の数と位置が少し異なります。カノカメノコショウジョウバエは日本では南西諸島に分布するハエです。本州では珍しいカノカメノコショウジョウバエ属のハエは大阪市立自然史博物館に寄贈しました。

 オオハチモドキバエ(京都府要注目種)は毎年見られますが、今年は1頭だけでした。フトヒゲナガキアブモドキは5月30日に庭で撮影しました。ヤマシロツリアブは7月24日に花びらが落ちたダイコンソウに止まっていました。同じ日にカクモンハラブトハナアブによく似たハナアブを撮影しましたが、ちょっと違うような気がします。春の庭にはマダラメバエの仲間が何種類か来ていました。ベランダの灯火に来たチュンチョンマダラメバエは採集しました。

 今年は様々なムシヒキアブが庭で大発生しました。ムシヒキアブの仲間はいつも昆虫を突き刺していますので、庭の虫が多数犠牲になりました。その象徴的な1枚が、オオイシアブ(京都府要注目種)がヨコヤマトラカミキリ(滋賀県要注目種)を突き刺していた写真です。この写真は「Came虫」No214の表紙になりました。

 早春の庭で目立つのはマイマイツツハナバチ(京都府準絶滅危惧種)です。少し遅れてイワタセイボウも現れます。イワタセイボウはマイマイツツハナバチがカタツムリの殻の中に産卵すると、スキを見てカタツムリの殻に潜り込み、マイマイツツハナバチの卵のそばに産卵します。そしてマイマイツツハナバチの幼虫が大きくなると、イワタセイボウの幼虫はそれを食べて成長します。この二種は「Came虫」No215の表紙になる予定です。

 カメムシ目では、キュウシュウハシリカスミカメを3回撮影しました。7月17日にはクヌギヒイロカスミカメ(環境省準絶滅危惧種)が初めて来ました。翌日にはネッタイヒイロカスミカメ1頭とヒイロカスミカメ3頭が来ました。2日間で本州に生息するヒイロカスミカメ属の全3種が撮影できました。ネッタイヒイロカスミカメは年に一度程度は見ていましたが、ヒイロカスミカメは2018年に1頭見て以来でした。どれも小さい虫ですが、拡大してみると美しい。
 チャイロホソカスミカメは毎年撮影しています。カザリツヤカスミカメは昨年に続き2頭目と3頭目でした。

 2021年の「Came虫」No204(2021)から連載している「大津市比叡平の昆虫の写真記録シリーズ」では滋賀県の昆虫目録 7,915種に含まれていない種について報告してきました。連載は「Came虫」No214(2023)で10回になり報告した種は240種になりました。写真では種名のわからない種がたくさんいますが、わかるものだけでも滋賀県未記録種はまだ300種以上いそうですので、あと3年で500種に到達させることを目標にしています。「Came虫」No212では、「大津市比叡平の昆虫の写真記録シリーズ」を1回休んで滋賀県と京都府のレッドデータブックに記載されている種について、合計56種を報告しました。

 ガガンボの仲間もたくさん飛んできますが、素人では種名がわからないものばかりです。今年は「滋賀むしの会」の会員の方(甲賀市水口子どもの森自然館)に新潟県十日町市立里山科学館キョロロの若い研究者を紹介していただき、自宅で撮影したガガンボの全写真を分類していただきました。大変な作業だったと思います。おかげで、多くの種の名前を知ることができました。滋賀県未記録種については2024年に共著で「Came虫」に寄稿する予定です。

 今年は色々な虫の分野の専門家と会うことができました。人のつながりを大切にし、来年も新しい種との出会いに期待しています。

2023年の虫



shagalshagal at 10:12│コメント(0)自然誌2023年 │

2023年12月16日

 今年は7月に自宅の灯火でキュウシュウハシリカスミカメHallodapus kyushuensisを3回撮影しました。他のハシリカスミカメと比較すると、腿節が全体に暗化し、触角の第一節以外は白いのが特徴です。写真を見ると、どれも異なる個体のようです。Came虫213号(2023)で滋賀県未記録種の一つとして報告しています。
 望月・中村 Rostria 67(2022)によれば、キュウシュウハシリカスミカメは南方系の種で本州では比較的少なく、本州では岡山県と千葉県で記録があります。

キュウシュウハシリカスミカメ20230713キュウシュウハシリカスミカメ20230715キュウシュウハシリカスミカメ20230717
      7月13日             7月15日             7月17日


(↓参考:モンシロハシリカスミカメHallodapus linnavuoriiと思われる個体:全体に赤っぽい:自宅で撮影)
モンシロハシリカスミカメ20190816モンシロハシリカスミカメ20200901
    2019年8月16日          2020年9月1日


shagalshagal at 09:11│コメント(0)自然誌2023年 │

2023年12月15日

2023年もチャイロホソカスミカメとカザリツヤカスミカメが自宅に来ました。(背景の布の繊維列の幅は、3本で1mm)

 チャイロホソカスミカメは毎年撮影することができますので、自宅周辺では個体数が多いと考えられます。もともと奈良県の個体をもとに2000年に記載された種ですが、島根県隠岐諸島、愛知県豊田市、埼玉県皆野町などでも記録があります。2021年にCame虫204号で報告しています。

 カザリツヤカスミカメは今年は2回撮影しました。模様が異なりますので別個体です。本種は個体数は少ないものの高知県、兵庫県、愛知県、静岡県、千葉県、埼玉県、栃木県などで記録があります。2021年にCame虫207号で報告しています。

チャイロホソカスミカメ20230625カザリツヤカスミカメ20230722カザリツヤカスミカメ20230724
      6月25日             7月22日             7月24日

shagalshagal at 10:59│コメント(0)自然誌2023年 │

2023年12月10日

 暖かく微風の絶好の訓練日和でした。自治会館やまびこ前にある消防倉庫に収納されている消防ポンプと、本年度の大津市学区自主防災組織活動補助金で購入した消防用水槽、65mm管槍、噴霧ノズルを用いて放水訓練を行いました。ホースは3丁目の古いもの(1978年製:更新した残り)を用いました。45年前のホースでも未使用であれば全く問題なく使えます。

 消防ポンプの使い方を全員で確認しました。バッテリーはフル充電してありますので、セルモーターでポンプの起動ができますが、リコイルスターターでも起動しました。

 1トンの水槽では2分くらいで水がなくなりますので、途中で防災コンテナの見学を挟み、水が溜まってから2回目の放水を行いました。

訓練会場消防ポンプ搬出
    訓練会場:比叡平自治会館北側駐車場             消防ポンプの搬出

消防ポンプ到着消防用水槽
        消防ポンプ到着                     消防用水槽

比叡山に放水松の木に放水
       比叡山に向かって放水                 松の木に向かって放水

消防ホース1978消防ポンプ片付け
      使用した消防ホース(65mmφ)              消防ポンプの片付け

shagalshagal at 15:35│コメント(0)活動報告2023年 | 防災資機材

2023年12月02日

 2023年12月10日(日)13:00−14:00
 比叡平自治会館やまびこ周辺

 大津市の2023年度の学区自主防災組織活動補助金を利用して、消防用水槽1000Lと噴霧ノズル付きの管槍(65mmφ)を購入しました。これにより、学区自主防災会が可搬式消防ポンプを用いて放水訓練を行うことができるようになりました。また、大災害時に小学校の避難所周辺に消防用水槽を設置して、可搬式消防ポンプで小学校のプールから水を移すことにより、トイレ用の水を確保することもできます。

 12月10日(日)13:00に、上記の本年度購入品と消防ポンプ(1998年配備)を用いて、比叡平自治会館やまびこ周辺で放水訓練を行いますので、今年の学区総合防災訓練で放水訓練を体験できなかった方はぜひ体験してください。終了後に防災コンテナの内部の見学も行います。

消防用水槽1000L筒先筒先(噴霧ノズル)

