モリアオガエルの産卵

2016年04月25日

 昨年、かみなり山のくぬぎ平で拾ったクヌギの実をプランターの土の上に半分埋めておきました。そのまま庭で冬を越すと、2月頃に「根」がでてきましたが芽はまだでした。「根」の付け根部分が裂けてその中から芽が出てきました。クヌギのまま山に置いておくとイノシシに食われ、発芽した幼木をかみなり山に戻すとシカに食われてしまいます。山で育てるためには厳重に囲うか2m以上に育ててから戻すかどちらかです。さてどうしよう?

クヌギの発芽1クヌギの発芽2

 今年は例年と比べると1週間ほど早くモリアオガエルが産卵しました。庭ではこれから200個ほどを産みますが、その多くはひょうたん池とブルーシート池の周辺で産まれます。ひょうたん池は2002年に設置し、ブルーシート池は2010年に設置しました。初めのうちは年に2回きれいに洗っていましたが、最近は小さな水生昆虫などのことを考えて、水だけを9割程度交換するだけにしています。そのため水は透明にはなりません。ブルーシートは2重にしてあり、オーバーフローのために水面になる部分にたくさん穴をあけてあります。丸6年経ちましたが、一度も漏水はありません。ブルーシート池のニシキギに産みつけられたモリアオガエルの卵塊(泡巣)は気温が低下したので取り外して家の中に入れています。

ひょうたん池ブルーシート池

モリアオガエル2匹目

 今夜(4月25日)は昨夜よりは暖かいので2016年度2匹目の雌がひょうたん池で吸水中です。産卵の前には泡巣を作るためにお腹の皮膚から大量の水を吸います。吸水に失敗すると、泡巣を作れません。23時10分、これからハコネウツギに登ります。もうすぐ産卵です。

モリアオ2匹目まもなく産卵

<追記:2016年4月27日>モリアオガエルの産卵ー3個目

 2016年4月27日21:00、雨の中ブルーシート池の上のニシキギで今年3個目の産卵が始まりました。
左は横から、右は裏から。

2016年3個目2016年3個目-2

<追記:4月29日>モリアオガエルの産卵ー4個目

 28日の朝に藤棚で4個目が生まれていました。今夜は寒くなりそうなので取り外す予定です。
 全て取り外して玄関内に収納しました。明日朝の最低気温予報は京都市で7℃ですから、比叡平では5℃以下になります。その温度ではモリアオガエルの胚は死んでしまいます。

3個目ニシキギ4個目藤棚


生活の知恵(お湯になるのが遅い)

 この数日、台所の混合水栓はなかなかお湯になりません。風呂のシャワーには変化がないので、給湯器の故障ではありません。流量不足により給湯器の反応が遅いことが想像されました。もともと台所の混合水栓はお湯側で最大流量にしても適当な量しか出ないようにシンクの下の補助水栓で流量をしぼっています。この水栓を触っていないのに流量が低下したのは水圧が低下したか、水栓に錆が溜まって流量が減ったかどちらかですが、理由はどうでもよいのでシンク下の水栓を回して流量を上げることにしました。長期間触っていなかったので、錆び付いてなかなか動きませんでしたが工具を使ってまわすことができました。赤錆が流れ出してきましたので、錆が増えて流量が下がった可能性があります。流量を少し増やしたことで、今まで通りの時間でお湯になりました。水道屋やガス屋を呼ぶ必要はありませんね。

shagalshagal at 18:56│コメント(0)トラックバック(0)