可搬消防ポンプ消防ポンプ前面消防ポンプ側面

shagalshagal at 20:59│コメント(0)お知らせ │

2023年11月27日

12月1日に下のビラを配布します。

火災警報器設置サービス

shagalshagal at 17:17│コメント(3)お知らせ │

2023年11月12日

 2023年9月5日にアミガサハゴロモにしては少し細長く、前翅の前縁がややえぐれており、前翅の白斑の形も異なる個体が見られました(上右)。最近増えている外来種のチュウゴクアミガサハゴロモ(Pochazia shantungensisまたはRichanula sublimata)かと思いましたがまだ緑色が残っています。

 11月9日には赤く、前翅の白斑がより細長い個体が現れました(下の2枚)。これが典型的なチュウゴクアミガサハゴロモのようですから、9月5日の個体は中間型に見えます。もしかすると交雑種かもしれませんが、チュウゴクアミガサハゴロモにも緑かかった個体がいるようですのでよくわかりません。11月9日のチュウゴクアミガサハゴロモの二枚の写真は、翅の開き方によってより異なって見えますが、同じ個体です。

アミガサハゴロモ20230905アミガサハゴロモ交雑種?20230905
        アミガサハゴロモ                     交雑種?

アミガサハゴロモ外来種a20231109アミガサハゴロモ外来種b20231109
      チュウゴクアミガサハゴロモ                 左と同じ個体

shagalshagal at 13:42│コメント(0)自然誌2023年 │

2023年10月17日

 2023年10月10日、昼食の準備をしている時に冷蔵庫の野菜室の引き手に水たまりがあることに気づきました。冷蔵室を開けてみると庫内ランプは付いていますから、電気は通じています。冷凍庫内を見るとネギの細切りが柔らかくなっていました。その他の冷凍品も部分的に溶けていますから、少なくとも10時間程度は止まっていたことになります。ボタン等の操作ミスで長時間止まることはありませんので、冷却機の故障の恐れがあります。

 あちこち触っていたら復活したみたいですが、不安は残ります。冷蔵庫は日立の2006年製(電動機の定格消費電力133W)ですから、17年間使っていたことになりますので、省エネ対策も含めて買い替え時のようです。

 今年は8月15日の台風7号で、6:32と6:36に短い停電がありました。冷蔵庫のコンプレッサーが動いている時に短い停電があると、復旧した時にコンプレッサーに大きな負荷がかかります。(冷蔵庫の説明書にはコードを抜いてから再び入れるまで7分以上あけるようにと書いてあります。)我が家の冷蔵庫のコンセントは冷蔵庫の裏側にありますので、停電だからといってコードを抜くことができません。この2−3分の短時間停電2回がコンプレッサーの寿命を縮めてしまったのかもしれません。

 我が家の冷蔵庫置き場は階段下のスペースの利用なので、広さには制約があり、762W-920D-1,845Hの広さです。一番の問題はその高さで、大型冷蔵庫の多くは高さが1,820mm以上で上部に放熱スペースとして40mm以上必要ですから、1,845Hには収まりません。1,800mmH以下の大型冷蔵庫というと、機種は限られます。三菱の幅650mmのロータイプ470L(1,696H)、パナソニックの幅650mmの475L(1,698mmH )と幅685mmの483L(1,750H)、アイリスオーヤマの幅685mmの453L(1,701H )に絞られてしまいます。逆に迷わなくて良い。

 我が家は週一回の買い出しを習慣としていて、一回に買い物袋4個分程度は買います。今の冷蔵庫は430Lですが、買物直後は野菜室がいつもいっぱいになり少し不便に感じていますので、野菜室が今よりも大きいことが望ましい。上記の4機種を比べると、パナソニックの475L機種の野菜室の容量が110L<実効76L>と最も大きく、今の機種の1.5倍あります。これは冷却機が後の上部に配置されているために下部が広く使えるためです。代わりに妻の手が届かない冷蔵室の一番上の棚の奥行きが狭くなりますが、これは問題ありません。冷蔵室の棚がチルド室を含めて5段から4段に減るのは問題ですが、今の冷蔵庫の棚板を一枚残しておいて取り付けることにより、5段にできそうです(味噌やジャム等の棚とバターやチーズ等の薄い棚)。冷蔵室の下段は今の機種よりも奥行きがありますので、鍋を3つ入れても余裕があります。ということで、パナソニックのNR-F489HPX(電動機の定格消費電力88W)に狙いをつけて近所の家電店に出かけました。

 条件は1日でも早く納品してもらえることと価格です。最初の店では最速で3日後、次の店では2日後ということですので、この店にしました(販売価格は同じ)。幸い、パナソニックが冷蔵庫の2万円値引きキャンペーンを行なっている期間に当たりましたので、少し安くなります。さらに滋賀県の省エネ家電買換応援キャンペーンで1万円が返ってくるということで、合計3万円引きとなりました。それでも冷蔵庫は10数年前と比べると高くなっています。

 いらない機能も付いています。スマホを使いこなせていない私にとっては、WiFiに繋いで使うスマホとの連携アプリはいらないものです。そもそも年金生活者にとって冷蔵庫にWiFiなど必要ありません。給水タンクによる自動製氷も使う必要がありません。製氷皿で十分です。うまもり保存のスライド蓋も邪魔なので使いません。そういうこともありますが、前よりも省エネになり内部も広く使えます。5日間使ってみて、この機種で問題ありません。

 次に壊れるのは、2005年製の衣類乾燥機か、2010年製の洗濯機か?我が家には古い家電が多い。

<追記:11月5日>シングルレバー混合水栓の交換(次に壊れたのはキッチン水栓)

 キッチンのシングルレバー混合水栓から5秒に1滴の水が漏れるようになりました。音が気になりますので修理したいところですが、混合水栓の水漏れ修理は簡単ではありません。パッキンの交換ではなく、シングルレバーカートリッジの交換になります。結構高価ですし、30年前の製品なので、合うカートリッジがあるかどうかもわかりません。レバーハンドルなど他にも不具合がありますので、本体を付け替えることにしました。上下水道関係は業者ではなく全て自分で対応します。

 食器洗い機を接続していますので、分岐水栓が付けられるものでなければなりません。分岐水栓の位置が低いものは掃除が大変なので高い位置に付けられるものを選ぶと、サンエイのシャワー付き混合水栓になりました。Yahooショップでペイペイ残高払いを利用するとアマゾンよりもかなり安くなります。38mmナット締め付け工具(シンクへの取り外しと取り付けに必要)と分岐口アダプター(食器洗い機用バルブを接続)も用意して、今朝1時間ほどで交換を終えました。今使っている食器洗い機用バルブがそのまま付けられると思っていましたが、分岐口アダプターも食器洗い機用バルブも1/2インチの挿しネジでしたので、接続できません。両受けネジの両ナットアダプターが必要になりました。そのため、今夜は食器洗い機が使えませんでした。アマゾンで注文したところ明日の午前中に届くようですので、明日は食器洗い機が使えます。

 この家に引っ越した時に、レバーの向きが異なることに戸惑いました。この家で今まで使っていた混合水栓のレバーは下に倒すと流れて上に戻すと止水します。今回のものは逆で、上げると流れて下げると止まりますので、引っ越し前の仕様に戻ります。ところが、洗面所のレバーは下げると流れるタイプなので、同じ家の中で混在することになり、ちょっと困ります。今は、上げると流れるタイプに統一されているのでしょうか、それともメーカーにより異なるのでしょうか。

→調べたところ、2000年4月1日以降は上げると流れる方式に規格が統一されたそうです。1997年の兵庫県南部地震の時に上から落ちてきたものでレバーが下がり水が出っ放しになる事故が多発したことで水圧が下がり、消火活動に支障があったそうです。留守中に猫に乗られても大変です。そこで国際規格である上げると流れる方式に統一されたそうです。我が家の水栓は30年前のもので規格外ですから、修理はできないわけです。

shagalshagal at 20:24│コメント(0)その他 │

2023年09月22日

 2023年9月21日、10:27にコミセンから2丁目で住宅火災が発生していると連絡が入りました。近所の方がコミセンに来て知らせてくれたそうです。すぐにトランシーバーで防災関係者に連絡し、歩いて現場に駆けつけると、電話から5分程度はかかりました。

 到着した時には1台の消防車がすでに来ており、付近の消火栓からホースを繋いでいました。その後、次々と消防車が到着しました。最初は黒い煙だけでしたが、10:37の写真では、2階の窓から炎が吹き出していました。

 当日は小雨で風も弱く、火の粉が飛ぶこともありませんでしたので周辺への延焼の危険性は低かったと思います。火災の原因は調査中で、詳しい状況はわかっていません。厨房付近から出火したと聞いています。出火当時、家にはおばあさんが一人だったそうで、無事に逃げたので人的被害はありませんでした。1時間ほどで鎮火し出火した家は半焼状態でしたが、周りへの被害はありませんでした。

 昨年、2月13日には3丁目で住宅火災が発生し、一人暮らしのおじいさんが亡くなりました。一人暮らしの高齢者の家が増えていますので、火災の危険性も高まっています。家の中に住宅用火災警報器を設置することと、消火器を備えることは最低限の備えですので、備えていない家庭では備えるようにしましょう。

 どちらの火災も小雨で無風または弱風の条件下でしたので周辺への延焼は免れました。これが冬の乾燥下で強風が吹いていると危険性は一気に高まります。比叡平では全ての消火栓に消防ホース等を備えています。防災訓練で行う消火器・消火栓訓練を必ず受けて、消防車が来るまでの初期消火と延焼防止が行えるようにしておきましょう。

(個人情報に配慮し、場所の情報や写真の掲載を控えています)

<追記>

 今回の火災では従来と違うところがありました。消防への通報が10:20で、消防車の現地到着が10:33ということでした。実際、私が現場に着いた10:34には消防車が1台来ており、ホースを伸ばしているところでしたので、手を出せませんでした。10:37の写真(2階の窓から炎)ではさらに2台の消防車が写っています。

 従来の火災では通報から消防車が到着するまで少なくとも20分はかかっていました。今回は13分です。通報時間が正しいとすれば、13分で到着したことになりますから、たまたま近所に巡回中の消防車がいたということでしょうか。2台目と3台目も10:37には着いていましたから、これもかなり早く来たことになります。今後も13分で来てくれるということであれば、地域にとって大きな安心材料です。

<追記>

 消防署から火災現場まで車で走ってみました。市役所の出口(消防署と同じ)発が35分、湖西道路は通らず錦織を通って、近江神宮、南志賀ランプ経由で走りました。途中で2回信号にかかり45秒のロスがありました。山中越では後ろに車が付いていますからあまり遅くは走れません。琵琶湖霊園までは最高45km/h、その先は最高40km/hで走りました。現地到着は48分でしたから、ちょうど13分かかりました。信号待ちを引けば12分です。消防車は通報を受けてから出動までは1分かかりますから、消防車も12分で着いたことになります。乗用車で平均約35km/hで走って12分ですから、やはり大きな消防車では無理です。小型軽量車なら可能かもしれません。


shagalshagal at 11:13│コメント(3)その他 │

2023年09月04日

 今年は高温小雨が続いており、昆虫の種類も数も少なめになっています。ベランダにもサンルームの軒先にもアシナガバチが巣を作っていますが、特に危険はないのでそのままにしています。このところベランダに毎晩モリアオガエルが来ていましたが、昨晩は来ませんでしたので少し心配しています(9月4日)。

ウラキトガリエダシャク20230902コヨツメエダシャク20230902

 ちょっと色の変わったウラキトガリエダシャクと緑色のコヨツメエダシャクです。

オオマイコガ20230903チビカザリコガ20230903

 オオマイコガはちょっと大きめのニセマイコガの仲間です。チビカザリコガはヒメハマキガの仲間に似ていますが、アトヒゲコガ科に属します。

Prolygus属の一種?20230903ベニモンマキバサシガメ20230903

 ちょっと変わったカスミカメムシが来ました。触角はProlygus属の仲間に似ています。右はベニモンマキバサシガメです。

クサヒバリ(長翅型)20230903ヒラタマルハキバガの一種20230903

 ベランダの灯火には様々なバッタが飛来します。これはクサヒバリの長翅型です。右はヒラタマルハキバガの一種です。

クロフキエダシャク20230904スギタニシロエダシャク20230904

 クロフキエダシャクは特徴のある蛾で何度も来ています。スギタニシロエダシャクは似ている蛾が多いのですが、何度か見ています。

クロミスジシロノメイガ20230904ヒメエグリバa20230904

 左はクロミスジシロノメイガ、右はヒメエグリバです。

キシタアツバ20230904ニセアカマエアツバ20230904

 キシタアツバは特徴のある蛾で、何度も見ています。右はニセアカマエアツバ?です。

ミツオビキンアツバ20230904チャオビヨトウ20230904

 ミツオビキンアツバとチャオビヨトウはよく見ます。

クロサヒラタアトキリゴミムシ?20230904オビマイコガ20230904

 オオヒラタアトキリゴミムシとヒラタアトキリゴミムシに似ていますが、前胸背の形が違うようです。上翅の孔点ははっきりしないけど、外形だけから判断するとクロサヒラタアトキリゴミムシ(孔点が小さい)に最も似ています。次回は捕まえて実体顕微鏡で確認する必要があります。→ネット上のクロサヒラタアトキリゴミムシの写真と比べると、6つの孔点のうち4つはあるべき位置にそれらしい点が微かに見えますので、クロサヒラタアトキリゴミムシで合っていると思います。右のオビマイコガは時々集団で見ます。

外来種のハゴロモPochazia shantungensis20230905アミガサハゴロモ20230905

 アミガサハゴロモに似た外来種のハゴロモPochazia shantungensisが各地で増えているようです。今夜、見慣れないハゴロモがベランダに来ていましたので、調べたところそれらしいとわかりました。右は普通のアミガサハゴロモ。同じ場所にいました。

未同定ヒメハマキガL20230905未同定ヒメハマキガD20230905

 ヒメハマキガの仲間にはよくわからない種がたくさん来ます。これは背中に白い丸紋があります。

カネタタキ20230906モリアオガエル20230906

 カネタタキが来ました。2日ほど留守にしていたモリアオガエルがまた毎晩ベランダを訪れるようになりました。無事でした。今は鳴かないので近所迷惑にはなりません。

フタキボシアツバ20230906トビフタスジアツバ20230906

 フタキボシアツバとトビフタスジアツバです。

ユミアシハナカメムシ?20230906クロトビイロサシガメ20230906

 クビレヤサハナカメムシかユミアシハナカメムシか迷いましたが、前腿節が太いのでユミアシハナカメムシらしい。右はクロトビイロサシガメ。数年前に別の虫の写真を撮ろうとしてしゃがんだら、太ももとふくらはぎの間に挟んでしまい、ふくらはぎを刺されてしまいました。翌日は足が痛くて動けず、今でも刺し跡が残っています。

未同定ノメイガa20230907未同定ノメイガb20230907

 ノメイガの仲間は似ているものが多く、まだ手付かずです。この2種は外横線がはっきりしていますが、同定できません。→左はクロオビクロノメイガ? 右はウドノメイガ?

ヤマトアシナガバチ20230908オオマイコガ20230907

 ベランダでは毎日アシナガバチの巣の前を通りますが、どちらも気にしていませんので共存しています。この夏は暑かったので、直射日光を防ぐために巣の上に傘を設置しました。本日、写真を撮ると、ヤマトアシナガバチであることがわかりました。攻撃性がないおとなしいアシナガバチだそうです。関東地方では激減し、いくつかの都県ではレッドデータブックで絶滅危惧種に指定しています。右のオオマイコガは先日の個体とは色も模様も異なります。何となく千手観音を彷彿させます。

ハラブトヒメハマキ?D20230908ハラブトヒメハマキ?L20230908

 ハラブトヒメハマキです。下のヘリオビヒメハマキによく似ています。

ヘリオビヒメハマキD20230912ヘリオビヒメハマキL20230912

 ヘリオビヒメハマキは三角紋が明瞭であるとともに、名前の通りに縁に黒い帯があります。

エビガラスズメ20230908ヤマモモキバガ20230907

 連日、エビガラスズメが飛来しています。これは雄なので翅の模様がはっきりとしていますが、雌は灰色に近い色で地味です。右はヤマモモキバガ。

ヤチスズ20230910ヒメツユムシ20230910

 バッタの仲間は連日飛んできます。最も多いのはアオマツムシとマツムシモドキです。左はコオロギの仲間のヤチスズ、右はヒメツユムシという名前ですが、ササキリモドキの仲間です。

クロサヒラタアトキリゴミムシa20230912オオヨツアナアトキリゴミムシ20181006

 9月4日に一度来たクロサヒラタアトキリゴミムシですが、この時には翅の6つの孔点を写真では確認できませんでした。12日にも飛来したので捕まえて実体顕微鏡で孔点を確認しました。孔点は右のオオヨツアナアトキリゴミムシと比較すると小さくて見にくいのですが、確かに6個を正しい位置に確認しました。私の機材ではその孔点を写せませんでしたので、標本にして保管することにしました。滋賀県では初記録のようですので、琵琶湖博物館に引き取っていただきます。右は孔点が大きく、8個あるオオヨツアナアトキリゴミムシです。

ニシキシマメイガa20230914マルモンキノコヨトウ20230912

 赤と薄紫の模様が美しいニシキシマメイガと、翅先が白緑に光るマルモンキノコヨトウです。

コルリアトキリゴミムシa20230919ルリヒラタゴミムシ20210602

 コルリアトキリゴミムシが来ました。初めは何かわからなかったのですが、”ルリヒラタゴミムシ 似ている”で検索したら出てきました。右は2021年に同じベランダで撮影したルリヒラタゴミムシです。よく似ていますが、脚の色が異なります。コルリアトキリゴミムシは北米から来た外来種で、1989年に初めて千葉県で確認されて、全国に広がったようです。

チャイロスズメバチ20230917モンスズメバチ20230919

 ベランダのライトトラップには時々スズメバチが飛んできますが、アシナガバチは来ません。よく来るのはキイロスズメバチとモンスズメバチで、それらに寄生する(巣を乗っ取る)というチャイロスズメバチも来ます。左はチャイロスズメバチ、右はアオマツムシを襲ったモンスズメバチ。

キンモンホソガの一種20230917ベニホソガ20230916

 小さくて目立ちませんが、さまざまな小さい蛾が来ます。左はキンモンホソガの一種、右はベニホソガ。

Neoempheriaの一種D20230920Neoempheriaの一種L20230920

 見たことがないハエかカかわからない虫がいました。分からなかったので、「一寸のハエにも五分の大和魂・改」に問い合わせたところ、ナガマドキノコバエ属の一種と教えていただきました。そこで紹介していただいた末吉さんの論文では、ナガマドキノコバエとされるNeoempheria ferrugineaは日本にはおらず、それを含めた近縁の12種の特徴が記載されています。図を見ましたが、今回の写真に一致するものは見つかりませんでした。この写真の個体の特徴は、中胸背の中心の黒線が両側の線よりも濃い、翅の先端と後部に黒い色素からなる薄い模様がある、眼が後部まで半円状に伸びているなどです。

 背側の正面から見ると普通の虫に見えますが、横から見ると胸の下に大きな白い塊が見えます。何か餌を抱え込んでいるのではないかと思いましたが、よく見ると脚の基節、転節、腿節であることが分かりました。背側から見て、腿節のように見えるのは脛節で、腿節は背側からは見えていませんでした。何でこんな変な形をしているのか?キノコへの寄生と何か関係があるのでしょうか?
 ナガマドキノコバエの仲間はシイタケの害虫で、幼虫がキノコのヒダを食害します。農薬が使えないのでLED捕虫器や乳酸発酵液による誘引剤で防いでいるそうです。





shagalshagal at 15:54│コメント(0)自然誌2023年 │

2023年08月15日

16日 17:00

 比叡平2丁目ー皇子山ゴルフ場ー皇子山・水車谷を結ぶ山道も、通行できるようになりました。


16日 5:30

 山中越の大津側の通行止めは解除されました。通行可能です。


16:15

 大津市南部の暴風警報が解除されました。
 比叡平内を見回りましたが、特に被害はないように見えました。
 比叡平での累加雨量は83mmです。午前8時以降は1時間当たりの雨量は2−6mmで安定しています。
 気象庁の今後の雨予報では、今後22時から翌日2時まで、もう一度降雨があるとされていますので、まだ安心できません。


15:30

 大津土木から市民センターに連絡がありました。

 山中越の大津側は17:00頃に規定の雨量に達するので、山中越の大津側を通行止めにするそうです。京都側は規定雨量の数値が異なりますので、通行止めにはなりません。数値が違うのはどうなんだろう?


14:00

 比叡平ー皇子山CCー水車谷を結ぶ山道は、倒木のため13:30から通行止めになっています。


8:50

 停電は復旧しました。
 
 山中越の倒木処理も終了したようです。バスが通っていました。
 山中越は通行可能です。


7:18

 山中越、大型車は通行できないが、普通車は通れるようです。(京阪バス情報)

 ただいま、比叡平は6:53から停電中です。自宅で発電機を稼働中。

 関西電力の大津市の停電情報
 https://www.kansai-td.co.jp/teiden-info/index.php?ScreenName=MP25201


6:50

 田の谷峠で倒木があり、現在山中越は通行できないと京阪バスから市民センターに連絡がありました。復旧の見込みは立っていないそうです。

6:43

 6:32と6:36に短い停電がありました。現在は復旧しています。

8月15日 6:15

 比叡平の累加雨量は43mm。
 
 今のところ、山中越に関する情報はありません。
 京都市情報館、ロードネット滋賀でも、山中越情報はありません。

 京阪バスも路線バスは運行中とういう表示になっています。

 大津市の家庭ごみ収集(火曜日)は、通常通りに行うと表示されています。


shagalshagal at 06:19│コメント(5)災害情報 │

2023年08月12日


15日00時29分:大津市南部に暴風警報


14日19時の台風情報

 気象庁の最新の台風進路では、15日午前6時頃に和歌山県太地町付近への上陸は変わりませんが、その後の進路がやや西に変わりました。関西空港を通って明石市付近に再上陸し、兵庫県を縦断して豊岡市付近から日本海に抜けます。比叡平から少し離れましたが、影響はあまり変わりません。15日は朝から深夜まで暴風雨になりますので、警戒を怠らないようにしてください。


14日13時の台風情報

 台風の進路はほぼ絞られてきました。気象庁とECMWFの進路予想がほぼ一致しており、GFSはより西側の姫路鳥取ルート、ICONはより東側の京都市内小浜ルートになっています。

 気象庁の台風進路予想では、15日午前6時頃に和歌山県の大地町付近に上陸し、紀伊山地を通って岸和田市付近から大阪湾に抜け、西宮市付近に再上陸して、丹波地方を通って宮津市付近で日本海に抜けます。比叡平は進路の東側に当たりますので、暴風雨が長く続きます。風向きは東風から南風に変わりますので、比叡平1丁目と2丁目で強風による被害が出る恐れがあります。

 15日は一日中暴風雨が吹き荒れます。今日14日のうちに強風に対する対策を済ませておきましょう。

 気象庁の台風進路予想は24時間の変化を直線で結んでいましたので、曲線への補正が必要でしたが、今は一部で3時間ごとにプロットしていますので、少しわかりやすくなりました。

 紀伊半島に上陸することが確実なのに、テレビでは「東海から近畿に上陸する恐れ」と言っていますので、違和感を覚えていましたが、和歌山県新宮市の熊野川の対岸は三重県紀宝町なので、三重県が東海地方ということであればそういうことになります。四日市が東海地方というのはまだ受け入れられますが、尾鷲や熊野が東海地方といわれると、違和感があります。三重県が近畿地方なのか東海地方なのか、決まっていないようです。


13日16時の台風情報

 昨日(12日)の台風進路予測から1日が経過しましたが、まだ進路は決まりません。

 13日正午の気象庁の進路予測では、15日午前10時頃に和歌山県新宮市付近に上陸し、奈良県を縦断して、京滋の境界を北上し、福井県敦賀市付近で日本海に抜けます。これは比叡平を通る経路になります。(京滋直撃コース)

 *15時発表の予測では、潮岬ー和歌山市ー明石市ー兵庫県を縦断して豊岡市から日本海へと、西側にシフトしました。(兵庫県コース)

 ECMWFの予測では、15日13時頃に和歌山県すさみ町付近に上陸し、和歌山市から大阪湾に抜け、神戸市付近に再上陸します。その後、京都府と兵庫県の境界を通って、京丹後市付近で日本海に抜けます。(京都兵庫コース)

 GFSの予測は最も西寄りのコースであり、紀伊水道から徳島市付近に上陸し、小豆島を通って岡山県瀬戸内市付近に再上陸します。その後、鳥取県倉吉市付近で日本海に抜けます。(岡山鳥取コース)

 ICONの予測は、15日午前8時頃に和歌山県新宮市付近に上陸し、大阪を通って京都府と兵庫県の境界をとおり舞鶴市付近で日本海に抜けます。(京都兵庫コース)

 今回はいずれの場合も比叡平またはその西側を通るコースになりますので、進路の東にあたる比叡平では東からの強風が吹き荒れます。暴風雨の期間は、15日昼前から深夜にかけてとなります。

 災害が予測される場合には、市民センターに地域災害対策本部を設置しますので、情報は市民センターの電話(広報総集編に記載)に連絡してください。

 台風時の避難所は市民センターですが、状況に応じて比叡平自治会館やまびこも開く予定です。

 今回も、山中越の通行止めと停電が予測されますので、各自で対策をしてください。


12日15時の台風情報

 台風7号は当初の予報では東海地方から関東地方に向かうとされていましたが、次第に進路予想が西にずれて、12日正午の気象庁の予報では15日午前8時頃に三重県の新宮市付近に上陸し、奈良県を縦断して滋賀県に入り、15日夕方に大津市付近を通過し、敦賀あたりから日本海に抜けるルートになっています。まさに比叡平直撃の予報となりました。(京滋直撃コース)
 このコースなら、15日夕方までは東からの風がふき、夜になると西風に変わります。奈良県を通過する時に勢力は多少弱まると思われますが、強風と大雨に対する対策が必要です。

 ECMWF(イギリスのヨーロッパ中期予報センター)の予報では、15日午前7時頃に徳島県東部に上陸し、小豆島付近を通って岡山県岡山市付近に再上陸し、鳥取県倉吉市付近から日本海に抜けるとされています。これが最も西寄りの進路であり、これならば比叡平から少し離れていますので、直撃よりはマシになります。(岡山県コース)

 GFS(アメリカ海洋大気庁)の予報では、15日午前9時頃に和歌山県の潮岬付近に上陸し、和歌山県と大阪府を縦断して京都府に入り、舞鶴市付近から日本海に抜けます。このコースだと比叡平は台風の進路の東側になりますので、15日の日中から深夜にかけて強い南から東の風を受けることになります。2018年の台風21号では強風により26時間停電を経験していますので、停電の備えが重要になります(本ブログの2018年9月参照)。(京阪コース)

 ICON(ドイツ気象局)の予報では、台風の速度が最も遅く、15日の18時頃に和歌山県の潮岬付近に上陸します。その後、和歌山市付近から大阪湾・淡路島北部を通って、兵庫県明石市付近に再上陸し、兵庫県を縦断して豊岡市付近から日本海に抜けます。これはECMWFとGFSの中間的な進路になります。(兵庫県コース)

 このように12日正午の予報では、東から滋賀県(気象庁)、大阪府(GFS)、兵庫県(ICON )、岡山県(ECMWF )まで進路予想に幅がありますが、京滋直撃または大阪府を通過する場合には強風と大雨に特に警戒が必要です。どのコースになるのか、次第に絞られてきますので、天気予報に注意し、明日13日のうちに備えておきましょう。

停電の備え

 AC100Vのコンセント(Max1500W )が付いている車をお持ちの方は、燃料を満タンにしておきましょう。アイドリング状態にしておけば、300W程度で使い続けることができます。短時間であれば1500W以下の電子レンジなども使用可能です。
 我が家の車にはコンセントがありませんので、毎日サンルームの洗濯物用の扇風機に使っている1500Wのインバーター(DC12VをAC100Vに変換する機材)をバッテリーに直結し、車庫からコードリールを引く予定です。冷蔵庫やガス湯沸器を使うことができますので、風呂にも入れます。別に、カセットガス発電機(Max900W )も持っていますので、カセットガスの備蓄を増やします。これは屋外のライトトラップでHIDランプを使用する時にも使えます。電話やネットには、独立型の太陽光発電+バッテリー(210Ah)+250Wインバーターが使えます。


shagalshagal at 14:53│コメント(0)災害情報 │

2023年08月02日

 連日、35℃を越える日が続いています。暑すぎて庭の虫が減っていますが、今年は暑さのせいだけでなく、ムシヒキアブが増え過ぎて多くの虫が食われたのも原因の一つです。5月、6月は多数のマガリケムシヒキが庭のあちこちでで狩りをしており、7月は多数のシオヤアブがやはり狩りをしていました。8月に入っても多くのシオヤアブが庭で飛び回っています。夜のベランダの虫も梅雨明けと同時に数も種類も減ってきました。

ウスイロミズギワカメムシb20230801フタボシツチカメムシ20230802

 ベランダにウスイロミズギワカメムシが来ました。ミズギワカメムシの仲間は初めて見ました。日本原色カメムシ図鑑に記載がないと思ったら、カメムシよりもアメンボやカタビロアメンボに近い仲間でした。右はフタボシツチカメムシ。

カマドウマ20230802トゲナナフシ20230802

 パイナップルの皮を庭に置いていたら、カマドウマとトゲナナフシが来ていました。

ツマグロヒメコメツキモドキ20230802コマダラコキノコムシ20230802

 左はツマグロヒメコメツキモドキ、右はコマダラコキノコムシです。

ヒメネジロツヤナガカメムシ20230803ヒゲブトコキノコムシ20230804

 ヒメネジロツヤナガカメムシは毎年来ています。右はヒゲブトコキノコムシ。

 オオフトヒゲクサカゲロウ20230804キクビヒメヨトウ20230804

 オオフトヒゲクサカゲロウは黄色くて大きいクサカゲロウの仲間。自宅では何度も見ています。右はキクビヒメヨトウ。

ツマベニヒメナガカメムシ20230805不明ユスリカ?20230805

 ツマベニヒメナガカメムシは外来種で、この数年で日本に定着しました。右はユスリカの仲間と思いますが、種名は不明です。

オオツノトンボ20230807ユスリカの一種20230807

 オオツノトンボの中には体や翅に色素が多いものが時々見られます。この個体も真っ黒。右はユスリカの一種。

ヒラタグンバイウンカ20230809ミドリグンバイウンカ20230809

 昨夜は琵琶湖花火大会の片付けが22時までかかりましたので、ベランダのライトトラップは中止でした。今夜はグンバイウンカの仲間が2種類来ていました。左はヒラタグンバイウンカ、右はミドリグンバイウンカです。

 2021年にも同じような写真を載せていました。ヒラタグンバイウンカとミドリグンバイウンカは8月23日と24日でしたから、今年の方が二週間早く現れています。またツマベニヒメナガカメムシは3年前は9月22日、2年前は8月25日でしたので、これも今年は一昨年より20日も早く現れています。

 バンダイの生物探検隊虫編は巨大な昆虫バルーン(40〜50cm)で、1個約400円。縁日の風船と比べると安くて価値があります。ヘラクレスオオカブト、スマトラオオヒラタクワガタ、オニヤンマ、オオスズメバチ、ミンミンゼミ、カブトムシのいずれか1個が入っています。集めてしまいました。イベント等で利用します。

生物探検隊虫編ノコギリカメムシ20230811*

 比叡平2丁目の南端付近の方から、庭に見慣れない虫がいて捕ってあるので見てほしいという依頼がありました。見せていただくと我が家ではまだ写真を撮っていない種でした。ヒラタカメムシの仲間かと思いましたが、調べてみるとノコギリカメムシ科ノコギリカメムシ亜科ノコギリカメムシ属のノコギリカメムシでした。ウリ科の植物の茎から汁を吸う害虫ということで、キュウリやカボチャ、スイカから見つかるそうです。写真では平面的に見えますが、胸や小楯板は盛り上がっており、厚みがあります。また、頭部はV字形に凹んでいます。

フタトゲホソヒラタムシ20230812コブウンカ20230812

 ホソヒラタムシの仲間は似ているものが多い。これはフタトゲホソヒラタムシと思われます。右はコブウンカ。

シンジュキノカワガ20230813ヤママユ20230813

 今年もシンジュキノカワガが来ました。昨年は11月2日と12日でしたから、季節が異なります。右はよく来るヤママユ。

ヒメハマキガの一種L20230819ヒメハマキガの一種D20230819

 ヒメハマキガの仲間にはよくわからないものが多い。これも種名は不明です。

カタナクチイシアブ20230819キンバネチビトリバ20230819

 今年はムシヒキアブの仲間が庭で大発生して、多くの虫が食われてしまいました。今、いるのは多分ヒサマツムシヒキカタナクチイシアブ。トリバガの仲間も多く、右は小型のキンバネチビトリバ。

ヒメベッコウハゴロモ20230820アミガサハゴロモ20230820

 左はよく見られるヒメベッコウハゴロモ。右はアミガサハゴロモ。ハゴロモの仲間は、ベッコウ、アオバ、トビイロ、キノカワなど多いのですが、我が家ではスケバハゴロモだけは見ていません。

シンジュキノカワガ20230820不明蛾20230820

 8月13日に続き、20日もシンジュキノカワガが来ていました。別個体です。右はヒゲブトマダラメイガ。

マツムシモドキ20230828アオマツムシ20230826

 マツムシモドキとアオマツムシです。どちらもベランダの灯火によく集まります。

ネグロヨトウ20230826フタテンヒメヨトウ20230828

 ネグロヨトウとフタテンヒメヨトウです。どちらも我が家のヨトウガの仲間では少ない方です。

ツマジロシャチホコ20230825ナシヒメシンクイD20230825

 ツマジロシャチホコとナシヒメシンクイです。

モセリーヒゲナガトビケラ20230825ウスリークサツミトビケラ20230828

 モセリーヒゲナガトビケラもウスリークサツミトビケラも、どちらもベランダの灯火によく飛来します。

ヨツボシクサカゲロウa20230821カオマダラクサカゲロウ20230828

 顔の模様で識別するクサカゲロウの仲間。左はヨツボシクサカゲロウ、右はカオマダラクサカゲロウです。

ツマグロキンバエの一種?20230823キクキンウワバ20230824

 ツマグロキンバエに似ていますが、ちょっと違うような。右はライトの向きによりますが、金色に光るキクキンウワバ。

チビマダラマドガ20230828ハカジモドキノメイガ20230829

 チビマダラマドガとハカジモドキノメイガです。

ヒメカマキリ20230829ケカゲロウ20230830

 ヒメカマキリは秋に現れます。暑い日が続いていますが、秋の始まりです。ケカゲロウはよく来ます。

マメチャイロキヨトウ20230830アカガネヨトウ?20230830

 マメチャイロキヨトウとアカガネヨトウです。

エンドウシンクイD20230831エンドウシンクイL20230831

 エンドウシンクイはヒメハマキガの仲間で、全身が細かい模様で覆われています。

サビクチブトゾウムシ20230830ナカジロサビカミキリ20230829

 サビクチブトゾウムシとナカジロサビカミキリです。

チャバネセセリ20230831やまびこシナヒラタハナバエa20230831やまびこ

 比叡平1丁目の比叡平自治会館やまびこの庭では様々な花が咲いています。カメラを持っていない時にイシガケチョウやオオスカシバが飛んでいますが、カメラを持っていくといません。いたのはチャバネセセリとシナヒラタハナバエでした。

ヒメハナバチの一種20230831やまびこミカドトックリバチ20230831やまびこ

 やまびこの庭にはヒメハナバチの一種とミカドトックリバチもいました。




shagalshagal at 23:45│コメント(0)自然誌2023年 │

2023年07月16日

 昨日、自宅のLDKにいたところ、いきなり火災警報器が「火事です、火事です...」と鳴り響きました。我が家は無線連動型の火災警報器を設置していますので、どこで火事が発生したのかと立ち上がると、わずかに焦げ臭い匂いがしました。キッチンが煙の発生源でした。カウンターがありますのでLDとKの間の天井は幅90cm、キッチンの煙はそこを通ってLD に流れますので、キッチンに近いLD側の天井に取り付けていた警報器が作動しました。

 その10分ほど前に、前日に作った厚揚げと大根の煮物が少し塩辛かったので、水と出汁で薄めて火にかけ、沸騰したら火を止めようと思ったまま忘れていました。テレビで沖縄の生き物の話をしていたのでつい気を取られてしまいました。短時間のつもりだったので換気扇は使用していませんでした。

 コンロにはSIセンサーが付いていますので、空焚きになったら自動的に火が止まります。空焚きになる前に汁がなくなり焦げつき始めていました。キッチンを見ても特に煙は見えません。私と妻は同じLDKにいたのですが、二人ともまだ匂いには気づいていませんでした。しかし火災警報器の場所を見るとごく薄い煙がわずかにたなびいていました。

 こんなに少量の煙でセンサーが作動したことは大きな安心感につながります。この火災警報器は12年前のもので、まだ電池切れにはなっていませんでした。新しいものに交換しようとしましたが、高いのでこの春に電池だけを交換したところでした。12年前の火災警報器のセンサーが劣化せず正常に機能したことが確認できました。今回の煙はごくわずかでしたので、センサーを痛めることもなかったと思います。

 鍋をちょっと火にかける時には、コンロのタイマーを仕掛けておくべきでした。うっかりがあっても、火災警報器とコンロのSIセンサーで二重に守られていますので安心です。

shagalshagal at 14:31│コメント(0)その他 │

2023年07月07日

 iMac(2017年2月購入)が古くなりスピードが落ちるとともに、システムを更新したらワードがトラブルを起こし、エクセルで文字が反転表示になるなど、ストレスが大きくなったので買い換えることにしました。毎日長時間使用しているので、6年半はやはり寿命のようです。次のパソコンで最も重視するのは、10万枚の昆虫写真と増え続ける写真の整理です。したがって、ストーレッジはやや大きめのものが必要です。

 2023年初めにMac mini M2が発売になり、iMacよりも価格が手頃なのでこの機種に決めました。

 最小構成の8GBメモリと256GB SSDの機種(84,800円)では容量不足なので、これを16GBメモリと2TB SSDにすると224,800円となり、あまり安くはありません。そこで、16GBメモリと1TB SSDで168,800円とし、これに外付けSSDを追加することにしました。

 追加するにはドッキングハブが便利で、これにはUSB TypeA端子3、SD /miniSDカードスロット、USB TypeC端子1等が付いていて、内部に2.5インチSSDとM.2 NVMe SSDを収納できます。

 ドッキングハブの内部に2TBのSSDを入れると、合計3TB の容量が得られて、195,298円となり、内部2TB SSDよりも内部1TB+外付け2TBにする方が29,502円安くなります。20万円以下で、16GBメモリ+1TB SSD+2TB SSD+SDカードリーダーが揃いますので、これにしました。このハブには追加でNVMe SSDも取り付けられますので、今後容量を増やすこともできます。

 キーボードとトラックパッドはiMacで使っていたものがそのまま使えます。2面目のディスプレイも今と同じものを使えます。しかし、必須のOffice for Mac(永続版)と愛用しているDraftingCad Proは更新しなければなりません。

 パソコンを更新した結果、HDDからSSDになりましたので、すこぶる快適です。古いiMacでは立ち上げに数分、シャットダウンにも数分もかかっていましたが、どちらも10数秒で済みます。古いiMacではシステムを更新するとWordやExcelはトラブルだらけになりましたが、今は立ち上がりも使用も快適です。古いiMacでは多数の写真のスクロールは途中で止まっていましたが、今は快適です。今後6−7年間はこれで行けそうです。

shagalshagal at 01:00│コメント(0)その他 │

2023年06月26日

 6月25日、ノコギリクワガタやギンモンスズメモドキなど夏の虫が現れて、初夏の昆虫相から夏の昆虫相に変わりつつあります。

ヒゲブトナガクチキ20230625チャイロホソカスミカメ20230625

 ヒゲブトナガクチキは京都府のRDBで絶滅寸前種に指定されていますが、我が家の庭では数回目撃されています。チャイロホソカスミカメも数は少ないものの、数回目撃されています。

オオケナガカスミカメ20230626クロスジツヤカスミカメ20230626

 オオケナガカスミカメとクロスジツヤカスミカメです。どちらも何度か現れています。

コウヤツリアブ20230628ミイロツメボソクモバチL20230628

 コウヤツリアブとミイロツメボソクモバチです。どちらも玄関前にいました。

サキグロムシヒキL20230628ナガクチカクシゾウムシの一種20230628

 左は少し大きめのムシヒキアブのサキグロムシヒキ、右はナガクチカクシゾウムシの一種です。

ゼニガサミズメイガ20230628エゾスズメ20230628

 左は時々来るゼニガサミズメイガ、右はエゾスズメです。

ハモチクサツミトビケラ20230628ニセシロスジツトガ20230628

 ハモチクサツミトビケラは前翅の条紋が途中で大きくずれて、後方(写真では上側)の条紋がジグザグになっています。ニセシロスジツトガはシロスジツトガとよく似ていますが、前翅の中央の白紋の後方側(写真では上側)の分岐が鋭く尖っています。

ニホンミツバチ20230629シオヤアブ20230629

 ニホンミツバチが灯火に来ました。セイヨウミツバチとは胴部の模様でも区別できますが、後翅の翅脈を見るのが確実とされています。この写真にはニホンミツバチの翅脈の特徴がよく現れています。右はムシヒキアブの仲間では大型のシオヤアブ。今年は昆虫を狩るムシヒキアブの仲間、特にマガリケムシヒキが庭で大発生し、5月中下旬にはどこにでもマガリケムシヒキがいる状態でした。そのため、庭の昆虫に異変が起こり、6月は庭の虫の数も種類も大幅に減ってしまいました。例年なら多数見られるユリクビナガハムシも今年は5月下旬には消えてしまいました。

フトハチモドキバエD20230629フトハチモドキバエL20230629

 電気代の高騰で、今年はベランダの灯火をチョークレス水銀ランプ(500W)から、HIDランプ(55W×2灯)に変更しました。白布を照らす150Wのチョークレス水銀灯は変えていませんので、650Wから260Wへの減量になります。1日平均4時間点灯すると時間帯別電灯契約の昼間料金では1日あたり46円の節約になり、1年間に270日点灯すれば12400円の節約になります。ランプの寿命が変わらないとすれば、機材の交換費用は1年で回収できます。購入したHIDランプはビームが収束してしまいますので広い範囲を明るく照らすことができませんが、虫は集まっています。今年もフトハチモドキバエが来ました。時々よく似ているオオハチモドキバエが来ますが、今年はまだです。

フシキキシタバa20230630フシキキシタバb20230630

 昨夜(6月30日)は雨の中、フシキキシタバが3頭来ていました。普通のキシタバの季節も始まりました。

ヤマトヒロバカゲロウ20230702ヤナギカワウンカ20230701

 ヤマトヒロバカゲロウは以前にもベランダの灯火に飛来しています。ヤナギカワウンカは正面から見るとコガシラウンカの仲間に見えましたが、ヒシウンカの仲間でした。

ホソクビツユムシ20230703ヒメアトスカシバ20230703

 庭を歩いていたらホソクビツユムシが飛んできてユリの上に止まりました。ハチのような虫が飛んでいたので止まるのを待っていると、スカシバガの仲間のヒメアトスカシバでした。

コガネオオハリバエ20230703ムラクモハマダラミバエ20230703

 アンミ・ビスナガの花の上にきれいな寄生ハエの一種のコガネオオハリバエがいました。大型のハエです。脚立の上ではムラクモハマダラミバエが歩き回っていました。

不明ゴミムシゴモクムシ20230703ヒゲナガヤチバエL20230703

 ベランダの灯火には今日も様々なゴミムシ/ゴモクムシが飛来していましたが、太めのこの種は似ているものが多いので、種名はわかりません。右はヒゲナガヤチバエ。

不明ヒメハマキ20230704ニセセンカイトビケラ20230704

 ヒメハマキガの中にはよくわからないものが多数存在します。これは調査中。右はニセセンカイトビケラで背鰭のような構造が特徴です。比叡平では毎年見られます。

不明ハチ20230704カドマルカツオブシムシ20230704

 ハチ、ハエ、アブ、カ、ガガンボは種名のわからないものの方がはるかに多い。小さいものまで入れると、我が家だけでもこれらは1000種を超えると思われますので、素人には荷が重い。右はカドマルカツオブシムシ。乾燥食品や養蚕などの害虫だそうです。

アケビコノハ寄生蜂b20230704アケビコノハ寄生蜂a20230704

 アケビコノハの幼虫がいましたが、背中に多数の卵を背負っています。寄生蜂の卵のようです。孵化すると体内に侵入するのでしょうか?

カバオビドロバチc20230707ホシチビカスミカメ20230707

 カバオビドロバチは腹部第一体節の横紋がU字形であることが特徴です。ホシチビカスミカメは後脚の先端半分が濃い茶色であることが特徴です。

クロヘリアトキリゴミムシ?20230711ヒラタアトキリゴミムシ20230711

 前翅の前縁(写真では両側面)に濃い線があるゴミムシにはアオヘリアトキリゴミムシとクロヘリアトキリゴミムシがいます。これはクロヘリアトキリゴミムシだと思いますが、前翅の縦筋が薄く、少し細長いように思います。ヒラタアトキリゴミムシは赤いだけで模様がありません。

キイロゲンセイ20230710ツマグロキゲンセイ20230711

 ツチハンミョウ科のキイロゲンセイとツマグロキゲンセイはベランダの灯火に時々飛来します。大きさは様々です。一昨日はキイロゲンセイが昨日はツマグロキゲンセイが来ていました。どちらも体液には毒があるとされていますが、触らなければ大丈夫です。

キボシハナノミ属の一種20230711ジュンサイハムシ20230711

 キボシハナノミの一種です。似ている種が多いので同定できません。右はジュンサイハムシ。

クロキノコカスミカメ20230712ヒゲナガビロウドコガネ20230711

 かなり小さいクロキノコカスミカメです。右はヒゲナガビロウドコガネ属(Serica)の一種。調査中です。

キュウシュウハシリカスミカメ20230713不明蛾20230710

 左はキュウシュウハシリカスミカメです。美しいカスミカメムシです。比叡平では初めて見ました。右はシロテンキノメイガに似ていますが違います。近縁のノメイガだと思いますが不明です。→クロミスジシロノメイガでした。

キンイロアブ20230714フリッツェホウジャクa20230713

 キンイロアブは独特の色ですので目立ちます。吸血性のアブだそうです。7月13日はフリッツェホウジャクが2頭来ていました。

シリアゲコバチL20230714シリアゲコバチD20230714

 変わったハチがミントの花を訪れていました。ドロバチの一種と思い調べましたが見つかりません。初めは背中の針が胸から出ているものと勘違いしていましたが、尾の先端から頭部に向かっている産卵管でした。シリアゲコバチ科のシリアゲコバチで、ドロバチの仲間ではありませんでした。

ヤモリとキイロカミキリモドキ20230714キイロカミキリモドキ20230714

 顔馴染みのヤモリがキイロカミキリモドキを狙って近づきましたが、2−3分すると蛾にターゲットを変えて、そちらを食べました。キイロカミキリモドキに毒があることは匂いでわかるのでしょうか?

マダラメバエの一種D20230715マダラメバエの一種L20230715

 よくわからないマダラメバエの仲間がベランダに来ました。調査中です。特徴は、目が大きい、口吻が短い、胴部は縞模様、前胸背には縦線がある、前胸背の中央両側面に小さな突起がある、各脚の附節の先端の2節が黒い、M1+2脈に分岐がない、体長(触角の付け根から翅先まで)は約5.7mm、など。

クロベッコウハナアブ20230717不明ハエ20230716

 大きな羽音でクロベッコウハナアブが飛んできました。大きくて迫力があります。右は気になるハエの仲間ですが、何に近い種なのかわかりません。⇨専門家の方から、ショウジョウバエの一種ということでした。

カバフキシタバ20230717コウゾハマキモドキ20230717

 夏になりましたので例年通りにカバフキシタバが飛んできました。地味な蛾です。コウゾハマキモドキは我が家ではちょっと珍しい。

ナガヒラタムシ20230717アトグロホソアリモドキa20230717

 ナガヒラタムシはよく見ます。アトグロホソアリモドキは初めて見ました。

ミジンハサミムシ20230717チャイロクチブトカメムシ20230717

 一見、ハネカクシに見える小さい虫はミジンハサミムシでした。クサギカメムシにしては色も形も少し違うと思い写真を撮ったところ、チャイロクチブトカメムシでした。

クヌギヒイロカスミカメ20230717

ネッタイヒイロカスミカメ20210807ヒイロカスミカメ20170926

 クヌギヒイロカスミカメはヒイロカスミカメ属としては我が家で三種目です。九州と本州に広く分布していますが、数は少ないようです(環境省のRDBで準絶滅危惧種に指定)。下左はよく見るネッタイヒイロカスミカメ(2021年)で背中のダイヤのエースが特徴です。右下のヒイロカスミカメ(2017年)は数が少なく、最も美しい。

ネッタイヒイロカスミカメb20230718ヒイロカスミカメb20230718

ヒイロカスミカメc20230718ヒイロカスミカメd20230718

 7月18日はネッタイヒイロカスミカメが1頭とヒイロカスミカメが3頭来ていました。ヒイロカスミカメは2017年に1頭が来て以来6年ぶりですから、増えているのかもしれません。もう一つの可能性は、ベランダのライトトラップの電源を今年からチョークレス水銀ランプからHIDランプに変えていますので、その影響かもしれません。

モンキズキンヨコバイ20230718ジョウカイボンの一種a20230720

 背中の黄色い紋が目立つモンキズキンヨコバイとジョウカイボンの一種です。

ベッコウクモバチ20230721ヨツスジハナカミキリ20230721

 ベッコウクモバチとヨツスジハナカミキリです。どちらもアジサイの花のそばにいました。

カザリツヤカスミカメ20230722ヒメヒノキカスミカメ20230722

 一昨年も来たカザリツヤカスミカメです。翌々日の24日にも別個体が来ていました。右はヒメヒノキカスミカメです。今年はまだヒノキカスミカメが来ていません。

クロズホナシゴミムシ?20230719不明ゴミムシ20230722

 クロズホナシゴミムシだと思いますが、上翅にある一対の紋様が気になります。右のゴミムシは不明です。

ヤマシロツリアブ20230724カクモンハラブトハナアブ?20230724

 庭ではいろいろなツリアブを見ましたが(スキバ、クロバネ、コウヤ、ホシ、ビロード)、左はちょっと違う新顔でした。ヤマシロツリアブのようです。ネット上では体長5mm程度との記載がありますが、花びらが落ちたダイコンソウの花の跡に止まったこの個体は体長約8mmです(翅を含まず)。滋賀県の昆虫目録には掲載されていません。右はカクモンハラブトハナアブに似ていますが、全体に黄色が強く、頭部が異なります。

ミカドガガンボ20230721エダナナフシ20230724

 大きいミカドガガンボはベランダの灯火に時々飛んできます。右はカラフルなエダナナフシ。触角が長いのが特徴です。

ホシツリアブ20230726アカアシオオアオカミキリ20230725

 コウヤツリアブ(6月28日)やヤマシロツリアブ(7月24日)によく似ているホシツリアブです。前翅には小さい黒点が4つずつあります。右は灯火によく飛来するアカアシオオアオカミキリです。

マツヘリカメムシ20230727ホソハリカメムシ20230726

 外来種のマツヘリカメムシ。比叡平では2017年に撮影を始めた頃には定着していました。右はホソハリカメムシ。

シロモンヤガ20230727シロスジアオヨトウ20230725

 シロモンヤガとシロスジアオヨトウです。

オオハチモドキバエL20230727オオハチモドキバエD20230727

 オオハチモドキバエは我が家には2021年から毎年来ています。でも、来るのはメスばかり、オスはなかなか来ません。京都府ではRDBで要注目種に指定されています。我が家のベランダに飛んで来る虫は京都市北白川中山町に住む虫ですから、オオハチモドキバエは京都市北白川で繁殖しています。

クロホシカメムシ20230728ヒメクモヘリカメムシ20230728

 よくクロナガカメムシと間違えられているクロホシカメムシ。右はヒメクモヘリカメムシ。

オオハサミムシ20230731ゴマフボクトウ20230731

 オオハサミムシとゴマフボクトウ。どちらもよく見られます。

ミドリグンバイウンカ20230730オオモンツチバチ20230731

 ミドリグンバイウンカとオオモンツチバチ。

shagalshagal at 22:31│コメント(0)自然誌2023年 │

2023年06月02日

2023年6月3日 0:00

 ロードネット滋賀によれば山中越大津側の通行規制は23:30までとなっていますが、まだ終了日未定の表示は変わっていません。土砂災害等の情報はありませんので、通れると思います。


17:40

 ロードネット滋賀によれば山中越大津側の通行規制はまだ解除されていないようです(17:20分現在の山中測候所の累加雨量93mm)。

 比叡平住宅地から田の谷峠(比叡山ドライブウェイ入口)に行ってみましたが、大津側への通行禁止の表示は見られませんでした。


2023年6月2日 11:40

 降雨量が規定値に達したため、山中越の大津側は午後から通行止めになります。

 京阪バスの大津比叡平線は11:45発の比叡平発は運行されますが、午後は運行休止になります。

shagalshagal at 11:30│コメント(4)お知らせ │